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二の腕痩せはなぜ難しいのか。その理由と医療の力で叶える部分痩せの方法をお伝えします。

二の腕痩せはなぜ難しいのか。その理由と医療の力で叶える部分痩せの方法をお伝えします。
肌の露出が増える時期に近づくにつれ多くの人が悩まされる二の腕の太さ。

その理由は一見単純なようで、実は様々な要素が複雑に絡み合っています。日常生活での筋肉の使い方、皮下脂肪の蓄積のしやすさ、さらには体の特徴まで、二の腕が太く見える原因は多岐にわたります。この記事では、二の腕痩せがなぜ難しいのかという根本的な理由を探り、科学的根拠に基づく医療の力を用いて効果的に部分痩せを実現する方法を詳しくご紹介します。

二の腕痩せが難しい理由とは

二の腕痩せが難しい理由は二の腕の筋肉のつき方や、筋肉の使われ方に関わってきます。
普段使われることが少ない筋肉の周りには皮下脂肪が蓄積しやすくなりますが、痩せにくい原因を解説していきます。

腕の太さを左右する二の腕の筋肉

二の腕の太さには三角筋、上腕二頭筋、上腕三頭筋が大きく関わってきます。
日常生活の中で主に使われる筋肉は上腕二頭筋ですが、荷物を持ち上げたり腕を内側に曲げたりするときなどに使われることが多く、力こぶと言われます。

反対に、ボールなどを投げるときに使われる三角筋、腕を伸ばすときに使われる上腕三頭筋は日常生活の中ではあまり使われない筋肉です。

参考:三角筋 – Wikipedia

参考:上腕二頭筋 – Wikipedia

参考:上腕三頭筋 – Wikipedia

二の腕は脂肪が蓄積しやすい

日常的にあまり使われない上腕三頭筋側には皮下脂肪がつきやすく、意識して鍛えない限りしっかりと筋肉が使われることが少ないため、皮下脂肪も蓄積しやすくなります。
また、筋肉量が少なくエネルギーが消費されずに余ると、さらに脂肪の蓄積につながります。
これが、二の腕に皮下脂肪がつきやすい大きな原因となります。

二の腕が太い3大原因

二の腕の太さはそこにある筋肉や脂肪の蓄積によって左右されます。また、筋肉が少なく血液の巡りが悪くなった二の腕はむくみにもつながります。過去にダイエットの経験がある人は、伸びて垂れてしまった二の腕の皮膚によって太さを感じている人も。ここからは二の腕が太くなる主な原因を解説していきます。

上腕二頭筋が発達している

日常的によく使われる上腕二頭筋ですが、ダイエットをしようと腕立て伏せをし過ぎて力こぶができてしまったなんて経験はありませんか。

上腕二頭筋は肘を横に張り出して腕立て伏せをすることで発達していきます。ボディービルダーをイメージしていただくとわかりやすいかと思いますが、力こぶがムキムキになった腕はもちろん太いですよね。上腕二頭筋を発達させてしまうと、二の腕が太くなる原因となります。

リンパの流れが悪くむくんでいる

巻き肩や猫背の人は鎖骨や脇の下を圧迫してしまい、リンパの流れを滞らせてしまいます。また、二の腕の脂肪によってもリンパの流れが滞りやすい部位でもあります。脇の下には腋窩リンパ節があります。リンパ系は、血液循環から組織に漏れた液体(リンパ液)を回収し、それを再び血液循環に戻す役割を担っています。これにより、体内の液体バランスが保たれます。

他にもリンパ液は、細菌やウイルスなどが体内に広がらないようにする役目も持っています。
リンパ節がスムーズに働かなくなると、体液が組織に停滞しむくみにつながります。
脇の下を押して痛みやゴリゴリする感覚があると、リンパが滞っている可能性があります。

参考:リンパ節 – Wikipedia

たるみによる振袖ができている

急激に痩せることで太っていた時に伸びていた皮膚が縮みきらず、たるみとなって残ってしまいます。よく「二の腕に振袖ができた」と言われる現象がこれにあたります。
体の急激な変化に皮膚の再生が追い付かず伸びたまま残ってしまいます。
この他にも、加齢によるたるみでも二の腕は太くなってしまいます。

二の腕ダイエットの落とし穴と医療の助け

二の腕のダイエットをしようと思った時、手っ取り早く始められるのは自己流のダイエットではないでしょうか。しかし、自己流のダイエットにはリスクがつきものです。そのリスクと、リスクを回避しながら、的確に痩せたい部分に絞ってダイエットができる医療の力をご紹介します。

自己流ダイエットのリスクとは?

