医療ハイフにはリフトアップの効果があるけど、どのように変化するのか、どの年代に適しているのか、疑問も多いはず。
このコラムでは、椿クリニックで実際に施術を受けた方のビフォーアフターや、体験した方の声などをご紹介しつつ、医療ハイフの魅力に迫っていきます。
施術後の注意点や気をつけたいケア、おすすめのケア商品などもご紹介します。
リアルなビフォーアフター体験談!医療ハイフで叶えるリフトアップと肌質改善

この記事を読んでわかること
- 医療ハイフは、高密度超音波で肌深層を刺激し、コラーゲン生成やたるみ改善に効果的です。真皮層・脂肪層・SMAS筋膜に作用し、フェイスラインやほうれい線が気になる人におすすめ。
- 効果は約1か月後にピークになり、3〜6か月持続します。副作用は軽度の赤みや腫れなどがあり、技術不足による火傷や神経損傷のリスクもあります。
- 30〜50代のたるみ改善や20代の小顔ケアに有効です。施術後の変化はフェイスラインや頬に現れやすく、初めての人も安心できる対応あり。
- 効果維持のためには、紫外線対策や保湿ケアが必須です。施術直後の体温上昇行動はNG。刺激の強いスキンケアは避け、保湿力のある低刺激アイテムが推奨されます。
目次
医療ハイフとは?施術前に知っておきたい基本情報

医療ハイフは肌を引き締め、たるみを緩和する治療です。多くの方に人気の医療ハイフの基本情報について解説します。
医療ハイフの仕組みを解説
医療ハイフは、高密度の超音波の熱エネルギーを肌に照射することにより、肌を引き締めるマシンの施術です。
椿クリニックの医療ハイフでは3種類のカートリッジにより、「真皮層」「皮下脂肪層」「SMAS筋膜」にエネルギーを届けることができます。

医療ハイフのアプローチによって、真皮層のコラーゲンの生成、脂肪の減少、SMAS筋膜の引き締めによるたるみの緩和などが期待できます。
人の肌は、加齢とともにコラーゲンが減少したり、筋膜が緩んだりすることで肌のたるみやハリの低下が起きますが、医療ハイフによって肌の深部を刺激することで、アンチエイジングが期待できるのが医療ハイフです。
スキンケアでは届かない、肌の奥深くからたるみを改善できるため、効率よくアンチエイジングが叶うのが医療ハイフです。
どんな悩みに効果が期待できる?
医療ハイフは、肌のハリや弾力に関係する真皮層、脂肪が垂れ下がることで皮膚のたるみが生まれる脂肪層、皮膚を支えるSMAS筋膜にアプローチすることができます。そのため、以下のような悩みを持つ方に適しています。
- フェイスラインや頬のもたつきが気になる方
- 二重あごが気になる方
- 切らずに痛みが少ないリフトアップをしたい方
- ほうれい線やマリオネットラインを改善したい方
- パンパンな頬を引き締めて小顔になりたい方
医療ハイフの熱作用が届くのは、SMAS筋膜までとなるため、それよりも奥からの皮膚のたるみに関しては効果が期待できません。しかし、皮膚の様々な層にアプローチができるため、効率のよいアンチエイジングが期待できます。
他の美容治療との違い
医療ハイフが、フォトフェイシャルやレーザー治療などの肌改善治療と大きく異なる点は、肌の深部にまで熱エネルギーを届けることができ、肌を支える土台からたるみの引き締めが可能であるという点です。
フォトフェイシャルやレーザートーニングは、肌のくすみやシミなどの改善に使われますが、肌の真皮層に熱刺激が加わることによる副次的な作用として、コラーゲンの生成促進があります。これによって、肌のハリや弾力の回復が期待できますが、あくまでも副次的な作用であって、比較的表面の真皮層に留まります。しかし、医療ハイフはたるみの引き締めに特化しており、皮膚の深い部分のSMAS筋膜まで作用させることができます。そのため、比較的年齢を重ねて土台から緩んできたたるみにも効果を発揮します。
このように、医療ハイフはたるみの引き締めに特化しているため、肌の深層からアプローチでき、年齢を重ねたたるみにも対応が可能となります。
医療ハイフ施術のメリットとデメリット

