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VIO脱毛の火傷のリスクって? 安心してデリケートゾーンの脱毛を受けるために

VIO脱毛の火傷のリスクって? 安心してデリケートゾーンの脱毛を受けるために
VIO脱毛は、デリケートな部位のムダ毛を処理し、快適なデリケートゾーンを手に入れることができるため、とても人気な脱毛部位です。

しかし、デリケートな部位の脱毛のため、火傷のリスクが気になる方も多いでしょう。この記事では、VIO脱毛時の火傷リスクについての真実と、椿クリニックがどのように安全にこの治療を提供しているのかを詳しく解説します。

VIO脱毛での火傷リスクとは

夏が終わり、来年の夏に向けてデリケートゾーンの脱毛を始めてみようかな、と考えている方も多いのではないでしょうか。
でも火傷の話も聞くし、デリケートなところだから余計に心配、と思っている方へ。脱毛のプロセスからなぜ火傷をするのか、火傷をしないための椿クリニックの取り組みまで詳しく解説していきます。

脱毛のプロセスと火傷の関係

ムダ毛処理にはかみそりなどによる自己処理、家庭用機器やサロン・一部のクリニックで行うIPL(光)脱毛機による減毛、医療レーザー脱毛機による脱毛と様々な方法があります。
毛を生えさせる細胞(毛母や毛乳頭など)をレーザーの力で破壊し、毛が生えてこないようにするのがレーザー脱毛です。

細胞を壊すような施術はクリニックなどでしか認められておらず、エステでこのような脱毛効果を得ることができれば、それは違法行為です。エステでは毛根細胞を破壊できないので、短期間に毛を減らすこと(減毛)しかできません。

体毛は成長期・退行期・休止期と3段階のサイクルで進んでいます。今生えている毛は成長期か退行期で、見えてはいませんがこれからまた毛が生えてくる休止期の毛穴も存在しています。
レーザー脱毛は成長期の毛根細胞にしか効かないので、現在退行期·休止期の毛も処置するには時期をずらして何度か行う必要があります。

では、この脱毛と火傷がどういう関係にあるのか。火傷につながる原因としてはいくつかあります。

  1. 肌が日焼けしている
    レーザーはメラニン色素に反応します。日焼けをしている肌はメラニン色素が多いため、レーザーが過剰に反応してしまうことがあります。そのため、日焼けをしていない肌と比べると、火傷のリスクが大きくなります。
  2. 肌が乾燥している
    乾燥している肌は、外からの刺激を受けやすいため、肌が傷ついている状態になっていることがあります。レーザーのみならずさまざまな美容治療で反応が起きやすく、トラブルが多くなります。
  3. 機械の問題
    昔に比べると、脱毛時の痛みを軽減させる機能や、肌への負担を抑える機能が進化してきています。しかし、機械が古すぎたり、メンテナンスを怠っているものは肌への負担が大きくなります。

こういったことが原因で、脱毛時の火傷につながるのです。

火傷を防ぐための脱毛前のスキンケア

では火傷を避けるため、脱毛前にできることは何かをお話していきたいと思います。

  1. 日焼け対策
    VIOの脱毛に関しては、あまり日焼けのする部分ではないのですが、夏にビキニを着て日焼けをしてしまい、デリケートゾーン全体を十分に照射できないこともしばしばあります。
    そのため、しっかりと日焼け対策をしておくことが重要になります。
  2. 肌の保湿
    デリケートゾーンは普段あまり保湿をしない部分ではありますが、下着などでこすれることが多いため、肌はダメージを受けています。抵抗のある場合は、鼠径部などのデリケートゾーンぎりぎりのところまで保湿をしておくだけでも、火傷のリスクを減らすことはできます。
  3. 脱毛前のシェービング
    シェービングをする際は、しっかりと潤滑剤を使用してシェービングをしてください。シェービングをした直後目に見える傷はないが、ヒリヒリする感じを経験した人も多いのではないでしょうか。シェービングをするだけでも肌は傷ついています。そのダメージをできるだけ最小限にするだけでも、火傷のリスクは抑えることができます。
    また、レーザーはメラニン色素に反応するため、毛が表面に多く残っているだけでも火傷のリスクは大きくなります。できるだけ根元からしっかりとシェービングしておくことが重要となります。

