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眉間・額のシワにもう悩まない!ストレス緩和と美容医療で若々しい表情へ

眉間・額のシワにもう悩まない!ストレス緩和と美容医療で若々しい表情へ

この記事を読んでわかること

  • 噛みしめ・うつむきスマホ・不適切なモニター位置などが額や眉間のシワを助長。環境を整えることが重要。
  • 表情ジワはボトックスで収縮抑制、定着ジワはヒアルロン酸やスキンブースターで真皮からハリ補強が有効。
  • ストレス緩和のためのケアを習慣化することが大切。自律神経を整え、額のこわばりとシワの定着を予防します。

鏡をのぞいたとき、ふと目に入る額や眉間のシワ。「年齢のせいかな…」と思いがちですが、実はストレスや日常のクセによって深まっていることも少なくありません。長時間のスマホやパソコン作業、無意識の噛みしめ、浅い呼吸──こうした習慣は額の筋肉をこわばらせ、シワを刻む原因になります。

でも安心してください。ちょっとした呼吸法や姿勢の見直しで、こわばりはリセットできますし、美容医療を取り入れることで深いシワにもアプローチできます。このコラムでは、セルフケアでできるストレス緩和の方法から、ボトックスやヒアルロン酸などの最新美容医療まで、額のエイジングケアを総合的に解説します。

額のこわばり・緊張ジワを60秒でやわらげる基本のリセット法

額のこわばり・緊張ジワを60秒でやわらげる基本のリセット法

長時間のデスクワークや考えごとで、気づかないうちに額がこわばり、シワが刻まれていくことがあります。毎日のセルフケアで少しずつ筋肉をゆるめれば、将来の深いシワ予防にもつながります。ここでは、自宅やオフィスで今すぐできるリセット法を紹介します。

眉を上げない額ほぐし 3ステップでやさしく動かす

額の緊張を緩めるためのマッサージは、あくまでも優しく行うことを意識しましょう。強いマッサージは逆効果で、かえってシワを刻む要因になったり、肌のくすみにつながったりします。

  1. 眉の上から髪の生え際に向かって指の腹をゆっくりすべらせる。
  2. こめかみに向かって外側へ軽く流す。
  3. 額全体を両手で覆い、深呼吸しながら温かさを感じる。

こうして血流を促すと、筋肉の緊張が緩み、リラックスした表情へと変わっていきます。

呼吸を使う額リリース 30秒で心と表情を整える

呼吸が浅いと筋肉は余計にこわばりやすくなります。ストレスを感じているときに呼吸が浅くなることが多いのですが、これは交感神経が優位になり、体が緊張モードに傾くからです。

両手で額を軽く押さえながら「4秒で吸う→6秒で吐く」を意識して呼吸すると、副交感神経が働き、自然に筋肉の緊張がゆるみます。短時間でも心が落ち着き、表情が穏やかになる効果を実感できるでしょう。

目線と顎の位置をそろえる 即効ポジション調整

姿勢が崩れると額に余計な負担がかかります。特に顎を突き出したり、下げすぎたりすると頭部の浅い部分に位置する前頭筋に力が入りやすくなります。

椅子に座って目線を真正面に合わせ、顎を軽く引くだけで、首や額の筋肉の無駄な緊張が和らぎます。すぐに表情が落ち着いて見えるため、オンライン会議や人と会う前におすすめです。

前頭筋(ぜんとうきん、英語: frontalis)は、人間の頭部の浅頭筋のうち、頭蓋周囲の頭蓋表筋(後頭前頭筋)に含まれる筋肉である。皮筋である。

引用:Wikipedia 前頭筋

クセが生む額のシワ・こわばりとエイジングサイン

クセが生む額のシワ・こわばりとエイジングサイン

額のシワは「年齢」だけでなく、日常のクセの積み重なりも原因となります。無意識の表情の固まりや姿勢の崩れが、思った以上に表情ジワを深くしているのです。クセとシワの関係を理解して、毎日の習慣を少しずつ見直しましょう。

ストレスによる無意識の表情の固まりが招くシワとは

集中しているときやストレスを感じたとき、無意識に眉間にぐっと力を入れてしまっていませんか?これは実は、眉間の筋肉をぐっと収縮させている状態のため、シワの形成を助長させてしまっているのです。

