実は額のシワは老けて見えてしまう原因の一つです。そのシワはボトックスで解決できるかもしれません。ボトックス注射について徹底解説していきます。クリニック選びのポイントもお伝えします。
注:「ボトックス」とはアラガン社が開発したボツリヌス毒素製剤のブランド名であり、しわ治療の一般名ではありません。
椿クリニックではアラガン社(ボトックスビスタ®)使用しています。
このコラムでは広く認知されているボトックスという商品名を使用しています。
この記事を読んでわかること
実は額のシワは老けて見えてしまう原因の一つです。そのシワはボトックスで解決できるかもしれません。ボトックス注射について徹底解説していきます。クリニック選びのポイントもお伝えします。
注:「ボトックス」とはアラガン社が開発したボツリヌス毒素製剤のブランド名であり、しわ治療の一般名ではありません。
椿クリニックではアラガン社(ボトックスビスタ®)使用しています。
このコラムでは広く認知されているボトックスという商品名を使用しています。
目次
額(おでこ)のシワはボトックス注射をするだけで約3ヶ月から半年の間、アンチエイジング効果をもたらします。なぜボトックスがおでこのシワの治療に効果的なのかお伝えします。
ボトックスとはボツリヌストキシンのことです。ボツリヌストキシンには神経伝達物質であるアセチルコリンが放出されることを抑制します。抑制すると筋肉が動きにくくなります。これがボトックスの仕組みです。
ではなぜ額にボトックスを打つとよいのでしょうか?
額のシワの原因は前頭筋という眉毛を上げるための筋肉があります。人間は眉毛を使って表情を表したりします。眉毛を上下させると額にしわが寄りませんか?これがシワの原因なのでボトックス注射を前頭筋に打って動きにくくするとシワが寄りにくくなります。
初めは筋肉を動かすとシワが寄りますが、年齢とともに何もしなくても横線が刻まれていきます。刻まれてからでは遅いのでその前にボトックス注射を打って対策をしていきます。
椿クリニックで額ボトックス注射を行うときの方法をお伝えします。
まずはカウンセリングをスタッフより行い、その後医師の診察を行います。医師より同意書に沿って説明をして問題なければ同意書に署名していただき、入金後施術を行います。
注入前に写真を撮り、痛みを軽減させるために保冷剤で注入部位をしっかり冷やしていきます。医師による注入が終わり、止血が確認出来たらお帰りいただいて大丈夫です。お帰りの際にボトックスのLOT番号と注入部位・単位数が書いたカードを皆様にお渡ししております。他のクリニックでは渡されることは少ないみたいですが、椿クリニックでは患者様に安心して施術を行っていただきたい、また自分がどこに何単位打っているのかすぐにわかるよう患者様にも把握していただきたいと思っております。
椿クリニックではボトックスを2種類ご用意しております。ではその違いは一体何なのでしょうか?
ボトックスビスタとはアメリカのアラガン社が出しているボトックスです。厚生労働省から認可とアメリカのFDA(米食品医薬品局)からも認可を受けています。日本では厚生労働省から認可受けているのはボトックスビスタのみです。そのため多くの美容クリニックで使用されています。また症例数も多く、品質管理を徹底しているためボトックスをするなら絶対ボトックスビスタがいいと言われる患者様も少なくありません。
持続期間は、個人差はありますが4〜6ヶ月程度です。ボトックスビスタの価格はクリニックによって大きく違いますが、額ボトックスですと1万円〜となっているクリニックが多いです。
近年では医療用としてだけでなく、美容外科領域において筋弛緩作用を応用した「眉間やアゴのシワ取り」や「輪郭補正(エラ取り)」の美容目的で使用されていることが多く、日本においても2009年にアラガン社からボトックスビスタという商品名で発売された[12]。ボトックスビスタの美容医療業界における市場占有率は半数を超える[13]。世界で1,100万人以上が美容医療分野での治療を受けており、他社薬剤との臨床比較試験においても、持続期間やしわの改善率などに「ボトックスビスタ」が優れているとの結果が報告されている[14]。
引用元:Wikipedia
韓国製ボツリヌストキシンは「ボトックスビスタのジェネリック」と言われています。韓国のKFDA(韓国食品医薬品安全庁)から承認されている薬剤です。まだ日本では承認されていません。
