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マンジャロ後の顔たるみはこう防ぐ!医療ハイフ完全ガイド

マンジャロ後の顔たるみはこう防ぐ!医療ハイフ完全ガイド

この記事を読んでわかること

  • マンジャロ注射後は急激な体重減少で皮下脂肪やコラーゲンが失われ、肌を支える筋力も低下。むくみも加わり、輪郭のたるみや老け見えを引き起こす。
  • 超音波でSMAS筋膜に熱を与え収縮させ、内側からリフトアップ。施術後すぐ効果を実感でき、数か月かけてコラーゲン生成が進むのが特徴。
  • 年齢・肌質・たるみの深さで効果は変化します。セルフチェック後に医師との相談が必須。妊娠中や皮膚疾患がある人は施術を控えるべき。
  • 医療ハイフ後はタンパク質やビタミンCでコラーゲン生成や筋力の強化を促し、むくみ予防と良質な睡眠でフェイスライン維持。生活習慣改善が鍵。

マンジャロ(Mounjaro)でのダイエットは、短期間で大きな減量効果が期待できる一方で、思わぬ副作用として「顔のたるみ」に悩む方も少なくありません。
マンジャロ注射によるダイエットでは、食事量の低下によってカロリーが不足することで皮下脂肪が減っていきますが、これにより肌を支える土台が失われます。また、栄養バランスが崩れることで筋肉の維持力が低下することもたるみの原因に。
そこで注目されているのが、医療ハイフによるリフトアップ治療です。皮膚の奥深くにあるSMAS層まで熱エネルギーを届け、たるみを根本から引き締める最新の美容医療です。
このコラムでは、マンジャロ後に起こりやすい顔のたるみのメカニズムから、医療ハイフの効果、施術のタイミング、セルフケアまでを徹底解説します。マンジャロ継続中の方も、これから始める方も、安心して若々しいフェイスラインを保つための完全ガイドをお届けします。

マンジャロ後の急減量で起きる“顔たるみ”の真実

マンジャロ後の急減量で起きる“顔たるみ”の真実

マンジャロ注射は、短期間で急激に体重を減らしてくれますが、ふと鏡を見た時に「なんだか老けた?」と感じる方は少なくありません。実は、マンジャロ注射のような急激な減量が可能なダイエット法には、肌を内側から支えている組織に影響を与えるリスクがあります。こうしたダイエット法と上手く付き合っていくためには、顔のたるみが起きる仕組みを知ることが大切です。

急激な皮下脂肪減少で支えが失われる仕組み

私たちの皮膚は「骨」「筋膜(筋肉)」「脂肪」「真皮のコラーゲンやエラスチン」などによって支えられていますが、ダイエットによって脂肪が必要以上に減ってしまうと肌を支えることができずにたるんでいきます。

特にマンジャロやGLP-1薬の、食事量を減らして急激に体重を減少させるようなダイエットでは、摂取カロリーを大幅に減少させます。これによって、カロリーが不足した分だけ体は貯金している脂肪からエネルギーを取り出そうとします。結果として脂肪が中心に落ちていくため、食事を制限して短期間で体重を落とすダイエットでは顔の皮下脂肪や深部脂肪も減少します。輪郭のシャープさは増しますが、頬や口元の皮膚が支えきれなくなり、たるみが強調されていくのです。

コラーゲン・エラスチン不足で肌に起きる変化

皮下脂肪や深部脂肪の減少だけでなく、肌のハリや弾力を維持するためのコラーゲンやエラスチンの劣化・減少もたるみの原因のひとつです。

体に負担がかかるほどの無理な食事制限や、栄養不足の状態が続くことは、真皮層でのコラーゲン生成を阻害してしまいます。

特に肌や髪、爪など私たちの体を構成するために重要なたんぱく質や、コラーゲン生成をサポートしてくれるビタミンCなどの不足は、肌のハリの低下を促進してしまうため、たるみも顕著になりやすくなります。

むくみと水分バランスの乱れが輪郭をぼかす理由

ダイエットによる急な体重変化で起きやすいのが、水分バランスの乱れによるむくみです。顔のむくみが起きてしまうと、顔の下半分がぽてっとした状態になってしまい、輪郭がぼやけてしまいます。また、この状態が続いてしまうと、下膨れのようにフェイスラインがたるんだように見えてしまうのです。

マンジャロ使用中は代謝の変化で体内の水分調整が崩れやすくなってしまうため、普段よりも意識して正しい水分補給と血流改善を行うことが、美しい輪郭を保つために重要です。