考え事をしている時やストレスが溜まって少し気持ちが落ち着かない時などに、自分の眉間を触ってみてください。ちょうど眉頭の上あたりにもこっとした膨らみや、その周辺のへこみを感じませんか。これは眉間の筋肉が収縮して皮膚を折りたたんでしまっていることで起こります。まだ肌が若く弾力性があると、多少のクセが起きても元に戻ろうとする力によって定着じわが形成されることはあまりありませんが、弾力を失った肌ではこの皮膚の折り畳みによってできたシワが定着してしまうことがあります。

改善法としては、考え事をしている時やストレスを感じるときは、時おり自分の額や眉間に触れてみるようにするといいでしょう。また、常に表情を確認できるように、目の付くところに鏡を置いておくのもおすすめです。眉間や額の表情ジワは、弾力を失った肌では定着ジワに進行してしまう可能性もあるため、早期にクセの確認ができる環境を作っておくことが重要です。

スマホのうつむきと浅い呼吸 眉間が固まる理由

スマホを長時間覗き込むうつむいた姿勢は、首や肩を前に倒し、自然と目を細めてしまうため眉間に力が入りやすくなります。同時に胸が圧迫されて呼吸が浅くなり、自律神経が緊張モードに切り替わります。その結果、表情筋がリラックスできず、眉間が硬直してしまうのです。

改善には「スマホを胸の高さに持ち、顎を引きすぎない」ことが効果的です。また、1〜2分ごとに鼻から深く吸い、口からゆっくり吐く呼吸を意識すると、自律神経が整い、眉間のこわばりも自然に和らぎます。継続すれば、眉間のシワが定着するリスクを下げることができます。

デスクの高さと画面距離 横ジワを招く小さなズレ

「パソコンを長く使うと額に横ジワが…」という人は、デスク環境に原因があるかもしれません。モニターの高さや距離が合っていないと、無意識に眉を上げて画面を見ようとするため、額の筋肉が収縮し、皮膚が折りたたまれやすくなってしまうのです。

例えば、モニターが高いと目線が自然と上の方に行ってしまい、眉も一緒に上がってしまいます。この状態が長く続くと、皮膚が長い時間折りたたまれてしまい、初めは表情ジワだったものが、徐々に定着ジワへと移行してしまいます。

改善策はシンプルです。モニターの上端を目線の高さに合わせ、顔から40〜50cm離すようにしましょう。椅子やモニター台を調整するだけで済みます。これにより眉を上げる癖が減り、額の横ジワを予防できます。結果として、長時間の作業でも疲れ顔になりにくくなります。

美容医療でサポートする 額のシワのエイジングケア

美容医療でサポートする 額のシワのエイジングケア

セルフケアで整えても改善が難しい深いシワや定着した表情ジワには、美容医療のサポートが効果的です。安全性や効果の目安を知って、自分に合う方法を検討しましょう。

ボトックス注射で表情ジワをやわらげる

額にできる「表情ジワ」は、眉を上げたりしかめたりする動作が繰り返されることで刻まれます。これは、表情筋の収縮が皮膚を動かし、その折れ目が繰り返されるうちに皮膚に定着してしまうからです。特に考えごとや緊張時に無意識に額を動かしてしまう人は、まだ若い年代でもシワが目立つことがあります。

ボトックス注射は、この表情筋の過度な収縮を一時的に抑えることで、額のシワを寄せにくくします。施術は数分で終わり、ダウンタイムもほとんどありません。効果は通常3〜6か月ほど持続し、定期的に行うことで「シワがこれ以上深くならない」状態を保てます。

症例概要

総額韓国製ボツリヌストキシン 額 7,700円(税込)
施術回数1回
部位
年代20代女性
症例No.11077
※お問い合わせの際は、こちらの番号をお伝えください。

リスク
痛み、内出血、腫れ、アレルギー、表情の違和感等が生じる可能性があります。

結果として、シワの目立ちにくいなめらかな額になり、若々しい印象を取り戻すことができます。

ヒアルロン酸やスキンブースターでハリを補う

一度深く刻まれてしまった額のシワは、表情筋が原因なだけでなく皮膚自体に「溝」ができてしまっていることが関係しています。この場合、ボトックスだけでは十分な改善が難しいことがあります。