韓国製ボツリヌストキシンは価格が安く、効果もある所が魅力です。部位やクリニックにもよりますがボトックスビスタの1/3ぐらいの価格で施術を受けることができます。
持続期間が個人差はありますが3~4ヶ月とボトックスビスタよりやや短いと感じる方もいます。しかし効果の大差はないと言われています。
食品医薬品安全処(しょくひんいやくひんあんぜんしょ、略称: 食薬処、英語:Ministry of Food and Drug Safety、MFDS)は、安全な食品及び医薬品体系の構築・運営を通じて、関連産業の競争力向上という国民の期待に応じる為に設立された、大韓民国における国家行政機関。旧名は韓国食品医薬品安全庁 (Korea Food and Drug Administration、KFDA) 。
引用:食品医薬品安全処 – Wikipedia
2種類のボトックスがありますがどちらを選択すればよいのでしょうか?考え方にもよりますがニューロニックスの方が、持続期間が短いため1年間に注入する回数がボトックスビスタよりも多くなります。家から遠いし何回もクリニックに行きたくない、効果が長く出てほしい方にはボトックスビスタがおすすめです。
また「このイベントの時に効果が出てほしい」などと短期的な効果を求めている方にはニューロニックスはおすすめです。価格も安く必要な時だけ効果が出てくれるためコストパフォーマンスはとても良いでしょう。
実際額のボトックスを行うときはどのような流れで施術を行うのでしょうか?ご紹介していきます。
まず初めにカウンセリングを行い、ボトックスについて説明・注意点・料金・過去の施術歴・既往歴などをお伝え・確認していきます。その後医師の診察を行います。医師より同意書に沿って説明をしていきますが、本当にボトックスが適応なのか、筋肉の強さ・シワの寄り方を確認していきます。患者様によって個人差がありますので、しっかり診察していきます。問題なければ同意書に署名していただきます。
施術は医師が行います。看護師が介助に入りますので何かあればすぐに教えてください。注入前に写真をお撮りいたします。どの美容皮膚科でも写真は撮ると思いますがボトックスの効果の確認や何かトラブルがあった時にすぐに対応できるように写真を撮らせていただきますので、ご協力お願いします。撮影後、痛みを軽減させるために保冷剤で注入部位をしっかり冷やしていきます。ボトックス注入時はある程度痛みが発生しますので皆さん冷やしています。医師による注入は1部位5分程度です。筋肉の動きを見ながら何度か注入していきます。注入後、止血をして終了です。
施術後1週間程度で効果が出てきますので様子を見ていきます。しかし患者様によっては効果がイマイチの方もいますので、2〜3週間経過しても効果が出ていない場合はリタッチ(再注入)を再診料の1,210円(税込)で行いますので、注射後2週間前後で再診ご来院ください。またそれ以外にも何かご不明な点がございましたらいつでもご連絡ください。
ボトックスの一般的な効果について説明していきましたが、額ボトックスの効果は実際どうでしょうか。解説していきます。
まずボトックスの効果の出始めはちょっとした違和感かと思います。「眉毛が上げにくい・動きにくい」と感じる方が多いです。1週間後くらいは眉毛を上げてもまだしわは寄りますが、2〜3週間後くらいには皮膚表面のハリ感とシワの寄りにくさが出てきます。
持続期間はボトックスの種類・筋肉量にもよりますがボトックスビスタの場合は5か月前後、ニューロニックスは3〜4か月程度です。またボトックス注入後に眉毛をよく動かしてしまったりボトックスは熱に弱いため、施術直後に血行が良くなるようなことをすると効果は減少してしまうため注意が必要です。
まずボトックスは1回で効果が出ます。そのため必要回数は患者様によって違いますが半年に1回のペースでボトックスを行うことで効果は維持されます。シワが寄ってきたなと思ったらそろそろ注入したほうがいいタイミングです。しかし短期間で注入すると抗体ができてしまう可能性がありますので適切な間隔をあけて施術を行うことをおすすめします。いつ施術したかわからなくなってしまった場合は施術後にお渡しする施術カードを確認してください。また他のクリニックで施術を行った場合はクリニックにお電話すれば教えてもらえます。
美容クリニックは世の中にたくさんあり、どこで施術をすればいいかわからないですよね。失敗もされたくないのでクリニック選びは慎重に行いましょう。
