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医療アートメイクを受ける前に、知っておきたいQ&A

医療アートメイクを受ける前に、知っておきたいQ&A
「医療アートメイクの施術を受けてみたいけれど、詳しく知らないし失敗したらどうしよう。」など、興味はあるけれど施術しようか悩んでいるという方はいらっしゃいますか。

医療アートメイクは「朝のメイク時間を短縮したい」「ノーメイクの状態に自信を持ちたい」「ジムやプールでメイク崩れを気にしたくない」という方に特におすすめです。
眉・アイライン・唇(リップ)など普段化粧する部位に施術することで、スッピンでもメイクしている状態を数年保てます。

今回は施術を受ける前に知っておいていただきたいことをまとめました。
医療アートメイクについて気になっている方はぜひ参考にしてください。

施術前に気になること

施術しようか悩んでいる方の中で医療アートメイクしているとMRI検査を受けられないのではないかと心配している方がいらっしゃるようです。

しかし、特に医療アートメイクを施していてもMRI検査を拒否されるということは通常ありません。

また、稀に医療アートメイクの色素に含まれる金属成分が反応して軽いやけどを生じることがあります。これまで医療アートメイクの影響から痕が残るような報告はありませんが、化粧品や金属でかぶれたりした経験がある方は、試験的に小さなエリアに施術して数ヶ月様子を見てから本格的な施術を受けると良いでしょう。

施術中に気になること

医療アートメイク施術中の痛みの感じ方には個人差があり、施術部位によっても違いがあります。

眉は医療アートメイクで一番人気の部位であり、アイラインや唇(リップライン)に比べて施術中の痛みが少ない部位です。毛抜きなど普段のお手入れで刺激に慣れている方が多く、痛みを感じにくいようです。アイラインは目の近くで皮膚も薄いため比較的痛みを感じやすい部位です。

また、粘膜が近く皮膚が弱いので唇(リップライン)も痛みを感じやすい部位となります。そのため多くのクリニックでは施術時に麻酔を使って痛みの対策をしています。

気になる医療アートメイクの施術時間は部位によって異なりますが、施術自体は2時間程度です。初回はカウンセリングや施術準備、沈静等の過程もあるので来院から施術終了までトータルで3時間以上かかることもあります。施術当日は余裕を持ったスケジュール管理をするようにしましょう。

施術後に気になること

医療アートメイク施術後の箇所はまずかさぶたになります。その状態は乾燥しやすく外部からの影響を受けやすいので、なるべく刺激しないようにすることが大切です。

ダウンタイムの期間は一般的に1週間程度とされています。施術箇所以外の化粧は施術の翌日からしても問題ありませんが、医療アートメイクを施術した部位の化粧については1週間程度控えた方が良いでしょう。

また、医療アートメイクは皮膚に色素を注入していく施術ですので、色素が排出されやすくなっています。そのため2回以上の施術を推奨しているクリニックも多くございます。複数回に分ける方が色も入りやすく、失敗のリスクも減らせます。

まとめ

医療アートメイクをすると、ノーメイクでも化粧しているような状態を数年保つことができます。

かさぶたの状態などダウンタイム中は気をつけなければならないこともありますが、必要以上に恐れる必要はありません。

医療アートメイクに興味がある方は、ぜひ挑戦してみてください。

この記事の監修医師

この記事の監修医師

医療法人社団 育麗会 理事長
椿クリニック 総院長

田邊 俊成

1957年12月30日に埼玉県に生まれる。昭和63年に埼玉医科大学を卒業後、皮膚科医としてのキャリアをスタート。その後、都内の大手美容外科にて技術指導医を務め、美容医療分野での深い経験と専門知識を持つ。

平成19年に独立し、愛知県名古屋市に美容皮膚科「はなえクリニック」を開設。その後、銀座、名古屋、心斎橋に展開する美容皮膚科「椿クリニック」の総医院長に就任。平成25年には医療法人社団育麗会を立ち上げ、都市部を中心に先進的な美容医療を提供している。

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