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ウーバーピールで変わる未来の肌:期待できる効果とは?

ウーバーピールで変わる未来の肌:期待できる効果とは?

ウーバーピールはダーマペンによって肌内部へ有効成分を浸透させやすくし、シミや色素沈着の改善、ニキビの改善などが期待できる治療です。
ダーマペン単体で使用するよりも、より肌悩みの改善が期待できるウーバーピールを解説していきます。

ウーバーピールとは:基本情報と治療プロセス

ウーバーピールは肌のあらゆる不調を改善してくれる治療です。

ウーバーピールの基本情報

ウーバーピールとは、ダーマペン治療のためのピーリング剤として開発された薬剤です。
角質ケアができる成分を配合しており、ダーマペンの施術直後に塗布することで美容成分が表皮に浸透しやすくなり、美肌効果が期待できます。

ダーマペンは肌に傷をつけることで肌本来が持つ修復機能を活用し、修復過程でコラーゲンが生成される力を利用します。結果、肌のハリの改善や小じわの改善、ニキビ跡のクレーターの改善などが期待できます。

ダーマペンは肌に傷をつける針の深さが調節でき、ウーバーピールの際は0.2mm〜0.5mmに設定するため、肌の極浅い部分にアプローチが可能です。

治療のステップバイステップガイド

ウーバーピールの治療のステップは以下になります。

①カウンセリングと医師による診察
ウーバーピールを施術することができるかどうかの確認や、ウーバーピールで改善が可能な肌悩みかどうかを確認します。

②麻酔
針で傷をつけていくため、塗る麻酔クリームを使用し痛みを軽減させます。

③施術
ダーマペンで出血がない程度に皮膚の浅い部分に施術を行った後、ウーバーピールを塗布します。

④アフターケア
パックにて肌を鎮静し終了となります。

期待できる結果と治療周期

ウーバーピールではダーマペンによる皮膚の修復作用に加え、以下のような薬剤による作用が期待できます。

・マンデル酸・・・古くなった角質を取り除く

参考:Wikipedia – マンデル酸

・乳酸・・・角質を柔らかくし有効成分の浸透を高める

参考:Wikipedia – 乳酸

・レゾルシノール・・・高い抗酸化作用と美白作用を持つ

参考:Wikipedia – レゾルシノール

・ヒアルロン酸・・・保水作用により肌の弾力をアップする

参考:Wikipedia – ヒアルロン酸

・ナイアシンアミド・・・メラニンの生成やコラーゲンの減少を抑制する

参考:Wikipedia – ニコチンアミド

これらの成分が組み合わさることで、肌への複合的な効果が期待できます。

ウーバーピールの効果:美肌への道

ウーバーピールの効果について解説していきます。

ニキビやニキビ跡に対する効果

ウーバーピールはニキビやニキビ跡に効果的です。

ニキビは肌のターンオーバーが乱れることや過剰な皮脂分泌により毛穴が塞がれることなどが要因です。
ダーマペン治療は肌のターンオーバーを整え、さらにウーバーピールの成分のヒアルロン酸が肌の保水力を高めてくれるため、過剰な皮脂分泌の抑制にも役立ちます。
また、マンデル酸には抗炎症作用があるため赤ニキビの改善や、炎症の残るニキビ跡の改善にも効果的です。

肌のくすみやシミ、色素沈着の改善

肌のくすみやシミ・色素沈着は、肌内部で作られたメラニン色素が乱れた肌のターンオーバーによって排出しきれず、蓄積していくことが原因です。

ウーバーピールは肌のターンオーバーを整えてくれるため、蓄積されたメラニン色素の排出が促されくすみやシミ、色素沈着が改善されます。
また、レゾルシノールにシミの生成を活性化させるチロシナーゼの阻害作用があるため美白効果も期待できます。

