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顔がたるみやすい人の特徴とその解決策とは。クリニックでの治療もご提案します。

顔がたるみやすい人の特徴とその解決策とは。クリニックでの治療もご提案します。

この記事を読んでわかること

  • 顔のたるみが生じやすい人の特徴
  • 20代から始める早期エイジングケアの重要性
  • ハイフ治療の効果とたるみへの適用
  • 日常生活でのたるみ予防法
顔のたるみは加齢からくるもの以外に日常的な習慣からくるものもあります。

そのため、たるみは進行する前の段階から対策をしておくことで、若々しい肌をキープしやすくなります。
この記事では顔がたるみやすい人の特徴と対策、ハイフによるたるみ治療を解説していきます。

顔がたるみやすい人の特徴とは?改善への第一歩

顔のたるみには年齢によるものと、日常生活での癖によるものがあります。

顔のたるみが生じる主な原因

顔のたるみの主な原因は加齢によるものです。しかし、比較的若い年代の人にも顔のたるみが見られることがあります。
顔がたるみやすい人の特徴としては

  • 姿勢が悪い
  • 表情筋をあまり動かさない
  • 喫煙している
  • 無理なダイエットの経験がある
  • むくみやすい
  • 運動不足

などが挙げられます。
他にも、紫外線をよく浴びている肌もたるみやすくなります。

姿勢が悪かったり、運動不足の人は血行不良を招き、老廃物が排出されにくくなり脂肪が蓄積しやすい状態になります。むくみやすい人にも同じようなことが言えるため、血行を良くする必要があります。
無理なダイエットの経験がある人は、太っていた時に伸びてしまった皮膚が元に戻らず、たるみにつながっている可能性があります。また、表情筋が衰えることで、皮膚を支えることができず、たるみになっていることもあります。

年齢とともに変化する肌の構造

顔がたるまないために肌の奥では骨・筋肉・肌の弾性繊維などが皮膚を支えています。
しかし、加齢とともに筋肉は衰え、肌の弾性繊維も減少していくため、年を重ねると皮膚を支えきれず下に垂れてくることがたるみの原因となります。

私たちの顔は表皮・真皮・皮下脂肪・筋肉・骨の5つの層から成り立っています。特に皮下脂肪・筋肉・骨はたるみに大きく関係してきます。

  1. 骨密度が減少し、顔の骨が縮む
    皮膚を支える土台として働く骨ですが、加齢により骨密度が減少していきます。減少することで骨が縮み、皮膚や筋肉、皮下脂肪を支えられなくなることで垂れ下がっていき、たるみへとつながっていきます。
  2. 皮下脂肪の量の減少
    年齢を重ねるとどんどん皮下脂肪が下に下がってきます。それにより皮下脂肪の量が減少し、たるみへとつながります。
  3. 筋肉の衰え
    筋肉の減少や衰えで、皮膚や皮下脂肪を支えることができなくなることでたるみにつながります。
  4. 肌のハリや弾力性の低下
    加齢はもちろんですが、紫外線ダメージが蓄積することで、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸の量が減ってしまいます。これらは肌のハリを維持するのに重要な成分のため、減ることでたるみにつながります。

日常生活でできるたるみ予防法

日常生活でたるみを予防するためには、姿勢を正すことや意識して表情筋を動かすこと、紫外線対策を行う、などがあります。
特に紫外線は肌の弾力をキープするコラーゲンやエラスチンなどを破壊してしまうだけでなく、シミやしわの原因にもなりますので、紫外線からお肌を守ることはエイジングケアにも効果的です。

ライフスタイルがたるみに与える影響

喫煙や姿勢の悪さがたるみにつながることをお話ししましたが、これらがなぜたるみにつながるのかをお話していきます。

まず喫煙ですが、喫煙をすることで体の中に活性酸素が発生します。空気中の酸素に触れて金属がサビるように、この活性酸素は体をサビさせるもので、紫外線を浴びたときにも発生します。本来活性酸素は体内の細菌やウイルスの排除に使われますが、何らかの原因で増えすぎた活性酸素は肌に悪影響を及ぼします。
喫煙をしており、実年齢よりも老けて見られる顔のことを「たばこ顔(スモーカーズ・フェイス)」と言いますが、その特徴として