椿クリニックの安全な脱毛方法

椿クリニックでの、お客様に安全な脱毛を提供するための取り組みをご紹介していきます。
椿クリニックで使用している医療用レーザー脱毛器は、脱毛部位の下にある毛の組織に蓄熱させて脱毛する方式です。複数回幹部を滑らせてレーザーを照射するので、暖かいマッサージを受けているような感触です。(個人際、部位によって感じ方が異なります)
アレキサンドライトレーザーの、1か所に一気に蓄熱させていく方式とは違い、ゆっくりと少しずつ蓄熱させていく方式です。同時に機械の冷却機能で熱くなりすぎるのを防ぐこともできます。そのため、火傷のリスクは抑えられます。

肌色や、その時のお肌の状態によって照射レベルを調節することもできます。脱毛の研修を受け、資格を持ったスタッフがお肌の状態を見極めて施術をします。そのため、あらゆる肌質・肌色に対応が可能で、安心して施術を受けていただけます。

個々の肌質と体質による火傷リスクへの対応

ここからは、敏感肌やアトピー性皮膚炎など、特定の肌の問題を持つ人が安全にレーザー脱毛を受けるための注意点や、肌を保護する方法について、専門的な視点から解説していきます。また、ほくろやタトゥーがある肌に対してのアプローチもお話していきます。

敏感肌とVIO脱毛:特別な注意が必要

敏感肌とは、肌のバリア機能が崩れ様々な外的刺激を受けやすい状態のことを言います。
敏感肌の人は、保湿が不十分であったり、間違ったケアを続けていることで、本来角質層に留まるべき水分がなくなり、乾燥したり刺激を受けやすくなっています。
そのような肌へのレーザー照射は、毛根のみでなく肌全体へ余分な熱が伝わりやすくなり、火傷につながってしまいます。
敏感肌の人はレーザー脱毛を受ける前にしっかりと保湿をし、肌のバリア機能を回復させておきましょう。また、衣服により刺激を感じる人は、肌に優しい綿素材の下着に変えるなどして、肌への刺激を抑えておくといいでしょう。

アトピー性皮膚炎とレーザー脱毛:安全なアプローチ

アトピー性皮膚炎は、強い痒みを伴う皮疹ができ、肌のバリア機能が低下して、普段なら感じないような刺激で痒みを感じ掻いてしまい皮疹を悪化させてしまうという悪循環をたどることが多いです。そのため、皮膚から水分が失われやすくなり、乾燥肌の人が多いのもアトピー性皮膚炎の特徴です。
敏感肌の人と同じように、乾燥している肌はレーザーによる刺激を受けやすくなり火傷につながります。
アトピー性皮膚炎の人は日常の保湿に加え、普段使用しているステロイド剤などをしっかりと使用し、保湿力を高めることがまずは大事になってきます。
また、掻きむしって傷になっているとその部分は他の正常な皮膚に比べ弱い状態になっています。レーザーを照射する際は傷の部分は避けて照射しますが、万が一傷に当たってしまうと火傷の原因にもなります。そのため、レーザー照射の前は掻きむしり跡がないか、かさぶたがないか、湿疹が出ていないかなどを確認し肌のコンディションをできるだけ整えておくことが大事になります。
椿クリニックで採用しているダイオードレーザーの脱毛器は、肌の弱い方や軽度のアトピー肌の人にも対応しており、安全に照射できる機械ですが、湿疹の出ている肌や赤みの残る肌、乾燥が顕著な肌には照射ができないこともあります。レーザー脱毛を検討中で自分の肌に照射ができるのか不安な人はお気軽にお問い合わせください。

アトピー性皮膚炎

参考:アレルギーポータル

その他の肌の問題とレーザー脱毛

火傷を引き起こす原因の肌状態は他にも以下のようなものがあります。

ほくろ
ほくろの部分にはメラニン色素が多いため、基本的には避けて照射します。しかし、避けきれずにレーザーが当たってしまうと他の部分よりも熱の吸収が上がるため、火傷を起こすことがあります。照射前に施術者にほくろの位置を伝えておくと火傷のリスクは減らすことができるでしょう。

