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脂肪溶解注射はデオキシコール酸の濃度がカギ!効果的な脂肪溶解注射の選び方

脂肪溶解注射はデオキシコール酸の濃度がカギ!効果的な脂肪溶解注射の選び方

この記事を読んでわかること

  • FatX coreは脂肪細胞を溶解・排泄するデオキシコール酸の作用によって、リバウンドの少ない部分痩せが可能であること。
  • 脂肪溶解注射で使用する薬剤では、デオキシコール酸の濃度が高いほど脂肪減少効果が高まるりますが、腫れや赤みといった副作用も強く出やすくなります。
  • FatX coreはデオキシコール酸が最大濃度の1.0%で配合されているため、高い効果が期待できること。

脂肪溶解注射のFatX coreやBNLSアルティメットなどの主成分として配合されているデオキシコール酸は強力な脂肪溶解作用があります。
この記事ではデオキシコール酸の解説や、その濃度による効果の感じ方、副作用などについて解説していきます。
脂肪溶解注射はどれを打ったらいいのか迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

※椿クリニックではこちらでご紹介する薬剤のうち、FatX coreとBNLSアルティメットのみご用意しています。

デオキシコール酸の濃度とFatX core脂肪溶解注射の効果

デオキシコール酸の濃度とFatX core脂肪溶解注射の効果

デオキシコール酸の働きなどを解説していきます。

デオキシコール酸の基本的な働き

デオキシコール酸とは、胆汁酸の一種で腸内の細菌の代謝によって生成される二次胆汁酸のひとつです。
デオキシコール酸はFatX coreやBNLSアルティメットなどの脂肪溶解注射の主成分として配合されており、脂肪細胞を溶解し排泄する働きがあります。

脂肪はいくつかの脂肪細胞が集まりできていますが、人の体の中にある脂肪細胞の数は増減しないと言われています。ではなぜ脂肪の量は増えるのでしょうか。それはひとつの脂肪細胞が肥大することで脂肪が大きくなっていくためです。
ダイエットで脂肪の量を減らすことができるのは一時的に脂肪細胞を小さくし、サイズダウンしているだけのため、食事が元に戻ってしまったり運動不足が続いてしまったりするとリバウンドをしてしまうリスクがあります。

しかし、デオキシコール酸の脂肪溶解作用は、脂肪細胞の数自体を減らすことができるため、外的要因でリバウンドが起こることはほとんどありません。

デオキシコール酸の基本的な働き

参考:Wikipedia – デオキシコール酸

濃度が高い場合の効果と副作用

デオキシコール酸の濃度が高い薬剤ほど実感できる効果が大きくなります。
その分赤みや腫れも強く出やすくなりますが、ダウンタイム中のケア次第でダウンタイムが長引くかどうかが左右されます。

椿クリニックでご用意しているFatX coreとBNLSアルティメットはどちらも施術後のマッサージや直後は体温を上げないことなどが重要です。
さらには、FatX coreに関しては施術後2〜3日はしっかりと冷やしていただき、腫れや痛みが治まってきたら温めながらマッサージを継続することでより効果を実感しやすくなります。また、マッサージの仕方にもコツがあります。薬剤を入れた部分は触った時に少し違和感があるため、その部分を優しく揉みほぐすようにマッサージを行ってください。
施術直後に冷やすことで炎症を抑え、その後の温めで体内循環を良くし、マッサージで薬剤を均等に行き渡らせるという一連の流れが副作用を最小限に抑え、なおかつ効果をしっかりと実感できるようになります。

脂肪溶解注射に使用されるデオキシコール酸の安全性

脂肪溶解注射に使用されるデオキシコール酸の安全性

デオキシコール酸は様々な脂肪溶解注射に使われていますが、その成分は果たして安全なのでしょうか。

デオキシコール酸の安全性について

脂肪溶解注射に使用されているデオキシコール酸は、日本の厚生労働省にあたるアメリカ食品医薬品局(FDA)の承認を受けた、安全な成分となっています。

アメリカ食品医薬品局(アメリカしょくひんいやくひんきょく、英語: Food and Drug Administration[4]、略称: FDA)は、アメリカ合衆国保健福祉省(Department of Health and Human Services, HHS)配下の政府機関。連邦食品・医薬品・化粧品法を根拠とし、医療品規制、食の安全を責務とする。

引用:Wikipedia – アメリカ食品医薬品局(FDA)

