今回は知って得する知識をまとめましたので見ていきましょう!!
ハイフは長年続けているとデメリットやリスクがあるの?将来へのデメリットを回避するための8つのポイント。
目次
ハイフのデメリットと将来的なリスクを正しく理解する
最近ハイフについて厳しい意見が多くあります。しかしみなさんはハイフについて正しくご存じでしょうか?まずはハイフの正しい知識を理解していきましょう。
ハイフの基本原理とは
まず、ハイフ(HIFU)とはHigh Intensity Focused Ultrasound の略で、日本語に訳すと「高密度焦点式超音波」と言います。文字通り高密度の超音波をSMAS筋膜へ照射していくことでたるみを軽減していきます。
SMAS筋膜は聞き慣れない言葉だと思いますが、皮膚は外側から表皮⇒真皮⇒皮下組織⇒SMAS筋膜という構造でできています。筋膜は皮膚表面のたるみの原因のため、超音波エネルギーを使ってたるみを予防していきます。さらに、ハイフは超音波で熱を加えることにより、コラーゲンの生成を促進していきます。そのためシワやリフトアップに効果的です。
よくある誤解と真実
「ハイフ=こける」と聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。実は正しくもあり間違いでもあります。ハイフをしてこけてしまう方の特徴として皮下脂肪が少ないことが挙げられます。ハイフは痩身治療としても使われ、熱エネルギーを加えることで脂肪細胞が破壊されます。そして破壊された脂肪が老廃物として身体の外に排出されます。これが顔全体に照射されると、皮下脂肪が少ない方はこけてしまうのはわかりますよね。ハイフは適応となる方もいますが、効果が薄い方や逆効果の方もいます。そのため自分がハイフの適応かどうかをしっかり見極めて施術をおこないましょう。
ハイフ施術の安全性について
ハイフを安全に行うために、施術者はポイントに従って施術を行っています。具体的にどのような注意点があるのでしょうか?お伝えしていきます。
正しい施術法の重要性
ハイフは熱を皮膚の深層部に加えるため痛みを伴う場合があります。(痛みの感じ方には個人差があります)そのため特に骨の近くは痛みを感じやすく、骨に響くような感じや鈍痛を感じる方が多いですが、骨(特にフェイスライン)に照射しないように注意しています。
また顔には、神経の入り口が何箇所かあります。そこに照射をしてしまうと一時的にしびれが出てしまう可能性があるため避けて照射をしていきます。しびれは一過性のものになりますので安心していただければと思いますが、患者様の日常生活に不便になってしまうのはいけないため注意して施術を行っています。
正しい知識・解剖学を理解して施術を行うことが重要なため、椿クリニックでは知識と技術の定期的な見直しを行い、安心して患者様にご来院していただけるように努めています。
信頼できるクリニックの選び方
ハイフを受けてみたいけどどこで受ければいいかわからない、という方は多いのではないでしょうか。そんな方におすすめのクリニックの選び方をお伝えします。
まず1つ目は『カウンセリングが丁寧かどうか』です。
どの美容施術もカウンセリングを必ず行います。その際カウンセリングをどれだけ丁寧に行っているか、また医師の診察が丁寧で具体的な提案をしてもらえるかが重要です。初めて美容施術を行う方や施術を迷っている方はまずカウンセリングのみで来院してみましょう。
2つ目は『施術の症例数と症例写真・口コミ』を確認しましょう。
大手クリニックさんが症例数や症例写真が多いのは当たり前ですが、それに惑わされていませんか?しっかり口コミを読みましょう。
症例写真もただ並べられているだけでなく、どのような患者様に何の施術をどのように行い、どこが変化しているのかを明確に記載している写真を見ていくといいでしょう。特にハイフなどの時間差でさらに効果がある施術に関しては、beforeと直後のafter・〇週間後と、わかりやすく症例写真があるものが良いでしょう。
3つ目は『定期的に知識と技術練習を行っているか』を確認しましょう。
今は様々なクリニックがSNSを投稿しています。クリニックやスタッフの様子が投稿されていると思いますが、定期的に勉強会を行っているクリニックさんは信頼できるでしょう。美容は日々新しい知識・技術が出てくるので、その知識をスタッフ全員が理解していることはとても重要です。
美容クリニックでよくある患者様の意見としては、施術者によって技術の差が出てしまい納得のいく施術がしてもらえないことです。日々、勉強会や技術チェックをしスタッフ全員でスキルアップを行っているクリニックを選ぶとよいでしょう。
ハイフ施術後の長期的な効果
ハイフは効果が一時的なものだと思っている方が多いと思いますが、そうではありません。適切な行動をすれば効果は持続していきます。ではどうすればよいのでしょうか?
