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鼻のヒアルロン酸、ダウンタイムの症状や長さについて詳しく紹介

鼻のヒアルロン酸、ダウンタイムの症状や長さについて詳しく紹介

この記事を読んでわかること

  • ヒアルロン酸の注入後は赤みや腫れ、内出血が出ることがあり、多くは数日から2週間で自然に治まります。
  • ヒアルロン酸自体に麻酔の成分が配合されているため、痛みは我慢できる程度ですが、冷却することでさらに痛みを軽減してから、施術を行います。まれに血管閉塞など重篤な副作用があり、異常時は医師に相談することが大切です。
  • 施術後は腫れ軽減のため、アルコールや長風呂を控え、気になる場合は保冷剤で冷やしましょう。ヒアルロン酸が移動してしまうため、2週間は鼻を揉まないよう注意します。
  • 脂肪溶解注射と組み合わせることで、鼻筋形成と鼻先の丸み解消の両方に対応可能です。

鼻のヒアルロン酸注入は、プチ整形としても人気の施術です。ヒアルロン酸を鼻に注入することにより、鼻を高くしたり、鼻筋を通したりといったことが可能です
ダウンタイムはほとんどありませんが、内出血などの症状が数日間残る方もいます。今回は、鼻にヒアルロン酸を注入する際のダウンタイムについて、詳しく紹介いたします。

鼻のヒアルロン酸注入で起こりうるダウンタイム症状

鼻のヒアルロン酸注入で起こりうるダウンタイム症状

鼻のヒアルロン酸注入は、どの部位に注入するかでダウンタイムの症状が変わりますが、注入部位やダウンタイムについて施術前にしっかりと知っておく必要があります。

鼻のヒアルロン酸注入のダウンタイムの症状

鼻のヒアルロン酸注入で起こりうるダウンタイム症状は以下のようなものがあります。

  • 赤み・腫れ
  • 内出血
  • むくみ
  • 痛み

ヒアルロン酸注入の施術を受けてから2~3日程は、赤みや腫れが出ることがあります。一時的な症状のため、自然に軽快していくことがほとんどです。
また、ヒアルロン酸を注入する際に刺す針によって血管が傷つけられると、内出血が起こることがありますが、2週間ほどで自然に引いていくためご安心ください。

ヒアルロン酸は性質上、水分を吸収しやすくなっているため、注入直後はむくんで見えたり腫れて見えたりすることがありますが、1週間ほどで自然に治まります。この性質によってむくみが治まった時に「もうヒアルロン酸がなくなった」と勘違いすることもありますが、ヒアルロン酸は短くても3ヶ月は効果が持続するため、むくみが治まった状態が本来の形成した形であることを覚えておいてください。

ヒアルロン酸には麻酔の成分が入っているものとそうでないものがありますが、注入後麻酔が切れるとジンジンとした痛みが現れることがあります。2~3日程で治まるため様子を見るようにしてください。

痛みの程度と管理方法

椿クリニックでは、針を刺す部分を冷却してからヒアルロン酸を注入するため、痛みを和らげることができます。また、ヒアルロン酸に麻酔の成分が含まれているアラガン社のジュビダームシリーズを使用しているため、注入時に痛みが我慢できないという人はいらっしゃいません。
しかし、人によって痛みの感じ方はさまざまです。鼻のヒアルロン酸の注入時の痛みを言葉で再現すると、「骨を圧迫されるような痛み」や「皮膚と骨の間に異物が入り込む違和感」といったところでしょうか。ただし、これらの痛みや違和感は注入している最中のみ感じるものであって、注入が終わればすぐにひいていきます。
痛みが心配な人は休憩を挟みながらゆっくりと施術を進めることもできるため、お気軽にスタッフにお声がけください。

まれに見られる副作用

ヒアルロン酸注入では、血管閉塞などの重大な副作用が発生することが稀にあります。ヒアルロン酸は皮膚内や皮下組織に注入していきますが、血管内に入ってしまうと血管が詰まり、皮膚の壊死や失明などのリスクがあります。
しかし、血管閉塞は稀な副作用であって、しっかりとした技術を持った医師であればヒアルロン酸を注入する前に血管に刺さっていないか確認してから注入を進めるため、ほとんど起きることはなく安心して施術を受けていただけます。

