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ダーマペンで毛穴への効果を感じない理由は?美容クリニックが提案する他の解決策

ダーマペンで毛穴への効果を感じない理由は?美容クリニックが提案する他の解決策

この記事を読んでわかること

  • ダーマペンで毛穴改善効果を感じられなかった理由と、その背景についての説明。
  • ウーバーピール治療による毛穴改善効果や、施術後の肌の変化とその持続性について。
  • ウーバーピールの施術における安全性や、信頼できるクリニック選び方や、治療間隔もお伝えしています。

ダーマペンで毛穴への効果が感じられなかった方は、ウーバーピールを試してみるのも一つの手です。
ウーバーピールはダーマペンで肌に穴を開け、美容成分を浸透させやすくします。そこに、抗炎症作用や美白作用など様々な美肌に必要な成分を含んだ薬剤を肌に塗ることで、ダーマペン単体では得ることができなかった効果まで実感することができる治療です。
この記事では、ダーマペンでは毛穴への効果が感じられなかった理由や、毛な悩みを改善することができるウーバーピールについて解説します。

ダーマペンで毛穴への効果が感じられなかったあなたへ

ダーマペンは毛穴の開きにも効果的な治療ですが中には効果を感じられなかったという声を耳にすることもあります。その原因と、ウーバーピールへの切り替えを検討するタイミングについて解説します。

ダーマペンが期待に応えない理由

ダーマペンで毛穴への効果が感じられなかった理由として、施術者の技術に関係するところや、施術後のアフターケアが不十分だったことなどが考えられます。

①針の穿刺の深さを誤った
ダーマペンは個人の肌質や肌状態、肌悩みなどに応じて穿刺の深さを調整します。しかし、穿刺の深さが浅かったり、反対に深すぎて余計な炎症を起こしてしまったりすることで、「効果が見られない」や「毛穴に沿って炎症による色素沈着ができてしまった」などが起こり毛穴の改善が感じられないことがあります。

②施術後に紫外線を浴びた
ダーマペンは肌に小さな穴を開けるため、バリア機能が一時的に低下し紫外線の影響を受けやすくなります。また、ダーマペンによる刺激でメラニンの生成が過剰になることもあるため、施術後は普段よりも紫外線対策をしっかりと行う必要がありますが、紫外線を浴びてしまったことでメラニンの生成が促され色素沈着によって毛穴が改善しなかったと感じることがあります。

③長引くダウンタイム
施術後肌を擦ってしまったり、刺激を与えてしまったりすることで肌の炎症が長引きやすくなります。また、傷の治りが遅くなることで毛包炎などの症状を引き起こしてしまうと毛穴への改善効果が感じにくくなってしまうこともあります。

ダーマペンは施術者の技術に左右されやすい施術ですが、施術後のアフターケアによっても効果が感じられなくなったりするため、適切なアフターケアが大事になります。

毛穴問題への一般的な対応策

毛穴の問題と一言で言っても毛穴の種類によって解決策は様々です。
例えばたるみ毛穴であれば肌のたるみ治療が効果的ですし、毛穴の黒ずみにはケミカルピーリングなどが効果的な場合もあります。
毛穴の悩みの改善には自身の毛穴の原因を知ることが第一歩となるため、毛穴に悩む人は一度美容クリニックのカウンセリングや診察を受けてみるといいでしょう。

ウーバーピールへの切り替えを検討すべき理由

ウーバーピールとはダーマペンを使用した美肌治療になります。
ダーマペン単体で受けるよりも様々な美肌効果が期待できるため、ダーマペンで効果を感じられなかった方や、ダーマペンを試してみたいけど痛みやダウンタイムが心配という方などにおすすめです。
ダーマペン単体よりも針の穿刺深度が浅いため、痛みは比較的抑えることができる一方で、ウーバーピールという美肌に効果的な薬剤によって肌悩みの解決に一歩近づくため、是非一度試してみてください。

ウーバーピールの基礎知識:新たな選択肢

ダーマペンを使用して治療を行うウーバーピールについて解説します。

ウーバーピールとは何か?

