口角が下がっていると実年齢よりも老けて見えてしまいますよね。ボトックスを注入することで口角が上がり、若々しい自然な笑顔になれますよ。
今回は口角が下がる原因とおすすめの治療法「ボトックス注射」について詳しくご紹介していきます。
注:「ボトックス」とはアラガン社が開発したボツリヌス毒素製剤のブランド名であり、シワ治療の一般名ではありません。椿クリニックではアラガン社(ボトックスビスタ®)使用しています。このコラムでは広く認知されているボトックスという商品名を使用しています。
この記事を読んでわかること
口角が下がっていると実年齢よりも老けて見えてしまいますよね。ボトックスを注入することで口角が上がり、若々しい自然な笑顔になれますよ。
今回は口角が下がる原因とおすすめの治療法「ボトックス注射」について詳しくご紹介していきます。
注:「ボトックス」とはアラガン社が開発したボツリヌス毒素製剤のブランド名であり、シワ治療の一般名ではありません。椿クリニックではアラガン社(ボトックスビスタ®)使用しています。このコラムでは広く認知されているボトックスという商品名を使用しています。
目次
日本人は生まれつき口角が下がっている人が多いと言われています。
加齢によって少しずつ口角が下がっていくことももちろんありますが、日常の癖が影響している場合もあります。
写真を撮るときに笑っているつもりなのに口角が下がったままの方や、片方の口角しか上がっていないという方も少なくありません。このような症状には原因があります。
加齢とともに表情筋が衰えると口角が下がってきます。口周辺には筋肉が多数あり、その中でも口の周りの表情筋が衰えると口角が下がった「への字」の口になりやすいです。無表情や口呼吸、噛む回数の少ない人は表情筋が衰えやすく、口角も下がりやすくなってしまいます。
日常生活の中で、意識して動かすようにしましょう。
逆に口角を下に下げる筋肉が強く働くことでも口角は下がってしまいます。「への字」の口の解消には口周りの筋肉をバランスよく保つことも大事になります。
普段から姿勢が悪い猫背の人やパソコンやスマートフォンを長時間同じ姿勢で使っている人は、口元の筋肉が衰えることで口角も下がってきてしまうので注意しましょう。
豊かな表情は相手に感情を伝えることができます。口角は重要な部位のひとつ。
口の周りの筋肉が衰えて口角が下がってくると、常に無表情もしくは不機嫌な印象をもたれやすいため、相手に正確な感情が伝わりづらかったり、誤解されてしまう可能性もあります。
口角が下がっていると通常、不機嫌、悲しい、または憂鬱な感情を示していることが多く、相手にこういった印象を与えてしまいます。気分がダウンしている時やテンションが低めの時など、悲しみや不満、不快な気持ちが顔に現れると、自然と口角が下がり、無表情や雰囲気全体にもネガティブな影響が表れます。活気のない表情ではなく、元気な印象を与えたいですよね。
口角が上がっている笑顔の人と、口角が下がっていて不機嫌そうに見える人、どちらが若く見えるでしょうか。
口角が下がっていると老けて見られやすくなってしまいます。
口角が下がった表情は「怒ってる?」「機嫌が悪いの?」と言われがちではありませんか?笑っているつもりなのに、不機嫌だと思われるのはつらいですよね。口角が上がると、自然でいきいきとした笑顔になれますよ。
口角を上げるには口の周りだけでなく顔全体の筋肉を鍛える必要があります。
普段の生活の中でできる口角のあげ方として一番良いのは、たくさん笑って表情筋全体を動かすことです。口角が上がっていると、表情がぱっと明るくなりますよね。
口角の下がりが気になる方は、これから説明するセルフケアに挑戦してみてください。
食事をする際はひとくち30回以上噛むことを意識してください。よく噛んで食べることで口周辺の筋肉が鍛えられます。やわらかい食べ物ばかりではなく、噛みごたえのある食べ物を選んでも良いですね。
表情筋を鍛えるために、舌回しトレーニングもおすすめです。口をしっかり閉じた状態で歯茎の外側をなぞるように舌を回します。時計回りと反時計回りを20回ずつ行うと、口周りの筋肉が鍛えられます。もしよければ挑戦してみてくださいね。
セルフケアをいくつかご紹介しましたが、やはり限界があります。
セルフケアに時間を費やしたくない!とにかく早く口角を上げたい!できるだけ持続させたい!そんな方はボトックス注射を検討してみるのもおすすめです。
口角を下げる原因である口角下制筋にボトックスを注入することで筋肉を弛緩させ、口角が下がらないようにすることができます。
ボトックス注射の場合、施術にかかる時間も短く、個人差はありますがだいたい2〜3日で効果が出始め、3〜4ヵ月程度続きます。即効性を求める方におすすめの治療法です。
ボトックス注射というワードはみなさん一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
美容クリニックではメジャーな治療法です。詳しくご紹介していきます。
