よく知られている医療ハイフの効果は引き締めやたるみの改善ですが、脂肪を溶解して痩せる効果もあります。クリニックによっては、体の痩身に使用するところもあります。
この記事では、椿クリニックのお顔の医療ハイフで得られる痩身の効果について解説します。また、顔痩せに効果的な脂肪溶解注射についても紹介します。
医療ハイフで叶える理想のフェイスライン!医療ハイフの痩身効果を徹底解説
この記事を読んでわかること
- 医療ハイフは超音波エネルギーを使い、筋膜や脂肪層に作用し、顔の引き締めや脂肪溶解が期待できる施術です。
- 顔が太って見える原因には脂肪だけでなく、姿勢の悪さ・たるみや・あごの形などが影響することがあります。医療ハイフで脂肪減少と引き締めを行うことで、二重あごの改善も期待できます。
- 脂肪を重点的に減らしたい場合には脂肪溶解注射が良いでしょう。たるみ改善と脂肪減少を同時に行いたい場合は医療ハイフが効果的です。各施術の特徴とリスクも理解することが大切です。
- 医療ハイフの効果を持続させるためには、施術後の保湿や紫外線対策、3~4ヶ月ごとのメンテナンスを行うとよいでしょう。
目次
医療ハイフで痩せる?その効果と原理
医療はハイフには脂肪を溶解する作用もあります。医療ハイフの働きとともに詳しく解説していきます。
医療ハイフとは何か?
医療ハイフとは、高密度な超音波エネルギーを使って肌の奥の筋膜まで作用させることで、お顔の引き締めやたるみの改善が期待できる施術です。
「皮膚の真皮層」に作用することでコラーゲンの生成やエラスチンが活性化され肌のハリや弾力が回復します。
「脂肪層」へのアプローチによって、脂肪を溶解することでお顔をすっきりとさせることができます。また、脂肪の多さによってできているほうれい線などの改善にも効果的です。
「SMAS筋膜」は肌が垂れないように支える土台として機能していますが、加齢とともに緩むことで肌を支えられずたるみとなって現れます。その筋膜を医療ハイフの超音波エネルギーによって引き締めることで、土台からたるみの改善が可能となります。
医療ハイフによる脂肪減少の仕組み
医療ハイフは脂肪層にもアプローチします。
元々ハイフ機器は前立腺がんの治療に使われており、超音波によって1点に熱を与えることでがん細胞を破壊するというものでした。それを美容クリニックで使用する医療ハイフに応用したものなので、医療ハイフを照射した脂肪は、脂肪細胞自体が破壊され排出されていき、ほぼリバウンドのない痩身が期待できます。
体内にある脂肪細胞は自然には増減せず、ひとつの細胞が大きくなることで脂肪量が増えます。医療ハイフによって脂肪細胞自体が破壊されるため、残っている脂肪細胞が大きくならない限り、効果は長期間持続する可能性があります。
痩身効果のメカニズム
「痩身」と言っても、それは脂肪を減らすことだけではありません。引き締まった体のことも指すため、お顔に置き換えた場合「むくみをなくす」ことや「たるみをなくす」ことも痩身のひとつであると考えます。
例えば、お顔が太っている・大きく見える原因にもいくつかあり「脂肪の量が多いため太っている」や「たるみによってフェイスラインがぼやけていて太っているように見える」「二重あごによって太っているみたい」などが考えられます。
医療ハイフでは脂肪の減少や筋膜の引き締めなどの効果が期待できるため、エラ張りなどの筋肉の発達や元々の骨格が原因でない顔の太りや大きさの改善には効果的です。
顔の脂肪と二重あごに悩んでいる方へ
顔が太って見える原因はただ脂肪が多くついていること以外にも理由があります。太って見える一番の理由である二重あごの原因と改善法について解説します。
二重あごの原因と改善方法
二重あごになっていることも顔が太って見えたり大きく見えたりする原因となります。
二重あごができる原因にはいくつかあります。
・皮下脂肪が多くついている
あご下に皮下脂肪が多くついていると二重あごになってしまいます。美容施術やダイエットなどで皮下脂肪を減らすことで解消できます。
・皮膚がたるんできた
皮膚のたるみによってあごの周りに皮膚が集まることで二重あごになってしまいます。たるみには加齢による「骨の萎縮」や「脂肪の減少や移動」、「表情筋の衰え」などの原因があり、それぞれの原因に適した対処法が必要となります。
・元々あごが小さい
若くて特に太ってもいないのになぜか二重あごができる人がいますよね。それはもしかしたら、元々のあごの小ささが関係しているかもしれません。あごの小さい人は首からあご先までの距離が短く、少し俯いただけで二重あごができやすくなってしまいます。
・姿勢が悪い