万が一皮膚が赤や紫に変色してきたり、ニキビのような発疹や水ぶくれ、黒いかさぶたが見られたりするなど明らかな異常がある場合は、すぐに施術を受けたクリニックに連絡するようにしてください。
一般的に血管閉塞は、ヒアルロニダーゼというヒアルロン酸を溶かす製剤で対処することが可能です。

鼻のヒアルロン酸注入、ダウンタイムは長くても2週間程度

鼻のヒアルロン酸注入、ダウンタイムは長くても2週間程度

鼻にヒアルロン酸を注入した後にダウンタイムの症状が起こっても、数日から2週間程度で消失します。そもそも副作用が出ない人のほうが多いですし、副作用が出てもごく軽度に済むことがほとんどですよ。

早く回復するためのコツ

ダウンタイムの症状からできるだけ早く回復したいですよね。コツとしては、注入後内出血のある部位が気になる場合は冷却するようにしてください。冷やすことで痛みや腫れも和らげることができます。また、激しい運動や長風呂など体温の上がる行動は、痛みや腫れを長引かせてしまう原因となるため、控えるようにすると回復も早くなります。
他にも、傷ついた血管や細胞を助けるため、バランスの良い食事を積極的に摂るようにしましょう。

個人差による影響

元々内出血ができやすかったり、赤みが出やすい体質の場合、これらの副作用が出やすくなることもあります。
内服している薬などによっても左右されることもあるため、必ずヒアルロン酸の注入前に医師に既往歴や内服している薬などを申告するようにしてください。

鼻のヒアルロン酸注入前に知っておくべきこと

鼻のヒアルロン酸注入前に知っておくべきこと

事前カウンセリングの重要性

鼻のヒアルロン酸のみならず、美容医療を受けるうえで事前のカウンセリングは非常に重要です。
鼻のヒアルロン酸と一言で言っても、どの部分に注入するかで顔の印象は大きく変わります。間違った位置に間違った量を注入してしまうことは、顔のバランスを崩してしまう他、トラブルを引き起こす原因にもなります。

椿クリニックでは無料でカウンセリングのみでも承っています。
鼻のヒアルロン酸を考えている人は、一度カウンセリングに足を運んでみることをお勧めします。

予算計画のアドバイス

鼻のヒアルロン酸は4万~8万円程が相場となります。クリニックによっては、この金額にプラスで麻酔料がかかったり、最初から鼻は何㏄と量が決まっており、足りなかったら追加料金が発生したりすることもあります。また、1回注入して微調整したい際に同じ料金が追加でかかってしまうクリニックもあります。
鼻のヒアルロン酸の料金を確認する際は、何ccの料金なのか、麻酔は込みの料金なのか、リタッチの際は追加料金がかかるのかなどもしっかりと確認するようにしましょう。

椿クリニックでは以下の料金でご用意しています。

ジュビダームビスタ通常(税込)
ボリューマXC
ボルベラXC
ボリフトXC
1.0cc/1本¥77,000
2.0cc/2本¥146,300
3.0cc/3本¥207,900
4.0cc/4本¥261,800
5.0cc/5本¥308,000

椿クリニックでは1本売りのため、同時に他の部位を施術したい場合複数本購入していただくと1本あたりの料金がお安くなります。椿クリニックでヒアルロン酸注入をされたことのある方が、再来でヒアルロン酸注入を受けられる場合は再診料の1,210円(税込)がかかります。
その日の施術にかかる料金は必ず事前のカウンセリングにてお伝えするように徹底しております。
施術が終わってみて思っていたよりも高額になってしまった、なんてことがないように事前に料金の確認も忘れずにしましょう。