自己流でのダイエットにはリスクがつきものです。

  • 偏った栄養により体調不良につながる
  • 脂肪の多い部分から痩せていくため女性らしい体つきを失ってしまう
  • 急激な体重減少は皮膚のたるみにつながる
  • 痩せたい部分だけ痩せることは難しい
  • 脂肪細胞の数を減らすことはできないためリバウンドの恐れがある

などが考えられます。

医療介入による安心と効果

医療での二の腕痩せであれば、リバウンドなく痩せたい部分だけを的確に細くすることが可能です。
極端に食事を制限することなく、痩せてほしくない部分はそのまま女性らしい体つきを保ちつつ、ゆっくりと脂肪を減らしていくため皮膚が余りたるみが起きることもありません。

椿クリニックの部分痩せ治療は脂肪細胞の数を減らしてくれるため、普段の生活でリバウンドする可能性は限りなく抑えることができます。

医療現場で取り扱う薬剤は安全なものを使用し、研修を積んだ医師が施術を行うため、二の腕痩せを叶えたい人には最も近道と言えるでしょう。

理想の二の腕への近道:脂肪溶解注射の科学

二の腕痩せには脂肪溶解注射が一番の近道です。外科的手術のようにメスを使わず傷も小さな針跡のみのダウンタイムがほとんどない脂肪溶解注射について解説していきます。

脂肪溶解注射の原理とは?

脂肪溶解注射とは、痩せたい部分の脂肪細胞を溶かし数を減らすことで、リバウンドしない部分痩せが期待できる治療です。
人の体にはあらかじめ決まった数の脂肪細胞があり、ひとつの脂肪細胞が大きくなることで脂肪の量が増えます。自己流のダイエットなどでリバウンドを起こすのは一度小さくした脂肪細胞が食事の量や生活習慣などで元に戻ることが原因です。
脂肪溶解注射では脂肪細胞の数自体を減らすことができるため、狙った部分のダイエットが可能となるのです。

椿クリニックでは顔用の脂肪溶解注射としてBNLSultimateとFatX Coreを、体用の脂肪溶解注射としてリバイタルセルフォーム(イタリアンメソセラピー)の2種類の脂肪溶解注射を取り扱っています。

二の腕痩せに効果的なリバイタルセルフォーム

リバイタルセルフォームは主成分である大豆由来成分「高濃度フォスファチジルコリン」と米国FDA(食品医薬品局)の承認を受けている「デオキシコール酸」 にアミノ酸やビタミン剤などのさまざまな有効成分を加えた薬剤で、脂肪の溶解だけでなく周辺のセルライトにも働きかけ脂肪の燃焼 を促進させる効果があります。フォスファチジルコリンは元は脂肪肝や高脂血症の治療に使用されていた成分で、気になる部分の脂肪に直接注射することで、脂肪を溶解する作用を発揮します。

デオキシコール酸は胆汁酸の一種で、脂肪細胞の細胞膜を破壊し、脂肪を乳化します。脂肪細胞自体が減少するため、リバウンドがほぼない部分痩せが期待できます。

2~4週間ごとに5回以上の注射をおすすめします。しかし、リバイタルセルフォームはしこりができやすい薬剤のため、しこりができた場合しこりが解消したタイミングで次の注射となります。そのため、注射間隔には個人差があります。

アメリカ食品医薬品局
アメリカ食品医薬品局(アメリカしょくひんいやくひんきょく、英語: Food and Drug Administration[4]、略称: FDA)は、アメリカ合衆国保健福祉省(Department of Health and Human Services, HHS)配下の政府機関。連邦食品・医薬品・化粧品法を根拠とし、医療品規制、食の安全を責務とする。

引用:アメリカ食品医薬品局 – Wikipedia

参考:レシチン(フォスファチジルコリン) – オーソモレキュラー栄養医学研究所

椿クリニックの脂肪溶解注射体験談

椿クリニックで実際に脂肪溶解注射で二の腕痩せに成功したお客様のビフォーアフターです。

施術名
部分痩せ注射
施術の説明
植物から抽出した成分を主成分とした脂肪溶解注射です。
血流やリンパの流れを改善し、溶かした脂肪や体に溜まっている老廃物の排出を促す施術です。
施術の副作用(リスク)
内出血・注入部分に発赤・腫れ・疼痛・つっぱり感・熱感・硬結を生じる可能性があります。
施術回数
20cc×(片側10cc)5回

二の腕痩せのための脂肪溶解注射:リバイタルセルフォームとは?