  • 下まぶたのたるみ
  • 深いほうれい線
  • 顎のたるみ
  • 上まぶたが下がる
  • 口唇周囲のタテしわ

などがあります。これらの特徴は顔全体のたるみからくる特徴であり、活性酸素がたるみに大きな影響を及ぼすことがわかります。

参考:Wikipedia – 活性酸素

次に姿勢の悪さですが、姿勢の悪い状態が続くと首や肩の筋肉が緊張してしまい、血流の悪化につながります。血流が悪くなると老廃物を排出しづらくなり、たるみやむくみにつながります。また、表情筋が下に引っ張られるため、お顔のたるみにつながります。
同じように運動不足やストレスのたまった状態も血流が悪くなるため、これらにも気をつけて過ごしましょう。

早期エイジングケアのすすめ:若々しい肌を保つ秘訣

エイジングケアは早いうちから行うことで、より長い期間美しい肌をキープすることができます。

20代から始めるエイジングケアのポイント

肌の潤いや弾力を保つコラーゲンやヒアルロン酸、エラスチン、セラミドの量はどれも20代を境に下降し始めます。
「エイジングケアは4、50代から始めればいい」と思っている人もいるでしょう。確かにエイジングケアとは「加齢による肌や体の変化に対処し、若々しさを保つための総合的なケア」という意味で使われます。しかし、一度肌が劣化してしまえばそれを若かったころのようなハリのある肌に戻すためにはかなりの時間と労力が必要です。
そうならないためにも、まだ肌が元気なうちから肌の持つ力を底上げしておくことで、より美しい肌をキープすることが可能になります。

具体的なポイントとしては

  1. 紫外線対策
    外出時のみならず室内でも窓際にいる時は日焼け止めを塗りましょう。
  2. 保湿
    乾燥している肌は紫外線の影響を受けやすくなります。また、細かなちりめんじわなども作りやすくしてしまうため、朝晩の保湿をしっかりとしましょう。
  3. 禁煙
    たばこはご存じの通り「百害あって一利なし」と言いますよね。先ほどお話したように、喫煙は肌や体をサビさせる活性酸素を増加させます。活性酸素は肌のハリや弾力を保つコラーゲンやエラスチンを生成する細胞にダメージを与えるため、これらが生成されなくなり肌のたるみやしわなどにつながります。

この他にも、細かなところでいうと「洗顔時にシャワーを直接当てないようにする」や「保湿クリームなどを塗る際は下から上に皮膚を引き上げるように塗る」など日常生活での注意点を挙げだすときりがありません。しかし、今説明した3つのポイントはすぐにでも実践することができ、たるみ以外のエイジングケアにも効果的なため心がけるようにしましょう。

参考:大正製薬 – インナーケアコラム 乾燥肌の原因と対策を、皮膚科医が解説 より

エイジングケアにおける食生活と生活習慣の影響

エイジングケアのためには「潤いのある肌」「紫外線に強い肌」作りが必要になります。

  1. 潤いのある肌への食事
    お肌は約28日周期のターンオーバーを繰り返すことで、新しい肌を作っています。ターンオーバーを乱さないことが潤いのある肌への第一歩となります。そのためには腸内環境を整え善玉菌を増やすことで体調不良や便秘を防ぎ、肌のターンオーバーを整えます。
    納豆やヨーグルトなどの発酵食品や乳酸菌で善玉菌を増やし、善玉菌の餌であるごぼうやバナナなどのオリゴ糖、きのこ類や里芋などの食物繊維などと一緒に摂ることを心がけましょう。
  2. 紫外線に強い肌への食事
    紫外線を浴びることで発生する活性酸素は、私たちの肌をサビさせ老化に導きます。この活性酸素の働きを抑制してくれるのが、抗酸化作用のあるビタミンA,C,Eです。
    ビタミンA:モロヘイヤやかぼちゃなど
    ビタミンC:パプリカやいちご、ブロッコリーなど
    ビタミンE:アーモンドや卵、ゴマなど

