医療法人社団 育麗会
銀座・名古屋・心斎橋
この記事を読んでわかること
「最近、首が短く見える気がする…」「フェイスラインがぼやけてきたかも」と感じていませんか？
その原因は、もしかすると“うつむき姿勢”にあるかもしれません。スマホをのぞき込む時間が増えた現代では、知らず知らずのうちに首まわりに余計な負担がかかり、顎下のたるみや脂肪が目立ちやすくなることで、首が詰まって見えてしまうことがあるのです。
このコラムでは、「首を短く見せてしまう原因」とその改善法を、美容医療や日常習慣の視点からわかりやすく解説します。姿勢を見直すだけで、すっきりとした“首長美人”に近づくヒントが見つかります。
※このコラム内でご紹介している「インモード」は名古屋院限定の治療です
目次
スマホをのぞき込むような姿勢や、デスクワーク中の前かがみの体勢、これらの「うつむき姿勢」は、実は首を実際よりも短く見せてしまう原因のひとつです。さらに、皮膚のたるみやあご下の脂肪などが重なってしまうと、さらに首が短く見えてしまう原因になります。
「スマホ首」や「ストレートネック」と言われる、頭が本来の位置よりも前に出てしまい、首の緩やかなカーブが失われた状態になってしまうと、肩こりや首凝りだけでなく、顔のたるみや二重あごにもつながってしまいます。
また、首が短く見えてしまうのもこの姿勢がもたらす印象のひとつです。顔と首の境目が曖昧になり、顔の下半分から首にかけて重たい印象に見えてしまうこともあります。さらに、背中や肩のバランスが崩れることで、全身のシルエットにも影響が出ることがあります。美容面でのリスクを減らすためにも、日常的にスマホを見る姿勢を意識したり、こまめに首や肩を動かす習慣を取り入れたりすることが大切です。
年齢とともに気になってくるのが、顔と首の境目のぼやけた印象です。その主な原因は「皮膚のたるみ」や「脂肪の蓄積」にあります。特に顎下やフェイスラインの皮膚を支えられずに垂れ下がってくることで、顔と首の境界線が不明瞭になってしまいます。さらに、うつむき姿勢やスマホを長時間見る習慣が続くと、首やフェイスラインの「皮膚を下に引っ張る筋肉」が硬くなり、自然と皮膚が下に引っ張られてしまうことでもたるみが起こりやすくなります。また、加齢とともに代謝が低下すると脂肪がつきやすくなり、顎下に脂肪が溜まりやすくなることも、輪郭のぼやけの原因となってしまうのです。
保湿やマッサージに加えて、たるみ改善に特化した美容医療を取り入れることで、スッキリとしたフェイスラインと美しい首元を取り戻すことができます。
うつむき姿勢や頭が前に出た状態でスマホを操作したり、猫背のままデスクワークを長時間続けたり、そんな日常の何気ない習慣が首を短く見せてしまっているかもしれません。これらの姿勢は首まわりの筋肉を緊張させ、血流の悪化や新陳代謝の低下につながりやすくなります。さらに、代謝の低下によって肌のハリを保つコラーゲンなどの減少や皮膚を下に引っ張ってたるみを引き起こしてしまうこともあります。
これらを改善するためには、スマホを操作する際は目線の高さまで上げて操作したり、デスクワークの合間に首の前側を伸ばすようにストレッチしたりするなど、筋肉の緊張をほぐしてあげることが重要です。
小さな意識の積み重ねが、首元の印象を大きく変えてくれます。
首が詰まって見える背景には、姿勢だけでなく、顎下に溜まった脂肪や皮膚のたるみといった“構造的な要因”が潜んでいる場合があります。とくに年齢を重ねるとフェイスラインが曖昧になり、首元が詰まって見えることもしばしばあります。
フェイスライン、特にあご下に脂肪が多く付いてしまうと、あごをぐっと引いたときに脂肪が重なり、いわゆる「二重あご」の状態になってしまいます。
この状態になると、どうしてもフェイスラインよりも大きく首を隠してしまうため、そうでない人と比べたときに、隠れてしまう首の面積が大きくなってしまいます。
また、脂肪の蓄積面積が大きい人も、その分首の面積が小さくなってしまい、首が短く見えてしまいます。
皮膚の緩みによってフェイスラインの皮膚が首の方に垂れてきてしまい、首と顔との境目が曖昧になってしまうことも、首が短く見えてしまう原因です。
年齢とともに肌のハリや弾力を保つコラーゲンやエラスチンが減少・劣化してしまい、それを支える土台である筋膜も緩んでしまいます。さらに、脂肪の減少や骨の萎縮などが重なると、さらにたるみを加速させてしまいます。これらの要因は、年齢を重ねるごとに見た目に大きく出てきてしまい、フェイスラインが広がることで、首が詰まったような印象を与えやすくなってしまいます。
さらに、比較的若い年代の方でも、日々の姿勢が悪いと、フェイスラインの皮膚を下に引っ張る筋肉が凝り固まり、皮膚を上に引っ張る筋肉よりも優位になってしまうこともフェイスラインのたるみを助長させてしまいます。