脂肪溶解注射は短い時間で施術ができダウンタイムもほとんどないため、忙しい人や長いお休みが取れない人にとても適しています。しかし、選択する薬剤によって反応が強く出ることもあります。ここからは、どちらの薬剤が適しているのか見極め方と治療前後のケアについて解説します。

脂肪溶解注射が適している人は?

脂肪溶解注射は二の腕やお腹、太ももや腰回りなど部分痩せをしたい人に適しています。

また、体重が標準であっても部分的に気になる方にも適しています。
反対に体重を落としたいと思っている人には向かない治療です。脂肪溶解注射は脂肪を減らす治療で、脂肪自体はとても軽いもののため体重の変化はあまり感じられないでしょう。

外科手術のようにメスで傷を入れる施術ではないため、ダウンタイムが短く施術時間も30分程で済むため、まとまったお休みがとれない人にもおすすめです。

治療前後のケア方法

治療前に確認していただきたいことは、「大豆アレルギーがないか」ということです。リバイタルセルフォームに大豆の成分が含まれているため、大豆アレルギーをお持ちの人は受けることができません。

治療後はマッサージをしっかりと行ってください。リバイタルセルフォームには溶かした脂肪を自然に流してくれる作用がないため、マッサージにて溶かした脂肪を流していく必要があります。また、薬剤が一部分に固まることでしこりができやすくなります。しこりは1ヶ月ほどで自然に吸収されますが、溶かした脂肪を流すと同時にマッサージをすることで早い段階でしこりを落ち着かせることができます。注入した薬剤を均一に広げるためにもマッサージは効果的です。

注射後は薬剤の反応により赤みや熱感を持つことがあります。その場合はタオルに包んだ保冷剤で冷やしてください。赤みや熱感が長引く可能性があるため、当日は体温を上げる行為は控えるようにしてください。赤みや腫れは1~2週間ほどで自然に引いてくることがほとんどです。
溶かした脂肪の排出をスムーズにするために意識して水分を摂るようにしましょう。

脂肪溶解注射の副作用とは

脂肪溶解注射の副作用としては痛みや腫れ、赤み、しこりなどがあります。

注射後の痛みや腫れ

リバイタルセルフォームは効果が大きい分、薬剤の反応による痛みや腫れ、熱感などが出やすい薬剤です。長くても2週間ほどで自然にひいていきますが、気になる場合には保冷材などで冷やすと痛みや熱感が軽減します。

しこりができやすい

リバイタルセルフォームは薬剤が濃い分、注入部位にしこりができやすくなります。そのため、痛みが治まったタイミングからしっかりと薬剤を馴染ませリンパを流すようにマッサージをし、しこりを解消することが大事です。

二の腕痩せのためのトータルケア

脂肪溶解注射で二の腕の部分痩せは可能ですが、同時に毎日の生活にも気を使っていくことで、理想のサイズをよりキープしやすくなります。二の腕痩せをするうえで気を付けていきたいことをお話していきます。

痩せるための食生活

お肉の脂身やバターなどの動物性の脂質は二の腕に脂肪をつけやすくなります。
また、急激に血糖値が上がることで体の中で糖を処理しきれずに脂肪となって蓄積されていきます。白米やお餅、うどんやパンなどエネルギー源となる炭水化物を摂り過ぎないように、炭水化物を摂取する前に野菜などを摂取することで急激な血糖値の上昇を防ぐことができます。

二の腕痩せのためにはタンパク質やカリウム、脂肪を燃焼してくれる食材などがおすすめです。
大豆や赤身の牛肉などに含まれるタンパク質は筋肉をつけるために重要な栄養素です。筋肉をつけにくい上腕三頭筋だからこそ、タンパク質は積極的に摂り入れたい栄養素です。

