以前は、少し不自然な濃さの眉毛になるなど違和感のある仕上がりになる印象でしたが、近年その技術はかなり進歩しており、眉毛であれば本物の毛が生えているかのような立体的な仕上がりになります。
ただ医療アートメイクの施術にはメリットだけでなく、デメリットももちろんあります。
施術を受ける前にどんなデメリットがあるのか知っておくことで、万が一なにかトラブルが起こったとしても対応しやすくなるでしょう。
ここからは「医療アートメイクのメリット」「医療アートメイクのデメリット」に加えて「医療アートメイクの注意点」について紹介します。
もっと知りたい!医療アートメイクのメリット・デメリット
目次
医療アートメイクのメリット
医療アートメイクのメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
汗や水では落ちない
医療アートメイクは、皮膚に直接針でインクを注入する施術方法です。
そのため、普通の化粧のように汗や水などの影響で流れ落ちるようなことはありません。
旅行先や寝起きの素顔にも自信が持てるようになるでしょう。
すっぴん顔でもメイクした状態のように見える
何よりも大きなメリットが、メイクしていないすっぴん顔でも、メイクした状態のように見えることです。
とくに眉毛は綺麗に整っていると、メイクしたときのような印象になり、すっぴん顔とのギャップが少なくなります。
メイク直しの手間が減る
皮脂や汗でメイクが崩れると、メイク直しの手間がかかってしまいます。
とくに夏場は汗が出やすく、朝にきちんとメイクしても、すぐにメイクが崩れてしまった経験が一度はあるのではないでしょうか。
医療アートメイクをすればメイク崩れの頻度が少なくなるため、毎日必要だったメイク直しの手間が減ります。
医療アートメイクのデメリット
それでは、医療アートメイクのデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
デザインを変更しにくい
専用の針で皮膚に直接色素を入れていく医療アートメイクは、簡単に除去できません。
レーザーを使って医療アートメイク施術した部位を除去するなどの方法が必要となるため、時間や費用がまたかかります。
デザインや施術箇所は簡単に決めてしまわずに、施術者としっかりと打ち合わせをして仕上がりのイメージを共有するようにしましょう。
リタッチが必要
医療アートメイクによって皮膚に注入した色素は、時間が経過するにつれて少しずつ色が薄くなっていきます。
施術してから2~3年ほど経過すると、薄くなった色味が気になるかもしれません。
そのようなときにはクリニックで再度医療アートメイクの施術が必要になります。
医療アートメイクをしたいならこれらのデメリットをあらかじめ理解した上で、意思疎通がしやすく経験豊富な施術者のいるクリニックを選ぶようにしましょう。
医療アートメイクの注意点
それでは、医療アートメイクについて知っておいていただきたい注意点について確認していきましょう。
ダウンタイムが必要
医療アートメイクは針で肌に色素を入れていく施術なので、術後は腫れや赤みなどの症状が出る可能性があります。
こうした施術によって傷ついた肌が癒えるまでの時間を、いわゆるダウンタイムといいます。人によってダウンタイムはまちまちですが、数日~1週間程度で治まることが多いでしょう。
一時的にメイクができない
前述したように、医療アートメイク施術では針を使って肌にインクを注入しているため、施術後には皮膚の表面に細かな傷がついています。
そのため、腫れや赤みなどの症状があるときにはメイクを控えた方がよいでしょう。
とくに肌が弱い方の場合は、長期間メイクできない可能性もあります。
早くメイクを楽しみたいなら、施術後いつからおこなえるのかクリニックで確認しておいた方がよいでしょう。
施術できない人もいる
妊娠中や授乳中の方、何らかのアレルギーがある方、通院中の方や薬を服用している方、施術部位にケガをしたことがある方などは医療アートメイクの施術ができない可能性もあります。
このような場合には、事前にクリニックへ相談した方がよいでしょう。
当日の過ごし方
施術後の当日の過ごし方には注意が必要です。
アルコール摂取を控えるほか、過度な運動や汗をかくことは避けましょう。
また、施術部位は敏感になっているため擦ったり引っ搔いたりしないよう気をつける必要があります。
まとめ
医療アートメイク施術はさまざまなメリットとデメリットがあります。また、医療行為に該当するためクリニックでしか施術できません。
少しでもデメリットを減らせるように信頼できる施術者のいるクリニックを選ぶようにしましょう。
当院では、医療アートメイク施術に関して無料でカウンセリングをしています。
医療アートメイクに関するご希望や不安をお持ちのときには、ぜひお気軽にご相談ください。