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年齢に負けない医療ハイフ治療、何歳からが効果的?エイジレス美容を解析

年齢に負けない医療ハイフ治療、何歳からが効果的?エイジレス美容を解析

たるみ治療に効果的な医療ハイフですが、治療を始める年齢は何歳ぐらいがいいのか良く知らない人も多いのではないでしょうか。
医療ハイフを始める年齢に決まりはありませんが、たるみが気になりだしたタイミングが治療を始めるベストな時期です。
たるみが進行してしまうと医療ハイフでは改善が難しい事例も多くあり、たるみの予防として早い段階から取り入れていくと、たるみの進行を遅らせることも可能です。
この記事では、医療ハイフと年齢の関係について解説していきます。

目次

医療ハイフ治療はどの年齢層に適している?

医療ハイフはたるみの改善に効果的ですが、使い方によって様々な年齢層に適応することもできます。

年齢別医療ハイフの適用範囲と効果

医療ハイフは高密度な超音波エネルギーを使用し、肌の3つの層にアプローチすることで様々な効果をもたらします。

・コラーゲンやエラスチンの減少が起きる真皮層
コラーゲンやエラスチンは肌のハリや弾力を保つ役割をします。紫外線や年齢によって減少・衰えていくコラーゲンやエラスチンを回復させるため、軽度のたるみの改善の他小じわの改善も期待できます。

・支持靭帯のゆるみ、脂肪の下垂が起きる皮下組織・皮下脂肪層
支持靭帯のゆるみによって皮下脂肪の下垂が起き、それによりたるみが生じますが、脂肪の溶解作用があるため下垂しない程度にまで脂肪を減らすことでたるみを予防します。

・表情筋の老化に ( たるみ ) 関与する SMAS 筋膜
SMAS筋膜は脂肪層や皮膚を支える土台として機能します。しかし、年齢と共に筋膜が緩むことで脂肪層や皮膚を支えることができず、たるみが生じますが、筋膜を刺激し収縮を促すことでたるみの進行を遅らせます。

若年層と高年層で異なる医療ハイフの効果

医療ハイフは肌悩みに対応した照射深度の使い分けによって、比較的若い方から40代、50代の方まで幅広くアプローチすることができます。

比較的若い方で肌の弾力があり、たるみがあまり感じられない年齢層は脂肪層に働きかけることで脂肪溶解作用が期待でき、脂肪によってお顔がパンパンという悩みを解消することができます。また、多い脂肪が口の横あたりに乗っかることで形成されるほうれい線の改善などにも役立ちます。
30代以降では、コラーゲンの減少やエラスチンの劣化によって肌のハリや弾力が失われてくる真皮層や、筋膜の緩みによって起こる肌のたるみの改善のためのSMAS筋膜へのアプローチによって肌悩みを改善することができます。

初めての医療ハイフ治療、年齢別ガイドライン

初めて医療ハイフを受ける方へ、年齢別の医療ハイフによるアプローチについて解説します。

医療ハイフ治療を考えるベストなタイミング

医療ハイフ治療と聞くとたるみの改善を思い浮かべる方が多いと思います。
医療ハイフはたるみに関与するSMAS筋膜へのアプローチから、肌のハリを保つ真皮層へのアプローチまで多岐にわたりたるみの改善に作用します。そのため、たるみが気になりだしたタイミングが医療ハイフによる治療を考えるベストなタイミングです。

年齢別の事前準備と注意点

医療ハイフを受ける前は、年齢問わず肌のコンディションを整えておくことが重要になります。乾燥している肌や日焼けしている肌は熱ダメージを強く受けてしまい、副作用が出やすくなったり長引きやすくなったりします。

初回の医療ハイフ体験:何を期待するか

医療ハイフは施術を受けた直後から引き締まり感を実感することができます。
その後約1ヶ月かけてコラーゲンの生成が促されるため、さらに引き締まった感じや、肌のハリ感の向上を感じることができます。
医療ハイフは1回の施術でも、肌の引き締まり感やたるみの改善が期待できるところが嬉しい施術です。