ウーバーピールとはダーマペン治療用のピーリング剤として作られた薬剤です。
ダーマペンによって肌に小さな穴を開けることで、肌本来の自己修復機能を活かして、治療前よりも綺麗な肌を作りだすことができます。その後ウーバーピールを肌に塗布することで、美肌に効果的な成分がより浸透しやすくなりダーマペン単体で毛穴への効果を感じにくかった方やニキビ跡、色素沈着の改善などに効果的です。

ウーバーピールの主な効果

ウーバーピールの効果としては以下のようなものがあります。

  • シミの改善
  • 色素沈着の改善
  • ニキビやニキビ跡の治療
  • 毛穴の引き締め
  • 毛穴詰まりの改善

ダーマペンとウーバーピールの比較

ダーマペンは針の深度によって、表皮から基底層・真皮までアプローチすることができます。そのため、比較的皮膚の浅い部分ではニキビの改善の効果から、深いところではクレーターの改善まで肌悩みに合わせて深度を調節することが可能です。

一方でウーバーピールでのダーマペンの深度は0.2mm〜0.5mmと皮膚の浅い部分(表皮)へアプローチします。ダーマペンと比べると皮膚へアプローチできる深度は浅くなりますが、様々な美容成分を含むウーバーピールを塗布することでニキビの治療やシミの改善、毛穴の開きの改善などが期待できます。
また、ダーマペン単体と比べると、針の深度が浅いためウーバーピールの方が痛みが軽い傾向にあります。

ダーマペンで開けた穴を自己修復機能によって綺麗な肌に作り替える作用と、ウーバーピールによる美肌作用の相乗効果でより悩みの改善に近づくことができます。

ウーバーピールで期待できる毛穴改善効果

ウーバーピールは毛穴悩みにも効果的です。

毛穴に対するウーバーピールのアプローチ

ウーバーピールに配合されている成分が毛穴の開きの改善や毛穴詰まりの改善、毛穴周りの色素沈着の改善などに効果的です。

・マンデル酸
抗炎症作用、古い角質を溶かし、毛穴詰まりの改善や肌のターンオーバーの促進に効果的

参考:Wikipedia – マンデル酸

・レゾルシノール
美白効果、ピーリング効果、殺菌作用があるためニキビの改善に効果的

参考:Wikipedia – レゾルシノール

・ピルビン酸
ピーリング効果によるニキビの改善や古い角質の除去

参考:Wikipedia – ピルビン酸

毛穴の開きや毛穴が目立つ原因のひとつは繰り返すニキビにありますが、レゾルシノールやピルビン酸がニキビの改善効果もあるため、ニキビのできにくい肌へと導いてくれます。
その他にも、

・銅ペプチド
新陳代謝を促進し、皮膚の修復や肌の引き締め効果

参考:Wikipedia – ペプチド

・ナイアシンアミド
セラミドの生成サポート、美白作用、保湿効果、抗炎症作用

参考:Wikipedia – ニコチンアミド

・乳酸
肌の角質を柔らかくして有効成分の浸透力を高める、美白作用

参考:Wikipedia – 乳酸

・ヒアルロン酸
保湿作用、各成分の浸透をサポート

参考:Wikipedia  – ヒアルロン酸

・アルブチン
メラニン色素の生成を抑制しシミ予防や美白効果

参考:Wikipedia – アルブチン

・コウジ酸
美白作用、メラニン色素の生成を抑制しシミやそばかすを予防

参考:Wikipedia – コウジ酸

・レチナールデヒド
強力な抗酸化作用、肌の弾力アップ

参考:Wikipedia – レチナール

・フェルラ酸
アンチエイジングや美白作用

参考:Wikipedia – フェルラ酸

様々な成分が配合されたウーバーピールを使用することで、ダーマペン治療をさらに効果的にしてくれます。

治療後の肌の変化と持続性

ウーバーピールの効果をしっかりと実感するには3〜5回ほど繰り返し施術を受けることをおすすめします。
1回の施術でも古い角質が取れ肌がつるっとした感じを得ることはできますが、毛穴の開きやニキビ、ニキビ跡に対してしっかりと効果を感じることができるのは最低でも3回程度繰り返した後になります。
また、ウーバーピールにより改善した肌を維持できるかどうかは、その後の肌ケアにかかっています。
特に施術直後は肌が刺激に弱い状態だったり、紫外線の影響を受けやすい状態だったりするため、保湿や紫外線対策をしっかりとし、肌を擦らないように気をつけましょう。