FatX coreのデオキシコール酸濃度と他の脂肪溶解注射との比較

FatX coreのデオキシコール酸濃度と他の脂肪溶解注射との比較

デオキシコール酸の濃度の違いや、FatX coreの副作用を抑えるための工夫などについて解説します。

他の脂肪溶解注射との違い

FatX coreと他の脂肪溶解注射との大きな違いはデオキシコール酸の濃度にあります。また、副作用を抑えるためのNAIS complexという独自の成分が配合されているため、高濃度でありながらも副作用やダウンタイムは比較的抑えることができるという点がFatX coreの強みです。

濃度設定の違いとその影響

デオキシコール酸は1%よりも高濃度になると痛みや腫れ、炎症などの副作用が大きくなるため1%以下の濃度が適切とされていますが、FatX coreはその上限ぎりぎりの1.0%が配合されています。
デオキシコール酸が配合されている脂肪溶解注射には他にもBNLSアルティメット、カベリンなどがありますが、それぞれ濃度に差があり現在最も濃い濃度で配合されているのはFatX coreです。

  • FatX core 1.0%
  • BNLSファットバーン 1.0%の濃度ですが注射の際には麻酔で薄めるため実質0.8%程
  • カベリン 0.5%
  • BNLSアルティメット 0.02%
  • BNLSネオ 約0.0001%

デオキシコール酸でたるみを回避する

脂肪溶解注射で脂肪を無くすと肌がたるむのではないかと心配する人もいらっしゃるでしょう。
確かに脂肪は皮膚を支える土台のような役割をしていますが、デオキシコール酸で脂肪が除去された後は、皮下のリモデリング効果で新しくコラーゲンが作られるため、脂肪溶解注射後のたるみの心配がなくなります。
また、たるみを起こさない程度の脂肪量を的確に除去することができるかどうかは医師の技術に関わっているため、希望するクリニックの症例などもしっかりとチェックしておくといいでしょう。

デオキシコール酸濃度の選び方:効果的な脂肪溶解を実現するために

デオキシコール酸濃度の選び方:効果的な脂肪溶解を実現するために

効果的なデオキシコール酸の濃度の選び方について解説します。

適切な濃度の見極め方

デオキシコール酸は濃度が高ければ高いほど、腫れや赤みが出やすくダウンタイムが長くなります。そのため、施術部位やスケジュール、1回で得たい効果などを考え濃度を選ぶといいでしょう。
例えば体の服で隠れるような太ももや腰、お腹などは濃度の濃いもので1回でしっかりと効果を出していき、フェイスラインなどのお顔の腫れや赤みが出ると困る部分には濃度を少し抑えたものを選ぶといいでしょう。

施術前のカウンセリングで確認すべきこと

施術前のカウンセリングでは、しっかりとダウンタイムの期間やどれぐらいの腫れや赤みが出るのかなどを確認しておきましょう。また、BNLSファットバーンは原液で1ccの料金設定なのか、薄めた後の1ccの料金設定なのかでも使用する薬剤の量が変わるため、原液を薄めて使う必要のある薬剤は特にしっかりと確認しておく必要があります。

椿クリニックでご用意しているFatX coreとBNLSアルティメットはどちらも薄めずに使う薬剤であり、それぞれ以下の料金でご用意しています。

BNLS ulutimate1本(税込)
1本(1cc)¥5,500
FatX core(ファットエックスコア)1本(税込)
トライアル¥7,920
通常価格¥11,000
※トライアル価格は初めて当院でFatX coreを受けられる方用の価格です。

まとめ

デオキシコール酸は脂肪溶解作用があり、リバウンドしない部分痩せが可能です。
濃度には様々あり、最大量ぎりぎりの1.0%配合されているFatX coreが最も効果的ですが濃度が高い分副作用も出やすくなります。そこで独自に配合されたNAIS complexという成分が副作用をできるだけ抑えるために働くので、高濃度でありながらできるだけ副作用が抑えられ、効率よく脂肪を減らすことができる薬剤になっています。

デオキシコール酸の濃度に加え、医師の技術も仕上がりを左右する要素となるため、脂肪溶解注射を迷っている人は一度椿クリニックにご相談ください。

この記事の監修医師

この記事の監修医師

医療法人社団 育麗会 理事長
椿クリニック 総院長

田邊 俊成

1957年12月30日に埼玉県に生まれる。昭和63年に埼玉医科大学を卒業後、皮膚科医としてのキャリアをスタート。その後、都内の大手美容外科にて技術指導医を務め、美容医療分野での深い経験と専門知識を持つ。

平成19年に独立し、愛知県名古屋市に美容皮膚科「はなえクリニック」を開設。その後、銀座、名古屋、心斎橋に展開する美容皮膚科「椿クリニック」の総医院長に就任。平成25年には医療法人社団育麗会を立ち上げ、都市部を中心に先進的な美容医療を提供している。

田邊先生のプロフィールはこちら

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