ストレートネックになっている人や猫背の人は特に要注意です。
首が短く見えてしまう原因のたるみや顎下の脂肪は、日々のちょっとした心がけで予防ができます。
まず意識したいのは無意識にしてしまう姿勢です。スマホやパソコンを見るときは、なるべく目線の高さに合わせて画面を持ち、うつむき姿勢や顔が前に出てしまうような姿勢を避けることが大切です。
また、首元の筋肉をしなやかに保つためのエクササイズも効果的です。例えば、上を向いて唇を「うー」としっかり突き出す運動は、顎下の筋肉を鍛えてフェイスラインをすっきりさせるのに役立ちます。さらに、耳の後ろから首、鎖骨にかけてのリンパを優しく流すマッサージも、むくみや老廃物の蓄積を防ぐポイントです。毎日のスキンケアタイムに取り入れるだけでも変化を感じやすくなります。
こうした習慣を継続することで、首が詰まって見える印象を抑え、美しい首のラインを保つことができます。忙しい日々の中でも無理なく続けられるケアから、まずは始めてみましょう。
セルフマッサージでは、首の短さがなかなか解消されない方や、手っ取り早く首の短さを解消したい方は、美容医療の力を借りることも検討してみましょう。
脂肪溶解注射はその名の通り脂肪細胞を溶かして排出しやすくする注射です。これにより、自力のダイエットでは不可能な、脂肪の量を左右している脂肪細胞を直接減らして、皮下脂肪の量を減少させることができます。あご下の脂肪が減りすっきりとすることで、首との境目がはっきりとするため、皮下脂肪によって首が短くなっている人にはおすすめです。
症例概要
総額
2本使用×2回 44,000円 (通常価格)
施術回数
2回
部位
あご下
年代
40代女性
症例No.11118
※お問い合わせの際は、こちらの番号をお伝えください。
リスク
疼痛・腫れ・内出血・アレルギー・感染・硬結を生じる可能性があります。
フェイスラインのたるみによってフェイスラインが広がることで、首が短く見えてしまっている人には、医療ハイフによる引き締めがおすすめです。医療ハイフでは、コラーゲンやエラスチンが存在する真皮層から、皮膚を支える土台となるSMAS筋膜まで作用させることが可能です。
特に加齢によってフェイスラインのたるみが起きている人におすすめです。
脂肪溶解注射と医療ハイフは、アプローチが異なる美容医療のため、しっかりと自分の首が短くなっている原因を知り、適切な治療の選択が重要になります。
インモードとは、ラジオ波の熱エネルギーを利用して、脂肪層や真皮層のコラーゲンなどにアプローチする施術です。これにより、真皮層では肌のハリや弾力に必要なコラーゲンやエラスチンの活性化、脂肪層では余分な脂肪細胞の破壊が期待でき、小顔を求める方にとって最適な治療です。
しかし、医療ハイフとどう違うの？と思った方も多いかと思います。このふたつの大きな違いは、インモードがラジオ波であるのに対し、医療ハイフは高密度の超音波を使用しているという点です。どちらも痛みやダウンタイムはほぼなく、たるみや小顔に使われますが、インモードはどちらかというと脂肪に対する効果が大きく、医療ハイフはSMAS筋膜レベルで引き締めができます。そのため、比較的脂肪の多い若い年代の方にはインモードが、年齢を重ね肌の奥深くからたるみが始まっている人には医療ハイフが選ばれる傾向にあります。
美容医療は、顔のたるみや脂肪の多さの改善に即効性のある治療ですが、日々のセルフケアと組み合わせることでより効果を実感しやすくなります。
正しい姿勢を意識することはもちろん、首まわりのストレッチやリンパマッサージを習慣づけることで、老廃物の滞りを防ぎ、肌の引き締まりをサポートしやすくします。美容医療による「即効性」とセルフケアによる「継続性」を上手に活かすことで、すっきりとしたフェイスラインと長く見える首元を両立することができます。
自分に合ったセルフケア方法で、無理なく美しさをキープしましょう。
美容医療による即効性と、日々の姿勢の改善によってより効果的な首の長さ改善方法を身につけましょう。
首を長く、すっきりと見せるには、姿勢の意識が重要になります。特に立ち姿や座った時の姿勢は、フェイスラインに影響を与えてしまうだけでなく、日常の中で他人に与える印象をも大きく左右します。
立っているときは、耳・肩・腰・くるぶしが一直線になるように意識し、軽く顎を引くことで首やフェイスライン下の筋肉の凝りを防ぎます。背中が丸まっていると首が埋もれて見えるだけでなく、頭が前に出てしまいフェイスラインのたるみを助長させてしまうため、肩甲骨を軽く寄せて胸を開くことを心がけましょう。
また、座っているときも同様に、骨盤を立てて座ることが大切です。背もたれに寄りかからず、頭が前に出すぎないように意識するだけで、フェイスラインが引き締まり、首元の印象がスッと整います。