ウーバーピール治療の安全性と効果

ウーバーピールの副作用や効果をしっかりと感じるためのクリニック選びについて解説します。

潜在的な副作用とその管理

ウーバーピールは以下のような副作用が現れることがあります。

  • 施術時の痛み
  • 赤みや火照り
  • 乾燥
  • 皮むけ
  • 内出血
  • 肌荒れ

赤みや火照り、乾燥や皮むけは施術後数日でひいていくことがほとんどです。肌に針で穴を開けるため内出血が起こることがありますが、1週間前後で引いていくためご安心ください。
施術後は肌のバリア機能が一時的に低下しているため、紫外線の影響を受けやすかったり乾燥が顕著になりやすかったりします。肌を擦らないように優しく日焼け止めを塗ったり保湿をしたりするように心がけましょう。
赤みや火照りが気になる場合には、タオルに包んだ保冷材などで肌を冷やすと不快感が軽減しやすくなります。

クリニック選びのポイント

ダーマペンでの施術には、肌状態をしっかりと確認し適した深さで穿刺できるか、肌に均一に針を当てることができるかなど、施術者の技量が効果の現れ方に大きく影響します。
信頼できるクリニックかどうか確認するためにも、施術前のカウンセリングや診察をしっかりと受けるようにしましょう。また、ホームページなどで症例写真を確認したり、口コミなどをチェックしたりすることも忘れないようにしてください。

ウーバーピールの施術頻度とプランニング

ウーバーピールの施術頻度や効果を最大限得るためのヒントを解説します。

適切な施術間隔

ウーバーピールは、初めのうちは2~4週間に1回のペースで施術を受けます。だんだんと肌悩みが改善し、肌質が向上してきたら1ヶ月に1回程度の頻度でメンテナンスとして施術を受けることでより綺麗な肌を維持しやすくなります。
ただし、元々肌が荒れていたり肌状態がよくなかったりする場合、次の施術まで少し期間を空けた方がいい場合もあるため、必ず医師の指示に従うようにしましょう。

治療効果を最大化するためのヒント

ウーバーピールの治療の効果を最大化するためには、施術後の肌ケアが重要になります。
施術後最低でも6時間はメイクや日焼け止めの塗布、洗顔などは感染などの恐れがあるため避けていただきたいのですが、その後はしっかりと保湿するようにしましょう。
化粧水で保湿する際は、1度に大量の化粧水を肌に浸透させるのではなく、2回に分けて浸透させることで無駄なく化粧水を浸透させることができます。
化粧水の後は必ずクリームや乳液を使用し、乾燥しないように蓋をしていただきたいのですが、ウーバーピールの施術後は様々な美容成分が普段よりも浸透しやすくなっているため、美白作用のある美容液などを使用するのもおすすめです。美容液やオイルを使用する際には化粧水の後に塗りこむようにしましょう。美容成分たっぷりのシートマスクで保湿をするのもおすすめです。

施術後6時間は日焼け止めなどの塗布は避けていただきたいことをお話ししましたが、クリニックから自宅に帰るまでの間もしっかりと紫外線対策を行っていただきたいため、日傘や帽子などを持参していただくと対策ができておすすめです。

まとめ

ウーバーピールはダーマペン単体では毛穴への効果を感じられなかった方におすすめの治療です。ダーマペンと比べて針の深度が浅い分痛みが軽減される点も特徴です。
ウーバーピールには様々な美容成分が配合されており、抗炎症作用や美白作用、抗酸化作用やアンチエイジング作用などが期待でき、毛穴の開きや毛穴詰まり、毛穴が目立つ原因となるニキビの改善などにも役立ちます。
ダーマペンを使用した施術は施術者の技術によって効果が左右されることもあるため、信頼できるクリニックを選ぶことも重要です。

この記事の監修医師

この記事の監修医師

医療法人社団 育麗会 理事長
椿クリニック 総院長

田邊 俊成

1957年12月30日に埼玉県に生まれる。昭和63年に埼玉医科大学を卒業後、皮膚科医としてのキャリアをスタート。その後、都内の大手美容外科にて技術指導医を務め、美容医療分野での深い経験と専門知識を持つ。

平成19年に独立し、愛知県名古屋市に美容皮膚科「はなえクリニック」を開設。その後、銀座、名古屋、心斎橋に展開する美容皮膚科「椿クリニック」の総医院長に就任。平成25年には医療法人社団育麗会を立ち上げ、都市部を中心に先進的な美容医療を提供している。

田邊先生のプロフィールはこちら

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