年齢とともに変わる肌、医療ハイフで見違えるほどの若々しさを

年齢と共に肌は変化していき、たるみというひとつの悩みでも原因が異なるだけで治療法が変わってくることもあります。医療ハイフは1台で様々な層に働きかけることができるため、とても人気な治療です。

中年期の肌の変化と医療ハイフの役割

中年期とは一般的に45〜64歳のことを指しますが、この年代では女性ホルモンが減少し、閉経を迎えるとさらに減少していきます。
そのため、肌の弾力の低下や皮脂の分泌量の低下によって肌のハリや潤いがなくなったり、肌のターンオーバーが遅くなることでシミやくすみが目立つようになります。
他にも、骨密度の低下によって肌を支える土台である骨が萎縮し、たるみが顕著になりだします。

医療ハイフが支持される理由:年齢に応じた効果的な治療法

医療ハイフでアプローチできるのはSMAS筋膜までですが、筋膜を引き締めることでたるみが改善できます。また、脂肪層からのたるみの場合には脂肪層に働きかけることで改善が可能だったり、真皮層のコラーゲンやエラスチンが原因のハリの低下などには真皮層にしっかりと働きかけたりすることも可能です。年齢によってたるみが発生している層が異なるため、悩みの原因に合わせたアプローチが可能な点が、多くの世代の方から支持されている理由です。

年齢を重ねるごとに美しく:医療ハイフで実現するエイジレス美容

医療ハイフによるエイジレス美容とはどのようなものなのでしょうか。

エイジレス美容とは何か?

エイジレスとは「年を取らない」という意味ですが、生きている以上皆平等に年を取っていきます。しかし、適切なケアや習慣で年齢を「感じさせない」肌を作ることは可能です。
そのため、エイジレス美容とは「年齢を感じさせない」「年齢にこだわらない」美容という意味でもよく使われます。
医療ハイフでは、肌の引き締めやたるみの改善が可能な点が年齢を感じさせない印象の肌作りに効果的なため、エイジレス美容のひとつとして選ばれています。

医療ハイフと他のエイジングケア方法の比較

医療ハイフの他にもエイジングケアが可能な美容治療はあります。
例えばヒアルロン酸注入によるヒアルロン酸リフト治療は、肌の土台をヒアルロン酸によって補充するため、たるみの改善が可能です。
医療ハイフはSMAS筋膜まで作用させることができ、筋膜のゆるみからくるたるみには非常に効果的です。しかし、骨の萎縮や脂肪の減少によるたるみには効果が薄く、土台を補充して皮膚を支える必要があります。その土台の役割をヒアルロン酸で補うため、医療ハイフでは改善が見られないたるみなどには効果的です。

長期的な医療ハイフ治療の効果

医療ハイフは一度の治療で3ヶ月から半年ほど効果が持続します。ただし、個人差や普段の生活習慣によっても左右されるため、医療ハイフによる治療期間中はしっかりと肌を紫外線から守るように心がけましょう。また、医療ハイフの治療後は肌が乾燥しやすくなるため、しっかりと保湿するようにしてください。
治療後1ヶ月ごろにコラーゲンの生成のピークを迎え、その後3ヶ月ごろまではその効果が持続しますが、その後は少しずつ元の生成量に戻っていきます。そのため、効果は半年ほど持続しますが、より継続した引き締め効果を得る場合には、3〜4ヶ月毎に医療ハイフを受けることをおすすめします。

40代から始める医療ハイフ治療のすすめ

医療ハイフはたるみが進行する前からの治療がおすすめですが、40代から治療を始めることのメリットを解説します。

40代の肌の悩みと医療ハイフの解決策

40代ではシミやくすみ、乾燥による小じわ、シワやたるみによる肌老化を感じ始めます。
その中でも医療ハイフで改善できるたるみの原因にはいくつか種類があります。

・皮膚表面のたるみ
皮膚表面のハリや弾力に関係するコラーゲンは20代をピークにその生成量は減少していきます。また、エラスチンは出生前から赤ちゃんの時期に作られ、その後は再生成されることなく、加齢とともに衰えていきます。そのため、40代の肌はハリや弾力が低下することによる毛穴の開きやシワ、皮膚のたるみなどが目立ち始めます。