毛穴の引き締めや毛穴詰まりの改善

ウーバーピールには毛穴詰まりを解消し、毛穴の引き締め効果が期待できます。

毛穴詰まりは過剰な皮脂分泌と古くなった角質によって角栓ができることが主な原因ですが、ウーバーピールによって皮脂分泌が抑制され、古くなった角質の除去も可能です。
毛穴を作る原因が改善されるため、毛穴詰まりが解消されさらに毛穴の引き締めの効果も期待できます。

ウーバーピールの安全性と効果的なケア方法

ウーバーピールの副作用や施術後のケアについて解説します。

治療中の痛みと不快感の管理

ダーマペンによって肌に傷をつけるため痛みが不安な方が多いですが、施術前に塗る麻酔クリームによって感覚を鈍くさせます。そのため、たいていの場合は我慢できる程度の痛みです。
ただし、施術時の体調や施術部位によっては痛みを強く感じることもあるため、我慢できない場合はスタッフにお声がけください。

ウーバーピール後の肌ケア

ウーバーピールの後は肌に傷ができている状態のため、清潔にするように心がけましょう。
最低でも施術後6時間は洗顔やメイク、日焼け止めなどの使用は避けるようにしましょう。

傷の治りを遅くしてしまう原因になるため、当日中は長風呂や飲酒、激しい運動など体温の上がる行動は避けるようにしてください。

施術前後1週間は、ディフェリンゲルや過酸化ベンゾイル配合薬などが配合されたニキビ治療薬の使用は控えるようにしましょう。
また、施術前後2週間は、ピーリング成分やビタミンA(レチノール)、トレチノインなど角質を剥離する作用のある成分を含むスキンケア用品は控えてください。

肌のバリア機能が一時的に低下し、紫外線や擦ることで色素沈着などの肌トラブルが起こる可能性があるため、施術後6時間以降は日焼け止めなどを使用し紫外線対策や化粧水などでしっかりと保湿するようにしましょう。

潜在的な副作用とその対応策

ウーバーピールの施術には、以下のような副作用が現れることがあります。

  • 赤みやほてり
  • 内出血
  • むくみ
  • 痒み
  • 乾燥
  • 薄皮が剥ける
  • ごくまれに色素沈着を起こすことがあります

ウーバーピールと他の美容施術の比較

ダーマペンを使用した美容施術にはウーバーピール以外にもいくつかあります。それぞれの施術との違いを簡単に解説します。

ヴェルベットスキンとの比較

ヴェルベットスキンは、ダーマペン4とマッサージピールを組み合わせたメニューです。
マッサージピールはコラーゲンピールとも言われ、肌の弾力に必要な真皮層のコラーゲンを生成するピーリング治療です。

ヴェルベットスキンでのダーマペン4は表皮の奥深く(基底層)から真皮層のあたりまでアプローチできる針の深度で施術を行い、コラーゲンの生成を促します。そこにマッサージピールを組み合わせることにより、美肌有効成分がさらに肌内部まで浸透し、効果の底上げが期待できます。
ヴェルベットスキンでは、お肌のハリや弾力のアップ、肌質改善の効果が期待できます。

幹細胞治療プランとの比較

ヴェルベットスキン以上の効果を求める方、自宅でもケアをしたい方には、幹細胞培養液をセットにしたプランがおすすめです。
高濃度の成長因子を含んだヒューマステメルを塗布し、ダーマペンで開いた無数の穴から、肌の奥深くまで成長因子を送り込みます。
使用するヒト幹細胞ヒューマステメルは、日本人性由来の独自の幹細胞培養液を使用し、肌の再生に必要な成長因子が豊富に含まれています。この他にも、血管再生作用や抗炎症作用が期待できます。このヒューマステメルを医療機関のみで利用できるダーマペン4と組み合わせることで、より美しい肌が期待できます。
また、施術で使用したヒューマステメルはお持ち帰りいただき、ホームスキンケアとして使っていただけます。施術後もホームケアを続けていただくことで、より効果を実感していただけます。

どの治療があなたに最適か?