ダウンタイム中の生活アドバイス:注入後の注意点

ダウンタイム中の生活アドバイス:注入後の注意点

鼻のヒアルロン酸注入は気軽にできる施術ですが、施術後に気を付けていただきたいこともあります。

ダウンタイムを快適に過ごすための工夫

ダウンタイム中でも快適に過ごすための工夫としては、腫れやむくみを長引かせないためにアルコールの摂取は控えること、赤みや痛みが気になる部分は保冷材などを使用して冷やすようにすることを心がけてください。
保冷剤で冷やす際には、タオルなどで保冷剤を包み、直接保冷剤が鼻に当たらないようにしましょう。冷やしすぎることを避けるため、1回に冷やす長さは10〜15分程度を目安にしてください。

適切なスキンケア方法

スキンケアの際は、ヒアルロン酸を注入した部分は揉まないように気をつけてください。
ヒアルロン酸は注入後2週間ほどで安定しますが、その間に揉んでしまったり、うつ伏せで寝て圧迫してしまったりすると、ヒアルロン酸が移動し形がいびつになってしまう可能性があります。優しくスキンケアするように心がけましょう。
他にも、紫外線によるダメージは肌内部のヒアルロン酸やエラスチン、コラーゲンなどに影響を与えます。しっかりと紫外線対策を行い、紫外線や外的刺激から肌を守ることができるよう、保湿も徹底するようにしてください。

日常活動への影響とは

施術を受けた当日は以下のことは控えていただくようにお願いします。

  • 飲酒
  • 運動
  • 長時間の入浴やサウナ
  • 顔のマッサージ

いずれの行為も血行が良くなるので、副作用の悪化につながる恐れがあります。マッサージは血行が良くなるだけでなく、摩擦によって肌への刺激も強いため、施術後の数日間は控えるのがおすすめです。
ダウンタイム中は、アルコール摂取の制限や、体温を上げる行動の制限などがありますが、ダウンタイムが終わった後は特に活動の制限はありません。

鼻のヒアルロン酸注入後のトラブルへの対応策

鼻のヒアルロン酸注入後のトラブルへの対応策

鼻のヒアルロン酸注入後、ダウンタイム症状が万が一治らない場合はクリニックに相談しましょう。

症状が普通より長引く場合

ヒアルロン酸自体は安全性の高いものですが、鼻にはたくさんの神経が通っているため、注入時に神経を傷つけてしまうなどのリスクはあります。
ほかにも、以下のようなリスクもあるため、違和感が長引く場合は必ずクリニックに相談してください。

  • 感染症
  • 化膿
  • アレルギー反応

ヒアルロン酸注入に限らず、どんな医療施術も多少のリスクはありますが、なるべくトラブルを避けられるよう、信頼できるクリニックを選ぶことも大切です。

信頼できるクリニックの見つけ方

信頼できるクリニックであるかどうかを確かめるためには、クリニックのカウンセリングを受けるようにしましょう。また、医師の技術を確認するには、症例写真などをチェックするようにしてください。いかに副作用を出さずに注入できる技術を持っているかも大事ですが、ヒアルロン酸は鼻の形を変える施術のため、仕上がりの上手さも重要視するポイントです。
特に鼻筋の高さを出したい場合、おでこのでっぱりとのバランスを見て注入する必要があります。お客様の希望通りに、高ければいいと注入していてはアンバランスな見た目になってしまうことも考えられます。
顔の黄金比を知り、それをもとにいかに個人の骨格に合わせた注入ができるかも医師の技術に関わってきます。

美しい横顔の特徴

これらを確認するためにも、クリニックのホームページなどで症例写真をチェックすることがクリニック選びには重要になります。

椿クリニックの鼻のヒアルロン酸注入による変化

こちらのお客さまは鼻筋がまっすぐでないことが気になり、ヒアルロン酸注入の施術を受けました。

部位
鼻筋
年代
20代女性
施術回数
1本
所要金額
77,000円(税込)
症例についての詳細
ヒアルロン酸を注入し、シワやハリの改善、ふくらみを与える、形を整える施術です。
こちらの患者様は、鼻根部(鼻の根元)の高さが低くお悩みでした。
鼻根部の中心に、自然なラインが出るように鼻筋にもヒアルロン酸を注入し、自然に立体感のあるスッとした印象になりました。
施術の副作用(リスク)
疼痛、腫れ、紅斑、内出血、血管閉塞・アレルギー・感染・硬結を生じる可能性があります。