BOTOX(ボトックス)は、ボツリヌス菌が生み出す毒素を精製した薬剤の商品名であり、“BOTOX”は、米国アラガン社(Allergen)の登録商標です。ボトックス注射の有効成分であるA型ボツリヌス毒素は、ボツリヌス菌(Clostridium Botulinum)によって産生されるもので、一時的に筋肉の働きをブロックしシワをできにくくします。ボトックス注射に使用される製剤はA型ボツリヌス毒素から抽出した毒性のないものなので心配ありません。
ボトックスを表情ジワの筋肉に注射することにより、筋肉が弛緩、それを補うように周囲の筋肉が皮膚をひっぱる事により、表情ジワが消え、効果が持続する間は表情ジワが出来にくくなります。
ボトックスの適用範囲は顔の額からフェイスラインまで。代表的な部位は額、眉間、鼻根、目尻、口角、ガミースマイル、顎、エラなどです。額や眉間など、シワが気になりやすい箇所は人気の施術部位です。
口角にボトックスを打つことで、下がった口角の改善以外にも以下の効果を得ることができます。
などが期待でき、若々しい印象を与えることができます
当院では、厚生労働省・FDA(アメリカ食品医薬品局)認可のアラガン社製ボトックスビスタを取り扱っています。このボトックスビスタはアメリカをはじめ、世界各国で使われている実績のあるボツリヌストキシンです。
FDA(アメリカ食品医薬品局)
引用:アメリカ食品医薬品局 – Wikipedia
アメリカ食品医薬品局(アメリカしょくひんいやくひんきょく、英語: Food and Drug Administration[4]、略称: FDA)は、アメリカ合衆国保健福祉省(Department of Health and Human Services, HHS)配下の政府機関。連邦食品・医薬品・化粧品法を根拠とし、医療品規制、食の安全を責務とする。
ボトックスビスタはアラガンジャパンが責任を持って厳密な品質管理体制で輸入しているため、鮮度・品質が保証されています。
ボツリヌス治療は、この治療の薬剤の特性を十分に理解し、施注手技について十分な知識と経験がある医師が行わなければなりません。医師がボツリヌス治療を行うためには、事前にA型ボツリヌス毒素製剤の取り扱いに関する講習・実技セミナーを受講し、施注資格を取得することが義務付けられています。
椿クリニックの医師およびスタッフはアラガン社の講習・実技セミナーを受講し、薬剤の特性ならびに薬剤の取り扱いについて正しい知識と技術をご提供いたします。
施術の流れは以下の通りです。
次の項目の韓国製ボツリヌストキシンも同様の流れで施術を行います。
詳しくはボトックスビスタの施術ページもご覧ください。
ボトックス注射はダウンタイムがほとんどなく、副作用のリスクが少ないといわれています。しかし、施術後は薬剤を施術部位でしっかりとどまらせる必要があるため、以下の3点にご注意ください。
ボトックスは熱に弱いため、効果が落ちる可能性があります。体があたたまり血行が促されることで、施術箇所で内出血を引き起こしたり、腫れが生じたりする原因にもなるため注意しましょう。施術当日の長時間の入浴は避け、ぬるま湯のシャワーを浴びる程度にしておくことをおすすめします。
そして、施術から数日間は施術箇所をマッサージしないようにしましょう。注入した薬剤が他の部位にまで分散することを防ぐ必要があります。
施術後にお化粧していただくことも可能ですが、施術部位を避けて強く触らないようにしてください。
ボトックス注射の効果を発揮させるためには、施術後しばらく安静に過ごすことを心がけましょう。
当院では、アラガン社のボトックスビスタの他にKFDA(韓国食品医薬品安全庁))認可の韓国製ボツリヌストキシンも取り扱っています。ボトックスビスタよりも安価であるため、継続してボトックス注射をする場合コストパフォーマンスが良いという点が大きなメリットです。美容クリニックでも多数取り扱われているメジャーな薬剤です。
食品医薬品安全処
引用:食品医薬品安全処 – Wikipedia
食品医薬品安全処(しょくひんいやくひんあんぜんしょ、略称: 食薬処、英語:Ministry of Food and Drug Safety、MFDS)は、安全な食品及び医薬品体系の構築・運営を通じて、関連産業の競争力向上という国民の期待に応じる為に設立された、大韓民国における国家行政機関。旧名は韓国食品医薬品安全庁 (Korea Food and Drug Administration、KFDA) 。
韓国製韓国製ボツリヌストキシンはアラガン社ボトックスビスタのジェネリック的な位置づけにあり、 効果や濃度はアラガン社と同等なボツリヌストキシンで作られています。韓国はもちろん日本国内でも多くの販売実績があり、臨床の現場で有効性が認められています。韓国製ボツリヌストキシンもボツリヌストキシン毒素を成分とする薬剤のため、アラガン社のものと効果や対象部位に大きな違いはありませんが、安価で治療を受けられることが特徴です。