こちらはアラガン社より田邉理事長が表彰された時のものです。多い日ですと1日に5〜10件以上のボトックス注射を行っているときもあります。またありがたいことに椿クリニックのボトックス注射はリピート率が高いです。その理由としては患者様に寄り添ってカウンセリング・施術・アフターケアを行っているからです。少しでも不安に思っていることがあればいつでもご相談ください。「○日後にマッサージに予約しているけど行っていいの?」や「温泉は入ってもいい?」など診察・カウンセリング時にお聞きください。患者様からのご質問にしっかり・丁寧にお答えいたします。
椿クリニックでボトックス・ヒアルロン酸注入療法を行っている医師はアラガン社の「施注資格認定医」の資格を持っています。これは医師が講義と実際に指導医による技術研修を行います。経験豊富な医師が在籍しておりますので安心してご来院ください。
アラガン社のボトックスビスタは高い品質管理を行っております。具体的に製造過程だけではなく輸送時の温度管理なども徹底しております。またクリニックに薬剤が到着後はすぐに冷凍庫で保管し、使用するときも適切な量の生理食塩水で溶解して患者様に注入しております。溶解後は冷蔵庫で保管しております。また使用後は失活と言って安全に医療廃棄を行っております。それ以外にも管理表でボトックスの管理も行っており年に1回アラガン社に提出しております。
ボトックス注射は価格が安いため行っている患者様も多いですが気を付けていただきたいこともあります。
ボットクス注入療法は安全性は高いですが医療行為になりますので、全く副作用がないわけではありません。内出血・注入時の痛み・腫れといった副作用は針を使用して注入しているので可能性としてはどうしてもあります。また稀に起こる副作用は左右差が出る・アレルギー反応が起こる・表情が不自然になる・皮膚がたるむなどがあります。1つずつ解説していきます。
まずは「左右差が出る」ですが、もともと人間は左右非対称です。注入時に筋肉の動きを見て注入するためあまり左右差が出ることはないのですが、まれに注入量や注入部位に誤りがあると左右差が出ることがあります。
その次に「アレルギー反応」ですが体がボトックスを異物と判断してしまうとアレルギー反応が起こります。腫れやかゆみが出現しますが大体1週間〜1ヶ月程度で治ります。アレルギー反応が出た場合はすぐに医師に相談しましょう。
「表情が不自然になる」はボトックスの単位数を間違えると起こりうる副作用です。例えば額のボトックスであれば、目が開きにくかったり、眠そうに見えたりすることです。額の場合、目を開けるときに眉上や額の筋肉を使うため、その部分にボトックスを注入することで筋肉が動かなくなり、目が開けにくくなります。ボトックスの量が多かったりすることで起きることが多いので椿クリニックでは都度確認しながら施術していきます。過去にそのようなことがあった場合は必ず医師にお伝えください。
「皮膚がたるむ」は年齢とともに出てしまうことが多いです。ボトックスを打つことで筋肉が緩み、皮膚があまりたるんでいるように見えます。年齢以外にも皮膚が薄かったり、弾力がない方もなりやすいです。
先ほどもお伝えしましたが、ボトックスは熱に弱いです。そのため激しい運動・長時間の入浴・サウナ・ホットヨガ・岩盤浴・飲酒は施術当日避けてください。可能であれば入浴ではなくシャワー浴がおすすめです。また注入部位を強くこすったり、揉んだりすることは控えてください。マッサージは数日控えるとよいでしょう。
初めてのボトックス注射は不安がありますよね。安心して施術を行うためには事前にボトックスについて知識を付けていくことが重要です。しかし、自分ではわからないこともあると思いますので、以下に該当する方は事前に医師に相談しましょう。
また、それ以外にも事前にクリニックのHPやSNSに載っている症例写真や医師について・口コミなどを確認して自身が安心して施術をお願いできるクリニックに行きましょう。
額のボトックスだけではなく他の施術を組み合わせることによってより良い効果が出ることがあります。おすすめの施術を見ていきましょう。
額のシワにはボトックスが効果的とお話してきましたが、実はボトックスではなくヒアルロン酸が適応になるパターンがあります。それは表情ジワとは関係なくしわが刻まれている場合もしくは深いしわになっている場合です。その場合はボトックスとヒアルロン酸と一緒に行うことで深いシワにも効果的です。また額ボトックスでどうしても目が開けにくくなってしまう方でしわを治したい方はヒアルロン酸を行う場合もあります。ヒアルロン酸の場合はボトックス比べて持続期間が1年半~2年程度です。(ヒアルロン酸の種類にもよります)