・脂肪層のたるみ
若いころお顔に脂肪の多かった人ほど、脂肪層のたるみは現れやすくなります。
脂肪層はその下の筋肉や骨によって支えられていますが、これらが衰えることで脂肪層を支えることができなくなり、脂肪が移動することでたるみが発生します。

・筋肉の緩みによるたるみ
筋肉は骨や脂肪と同じく、皮膚を支える土台として機能していますが、年齢を重ねることで少しずつ緩んでいきます。
筋肉が緩むことで脂肪や皮膚を支えることができず、重力に負けることでたるみが生まれます。

医療ハイフではこの3つの層全てに作用するため、たるみの原因全てにアプローチでき効率よくたるみの改善が可能なのです。

医療ハイフ治療前のカウンセリング:何を期待できるか

治療前には必ずカウンセリングと医師の診察にて肌のたるみ具合や状態を確認させていただきます。
40代ではほとんどの場合、皮膚表面のたるみや脂肪層の移動によるたるみ、筋肉の緩みによるたるみなどが原因ですが、時に脂肪の極端な減少によるたるみが起きている場合もあります。
医療ハイフには脂肪を溶解する作用もあるため、脂肪の極端な減少によるたるみには効果がないどころか、余計に脂肪を減らしてしまい頬がこけてしまうといったことにもつながりかねません。
そのため、医療ハイフを照射していい範囲などの見極めも治療前のカウンセリングにて行います。
医療ハイフで改善が難しいたるみの場合は、ヒアルロン酸注入などのご提案もさせていただきます。

40代のお客さまの体験談

椿クリニックで実際に医療ハイフの治療を行ったお客様の変化です。

部位
顔全体
年代
40代女性
施術回数
1回
所要金額
初回19,800円
2回目以降38,280円
症例についての詳細
超音波の熱エネルギーを皮膚深層に照射し熱のダメージによる創傷治癒によるコラーゲンやエラスチンの生成が促進され、肌の引き締めを促し、たるみを改善する治療です。
この患者様は、ほうれい線とお顔全体の下垂がお悩みでした。
お肌の脂肪は少なめでしたが、ほうれい線に影響する頬の部分にしっかり照射しお肌の引きあがりが実現したことでほうれい線が薄くなりました。
施術の副作用(リスク)
発赤・熱感・痒み・痛み・乾燥を生じる可能性があります。

50代でも遅くない!医療ハイフではじめる美肌革命

50代以降の肌への医療ハイフによる変化をご紹介します。

50代の肌悩みと医療ハイフの対応

50代以降になると40代でのたるみの原因に加え、骨密度の低下による骨の萎縮によるたるみが顕著になります。
特に閉経後は女性ホルモンの分泌が一気に減ることから、骨密度が低下しやすく、肌を支える土台としての役割が低下していくため、医療ハイフと共に土台として機能するヒアルロン酸注入の検討がおすすめです。

50代からの美容投資としての医療ハイフ

医療ハイフはたるみが進行する前の段階から予防として取り入れていくことをおすすめしますが、50代以降でも使い方によってはしっかりとアンチエイジング効果が期待できます。
椿クリニックでの50代のお客様の肌の変化をご紹介します。