姿勢も二重あごの形成に大きな影響を与えます。例えば、俯いた姿勢でスマホを使う癖のある人は、あご下の脂肪が押し出されるような状態になって二重あごが作られます。この姿勢を続けることで二重あごの状態が癖になってしまい、俯いていなくても二重あごができてしまうことがあります。気づいたときに姿勢を正すようにしましょう。
・口呼吸になっている
口呼吸は口周りの筋肉の発達やあごの発達を妨げる原因になります。口呼吸になっている人は常に口がぽかんと開いた状態になっているため、口周りの筋肉が衰えたり、下あごの骨の角度が通常より大きくなりやすく、あご先から首までの距離が短くなりやすくなったりしてしまいます。
顔の脂肪が増える理由
医療ハイフでは脂肪によるお顔の大きさの解消が可能ですが、顔の脂肪が増える理由は血行不良や摂取エネルギーが消費エネルギーよりも上回ることなどが原因です。
塩分のとり過ぎや冷え、姿勢の悪さなどは血行不良の原因になりますが、血流が悪くなることでむくみを引き起こすだけでなく脂肪の燃焼も悪くしてしまいます。
また、偏った食事や運動不足は肥満につながりやすく、顔に脂肪がついてしまう直接的な要因となります。
医療ハイフで得られる引き締め効果
医療ハイフでは脂肪溶解作用の他にも筋膜の引き締めやコラーゲンの生成を促進する作用もあります。そのため、たるみによってお顔が大きく見えているタイプには、たるみを改善することでお顔の大きさが解消されることもあります。
医療ハイフと他の痩身施術の比較
医療ハイフの他にも、脂肪を減らして痩身効果を得ることができる施術があります。医療ハイフと比較しながらご紹介します。
医療ハイフと脂肪溶解注射の違い
医療ハイフにも脂肪溶解作用があり、たるみも同時に改善したい場合には適しています。しかし、しっかりと脂肪を落として痩せたいという人には脂肪溶解注射が適しています。
脂肪溶解注射はその名の通り、脂肪を溶かして減らしていく注射です。
脂肪溶解注射の主成分であるデオキシコール酸が脂肪細胞を溶かし数を減らしていくため、リバウンドのほとんどない顔痩せが可能です。
使用する薬剤によっても変わりますが、顔痩せの効果を感じるまで早いもので2〜3回繰り返し施術を受けることで実感することができます。
それぞれの施術のメリットとデメリット
ピンポイントで脂肪を減らし痩せていきたい人には脂肪溶解注射が適しています。しかし、針を使った注射であるため、痛みが伴います。また、薬剤を注入していくため腫れや赤み、熱感や内出血などのダウンタイムが1〜2週間程続く場合があります。
医療ハイフはたるみや引き締めを主に、脂肪も減らしたいという人に適しています。脂肪溶解作用については脂肪溶解注射の方が効果的ですが、同時にお顔のたるみも改善してアンチエイジング効果も得たい場合はおすすめです。
医療ハイフの照射後は肌内部に熱がこもるため、熱感や赤み、腫れなどが起こる可能性があります。また、技術不足の施術者による施術は神経の損傷や火傷などのリスクも大きくなるため、施術を受けるクリニック選びが重要になります。
医療ハイフの施術を受ける際の注意点
医療ハイフは施術後赤みなどの副作用が出ることがありますが、肌のコンディションを整えておくだけで施術後の副作用が軽度で済むこともあります。医療ハイフを受けるにあたって注意すべきことを解説します。
施術前の準備とアフターケア
医療ハイフを受ける前には肌のコンディションを整えておくようにしましょう。
医療ハイフは超音波によって肌内部に熱を蓄えます。肌が乾燥していたり荒れていたりすると熱作用によるダメージを強く受けてしまいます。ダウンタイムが長くなったり、副作用が強く出てしまったりなどのリスクがあるため、医療ハイフを受ける前はしっかりと保湿し日に焼けないようにするなど気をつけましょう。
副作用とリスクについて
医療ハイフの副作用は前述したように、熱感や赤み、腫れなどがありますが1週間程度で自然に引いていきます。
また、照射する部位や照射深度を間違えると神経にまで作用してしまい、顔が麻痺したり違和感が続いたりということが起きてしまいます。施術後ピリピリするような痛みや違和感がある場合はすぐに施術を受けたクリニックに相談するようにしましょう。
医療ハイフを筋膜に照射することで、筋肉痛のような痛みが出ることもありますが、日常生活に影響を及ぼすほどではなく、数日〜1週間ほどで自然に治まります。
施術後の効果の持続期間
医療ハイフの施術後はすぐに顔の引き締まりを感じることができます。施術後1か月程かけてコラーゲンが生成されるため、直後よりさらに引き締まりを実感することができます。
施術から3ヶ月程はコラーゲンの生成促進作用が続き、その後は緩やかに落ち着いていくため、個人差や肌状態、日々の生活習慣などでも左右されますが、3~6ヶ月程度効果が持続します。
医療ハイフの実際の症例と体験談