医療ハイフでたるみはここまで変わる!効果の仕組みを解説

医療ハイフでたるみはここまで変わる!効果の仕組みを解説

マンジャロによってダイエットに成功した後の、顔たるみに悩む方に注目されているのが医療ハイフです。高密度超音波で、肌の奥深くからたるみを引き締める治療法としてマンジャロユーザーから支持されています。ここでは、医療ハイフの効果の仕組みや他施術との違い、実際の体験談まで詳しく解説します。

医療ハイフはなぜ効く?SMAS層まで届く“引き締めメカニズム”を解説

医療ハイフは、超音波の熱エネルギーを肌の奥にあるSMAS層(表在性筋膜)へピンポイントで届けます。虫眼鏡で太陽光を集めると黒い紙に熱を起こすことができるようなイメージで、SMAS筋膜に超音波の熱を与え収縮させることでリフトアップを促します。このことから、高密度焦点式超音波(High-Intensity Focused Ultrasound)の略でHIFU(ハイフ)と言われます。

SMAS筋膜は皮膚や脂肪を支える重要な土台ですが、マンジャロダイエットのように食事量が減少するダイエットでは、栄養不足から筋肉量も低下しやすくなり、SMAS筋膜も緩みやすくなってしまいます。また、加齢によってもSMAS筋膜は緩んでしまいますが、そこに直接アプローチできるのが医療ハイフの大きな強みです。

施術直後から引き締め効果を実感しやすく、さらに約2〜3か月かけて熱作用によるコラーゲン再生が進むため、マンジャロによるたるみのケアに効果的です。

顔のたるみに対し、美容目的での利用がおこなわれている[1]。美容目的のHIFUは、熱エネルギーで皮下組織の脂肪細胞や筋膜にダメージを与えて組織の再生を促すことで、痩身や美顔等の効果を得ることを目的としている[2][3]。

引用:Wikipedia 高密度焦点式超音波治療法

RF・注入治療…たるみに効くのはどれ?最適施術の選び方

たるみ治療には医療ハイフ以外にも、RF(高周波)やヒアルロン酸注入など様々な方法があります。

たるみの深度によって選択する治療は変わりますが、RFは表皮〜真皮の比較的肌の表面の引き締めに、ヒアルロン酸などの注入治療は、脂肪の減少によって土台からたるみが進行している場合のボリューム補完に向いています。

一方で、医療ハイフは肌の奥深くのSMAS層へのアプローチが可能なため、たるみの原因に合わせて施術を選択したり、組み合わせたりすることが重要です。医師と相談しながら、最適な方法を選びましょう。

医療ハイフ体験者が語る!痛み・ダウンタイム・効果の“リアルな声”

初めて医療ハイフを受けるときに多くの方が気になるのが、「痛み」や「ダウンタイム」ではないでしょうか。

椿クリニックで施術を受けた方のほとんどが、熱感やぴりぴりとする刺激を感じますが、我慢できる程度の痛みと表現されます。

また、ダウンタイムも少なく、軽い赤みや熱感が残る程度であることが多いため、施術直後からメイクも可能です。

SMAS筋膜の引き締めの効果は比較的早い段階で現れるため、施術直後から引き締まりを実感されることが多く、その後2〜3か月かけてハリを回復させるコラーゲンの生成がピークに達するため、さらに引き上がりを感じることができます。

初めて施術を受ける際は、クリニックの口コミや評価などの体験談を参考にすると、安心して施術に臨めるはずです。

医療ハイフが向いている人・向かない人を見極める

医療ハイフが向いている人・向かない人を見極める

「自分のたるみは医療ハイフに向いているのかな?」と不安な方も多いはず。医療ハイフは肌の真皮からSMAS筋膜まで、悩みに合わせて使い分けることが可能ですが、誰にでも効果的なわけではありません。たるみの原因や深度によって適応が変わるため、セルフチェックの方法や効果の目安、安全に受けるためのポイントなどを解説します。

たるみのタイプ別セルフチェック法

治療に迷ったとき、まずは自分の顔のたるみタイプを把握することが大切です。

例えば、頬やこめかみの部分を指で軽く持ち上げたときにフェイスラインがすっきりとする人は、筋膜レベルで緩んでいたり、脂肪が急激に減少したことで土台を無くした皮膚がたるんでいたりします。マンジャロ注射で急激に痩せた後に顔のたるみが気になる人は、このタイプが多いです。反対に、脂肪が多く蓄積していることで脂肪を支えきれず垂れてきていることもあり、このタイプはフェイスラインをつまんだときに皮膚の厚みを感じることが多いです。この他にも、顔の下半分から首にかけて、皮膚を下に引っ張る筋肉が強く収縮していることが原因の場合も。

