二の腕にあるブツブツ!ダーマペン4でキレイにしよう 最終更新日: 2021.07.09

半袖やノースリーブを着るのを躊躇ってしまう方も多いでしょう。
今回は二の腕にあるブツブツの原因や対処法についてご紹介します。
目次
二の腕にあるブツブツはなに?
二の腕のブツブツは一見ニキビのように見えますが、「毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)」という皮膚疾患の可能性が高いです。別名「毛孔性角化症(もうこうかくかしょう)」とも呼ばれています。
毛孔性苔癬とは
ブツブツは普通の肌色、または薄い赤や茶褐色をしています。ごくまれにかゆみを感じる人もいるようですが、基本的には外見以外の自覚症状はほとんどありません。子どもから20歳くらいの人に発生しやすいようです。毛孔性苔癬は良性の皮膚疾患であるため他人に感染する心配はありませんが、患部の見た目を気にしてしまう方には精神的ダメージが大きいでしょう。
原因
毛孔性苔癬の原因はターンオーバーの乱れです。
皮膚は、約1ヶ月周期で表面の角質が剥がれて新しい皮膚に生まれ変わる「ターンオーバー」を繰り返しています。
毛穴に古い角質がたまることにより、ブツブツと皮膚が盛り上がった見た目になってしまうのです。しかし、根本的な原因はまだ解明されておらず、遺伝性のものであると考えられています。
主な症状
毛孔性苔癬は、先述したとおり皮膚にブツブツができます。触れるとザラザラしていて、広範囲にわたって発生します。最もできやすい部位は二の腕ですが、症状は軽度でも自然に治りづらいのが難点です。
二の腕にあるブツブツはどうやったら治るの?
ブツブツの治療には皮膚科で処方される内服薬や外用薬を使いますが、効果には個人差があります。早く治したいなら、保険が適用されない美容皮膚科での治療をおすすめします。
皮膚科での治療
皮膚科では、二の腕の古い角質を柔らかくして除去するサリチル酸や尿素を配合した塗り薬がよく使われます。患部が乾燥して症状が悪化することが多いので、ヘパリン類似物質を配合したヒルドイドなどの保湿剤も多く使われています。市販薬を購入することもできますが、より高い効果を求めるなら皮膚科を受診しましょう。
クリニックによっては漢方薬が処方される場合もあります。人それぞれ体質が異なるので、漢方薬は必ず病院で処方してもらうことが大切です。
外用薬と内服薬は、健康保険が適用されるため金銭的負担が少ない治療です。
美容皮膚科での治療
美容皮膚科の治療法には、「ケミカルピーリング」「フラクショナルレーザー」「ダーマペン4」「ピーリング」などいくつかの種類があります。どの治療法も新しい皮膚の再生を促すものですが、二の腕のブツブツには「ダーマぺン4」が特におすすめです。
二の腕のブツブツにはダーマペン4
「ダーマぺン4」は、髪の毛よりさらに細い超極細針で肌の表面にとても小さな穴を一時的につくり、肌の自然治癒力を向上させる治療です。傷を修復する治癒能力と同じ作用により、皮膚のターンオーバーを促し、肌を生まれ変わらせることができます。
ダーマペンの施術後は肌がとても敏感になっています。なるべく刺激を与えないよう、肌にやさしいスキンケアアイテムと化粧品を使いましょう。紫外線や乾燥にも弱くなっているため、外出する際は刺激の少ない日焼け止めを塗てください。朝晩のスキンケアでしっかり肌を保湿することも大切です。
そして、ダーマペンにはダウンタイムが必要です。施術スケジュールを組む際にはご注意ください。施術直後は赤みが目立つため、長期休暇中など外出しない日に治療すると良いでしょう。
また、皮むけが起こることもありますが、擦らず保湿を徹底して自然治癒を待ちましょう。2〜3週間もすれば、きれいな肌に生まれ変わります。
まとめ
二の腕のブツブツは毛孔性苔癬という皮膚疾患の場合が多いです。他人に感染するものではありませんが、見た目が気になる場合は早めに皮膚科で治療を受けると良いでしょう。
外用薬や内服薬で効果が薄いなら、美容皮膚科での施術がおすすめです。保険適用外になるため、多少費用はかかりますが短期間で高い効果が得られます。