タトゥー
タトゥーに使われるインクにメラニン色素はありませんが、脱毛器がタトゥーの色をメラニン色素だと誤って認識することがあり、熱を吸収してしまいます。その結果、タトゥーの部分に火傷を起こしてしまうことがあります。また、タトゥー自体は避けていても斜めにレーザーが照射されたことで、タトゥー部分に熱が吸収されてしまうこともあります。

椿クリニックでは、照射を避けるべきほくろやタトゥーの部分には保護のテープを貼り、二回りほど大きく避けて施術します。また、レーザーが斜めに照射されないように研修を積んだスタッフが施術を行います。
火傷のリスクには施術者の技術も大きく関係してくるため、定期的に技術の確認をし、肌トラブルのリスクを減らすための対策も行っています。

医療脱毛で火傷が起こってしまったら

もしも、医療脱毛で火傷が起こってしまったら、どういった処置をしたらいいのか。椿クリニックでの対応と合わせてご紹介していきます。

火傷した患部の処置について

  1. 患部はすぐに冷やすようにしましょう。
    流水や、保冷剤などでしっかりと患部を冷やします。ただし、冷やしすぎると肌へ負担をかけてしまうこともあるため、ガーゼやタオルなどで保冷剤を包み、直接保冷剤が肌に触れないようにすることが大事です。
    冷やすことで火傷が深くなるのを防ぎ、痛みも緩和してくれます。
  2. 水ぶくれができた際は破らないように
    水ぶくれができても破らないようにして、施術を受けたクリニックに直ちに連絡してください。
参考元→日本創傷外科学会HPより

どれくらいで治るの?

火傷の深さによって治る期間が異なります。一般的な火傷の深さとその治癒期間についてご紹介します。

Ⅰ度 
表皮より浅い部分での火傷で赤みがあります。痛みや熱感がありますが、数日で治癒します。傷跡も残りません。

Ⅱ度 
表皮や真皮までの火傷を指します。水ぶくれができ、痛みがあります。1~4週間で治癒しますが、傷跡が残る場合と残らない場合があります。

参考元→日本形成外科学会

医療脱毛でターゲットにする毛根は真皮にあるため、医療脱毛での火傷はⅠ度~Ⅱ度となり、適切に処置を行えば、数週間で治まるものがほとんどです。

椿クリニックの対応

万が一肌トラブルが起きた時のアフターフォローは万全です。
再診料・お薬代は無料でご用意しておりますので、すぐにご相談ください。

脱毛後のアフターケアの重要性

ここまで脱毛と火傷の関係についてお話してきましたが、火傷を起こさなくてもお肌はダメージを負っている状態となっています。
次の脱毛へより良い状態で臨めるよう、脱毛後のアフターケアについてお話していきます。

脱毛後の肌トラブルとその対処法

脱毛後はレーザーの熱により肌の水分が失われ、乾燥しやすい状態となっています。
乾燥することで、皮膚の痒みや肌荒れを引き起こしやすくなります。自分の肌に合った保湿クリームを使用し、しっかりと保湿をしてください。

VIOの脱毛は、毛が太い分レーザーがしっかりと反応します。それにより、毛の細い部分の脱毛と比べて、脱毛後の赤み(炎症)が出やすい部分となります。脱毛部位を温めることにより赤み(炎症)が長引き、色素沈着につながる恐れもあります。赤みがあるときはしっかりと冷やしてください。

色素沈着

参考元→MSDマニュアル 色素沈着 より

椿クリニックのアフターケアサポート

椿クリニックでは、脱毛後のホームケアとして、保湿クリームや美容液などを取り揃えております。
また、診察が必要なお肌トラブルの際には、再診料無料で診察をしております。診察にてお薬の処方が必要となった際にも、お薬代は無料で対応しておりますので、安心して脱毛に通っていただけます。

脱毛サロンと美容皮膚科の違い

脱毛サロンと美容皮膚科、どちらが自分に合っているのか。それぞれには、特徴やメリット、デメリットがあります。それらの違いを詳しく解説し、脱毛選びの材料に活用ください。

サロンとクリニックの技術的な違い

クリニックでは医療機関専用の脱毛器を使用するため、研修を受け、知識・資格を持ったスタッフでないと扱えません。
サロンでは光での脱毛となるため、誰でも扱えるものがほとんどです。

価格と効果: どちらがコスパがいいのか?