何年持続するのか?
ハイフの効果は6ヶ月~1年程です。ハイフの効果は直後から感じる方もいれば時間差で表れる方もいます。筋膜層に熱を加えることでリフトアップしますので、たるみがしっかりある方の持続期間は半年ほどです。しかし脂肪に対しての効果はリフトアップよりも効果が持続するため、1年ほどすっきり見えたりします。
保ち続けるためのアフターケア
せっかく施術を受けたのに効果がすぐになくなったように感じるのは嫌ですよね。そうならないよう施術後にやっておくべきポイントをお伝えしていきます。
施術後は熱を加えるようなことはしない
施術直後は顔全体に熱がたまっています。そのため血行が良くなるような飲酒・岩盤浴・長時間の入浴は腫れや赤みが引きにくくなるため控えましょう。
紫外線対策をする
施術直後は肌のダメージが大きいです。バリア機能が低下し紫外線が吸収されやすくするだけではなく、乾燥や色素沈着などの肌トラブルが出てきます。そのため毎日の日焼け止めだけではなく日傘や飲む日焼け止めなども活用し、しっかり紫外線対策を行っていきましょう。
保湿をする
理由は上記と同じで肌が弱っている状態だからです。保湿をして肌を守っていきましょう。また保湿する時は強い刺激となるようなものの使用は控えましょう。使用する保湿剤だけではなく塗るときも強くこすらないようにして優しく扱いましょう。
リフトアップ効果の継続性
ハイフの最大の魅力はリフトアップ効果があることだと思いますが、1回の施術だけでは効果の持続性はありません。多くの美肌施術にも同様のことが言えますが、効果は一時的なものになります。その効果を少しでも長く保つためには適切なタイミングで施術を行うことがとても重要です。ハイフは前回の施術から3〜6ヶ月以内に再施術すると良いでしょう。期間の差がある理由は人によってたるみの程度が違うからです。効果が少し落ちてきたなと思うタイミングで行うことをお勧めしています。
ハイフの施術症例から学ぶ
ハイフの症例は様々なクリニックが公開しています。ただ、写真を見るだけではもったいないので正しい見方を学んでいきましょう。
満足度の高い症例
満足度が高い施術とは、「悩みが全て解決された施術」でしょう。患者様によって悩みは全く違いますが、トータルコーディネートをしてもらえる事が一番満足できるのではないかと思います。ハイフには様々な効果がありますが、年齢によって効果の出方にも差があります。そのためハイフだけではお悩みが全て解決されないこともあり、+αで別の施術をする事もあります。多くはヒアルロン酸やボトックス注射になります。例えば額のしわが気になる方はボトックスがおすすめです。額のシワの原因は表情筋によってできますがハイフで治すことはできません。しかし皮膚表面のハリ感が出るため細かい小じわには効果的です。そのためハイフとボトックスを組み合わせて行うことが患者様にとって満足度が高い症例になります。
気になる点や不安を解消する症例
例えばただ単に「二重あごとフェイスラインが気になる方にハイフの施術をしました」という症例写真はどこにでもあります。施術を受けた方の年齢や施術費用なども細かく書いているクリニックさんを選んで症例写真を見ることで、自分が施術を受けた時のイメージがしやすいです。ただ症例写真を見るだけではもったいないので、より施術に対して理解していきましょう。
リアルな声:施術を受けた方々の体験談
K様(名古屋院)
初めての医療ハイフでしたが親戚丁寧に教えて貰い安心して出来ました。とても良かったです。引用元:google口コミ
S様(心斎橋院)肌のたるみ相談でハイフをしていただきました。とにかくカウンセリングで丁寧で知識豊富だったことが安心致しました。心配していた痛みもなくすみました。大変満足できました。引用元:google口コミ
e様(銀座院)
ほうれい線が気になるため、ハイフと脂肪溶解注射を受けました。丁寧にご説明頂きました。引用元:google口コミ
将来的なリスクを最小限にするためのポイント
施術を受けるなら将来的なリスクが少ない方がいいですよね。後悔のないような施術をするためにはどうすれば良いのでしょうか?