他の治療との組み合わせについて

他の治療との組み合わせについて

鼻のヒアルロン酸注入と相性のいい治療をご紹介します。

人気のある治療との相性

鼻のヒアルロン酸注入と相性のいい治療として脂肪溶解注射をお勧めします。
鼻のヒアルロン酸注入を受ける方の悩みとしては、「低い鼻を高くしたい」や「鷲鼻や段鼻を解消してまっすぐな鼻筋にしたい」など鼻の形を整えることが目的です。これらは主に鼻筋の悩みの解決に役立ちますが、鼻の丸みや鼻先の大きさなどは解決することができません。
そこで脂肪溶解注射を組み合わせることで、鼻先の丸みや大きさを同時に解消することができるのです。

組み合わせる際のタイミング

同部位へのヒアルロン酸注入と脂肪溶解注射の施術は、椿クリニックでは施術の順番に関係なく2週間程空けて行っております。
ただし、鼻の場合「鼻筋にヒアルロン酸注入」「団子鼻に脂肪溶解注射」という感じで、同部位でも薬剤の注入部分が異なる場合は、同日に施術を行うことも可能です。
同日施術の場合はお客様のその時の体調や薬剤による肌の反応などによっても可否の判断が変わるため、医師に相談の上、必ず医師の指示を守るようにしてください。

期待できる効果とは

丸い鼻先や大きい鼻先などは一般的に団子鼻と言われ、これらの鼻先の悩みには脂肪溶解注射が適しています。
団子鼻になる原因としては、脂肪や元々の軟骨の広がりなどがありますが、脂肪の量の多さによって団子鼻になっている場合は、ヒアルロン酸注入で鼻筋を整えると同時に、鼻先の丸みや大きさを脂肪溶解注射で解消してあげると、よりすらっとした綺麗な鼻が期待できます。

まとめ

鼻のヒアルロン酸注入のダウンタイムには赤みや腫れ、内出血、むくみ、痛み、などが現れることがあります。これらは、数日から2週間程で自然に治まっていくことがほとんどです。
ダウンタイム中には体温を上げる行動や、注入部分を揉む・圧迫するなどの行動は避けるようにし、気になる場合は冷やすようにするとダウンタイムを快適に過ごすことができます。
ヒアルロン酸注入はメスを入れる施術と違い注射器1本で終わる施術のため、比較的安全ではありますが、副作用が全く出ないということはありません。しかし、副作用の大きさに関しては施術する医師によって左右されるところもあるため、信頼できる医師やクリニック選びが重要です。
鼻のヒアルロン酸注入を検討している人は、一度椿クリニックにご相談ください。

よくあるご質問

鼻にヒアルロン酸を注入した後のダウンタイムは何日くらいですか?

ヒアルロン酸注入後のダウンタイムは腫れ・内出血・赤みが2日〜数週間続く場合がありますが、腫れなどのピークは2日〜3日程度になります。

ヒアルロン酸 鼻 腫れ 何日?

ヒアルロン酸を鼻に注入した後の腫れは、施術直後から始まり数日で軽減していきます。最も腫れが強くなるのは施術後1~2日以内です。

鼻にヒアルロン酸を注入したら、腫れのピークはいつですか?

最も腫れが強くなるのは施術後1~2日以内です。

「ヒアルロン酸注入」について
の詳細はこちら

「BNLS ultimate(顔用脂肪溶解注射)」について
の詳細はこちら

この記事の監修医師

この記事の監修医師

医療法人社団 育麗会 理事長
椿クリニック 総院長

田邊 俊成

1957年12月30日に埼玉県に生まれる。昭和63年に埼玉医科大学を卒業後、皮膚科医としてのキャリアをスタート。その後、都内の大手美容外科にて技術指導医を務め、美容医療分野での深い経験と専門知識を持つ。

平成19年に独立し、愛知県名古屋市に美容皮膚科「はなえクリニック」を開設。その後、銀座、名古屋、心斎橋に展開する美容皮膚科「椿クリニック」の総医院長に就任。平成25年には医療法人社団育麗会を立ち上げ、都市部を中心に先進的な美容医療を提供している。

田邊先生のプロフィールはこちら

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