韓国製ボツリヌストキシン施術後もボトックスビスタ同様のアフターケアを行ってください。
施術部位でしっかり薬剤をとどまらせるため、以下の3点にご注意ください。
施術後にお化粧していただくことも可能ですが、施術部位を避けて強く触らないようにしましょう。
ボトックス治療に使われるボトックスビスタと韓国製ボツリヌストキシンの成分や効果に違いはあるのでしょうか。
詳しく見ていきましょう。
ボトックス注射で用いるボトックスビスタと韓国製ボツリヌストキシンは同等の成分が用いられています。アメリカ製と韓国製で効果に違いはほとんどありません。どちらも表情ジワを改善することができます。
アメリカのアラガン社製ボトックスビスタの方が韓国製の韓国製ボツリヌストキシンより高額です。当院では韓国製ボツリヌストキシンの方をボトックスビスタの約1/3程度の価格で提供しています。
また、一度ボトックスを注入しても効果がずっと続くわけではありません。効果を持続させたい人は定期的に施術を受ける必要があるため、そういった意味では韓国製ボツリヌストキシンの方が長期的に続けやすい価格帯であるといえるでしょう。
椿クリニックの価格表(一部)
金額 | |
口角 | 15,400 |
額 | 15,400 |
眉間 | 12,100 |
金額 | |
口角 | 5,500 |
額 | 5,500 |
眉間 | 3,520 |
詳しくはボトックス注射の料金表もご覧ください。
成分と効果に違いはほとんどありません。
アメリカのアラガン社が製造・販売しているボトックスは厚生労働省の認可を受けている一方で、韓国製のボツリヌストキシン製剤は安価で治療を受けられることが特徴です。
安全性や安心感を優先したい方は厚生労働省認可のボトックスビスタ、手頃な価格を優先する方は韓国製ボツリヌストキシンのボツリヌストキシンをおすすめします。
椿クリニックではお客様のニーズに合わせてボトックスビスタ、韓国製ボツリヌストキシンともに製剤の説明をした上で、カウンセリングをしっかり行います。どちらを選ぶか迷っている方にも安心して決断いただけるようにサポートいたします。
ボトックス注射の施術において副作用はあるのでしょうか。施術を受ける上でリスクはしっかり確認しておきましょう。
主な副作用は施術中の痛み、内出血、腫れなどです。稀なケースですが頭痛が起こる方もいます。
痛みの感じ方は個人差が大きいため、不安な方や痛みに弱い方は事前カウンセリングで医師に相談しておきましょう。
どちらの製剤も副作用に大きな違いはありません。仮に副作用と思われる症状が出ても、時間の経過とともに徐々に緩和していきます。
あたためない、マッサージしない、当日の飲酒は控えることは徹底しましょう。
体があたたまって血行が促進されると、痛みや腫れなどを感じやすくなります。ボツリヌストキシンは熱に弱いため、体温が上昇すると十分な効果を発揮できない可能性もあります。入浴等の制限はありませんが、副作用のリスクを減らすためにも、ボトックス注射後の数日間は長時間湯船に浸かるなど体温を上げるような行動に注意しましょう。
今回は、口角が下がる原因とおすすめの治療法「ボトックス注射」についてご紹介しました。
加齢による表情筋の衰えや生活習慣が原因で口角は下がってしまいます。ボトックスを注入することで口角が上がり自然な笑顔になることができますよ。
安全性や安心感を優先したい方は厚生労働省認可のアメリカアラガン社製ボトックスビスタ、手頃な価格を優先する方は韓国製ボツリヌストキシンによるボトックス注射をおすすめします。
椿クリニックのボトックス注射に申し込むためには、LINEからお気軽にご予約ください。
ご相談のみでも大丈夫です。患者様のお肌のお悩みに合わせて、皮膚科医がきめ細やかに対応させていただきます!
よくあるご質問
ボトックスビスタはアメリカのアラガン社が出している製剤で、日本の厚生労働省から認可を受けています。韓国製ボツリヌストキシンは韓国のKFDA(韓国食品医薬品安全庁)から承認されている薬剤で、「ボトックスビスタのジェネリック」とも言われています。韓国製ボツリヌストキシンはボトックスビスタに比べて、安価で受けることができます。
韓国製ボツリヌストキシンの効果は、3~4ヶ月と言われています。しかし、筋肉量や施術回数によって持続期間は変わってきます。3~4ヶ月を目安に、効果が完全に切れる前に次の施術を受けることで、ボトックスの効果が持続しやすくなります。
どちらも韓国製のボトックスですが、純度に違いがあります。ボトックスは打ち続けることで耐性ができてしまう薬剤ですが、コアトックスは純度を高め、耐性ができにくくなっています。
施術部位によって変わりますが、表情筋によるシワへの注入は3,300円~5,500円です。エラボトックスは50単位13,200円、80単位19,800円、100単位26,400円です。ふくらはぎへの注入は50単位14,520円、100単位26,400円、同日の追加注入は50単位16,500円です。(税込価格)