正確なカウンセリングとは
正確なカウンセリングとはいったい何でしょう。どの施術を行う際も、カウンセリングは重要です。カウンセリングはただ患者様からヒアリングして悩みにあった施術について説明することではありません。実際に患者様の肌を見て効果がある施術を提案することが重要です。またハイフのカウンセリングは患者様の顔を見てどのように施術をしていくことがベストなのか見極める事が重要です。例えば、骨格上ハイフがおすすめできない方や脂肪が少ない方でもハイフ施術を希望される方も多いです。そういった方にはハイフをすることでのメリット・デメリットをしっかり説明し、おすすめではないことを正直にお伝えし、より良い施術を提案することができるカウンセリングが「正確なカウンセリング」だと考えます。
適切な施術間隔の重要性
適切な施術の間隔を守ることは将来的なリスクを軽減するうえではとても大切です。ハイフの場合は3〜6ヶ月空けて施術するのが効果的です。全ての美肌施術に共通している事は継続的にまた正しい施術間隔で行うことが何よりも良い結果になることです。よく患者様からの質問で多いのは「早く効果を出したいから、もっと早く来院してもいいですか?」と聞かれます。その行為は逆に肌へのダメージが大きくなってしまうため危険です。肌を休めることも大切な治療の一つです。適切な期間を空けて安全に施術を行いましょう。
ハイフのデメリットを上手くカバーする方法
ハイフの効果を最大限出したい方がほとんどかと思いますが施術後の行動が大きな分かれ道になっています。では具体的に何をするのが良いのでしょう?
ケア商品の選び方
先ほども施術後の肌はダメージを受けていると説明しましたが、具体的にどのような状態になっているかご存じですか?例えば、水の入った鍋に火をかけるとどうなるでしょう。
もちろん中の水は蒸発して鍋の水はなくなりますよね?ハイフを受けた後の肌も同じようにカラカラの状態になっています。またダメージを受けている肌に刺激が強い薬剤を塗ったらどうなるでしょう?肌はその薬剤に耐えきれずに赤みや腫れといった症状が出てきます。以上のことから施術後の肌には低刺激で保湿成分がたっぷり入っている化粧品を使ってケアをしていきましょう。
施術前後のスキンケアのポイント
施術後のスキンケアでは保湿が必須とお伝えしましたが、それと同じくらい大切なことは紫外線対策です。すごく大げさにお伝えするとやけどした肌にさらに熱を加えるとどうなるかはみなさんも想像していただけると思います。日焼けしている=やけどと思ってください。そのためハイフの施術の前後は日焼けに十分に気を付ける必要があります。そのまま施術を行ってしまうと水泡ができたり赤みが強く出たりと副反応が強く出てしまいます。きれいになるための施術なのに肌を自ら傷つけるような事はしないでおきましょう。
続けて美しさを保つ秘訣
いろんな施術をいろいろ1回ずつ試してみて決めたいという方がいますが、できればある程度継続して施術を行い効果を実感するのが効率が良いでしょう。毎回違う施術を行うと何がどこにどう効果が出ているのかわからなくなってしまいます。また、本当は適正回数行えば効果が出ていたのに途中でやめてしまい治療が不完全で終わってしまう方もいます。「良い状態をキープする」ためには施術の間隔と必要回数を守ることが秘訣になります。
ハイフのコストパフォーマンスと将来的な投資
美容治療はお金がかかります。そのためできる限りコストパフォーマンスがよい施術をしたいですよね。さてハイフはどうなのでしょうか?解説していきます。
コストと効果のバランスを考慮する