医療ハイフのメリットやデメリットについて解説します。
効果が得られるまでの期間
医療ハイフの効果が得られるまでには、施術後約1か月かかります。
医療ハイフは、施術直後に肌のハリを感じる方もいますが、約1か月かけて徐々にコラーゲンが生成されます。そのため、最も効果を感じるのは、施術から1か月たった頃になります。その後は、3か月程効果が持続し、徐々に元の状態に戻っていきます。
元々のコラーゲン量や生成量、生活習慣などによって持続期間は異なりますが、3〜6か月持続します。
副作用やダウンタイムはある?
医療ハイフにダウンタイムはほとんどありません。赤みが出た場合も、メイクで隠せる程度のため、すぐに通常の生活に戻ることができます。
一般的な副作用としては、赤みや腫れ、むくみ、火傷や水ぶくれ、しびれや神経損傷などです。
医療ハイフは、超音波による熱エネルギーで肌の深部に刺激を与えます。そのため、肌の内部に熱がこもりやすく赤みが出ることがあります。また、熱エネルギーによって細胞が刺激され、微細な損傷が起こると体の自然治癒力が働きます。これにより、細胞の損傷を回復しようと、リンパ液や末梢血管の血流が増加します。結果、施術後の腫れやむくみなどの症状につながります。このような症状が出た場合でも、自然に改善していきます。
稀ではありますが、骨の上など熱が伝導しやすい部分に照射した際に、過剰に熱が伝わることで火傷が起きる可能性があります。また、施術者の知識や技術不足によっても火傷のリスクは大きくなり、火傷が起きてしまうことで水ぶくれもできてしまいます。同じように、施術者の技術不足は、神経損傷が起きるリスクも高くなります。これによってしびれが出る可能性もあるため、信頼できる医師の元で、確かな技術を持った施術者の施術を受けるようにしましょう。
施術に適した年齢層とは
医療ハイフをたるみ改善として使用する場合は、30代~50代頃の年齢層に適しています。
一方で、脂肪を減らし小顔治療として使用する場合は、20代の比較的肌のハリがしっかりとある年齢層に適しています。
その理由として、コラーゲンの生成量や脂肪の役割などが関係しています。
肌のハリを維持するコラーゲンは、20代後半をピークに少しずつ減少していきます。そのため、30代後半になるとたるみによる毛穴やほうれい線が気になる人も増えてきます。しかし、年齢を重ねると、肌のたるみの原因が真皮層やSMAS筋膜に留まらず、その奥の骨の萎縮なども関係してきます。こうなると医療ハイフでは改善が難しいため、年齢を重ねすぎた肌には適しません。
反対に、脂肪層へアプローチし小顔効果を得たい場合には、脂肪を減らしても問題のない、肌にハリのある若い年齢層の方に適しています。脂肪も肌のたるみを予防するうえで重要な要素で、たるみが進行してきている肌への照射はたるみのリスクを大きくしてしまいます。そのため、医療ハイフは照射目的によって、適した年齢が異なります。
実際に受けた人たちが語るビフォーアフター体験談

椿クリニックで実際に施術を受けた方の声や、ビフォーアフターをご紹介します。
フェイスラインへの効果事例
フェイスラインがすっきりして輪郭がはっきりと見えるようになると、横顔がとても綺麗に見えます。


症例概要
総額
38,280円(税込)通常価格
施術回数
1回
部位
顔全体
年代
40代女性
症例No.10885
※お問い合わせの際は、こちらの番号をお伝えください。
リスク
火傷(極めて低頻度)、一時的な顔のしびれ(時間の経過と共に消失)
医師の解説
この患者様は、お顔全体に脂肪が少ないが、フェイスライン(特にあご下)と口元のもたつきを気にしていらっしゃいました。また、以前サーマクールというたるみを改善する照射系の治療で頬がコケてしまった経験があったため、頬がこけないようにというご要望でした。頬のコケが気になる部分を避け、お口周り、あご下を重点的にしっかり照射しました。結果、頬のコケは出ず、フェイスラインがきれいに出現し、あご下もすっきりしました。
頬や額など特定部位で変化が現れた体験談