定着してしまったシワは、皮膚の真皮層でコラーゲンやエラスチンが減少・劣化し、皮膚の構造を保てない状態になっているからです。

その結果、折りたたまれた皮膚の跡が消えず、シワが定着して見えるのです。

そこで有効なのがヒアルロン酸注入です。特に、ボライトXCは従来の形を作るためのヒアルロン酸注入とは異なり、皮膚にまんべんなく注入することで皮膚の水分量を増やし、細かいシワを改善してくれます。また、スネコスパフォルマ注射も効果的で、シワ形成の原因となっているコラーゲンの減少を抑え、生成を促してくれます。これにより、皮膚の奥深くの真皮層からシワの改善が可能になります。

効果はボライトXCで最大9か月、スネコスパフォルマ注射で6〜9か月ほど続き、施術直後から額の質感がなめらかに見えるのが大きな魅力です。

ストレス緩和が額のシワに与える影響とおすすめの方法

ストレス緩和が額のシワに与える影響とおすすめの方法

精神的なストレスは、噛みしめや浅い呼吸を通じて額にダイレクトに影響します。ストレスを上手に緩和することは、シワを防ぐだけでなく、明るい表情づくりにもつながります。

たった1分で気持ちがゆるむ 呼吸法で額のこわばりをリセット

午後になると額が重く感じたり、気づいたら眉間にシワが寄っている──そんな経験はありませんか。これは精神的な緊張やストレスが体に表れ、額の筋肉までこわばらせているサインです。

ストレスを受けると交感神経が優位になり、呼吸が浅く速くなります。浅い呼吸では酸素が十分に取り込めず、体は「緊張モード」を維持したまま。結果として額の筋肉に余計な力が入り、シワやこわばりを強めてしまうのです。

そこでおすすめなのが「4-2-6呼吸法」です。背筋を軽く伸ばして肩の力を抜き、鼻から4秒かけて息を吸い、2秒止めます。そのあと口から6秒かけてゆっくり吐き出しましょう。たった1分間(3〜4サイクル)行うだけでも、自律神経のバランスが整い、副交感神経が優位になってリラックス状態へと切り替わります。特に「吐く息を長くする」ことが、緊張を和らげる大切なポイントです。

こうして呼吸を整えると、額の筋肉の緊張が自然に解け、シワが寄りにくくなります。さらに気持ちが落ち着くことで表情全体が柔らかくなり、疲れ顔もやわらぎます。たった1分の呼吸法でも、毎日続ければ額がこわばりにくい体質づくりにつながります。

毎日の休息を忘れずに続けるコツ

ストレス緩和は一度やって終わりではなく、習慣化が必要です。なぜなら、緊張状態は日常的に繰り返されるため、定期的にリセットしなければ再びシワを深めてしまうからです。

スマートウォッチやタイマーで休息のリマインドを設定し、1時間に1回は深呼吸や軽いストレッチを取り入れましょう。小さな習慣が積み重なり、額の柔らかさを守ります。

まとめ

額のシワは、年齢だけでなく日々の習慣やクセ、ストレスなどによっても刻まれていくことがあります。

積み重なったストレスによって呼吸が浅くなったり、筋肉がこわばったりしてしまうことで、表情筋が柔軟性を失い、皮膚が必要以上に折りたたまれることで、徐々に定着したシワになっていきます。

日々のストレス緩和などのケアに加えて、美容医療の力を借りることで、額のシワは改善できます。

額のシワでお悩みの方は、椿クリニックにご相談ください。

この記事の監修医師

この記事の監修医師

医療法人社団 育麗会 理事長
椿クリニック 総院長

田邊 俊成

1957年12月30日に埼玉県に生まれる。昭和63年に埼玉医科大学を卒業後、皮膚科医としてのキャリアをスタート。その後、都内の大手美容外科にて技術指導医を務め、美容医療分野での深い経験と専門知識を持つ。

平成19年に独立し、愛知県名古屋市に美容皮膚科「はなえクリニック」を開設。その後、銀座、名古屋、心斎橋に展開する美容皮膚科「椿クリニック」の総医院長に就任。平成25年には医療法人社団育麗会を立ち上げ、都市部を中心に先進的な美容医療を提供している。

田邊先生のプロフィールはこちら

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