部位
顔全体
年代
50代女性
施術回数
1回
所要金額
初回19,800円
2回目以降38,280円
症例についての詳細
超音波の熱エネルギーを皮膚深層に照射し熱のダメージによる創傷治癒によるコラーゲンやエラスチンの生成が促進され、肌の引き締めを促し、たるみを改善する治療です。この患者様はお肌全体のたるみとハリの無さでお悩みでした。
この患者様は、お肌が薄く脂肪が少なめでしたので、バランスを見ながら特に気になるほうれい線周りに照射をしっかり行いました。全体的なお顔のハリが出てもたつきが改善されたことにより、フェイスラインもすっきりされました。
施術の副作用(リスク)
発赤・熱感・痒み・痛み・乾燥を生じる可能性があります。

医療ハイフと年齢の関係:よくある質問と回答

医療ハイフと年齢の関係について解説してきましたが、最後にお客様からよくいただくご相談の内容をご紹介します。

医療ハイフは何歳から始めるべきか?

医療ハイフを始める年齢に決まりはありませんが、ほうれい線が濃く気になりだしてきたタイミングや、たるみによる毛穴の開きが気になりだしてきたタイミングなどが医療ハイフを始めるベストな時期です。ただし、脂肪がしっかりとあり肌のハリや弾力のある比較的若い方への照射はあまり変化が感じられないことがほとんどです。

年齢が高いと医療ハイフの効果は減少するのか?

年齢が高くなるにつれて医療ハイフの効果が直接的に減少することはありませんが、元々の肌の状態によって感じられる効果の度合いは異なります。具体的には、肌のコラーゲン量や脂肪量、筋膜の緩みの程度が大きく影響します。
例えば、若い時期に比べて年齢を重ねると、コラーゲンの自然な生成量が減少します。コラーゲン量が多い状態から医療ハイフ治療を行う場合と、すでに大幅に減少してから治療を行う場合では、効果の実感に差が出ることがあります。このため、コラーゲンが少なくなった高齢の肌では、医療ハイフによる刺激でコラーゲンを生成する機能を向上させるのが難しい場合があります。

つまり、治療を受ける年齢が高いほど、肌の再生能力には限界があり、医療ハイフによる改善効果を最大限に引き出すためには、状態に応じた適切な治療計画が重要です。

年齢に関するお客様の懸念とクリニックの対応

医療ハイフによる肌悩みの改善効果を最大限に引き出すためには、たるみが進行する前に予防的に治療を開始することが望ましいですが、時には治療のタイミングを逃してしまったという相談を受けることもあります。
その場合は、まずは医療ハイフで治療し筋膜の収縮やコラーゲンなどの生成を促します。医療ハイフで変化が見られなかった場合には、骨の萎縮や脂肪の減少によるたるみが考えられるため、ヒアルロン酸注入によって、直接皮膚を支える土台の補充をしていきます。
医師の診察によって、医療ハイフよりもヒアルロン酸注入の方が適している場合にはヒアルロン酸注入をおすすめしますが、お客様との相談の上決めていきますので、医療ハイフを受けてみたいという方は遠慮なくおっしゃってください。

まとめ

医療ハイフはたるみが進行する前の段階から予防的に取り入れることで、たるみの進行を遅くすることが可能です。
医療ハイフを始める年齢に決まりはありませんが、年齢によってたるみの進行具合は異なるため、年齢に応じたアプローチが必要です。
進行しすぎたたるみは医療ハイフでは改善が難しいこともあるため、その場合はヒアルロン酸リフトなどの検討も頭に入れておきましょう。

この記事の監修医師

この記事の監修医師

医療法人社団 育麗会 理事長
椿クリニック 総院長

田邊 俊成

1957年12月30日に埼玉県に生まれる。昭和63年に埼玉医科大学を卒業後、皮膚科医としてのキャリアをスタート。その後、都内の大手美容外科にて技術指導医を務め、美容医療分野での深い経験と専門知識を持つ。

平成19年に独立し、愛知県名古屋市に美容皮膚科「はなえクリニック」を開設。その後、銀座、名古屋、心斎橋に展開する美容皮膚科「椿クリニック」の総医院長に就任。平成25年には医療法人社団育麗会を立ち上げ、都市部を中心に先進的な美容医療を提供している。

田邊先生のプロフィールはこちら

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