症例概要
総額
38,280円(税込)通常価格
施術回数
1回
部位
顔全体
年代
40代女性
症例No.10901
※お問い合わせの際は、こちらの番号をお伝えください。
リスク
火傷(極めて低頻度)、一時的な顔のしびれ(時間の経過と共に消失)
医師の解説
この患者様は、ほうれい線とお顔全体の下垂がお悩みでした。
お肌の脂肪は少なめでしたが、ほうれい線に影響する頬の部分にしっかり照射しお肌の引きあがりが実現したことでほうれい線が薄くなりました。
初めて受けた人のリアルな感想

Googleクチコミより

Googleクチコミより

Googleクチコミより

Googleクチコミより
医療ハイフ施術後に期待できる主な効果

医療ハイフの施術後に期待できる効果は、リフトアップやすっきりとしたフェイスラインなど様々です。
リフトアップ以外にも得られる肌質改善効果とは?
医療ハイフで得られる効果で、最も注目されるのはフェイスラインの引き締めなど、リフトアップ効果ですが、真皮層にアプローチすることで肌質改善の効果も期待できます。
真皮層には、コラーゲンやエラスチンなど肌のハリや団力に関係する成分が存在しますが、これらの成分が活性化されることで、肌のターンオーバーが促進されます。肌のくすみやかさつきなどは、ターンオーバーが低下し角質が積み重なることで起きるため、それらが解消されやすくなります。

医療ハイフで真皮層に熱刺激を与えることで、肌改善も期待できるのです。
持続期間はどれくらいなのか?
医療ハイフは、施術後3〜6か月効果が持続します。
これは、元々のコラーゲンの生成量やSMAS筋膜の緩み、毎日の生活習慣などによって変わります。
例えば、コラーゲンの生成量が低下しきっていない年代での施術であれば、本来の生成機能がサポートするため、医療ハイフによる効果が減少してもすぐに効果がなくなったと感じることはありません。しかし、コラーゲンの生成量が低下してしまった年代では、医療ハイフによる効果が切れた時に、元のハリの無さに戻るまでのスピードが速く、効果の持続期間が短いと感じることがあります。
同じように、SMAS筋膜も元々の緩み具合に依存してしまうため、年齢を重ねるほどゆるみが大きくなり、元に戻るまでの時間が短いと感じることが多いです。
生活習慣に関しては、紫外線をよく浴びる人は、紫外線による影響を受けやすくなり、そうでない人と比べたときに元に戻るまでの期間が短いと感じることがあります。睡眠の乱れやストレス、喫煙なども、肌の老化を進めてしまう活性酸素が発生しやすくなるため、医療ハイフの効果をより持続させたい場合は、バランスの良い食事や質の良い睡眠、禁煙、紫外線対策などを心がけましょう。
医療ハイフは、たるみが進行したタイミングでの施術もいいですが、より効果を持続させ、若々しい肌を維持したい場合には、進行が進む前の段階で予防的に取り入れることもおすすめです。
より良いアフターケア方法で結果を最大化するには

医療ハイフの効果を最大化するためには、施術後のケアが大事になります。
日常生活で気を付けることとは?
日常生活で最も気をつけたいのは、紫外線対策です。
紫外線は、皮膚の真皮層にダメージを与え、シワやシミの原因を作ってしまいます。

真皮層のコラーゲンやエラスチンは、皮膚の弾力を維持しシワを防いでいますが、加齢とともに減少・劣化し、ハリが失われていきます。それを加速させてしまうのが紫外線で、紫外線によって体内で発生する活性酸素が、コラーゲンやエラスチンにダメージを与えてしまいます。また、同じように、活性酸素の影響によって、シミの元であるメラノサイトが刺激され活性化することで、シミや色素沈着、肌のくすみなどにもつながってしまいます。
紫外線による影響は光老化と言われ、肌の老化を促進させてしまうため、外出時には必ず日焼け止めや日傘等を使用し、紫外線から肌を守るようにしましょう。
メラニン細胞(めらにんさいぼう、英: melanocyte)は、メラニンを形成する細胞。メラノサイトとも呼ばれる。
引用:Wikipedia – メラニン細胞
スキンケアアイテムは変えるべき?おすすめ製品も紹介
医療ハイフ後のスキンケアアイテムは、施術前から特に変える必要はなく、自分の肌に最も合った製品を使用することをおすすめします。
ただし、施術前に使用していたスキンケア製品では、肌の乾燥を抑えることができなかったり、アルコールやスクラブ剤などの含まれた刺激の強い製品を使用していたりする場合は、施術後は保湿力の高いものや肌に優しい低刺激のものを使用することで、肌への負担を軽減することができます。
椿クリニックでは、様々な種類のドクターズコスメを取り扱っております。その中でも、医療ハイフの施術後におすすめなのが、「エクセリティードクターセレクトプラセンタシリーズ」です。