椿クリニックで医療ハイフを受けた方の症例やお声をご紹介します。
実際のビフォーアフター写真
椿クリニックで医療ハイフを受けた方の症例をご紹介します。
部位
顔全体
年代
40代女性
施術回数
1回
所要金額
初回 19,800円
2回目以降 38,280円
症例についての詳細
超音波の熱エネルギーを皮膚深層に照射し熱のダメージによる創傷治癒によるコラーゲンやエラスチンの生成が促進され、肌の引き締めを促し、たるみを改善する治療です。
この患者様は、ほうれい線、お顔全体のもたつき・たるみにお悩みでした。お顔の脂肪がしっかりあり、頬のコケがでる心配は無かったので、全体的にしっかり照射をしました。
結果、全体的にお顔が引き締まり、額もしっかり照射した結果、目の開きも良くなりました。
施術の副作用(リスク)
発赤・熱感・痒み・痛み・乾燥を生じる可能性があります。
フェイスラインのもたつきが原因で顔が大きく見えていましたが、医療ハイフの照射によってお顔の引き締め、たるみの改善ができ、フェイスラインがすっきりしました。
お客様の声と施術後の感想
医療ハイフ治療の費用とお得なプラン
椿クリニックの医療ハイフの料金やカウンセリングについてご紹介します。
椿クリニックのハイフの施術料金
椿クリニックの医療ハイフの料金をご紹介します。
ウルトラリフト4Dハイフ | 初回(税込) | 1回(税込) |
---|---|---|
全顔 300ショット | ¥19,800 | ¥38,280 |
全顔+首 350ショット | ¥27,500 | ¥45,980 |
椿クリニックの医療ハイフは、あご裏まで全顔の照射範囲に含まれています。
クリニックによってはあご裏の範囲は別で用意されていたり、あご裏を照射しないところもあるため、照射範囲も確認するようにしましょう。
初回カウンセリングの予約方法
初めて椿クリニックでカウンセリングを受ける際、Webでのご予約が便利です。
希望の施術を選んでいただき、希望の日にち・時間を選択してください。今までは希望の日時をクリニックに伝え、クリニック側から空き時間の連絡が入り希望に沿う日時であれば予約が確定するというように、何度かクリニックとやり取りをする必要がありました。
しかし、Web予約を導入したことでクリニックとのやり取りがなくなり、希望の日時に予約を入れることが可能になったため、ご来院までの流れがスムーズになりました。
希望の予約日時が埋まっていたり、すぐに予約をしていきたい場合はお電話にて承っていますので、お気軽にご連絡ください。
Web予約はこちらからどうぞhttps://tsubaki-grp.com/reserve-list/
医療ハイフの効果を最大限に引き出すために
医療ハイフの効果を最大限得るためのポイントについて解説します。
施術後のセルフケアのポイント
医療ハイフの施術後は肌が乾燥しやすくなり、バリア機能が低下します。
乾燥している肌は紫外線や外的刺激による影響を受けやすくなるため、しっかりと保湿するように心がけましょう。
紫外線は肌のハリや弾力を低下させ、シミやしわの元になります。外出時はもちろんですが、室内でも窓際で過ごす際は日焼け止めを塗るなどして紫外線対策を行ってください。
施術前後の生活習慣の見直し
不規則な生活や睡眠不足、ストレスなどは体や肌の老化を加速させる活性酸素を生み出しやすくします。
活性酸素はシミの元であるメラノサイトを活性化させたり、コラーゲンやエラスチンを減少させたり破壊したりします。
規則正しい生活やストレスの発散などを行うとともに、抗酸化作用のあるビタミンA、C、E、ポリフェノール、カロテノイドなどを食事やサプリメントなどから摂取するようにしましょう。
定期的なメンテナンスの重要性
医療ハイフの施術後は3〜6ヶ月ほど効果が持続しますが、効果が残っている3〜4ヶ月ごろに次の施術を受けることでより効果が持続しやすくなります。短すぎるスパンでの施術は肌への負担が大きくなるため、3ヶ月は空けていただきたいです。しかし、あまりにも期間を空けすぎてしまうとまたゼロからのスタ-トとなってしまうため、3~4ヶ月程度で繰り返し施術を受けることをおすすめしています。
まとめ
ハイフは照射する深度によって脂肪へ作用させることもでき、顔痩せの効果も期待できます。
しかし、顔が太って見える原因にはたるみや元々の骨格、エラ張りなどがあるため、ピンポイントで脂肪のみしっかりと落としたい場合には脂肪溶解注射を、たるみによる顔太りや脂肪の減少と共にたるみも改善したい場合は医療ハイフをおすすめします。
自分の顔太りの原因が何なのか気になる人は一度椿クリニックの無料カウンセリングにお越しください。あなたに最適な治療をご提案いたします。