よくハイフはエステと比較されますが、エステのハイフは効果が薄く施術も1ヶ月に一回のペースで行うことが多いです。しかし料金も1万円前後します。時間とお金が結構かかりますね。それに比べて医療ハイフは2万円前後と価格は高くなりますが、施術間隔がそこまで頻繁ではないためコストパフォーマンスは良いでしょう。
長期的な美容投資としてのハイフ
ハイフはたるみ治療として外科的治療ではないため、安心して受けられる治療の一つです。リフトアップでよく比較される糸リフトは効果としてすぐに出るため人気ですが、1本〇円と高価な物でありつつ効果の持続も短いためコストパフォーマンスも悪くなります。長期的な美容投資としては不向きです。一方でハイフはコストパフォーマンスもよくまたたるみだけではなくコラーゲン生成促進もあるためハリ感も出てきます。外科的治療ではないため劇的な変化はありませんが、継続的に行うことによって効果は高くなります。
費用と安全性の関連性
価格についてはすでに触れましたが、実は機械やクリニックによって差があるのが現状です。ハイフの機械はいろいろあり、施術部位も違うため必ず価格・機械・部位を確認しましょう。
また安全性についてですが、外科的治療ではないため感染のリスクはありません。肌状態によって水泡のリスクはありますが、安全に受けられる施術の1つです。価格が安いから安全性にかけるというわけではないです。どのクリニックさんも安全に施術が行えるように機械のメンテナンスや施術方法で行っていますのでご安心ください。
ハイフ施術を受ける前のチェックリスト
初めて施術を受ける方は特に必見!!ハイフを受ける前に知って損はない情報をまとめました。
事前に知っておくべきこと
ハイフを受ける前に気を付けてほしいことはこちらです。
- レチノールやハイドロキノン・ピーリング系の薬剤を使用している方は事前にクリニックに伝えておく。
クリニックへ来院されるお客様の中でこちらのトラブルが多く、当日施術ができないということがあります。クリニックごとで最低何日休薬してくださいと決まっています。そのため事前にカウンセリング予約をするときに伝えておき、必要な休薬日数を確認し余裕をもって予約を取るようにしましょう。 - すでに肌トラブルがある場合は施術が可能か確認する。
これは上記と似ているのですが、別の肌治療をしている方が施術に来院されることがあります。治療している物によっては施術が可能な場合もありますが、悪化してしまう事もありますので必ず確認をしてください。せっかく来院していただいても何もできずにお帰り頂くことはこちらとしてもとても悲しい事なのでご協力お願いします。
施術前の準備と注意点
施術前の準備としては肌状態をよくしておいたほうがいいということです。具体的にはしっかり肌を保湿した状態で施術するとその後の肌トラブルがかなり少なくなります。乾燥している肌に施術をすると赤みが強く出るだけではなく、痛みも強く感じます。痛みが苦手という方は意識してみてください。
またハイフの施術が受けられない方がいますので必ず確認をしておきましょう。
- 金の糸やプレートが入っている方
- 妊娠中・授乳中方
- ペースメーカーや医療機器が体内に入っている方
- ケロイド体質の方
- 心疾患がある方
まとめ
今回はハイフについてお伝えさせていただきましたが、ハイフは将来的にもコストパフォーマンスが良い施術です。一時的な皮膚の負担はありますが、リフトアップや二重アゴ・皮膚のハリ感など1回の施術で得られるものは多いです。また継続的に行う事で良い状態をキープすることができます。継続したとしても価格的な負担は少ないです。安全に施術ができる点もハイフのおすすめポイントの1つです。ハイフに興味のある方は1度カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか?椿クリニックではカウンセリングのみは無料ですのでお気軽にご相談下さい。