この他にもアサイーやブルーベリーなどに含まれるポリフェノール、トマトに含まれるリコピンなども抗酸化力の高い食品です。

これらを意識して摂取するだけでもエイジングケアにつながります。

ストレスとエイジングケアの関連性

ストレスがたまった状態でもたるみにつながることをお話ししました。その理由はストレスにより放出されるコルチゾールという物質が関係してきます。
このコルチゾールは肌のハリや弾力を維持するために必要なコラーゲンやエラスチンの生成を抑え、分解してしまいます。これらが分解されることで肌のハリのなさやたるみにつながります。
またたるみだけでなく、肌の修復を遅らせるため肌を薄くし、バリア機能の低下にもつながります。バリア機能が低下してしまうと、紫外線の影響を受けやすくなったり、敏感になってしまったりするため、肌トラブルにつながります。

ストレスはたるみだけでなく肌を老化させてしまうことにも関わってくるため、極力ストレスのない状態をキープすることも大事です。

参考:Wikipedia – コルチゾール

たるみを科学する:ハイフ治療の仕組みと効果

切らないたるみ治療と言われるハイフについて解説していきます。

ハイフとは何か?基本情報から解説

ハイフは、切らずに超音波による熱エネルギーでたるみを改善していく治療です。
高密度焦点式超音波療法という意味の「High Intensity Focused Ultrasound」の頭文字をとってハイフと呼ばれています。
虫眼鏡やレンズで光を一点に集めると紙を焦がすことができる原理を応用したのがハイフです。一点に超音波による熱エネルギーを与え高温にすることで、たるんだ筋肉を再活性化させたり、コラーゲンを生成することができます。その結果、肌にハリを与えたるみを改善したり、脂肪を減少させ小顔効果をもたらしたりします。

椿クリニックでは3種類のカートリッジを、コラーゲンやエラスチンの減少が起きる「皮膚の真皮層」支持靭帯のゆるみ、脂肪の下垂が起きる「皮下脂肪層」表情筋の老化 ( たるみ ) に関与する「SMAS 筋膜」の3つの層によって使い分け、同部位に高エネルギーをしっかり照射することで、高い効果を発揮します。

ハイフによるリフティング効果の体験談

施術前と施術後の比較
施術前と施術後の比較

部位
顔全体

年代
40代女性

施術回数
1回

所要金額
初回 19,800円
2回目以降 38,280円

症例についての詳細
超音波の熱エネルギーを皮膚深層に照射し熱のダメージによる創傷治癒によるコラーゲンやエラスチンの生成が促進され、肌の引き締めを促し、たるみを改善する治療です。
この患者様は、ほうれい線とお顔全体の下垂がお悩みでした。
お肌の脂肪は少なめでしたが、ほうれい線に影響する頬の部分にしっかり照射しお肌の引きあがりが実現したことでほうれい線が薄くなりました。

ハイフ治療の適用と期待できる結果

ハイフは以下のようなお悩みの方に適しています。

  • フェイスラインや頬のもたつきが気になる方
  • 二重アゴが気になる方
  • 切らずに痛みが少ないリフトアップをしたい方
  • ほうれい線やマリオネットラインを改善したい方
  • パンパンな頬を引き締めて小顔になりたい方

しかし、進行しすぎたたるみはハイフでは改善できない場合もあります。その場合は、ヒアルロン酸注入や外科的な糸リフトなどの手術が適してきます。たるみが進行しすぎる前に、早い段階でのハイフによるたるみの進行予防をおすすめします。
自分のたるみ具合がハイフの適応になるのかわからない方は、カウンセリングのみのご相談も承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

美の専門家が教える、長持ちする美容の秘訣

たるみを予防するためには日々の生活習慣で気をつけることがいくつかあります。

美容のプロが実践する日々のルーティン

たるみを予防するためには先ほどもお話した、食生活に気をつけ紫外線対策をしっかりとする必要があります。
その他にも、

  • ストレスを溜めない
  • リラックスする時間を作る
  • 適度にマッサージを行う

などが挙げられます。

ストレスは肌のハリや弾力を低下させたるみにつながります。そのため、ゆっくりと過ごす時間を作ることが必要で、寝る前にゆっくりと湯船につかることがおすすめです。リラックスした体は質の良い睡眠にもつながります。
また、皮膚を引き上げるように適度にマッサージすることもおすすめです。特に頭皮が凝り固まっていると皮膚が垂れ下がっていきお顔のたるみにつながります。1〜2ヶ月に1回程度美容室で頭皮マッサージを受けることもおすすめです。
ご自身でお顔のマッサージをするときは、肝斑の悪化にもつながるため強い力で揉まずに、オイルなどを使って極力摩擦のないように気をつけて行ってください。