筋肉増量
タンパク質の摂取量を増やすことは、筋肉量の増加や健康増進のためにハーバード大学医学部でも推奨されている。

引用:タンパク質 – Wikipedia

カリウム
アボカドやひじき、ブロッコリーなどに含まれるカリウムは体内の水分と塩分のバランスを調節してくれるため、むくみによる二の腕太りを改善してくれる効果があります。

参考:カリウム – Wikipedia

イワシやサバ、サンマなどに含まれるEPAやDHAは脂肪の燃焼を助ける働きがあるためこれらの食品も積極的に摂り入れましょう。

ドコサヘキサエン酸(ドコサヘキサエンさん、Docosahexaenoic acid、略称:DHA)
DHAの摂取は血中の中性脂肪(トリグリセライド)量を減少させ、心臓病の危険を低減する。

引用:ドコサヘキサエン酸 – Wikipedia

エイコサペンタエン酸(エイコサペンタエンさん、eicosapentaenoic acid、EPA)
基礎研究で脂質代謝、血液凝固異常の改善が認められた。

引用:エイコサペンタエン酸 – Wikipedia 

継続的な運動の重要性

継続的に二の腕のトレーニングを行うことで、血液やリンパの流れを促進し老廃物を排出しやすくすることでむくみを予防したり改善したりすることができます。
二の腕に効果的なトレーニングをご紹介します。

  1. お尻をついて床に座った時に、肘と同じ高さに座面のある安定した椅子を用意します。
  2. 肘から手首までの前腕が座面に対して垂直になるように座面に手をつきます。膝を軽く曲げてかかとを床につけます。
  3. ゆっくりと肘を曲げ真下に体を下ろしていきます。
  4. 肘が90度になるまで曲げたら素早く肘を伸ばし元の状態に戻ります。上腕三頭筋の動きを意識しながら行うことがポイントです。
  5. 10回を1セットとし3セット行いましょう。

トレーニングと同時にウォーキングなどの有酸素運動を取り入れることで、二の腕のみならず全身の代謝アップが期待できます。

まとめ

二の腕を細くするには食事の見直しで余分な脂質を制限し血糖値の急激な上昇を防ぐことが大事です。また、継続的に有酸素運動と二の腕の筋トレを取り入れ脂肪が燃焼しやすい体を作り、今ある二の腕の脂肪には脂肪溶解注射で脂肪細胞を破壊してあげることが二の腕痩せへの一番の近道です。

椿クリニックはお客様の目指す綺麗への道を精一杯サポートしていきます。気になった人はいつでも椿クリニックにお問い合わせください。

よくあるご質問

二の腕は痩せにくいのはなぜですか?

二の腕が痩せにくいのは、日常生活であまり使われないうえ筋肉量が少なく上腕三頭筋の部分に脂肪が蓄積しやすいことが原因です。また、二の腕はリンパの流れが滞りやすく、むくみやすいことも痩せにくい原因です。

二の腕は何ヶ月で細くなりますか?

二の腕が細くなるまでの期間は、トレーニングの頻度や食事管理などによる個人差がありますが、一般的には3〜6ヶ月の継続的な努力で効果を得ることが可能です。脂肪溶解注射のような美容治療では脂肪細胞そのものの数を減らすことができるため比較的短期間で効果の実感を得ることができるでしょう。

二の腕が太い原因は何ですか?

二の腕が太くなる主な原因は、皮下脂肪の蓄積や筋肉の衰え、そしてリンパの流れの滞りがあります。また、加齢に伴う皮膚のたるみが原因で太く見えてしまうこともあります。

「脂肪溶解注射」について
の詳細はこちら

この記事の監修医師

この記事の監修医師

医療法人社団 育麗会 理事長
椿クリニック 総院長

田邊 俊成

1957年12月30日に埼玉県に生まれる。昭和63年に埼玉医科大学を卒業後、皮膚科医としてのキャリアをスタート。その後、都内の大手美容外科にて技術指導医を務め、美容医療分野での深い経験と専門知識を持つ。

平成19年に独立し、愛知県名古屋市に美容皮膚科「はなえクリニック」を開設。その後、銀座、名古屋、心斎橋に展開する美容皮膚科「椿クリニック」の総医院長に就任。平成25年には医療法人社団育麗会を立ち上げ、都市部を中心に先進的な美容医療を提供している。

田邊先生のプロフィールはこちら

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