プラセンタとは胎盤という意味で、アミノ酸やコラーゲン、ヒアルロン酸など、肌を若々しく維持するための成分が豊富に含まれています。そのため、医療ハイフ後の乾燥しやすい肌のケアや、角質層を肌の外側から潤すことで効果を実感しやすくなるため、医療ハイフの施術後のケアとしては非常におすすめです。
また、クレンジングから化粧水、美容液、クリームまで、ライン遣いが可能なため、どのケア用品を使おうかな、、、と迷う心配もありません。
プラセンタは本来は胎盤という意味であるが、日本では胎盤抽出物を主成分とした製剤や商品の名称として使用されている。
引用:Wikipedia – プラセンタ
初めての方へ、ワクワクより不安な気持ちへの対応策

医療ハイフを初めて受ける時、痛みやどれぐらいの効果が出るのか心配な気持ちが大きいと思います。そんな疑問を解消していきましょう。
医療ハイフを受けることができない人は?
医療ハイフは強い熱エネルギーによって肌内部を刺激していくため、以下のような方は施術を受けることができません。
- 妊娠中の方や妊娠の可能性がある方
- ペースメーカー、埋込式除細動器を使用している方
- 施術部位に金属性の糸や金属プレートなどを装着している方
- 施術部位に炎症、皮膚疾患、ヘルペスなどの感染症のある方
- 1週間以内にトレチノインを使用している方
- 3日以内にハイドロキノンを使用している方
施術部位に糸リフトなどで金の糸を入れていたり、鼻などに金属のプレートを入れている場合、その部分に必要以上の熱が吸収されてしまい、火傷のリスクが大きくなります。また、施術部位の皮膚の状態が良くないと、熱による刺激を強く受けやすく、肌への負担が大きくなってしまいます。そのため、医療ハイフを検討している方は、上記に当てはまらないかしっかりと確認するようにしましょう。
痛み・刺激について初心者向けアドバイス
医療ハイフの痛みは、ピリピリとするような刺激で、ほとんどの場合我慢できる程度です。しかし、頬などの骨に近い部分や、より肌の奥を刺激するモードは、熱を吸収しやすかったり、刺激が伝わりやすかったりするため、痛みが強く出ることもあります。
また、肌が乾燥していると必要以上の熱を吸収してしまったり、刺激を強く受けやすかったりするため、しっかりと肌を保湿して施術に臨むようにしましょう。
椿クリニックでは、施術中に痛みを強く感じたり、痛みが心配だったりする人に対して、施術中に休憩を挟むなどして不安を和らげるための対策を行っています。痛みが心配な方は、お気軽にご相談ください。
施術直後に気をつけたいこと
医療ハイフの施術後に気をつけたいことは、サウナや激しい運動などの体温を上げる行動や、施術部位を刺激することは、できるだけ避けるという事です。
医療ハイフの直後は、肌の内部に熱がこもっている状態になります。そこに、サウナや激しい運動、長風呂や飲酒などで体温を上げてしまうと、赤みや腫れが強く出たり、長引いたりしてしまいます。施術後の赤みの程度にもよりますが、3日〜1週間程度は、施術部位を温めることや、体温の上がる行動は避けるようにしましょう。
同じように施術後の肌の回復を促すため、施術後2週間ほどはレチノールやハイドロキノン、高濃度のビタミンCやアルコールを含むスキンケア製品や、スクラブ剤などの使用は控えるようにしましょう。
医療ハイフの施術後は、肌を保湿し紫外線化対策を行いながら、肌の回復を促すためのケアを心がけましょう。
まとめ
医療ハイフは、年代によって感じる効果や効果の持続期間が変わります。また、日々の生活習慣やスキンケア、紫外線対策によっても効果の持続期間が左右されるため、しっかりと保湿し、日焼け止めなどで紫外線対策を行うことが重要です。
医療ハイフを受ける際は、クリニックのビフォーアフターの症例写真や、口コミによるリアルな声を参考にし、選ぶといいでしょう。