持続可能な美容とは?エコな美容法

ハイフの説明を先ほどしましたが、ハイフ治療は1度の施術で効果が3ヶ月から半年ほど持続します。そのため、美容クリニックに頻繁に通えないという人にもおすすめです。
ハイフは治療直後から変化を感じていただける治療ですが、施術後約1ヶ月に引き締まりのピークを実感することができ、その後約3ヶ月ほど効果が持続します。
ハイフの治療を受けている間も、日々の生活習慣の中でできるたるみ対策を続けることで、よりたるみの改善や予防に効果的です。

まとめ

ハイフの治療はお顔のたるみにも効果的です。また、たるみが改善されることでほうれい線を薄くすることもできます。
ただし、日頃からのたるみ予防の習慣も大事になるため、食事内容や禁煙、姿勢を正すことなども心がけましょう。
たるみが進行する前からエイジングケアをすることで、美しい肌をよりキープしやすくなります。
たるみでお悩みの方は、椿クリニックにご相談ください。

よくあるご質問

ハイフでほうれい線は消えますか?

ハイフは熱エネルギーによりたるんだ筋膜を活性化させたり、コラーゲンを生成したりする作用があるため、ほうれい線の改善にも効果を発揮します。
ただし、進行したたるみにはハイフでは対処できないこともあり、その場合にはヒアルロン酸注入や外科的な手術が適応になることもあります。

ハイフは痛いですか?

人によっては刺激を感じることもありますが、我慢できる程度です。また、施術後しばらくは筋肉痛のような痛みを感じる方もいらっしゃいます。ほとんどは2週間ほどで自然に治まっていきますが、長引くようであれば医師にご相談ください。

ハイフの料金はいくらですか?

椿クリニックでは以下の料金でご用意しています。

ウルトラリフト4Dハイフ 初回(税込) 1回(税込)
全顔 300ショット ¥19,800 ¥38,280
全顔+首 350ショット ¥27,500 ¥45,980
※フェイスライン含む

 

ハイフはたるみに一番効きますか?

前述したようにハイフはたるみを引き上げるのでなく引き締める治療になります。そのため、進行したたるみには効果があまり見られないでしょう。
ハイフ以外のたるみ治療は主に以下のものがあります。

  • 糸リフトやフェイスリフト
    外科的手術を行うため、皮膚にメスを入れないハイフなどと比べるとダウンタイムが大きく長くなりますが、直接たるみの部分を引き上げることができるため、進行したたるみには効果的です。
  • ヒアルロン酸注射
    注射器1本でできるため、比較的挑戦しやすい治療です。注入する部位によってたるみを引き上げることができ、特に頬のたるみによるほうれい線が濃くなってきた人に向いています。椿クリニックで受けることができます。
  • サーマクール
    高周波の熱を利用して真皮層のコラーゲン繊維をターゲットに引き締め、たるみ治療を行う治療法です。ハイフと少し似ていますが、ハイフがSMAS筋膜まで作用するのに対し、サーマクールは真皮層までの作用となります。

このようにたるみ治療にはいくつかありますが、治療によって効果やターゲットにする層が変わってきます。改善したいたるみの部分や度合いによって使い分けることが重要になるため、どの治療が適しているのかわからない方は一度カウンセリングを受けてみるといいでしょう。

「ウルトラリフト4D医療ハイフ」について
の詳細はこちら

この記事の監修医師

この記事の監修医師

医療法人社団 育麗会 理事長
椿クリニック 総院長

田邊 俊成

1957年12月30日に埼玉県に生まれる。昭和63年に埼玉医科大学を卒業後、皮膚科医としてのキャリアをスタート。その後、都内の大手美容外科にて技術指導医を務め、美容医療分野での深い経験と専門知識を持つ。

平成19年に独立し、愛知県名古屋市に美容皮膚科「はなえクリニック」を開設。その後、銀座、名古屋、心斎橋に展開する美容皮膚科「椿クリニック」の総医院長に就任。平成25年には医療法人社団育麗会を立ち上げ、都市部を中心に先進的な美容医療を提供している。

田邊先生のプロフィールはこちら

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