ウーバーピールやヴェルベットスキン、幹細胞プランではそれぞれダーマペンの針の深度が異なります。深度が深いほど痛みが強くなりますが、より肌の奥にダイレクトに有効成分を届けることが可能です。

ウーバーピールは肌の表皮の改善が可能で、毛穴詰まりの改善やニキビの改善、肌質の改善に効果的でダーマペンでの針の深度が比較的浅いため、痛みに弱い方にもおすすめです。
ヴェルベットスキンは肌の真皮層からの改善が可能でコラーゲン生成を促す効果が高いため、ニキビ跡や浅いクレーターの改善、肌のハリの回復などを期待する方におすすめです。
幹細胞プランは、細胞から若返りを目指したい方や1回の治療であらゆる症状を改善したい方におすすめです。

どの治療も美肌へ効果的なものですが、求めている効果やどの程度の肌改善を期待しているかで使い分けるといいでしょう。

ウーバーピールの適用対象者

ウーバーピールにおすすめの肌タイプとウーバーピールを受けることができない人について解説します。

どの肌タイプが適しているか?

ウーバーピールはどの肌タイプにも適していますが、特に脂性肌の人は皮脂の過剰な分泌を抑制する効果も期待できおすすめです。
肌が脂ぎっていると感じている人は実は肌の乾燥によって過剰に皮脂が分泌していることもあるため、いわゆる「インナードライ」肌の人にも適しています。

施術を避けるべき状況とは?

ウーバーピールは金属アレルギーの方は禁忌となります。
他にも以下の方は治療を受けることができません。

  • 妊娠中、授乳中の方
  • 重度の糖尿病や膠原病を患っている方
  • 施術部位に単純ヘルペスなどの疾患がある方
  • 施術部位に傷や強い炎症がある方
  • ケロイド体質の方

既往歴や内服している薬によっては治療を受けることができない場合もあるため、必ず医師に相談するようにしましょう。

ウーバーピール後のライフスタイルとメンテナンス

ウーバーピールの効果を維持するためのポイントを解説します。

日常生活での注意点

ウーバーピールで改善された肌を継続的に維持するためには、紫外線対策と保湿が大事になります。
ウーバーピールによって表皮の改善を行った後は、紫外線の真皮への影響をできるだけ抑えるように心がけましょう。
また、乾燥は肌のターンオーバーを乱し、くすみや色素沈着、シミなどの原因にもなるため気をつけるようにしましょう。

定期的なフォローアップの重要性

ウーバーピールの効果は1回でも感じることができますが、肌悩みの改善を実感するまでには3~5回程繰り返し施術する必要があります。

肌状態にもよりますが、2~4週間に1回のペースで治療を繰り返していきます。
ただし、肌がしっかりと回復する前の治療は肌への負担が大きくなるため、医師の指示に従うようにしましょう。

ある程度肌悩みが改善した後も、メンテナンスとして数ヶ月に1回のペースで治療を受けることでより理想的な肌を持続しやすくなります。

まとめ

ウーバーピールはダーマペンを使用した美肌治療です。
ダーマペンによって表皮に傷をつけることで美容成分を肌の奥に浸透させやすくし、色素沈着やニキビ、毛穴詰まりの改善などの効果が期待できます。
ウーバーピールが気になる方は是非一度椿クリニックのカウンセリングにお越しください。

この記事の監修医師

この記事の監修医師

医療法人社団 育麗会 理事長
椿クリニック 総院長

田邊 俊成

1957年12月30日に埼玉県に生まれる。昭和63年に埼玉医科大学を卒業後、皮膚科医としてのキャリアをスタート。その後、都内の大手美容外科にて技術指導医を務め、美容医療分野での深い経験と専門知識を持つ。

平成19年に独立し、愛知県名古屋市に美容皮膚科「はなえクリニック」を開設。その後、銀座、名古屋、心斎橋に展開する美容皮膚科「椿クリニック」の総医院長に就任。平成25年には医療法人社団育麗会を立ち上げ、都市部を中心に先進的な美容医療を提供している。

田邊先生のプロフィールはこちら

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