ほんの少しの意識で姿勢が改善され、見た目の印象も大きく変わります。道具や時間を使わなくても、日常生活の中で自然に美しく長い首を育てていくことができるのです。
スマホやパソコンを使う時間が長くなると、どうしても前かがみになったり、頭が前に出てしまったりして、首が短く見えてしまう原因になります。ですが、ちょっとした意識の変化だけでも、その悪影響を防ぐことができます。
まず1つ目は「画面の高さを目線に合わせる」ことです。スマホは胸よりも高い位置で持ち、パソコンは目の高さに近づけるために、椅子の高さを調節するなどして、自然に首が伸びやすい姿勢を意識しましょう。
2つ目は「1時間に1回は首と肩を動かす」習慣です。特にデスクワークの方は長時間同じ姿勢が続くことが多く、それにより筋肉が凝り、血行が悪くなりやすくなります。軽く首を回したり肩を上下させるだけでもリセット効果があります。
3つ目は「顎を引いて姿勢を整える」意識です。ひとつの作業に集中していると、無意識に頭が前に出がちですが、顎を引いて頭の重心を首の上に乗せることで、姿勢が安定し首まわりの筋肉のバランスを保ちやすくなります。
日常の“ながら時間”こそ、美しい首元を保つカギで、意識ひとつで大きく差が出るポイントです。
実はストレスなどの体の内側のケアも、長くすらっとした首作りに関わっています。
精神的に緊張しているときや、不安が強いときなど、ストレスが溜まっていると人は無意識のうちに肩をすくめたり、背中を丸めたりして、姿勢が悪くなってしまうことが多いものです。その結果、首まわりの筋肉が常にこわばり、血流が悪化して代謝が低下したり、フェイスラインが下に引っ張られてしまったりします。また、血流が悪化することで老廃物の排出が滞りやすくなり、むくみやたるみの原因になります。
さらに、ストレスが続くことで自律神経のバランスが乱れ、交感神経が優位になると筋肉が緊張しやすくなって、顔の表情筋も下方向に引っ張られやすくなり、フェイスラインが崩れやすくなることもあります。
ストレスをできるだけ発散するように、日常的に深呼吸を取り入れたり、短時間のストレッチや軽い運動を習慣化することが効果的です。姿勢を整えることで心もほぐれ、心がリラックスすることで姿勢も自然と正される、そんな良い循環を意識することが、美しい首元を保つ第一歩になります。
心と身体のバランスを整え、美容にも良い影響を与えるアプローチは多数あります。
このほかにも、軽い運動やストレッチなども有効なため、自分に合ったリラックス法を取り入れ、筋肉の緊張の緩和やストレスの軽減を行うといいでしょう。
生体リズム・神経内分泌・睡眠・体温調節などの生理機能と、気分障害・統合失調症・薬物依存などの病態に関与しているほか、ドーパミンやノルアドレナリンなどの感情的な情報をコントロールし、精神を安定させる働きがある。
引用：Wikipedia – セロトニン
自律神経とは、呼吸や血流、消化機能、体温調整など、私たちが意識せずに行っている体の機能をコントロールする大切な神経です。この自律神経が乱れると、体の緊張が強まり、肩や首、顔まわりの筋肉も凝り固まりやすくなります。その結果、フェイスラインのたるみや、首が短く詰まって見える原因になってしまいます。
また、呼吸が浅くなったり血行が悪くなったりすることで、顔色も曇りやすくなり、疲れた印象を与えてしまうこともあります。
一方で、自律神経が整って心身ともにリラックスできていると、顔の表情筋や首元の筋肉もリラックスしやすくなり、自然な笑顔やすっきりしたフェイスラインにつながります。一見関係ないように思うかもしれませんが、生活習慣や呼吸、睡眠などで自律神経のバランスを整えることは、美しさにも直結するのです。
見た目に現れる「柔らかさ」や「軽やかさ」は、外側だけでなく内側の健康状態の表れでもあります。
うつむき姿勢になったときに、首が短く見えてしまう原因は、フェイスラインのたるみや顎下の余分な脂肪の蓄積にあります。
これらは、姿勢の悪化やストレスの蓄積などによって助長されやすくなるため、日々の姿勢を意識して正すことや、ストレスを溜めないようにリラックス法を取り入れることなどが重要です。
より高い効果を求める場合や、即効性を求める場合には、脂肪溶解注射や医療ハイフ、インモードなどの美容治療がおすすめです。痛みのほぼないインモードでは、脂肪細胞を破壊する効果があるため、注射が苦手な方や同時にたるみの引き締めも行いたい方に最適です。
一方で医療ハイフは皮膚の奥深くからたるみの引き締めが可能なため、土台から緩んできたフェイスラインによって首が短く見えてしまっている方におすすめです。
自分のうつむいた時の首の短さが、何が原因で起きているのかを知ることが改善への近道です。首の短さにお悩みの方はぜひ椿クリニックにご相談ください。
医療法人社団 育麗会 理事長
椿クリニック 総院長
田邊 俊成