まずは自宅で簡単にセルフチェックを行い、最終決定は医師にしっかりと診てもらうという流れを作ると、自分に合った治療方法が見つかりやすくなります。

年齢・肌質別に変わる医療ハイフの効果と施術回数の目安

医療ハイフの効果は、年齢や肌質、たるみの度合いによって異なります。肌のハリが低下し始め、SMAS筋膜がそれほど緩んでいない30代では、1回の施術でもしっかりと引き締めやハリの回復を感じることができます。40代になると、真皮層のハリの低下が進行し、加えてSMAS筋膜の緩みも進行していることが多いため、1回の施術で効果を感じるのは個人差が大きくなるでしょう。50、60代になると、たるみがさらに進行し、骨格レベルでたるみが始まっている可能性もあるため、人によっては医療ハイフのみでたるみがしっかりと改善したと感じるのが難しいこともあります。

反対に、肌のハリがしっかりとあり、SMAS筋膜のゆるみもほとんどない20代では、引き締めの効果を実感しにくいことも。

医療ハイフで引き締めの効果を感じることができる肌状態の場合、1回の施術でも引き締まった感を得ることができますが、その引き締まった状態を維持するためには、3~6か月に1回のペースでの施術がおすすめです。

効果を維持するためには、まずは専門医に相談し、自分に合った施術ペースを知ることが重要です。

医療ハイフ前に知っておきたい安全チェックリスト

医療ハイフ施術を受ける前には、既往歴や内服など、事前確認が必要な項目がいくつかあります。

例えば、妊娠中や授乳中の方は、胎児や母体への影響を考慮して、施術を受けることができない場合があります。また、皮膚内部に強い熱エネルギーを与えるため、重度の皮膚疾患がある方や、肝斑のある部位は施術を避ける必要があります。内服中の薬や過去の施術歴によってもリスクが変わるため、必ずカウンセリングや診察で医師に伝えるようにしましょう。

施術前には、日焼けをしないことや肌をしっかりと保湿しておくことなども重要です。心配なことは必ず医師に確認しておくことが、安心して施術を受ける第一歩になります。

マンジャロ継続中でもOK?ベストタイミングで受ける医療ハイフ

マンジャロ継続中でもOK?ベストタイミングで受ける医療ハイフ

「マンジャロを使い始めてなんだかたるんできたけど、まだ減量中だし…」「医療ハイフはどのタイミングで受けたらいいんだろう…」と気になる方は多いでしょう。実は、体重変化のステージによって適した施術時期があります。医療ハイフを受けるベストタイミングについて解説します。

減量期・安定期で変わる施術のベストタイミング

今現在、体重の減少が進んでいる「減量期」は、脂肪の量がまだ変わりやすい時期のため、医療ハイフによる引き締めは避けたほうがいいでしょう。

一方、体重がある程度減り安定した「安定期」では、医療ハイフの効果を感じやすいためおすすめです。

脂肪がまだ減量中にある時期は、脂肪と同じように筋膜や筋肉も変化している最中の可能性が高くなります。そのため、医療ハイフで照射すべき部分を適切に見極めることが難しく、施術したとしてもさらなる脂肪の減少で効果を感じにくくなってしまう可能性があります。施術のベストタイミングには個人差があるため、マンジャロ注射と併用する場合は、医師と相談して決めるのが安心です。

頬コケを避けながらたるみ改善!医師と相談すべきケア方法

マンジャロで急激に痩せた方が医療ハイフを受ける際に注意したいのが、頬コケのリスクです。

医療ハイフには脂肪を減少させる効果も期待できます。そのため、頬やこめかみなど、ボリュームが残っていてほしい部分に照射してしまうと、マンジャロによる脂肪減少と併せてさらに脂肪が減ってしまうリスクが考えられます。皮膚のたるみを改善するために医療ハイフを受けているのに、皮膚を支える脂肪を減少させてしまっては本末転倒ですよね。

施術前には必ず、医師に脂肪の具合を確認してもらい、技術力のあるスタッフや信頼できるクリニックで施術を受けることが重要になります。また、頬やこめかみのボリュームを守るための、ヒアルロン酸注入などの施術プランを医師と相談して組み合わせることでも、頬コケのリスクは回避することができます。より自然で若々しい仕上がりを期待する方は、医師としっかり相談するようにしましょう。