クリニックでの脱毛:
脱毛部位やプランによって料金が大きく変わることが多いです。医療脱毛は毛根までレーザーを照射することで、半永久的な効果を得ることができます。メラニン色素に反応するため、毛の太い部分は痛みを強く感じることがあります。毛周期に合わせて進めていくため、脱毛の直前は毛が生えそろっている状態になります。

サロンとクリニック: 安全性と質の比較

脱毛サロンでは、誰でも扱うことのできる光脱毛器を使用して脱毛を行います。資格を持ったスタッフが在中しているわけではないため、肌にトラブルが起こった時に、迅速な対応ができにくくなります。
しかし、クリニックでは医師が在中しているため、トラブルが起こった際には迅速に対応することができます。椿クリニックでは、再診料・薬の処方代金は無料で対応しています。万が一肌トラブルが起こった際には、悪化する前に対応することができます。

クリニックでは医師に診てもらえたり、資格を持ったスタッフが施術を行っていたりするため、安心して通っていただけます。

サロンとクリニックの脱毛の違いをお話してきましたが、料金やライフスタイルに合わせて選んでみてもいいのではないでしょうか。

安心して長く通っていただける椿クオリティ

脱毛は毛周期に合わせて長く通っていただく施術となります。そのうえで椿クリニックが大事にしている椿クオリティ。治療・接遇・設備・費用すべてに通じて患者様主体である、椿クリニックの品質のお約束です。

不安・不満を笑顔に変える治療:
治療のお痛み・ご不安をきちんと聞き取り、お一人お一人に合わせた施術を安心してお受けいただけるように、定期的な研修会で技術の向上を図っています。
万が一、治療に関してご不満・ご不安なことは何でもご相談いただき、できる限りその場ですぐにご対応いたします。術後の肌トラブルへの薬の処方は無料です。

ご予約からご帰宅後まで続くホスピタリティー:
ご予約を頂いた瞬間から、お帰りの瞬間まで、気持ち良くご安心していただけるように、マナーや笑顔の教育に力を入れております。
施術の後の心配事やお肌トラブル時は丁寧に症状をお聞きし、無料で診察させていただきます。ご帰宅後はお電話でのご相談も受け付けております。

安心・安全快適な設備:
消耗品医療器具の使いまわしは絶対に行わないことはもちろんのこと、お肌に直接触れるベッドシーツ・フェイスシートなども、お一人ずつ交換いたします。
施術後、身支度を整えてお帰りいただけるよう、パウダーコーナーにアメニティを充実させております。(クリニック監修のドクターズコスメの基礎化粧品、ドライヤー、アイブローペンシル、アイライナー、ファンデーション、日焼け止め etc.)

長く通いやすい費用:
お一人お一人の希望に合わせた治療を適正価格でご提供いたします。

まとめ

  • VIO脱毛に限らず、レーザー脱毛による火傷は乾燥肌であるほどリスクが大きくなる
  • 火傷を回避するには、保湿・紫外線対策の徹底が大事
  • 自分の肌に合った脱毛器の選択も重要である
  • ダイオードレーザーはアレキサンドライトレーザーと比べて、比較的優しい熱を蓄熱していく方式のため、火傷のリスクは抑えられる
  • レーザー脱毛後は肌はダメージを負っている状態のため、しっかりと保湿をし次の脱毛に備えることで、より効果的に脱毛を進めることができる

脱毛のリスクを知り、適切なケア・クリニックを選択することが、ムダ毛のない綺麗なデリケートゾーンを獲得する上で重要になります。VIO脱毛が気になった人は椿クリニックにご相談ください。

この記事の監修医師

この記事の監修医師

医療法人社団 育麗会 理事長
椿クリニック 総院長

田邊 俊成

1957年12月30日に埼玉県に生まれる。昭和63年に埼玉医科大学を卒業後、皮膚科医としてのキャリアをスタート。その後、都内の大手美容外科にて技術指導医を務め、美容医療分野での深い経験と専門知識を持つ。

平成19年に独立し、愛知県名古屋市に美容皮膚科「はなえクリニック」を開設。その後、銀座、名古屋、心斎橋に展開する美容皮膚科「椿クリニック」の総医院長に就任。平成25年には医療法人社団育麗会を立ち上げ、都市部を中心に先進的な美容医療を提供している。

田邊先生のプロフィールはこちら

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