額のボトックスを行っている患者様が一緒に行っている施術で多いのがマッサージピールとHIFUです。「マッサージピール」は別名コラーゲンピールとも言われており表面のハリ感を出してくれます。またくすみ感やたるみ毛穴が気になる方にも効果的です。額のシワが気になる方でハリ感がなくなってきたと言われる方も少なくないです。そのためつるっとしたおでこを目指すには、 マッサージピールはおすすめの治療です。
「HIFU」はほうれい線やフェイスラインのたるみが気になる方がよく施術をされますが、椿クリニックでは額にもHIFUを照射します。年齢とともに額だけではなく全体的にたるみます。そのためトータル的に引き締め・たるみ治療ができるのがHIFUのいいところです。HIFUは熱エネルギーを使用しますので、ボトックス後に行う場合はボトックスの効果が出た後の3〜4週間以降が効果的です。
実際に椿クリニックで額のボトックスを行った患者様の声を聞いてみましょう。
「初めてのボトックスで緊張しましたが先生や看護師さんが優しくて安心して施術を受けることができました。」
「他のクリニックで施術を受けたときは流れ作業のような感じでしたが、椿クリニックは診察も施術も丁寧でした。」
「先日ボトックスを受けましたが1週間後くらいで効果が出てきました。ハリ感も出てきてファンデーションが時間が経っても寄りにくくなって嬉しいです。」
「施術後は針穴の部分に少し内出血がありましたが3日程度でなくなってきました。コンシーラーで隠れる程度でした。効果が出てきてからは自信をもっておでこが出せるようになりました。」
「以前他のクリニックで額ボトックスを行ったときに目が開けにくかったことをお話したら、何回もしシワの寄り方を見て細かくボトックスを打ってもらえました。前回のことがあったのでまずは少なめに入れてもらい、効果が薄かったらリタッチしてもらうことにしました。まだ少しシワができるのでリタッチをお願いしましたが、安心して施術を受けることができました。」
今回は額のボトックスについて解説していきました。おでこのシワは年齢以上に見えてしまう原因の1つです。しかし早期治療を行うことで何十年後の未来を変えることができます。「ボトックス注射はまだいいや」「そんな年齢いってないし大丈夫」と思っている方も多いのが事実です。ですが椿クリニックで施術をされている方で20代の方ももちろんいます。また前撮りの前や結婚式前など大事な予定があってボトックス注射を行う方もいます。気になっている方は一度椿クリニックでご相談ください。
よくあるご質問
痛みはありますが我慢できる程度です。ほとんどの患者様が保冷剤で注射部位を冷やして施術を行っています。針を刺す痛みはほとんどありませんが薬剤が入ってくるときに痛みがあります。塗る麻酔もご準備がございますので、ご希望でしたらご予約時にお伝えください。
100%ないとは言い切れません。ですが重症なアレルギー反応がみられることはごく稀です。症状としてはかゆみや腫れ・赤みが出現することがありますが1週間~1か月程度で落ち着きます。症状が続くようでしたらご連絡してください。
額ボトックスの平均は3,500円~50,000円程です。ここまで開きがあるのは、厚生労働省認可の薬剤かそうでないかで大きく金額が変わります。厚生労働省認可の薬剤であれば、15,000円~50,000円程で受けることができます。
額ボトックスへの注入は大体10~20単位が目安となります。しかし、筋肉の動きの程度によっても変わるため、動きがそれほど強くない場合には10単位以下の注入もあり、個人差があります。
額ボトックス注射は、表情が不自然になったり、目が開けにくくなったり、皮膚がたるんだりというデメリットが考えれます。しかし、ボトックスの効果が切れると徐々に元に戻ってくるため、永久的に続くということはありません。
ボトックス治療をすることで筋肉の動きを弱め、おでこの横じわを改善するためです。横じわにより凸凹していた皮膚表面が滑らかになるため、つるつるのおでこになることができます。
おでこにボトックスを打つことで今あるシワが軽減され若々しい印象になるとともに、将来のシワ予防ができることも大きなメリットと言えます。施術も短時間で終わり、ダウンタイムもほとんどないため手軽にできることもメリットです。
椿クリニックではボトックスビスタ(厚生労働省認可)【額】¥15,400(税込) 韓国製ボツリヌストキシン【額】¥5,500(税込)となります。