効果を長持ちさせる“たるみ戻り”防止ケア

効果を長持ちさせる“たるみ戻り”防止ケア

医療ハイフで引き締めたのに、普段の何気ない習慣で「すぐに戻ってしまった…」なんてことは避けたいですよね。内側と外側からアプローチする効果的なセルフケア方法をご紹介します。

コラーゲン生成を助けるタンパク質&ビタミンC食事術

ハリのある肌を保つには、真皮層のコラーゲン生成を助ける栄養素を意識的に摂ることが大切です。

肉類や魚、卵や豆類などに多く含まれるタンパク質は、コラーゲンの原料となるだけでなく、筋肉の維持にも効果的です。また、フルーツや野菜に多く含まれるビタミンCは、コラーゲンの生成をサポートする働きがあります。

これらの肌を若々しく維持してくれる成分を、バランスよく食事に取り入れることで、医療ハイフの効果もより感じやすくなります。

反対に、ジャンクフードや脂っこいものなど、バランスの崩れた食事は、肌の老化を加速させてしまう可能性があるため、できるだけバランスの取れた食事を意識しましょう。

タンパク質は筋肉や骨、皮膚などをつくる役割も果たしている[3]。

引用:Wikipedia タンパク質

ビタミンEの再利用やコラーゲンの合成に必要であるほか、発症した壊血病の治療にも使われる[5]。

引用:Wikipedia ビタミンC

むくみ対策と睡眠でフェイスラインをキープする方法

むくみはたるみを助長させたり、フェイスラインが崩れたりする原因のひとつです。特に、マンジャロダイエット中は、食事のバランスが崩れたり、体内の水分バランスが崩れやすくなったりするため、食事の際は塩分を控えめにするようにしましょう。また、1日を通してこまめに十分な水分補給を心がけることで、体内の水分バランスを整えるように意識しましょう。

さらに、質の高い睡眠は肌の修復に必要なホルモン分泌を促し、肌の再生力を高めます。入眠から約3時間前後で訪れるノンレム睡眠のタイミングで、肌の修復を促す成長ホルモンの分泌が活発になるため、睡眠前には体をリラックスさせておくと良いでしょう。睡眠の2時間前にはスマホなどのブルーライトをカットし、ぬるめの湯船にゆっくりと浸かるなど、自分にあったリラックス方法を見つけましょう。軽いストレッチや読書なども効果的です。

睡眠前のちょっとしたひと手間で、肌の再生力が左右されるため、医療ハイフをより維持したい方は、睡眠前の習慣を見直してみるのもおすすめです。

下垂体前葉は、睡眠中に2時間から3時間の間隔で成長ホルモンを分泌する。放出間隔は睡眠によって変化しないが、放出量は多くなる。したがって、子供の成長や創傷治癒、肌の新陳代謝は睡眠時に特に促進される。

引用:Wikipedia 睡眠

まとめ

マンジャロ注射によるダイエットで顔のたるみが加速してしまうのは、脂肪の急激な減少や、栄養不足による筋肉の機能の低下などが関係しています。

医療ハイフでは、皮膚を支える土台として機能しているSMAS筋膜を引き締め、お顔のリフトアップを図ります。また、真皮層のコラーゲン生成にも働きかけるため、肌の深い部分から浅い部分まで、ハリの回復や引き締めによってたるみの改善を効果的に行うことができます。

マンジャロ注射でダイエットした後のお顔のたるみにお悩みの方は、椿クリニックにご相談ください。

椿クリニックのホスピタリティ

椿クリニックは“切らない美容医療”専門。
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この記事の監修医師

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医療法人社団 育麗会 理事長
椿クリニック 総院長

田邊 俊成

1957年12月30日に埼玉県に生まれる。昭和63年に埼玉医科大学を卒業後、皮膚科医としてのキャリアをスタート。その後、都内の大手美容外科にて技術指導医を務め、美容医療分野での深い経験と専門知識を持つ。

平成19年に独立し、愛知県名古屋市に美容皮膚科「はなえクリニック」を開設。その後、銀座、名古屋、心斎橋に展開する美容皮膚科「椿クリニック」の総医院長に就任。平成25年には医療法人社団育麗会を立ち上げ、都市部を中心に先進的な美容医療を提供している。

田邊先生のプロフィールはこちら

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