医療法人社団 育麗会
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マスク下で頬肉が目立つ問題、放置してない?原因と対策を徹底解説

マスク下で頬肉が目立つ問題、放置してない?原因と対策を徹底解説

この記事を読んでわかること

  • 頬肉が目立つ原因はむくみや脂肪、筋力低下など様々です。まずは鏡で自分の顔を観察し、どのタイプかを見極めるセルフチェックが重要です。
  • 姿勢の乱れや代謝の低下も顔太りの原因に。猫背やスマホ姿勢はむくみやたるみを招き、20代後半からは代謝の低下で脂肪もつきやすくなります。
  • 通勤中でもできる、口角アップ運動や舌回しエクササイズなどの表情筋トレーニングで頬肉をケアしましょう。
  • 美容施術は即効性ありだが、やりすぎは老け見えの原因にも。立体感とハリを残すバランスケアが大切です。

外出先でふと鏡をのぞいた時に、マスクの縁からぷにっとはみ出した頬肉が気になった――そんな経験はありませんか? 画面越しではわからないのに、実際に人と会うと急に立体感が強調されるこの“マスク下で頬肉が目立つ問題”。むくみ・脂肪・表情筋の衰え、さらには姿勢の崩れや20代後半からの代謝変化まで、原因はひとつではありません。

このコラムではセルフチェックの方法から通勤中にこっそりできる表情筋トレーニング、最適な美容施術までを網羅し、「落としすぎ」のデメリットとリカバリーケアも含めて徹底解説します。

鏡を見てため息をつく前に、今日からできるアプローチで頬肉の悩みを払拭しましょう。

※このコラム内でご紹介している「インモード」は名古屋院限定の治療です

頬肉がマスク下で目立つ本当の原因を知る

頬肉がマスク下で目立つ本当の原因を知る

「マスクをしているとなんだか頬の肉がマスクからはみ出てる」そんな経験ありませんか。マスクをしてても気になる頬肉の原因は実はひとつではないんです。その原因を知り、適切なアプローチを行う準備をしましょう。

むくみ・脂肪・筋力低下をセルフチェック

頬肉が目立つ原因は、見た目では一見わかりづらくても、「むくみ」「脂肪」「筋力低下」という3つのタイプに分けて考えると、自分の状態が見えてきます。まずは鏡の前に立って、顔全体の輪郭と左右差、肌の質感を観察してみましょう。

むくみが原因の場合は、朝と夕方でフェイスラインが変わる、頬を指で押すとゆっくり戻る、といった特徴が見られます。塩分の多い食事や水分不足、長時間同じ姿勢をとる生活が影響していることもあります。

脂肪によるボリューム感が目立つ人は、常に頬がふっくらしていて、触れるとやわらかいのが特徴です。笑ったときにボリュームのある頬に押されて、目が閉じてしまいやすくなるのも特徴です。体全体の体脂肪率も高めで、ダイエットと連動して頬の印象が変わる場合が多いです。運動不足や高カロリーの食生活が積み重なると、顔に脂肪がつきやすくなります。

筋力低下タイプは、年齢にかかわらず、表情を動かす習慣が少ない人に多く見られます。笑顔をつくっても頬がうまく持ち上がらなかったり、口角が下がりがちだったりする場合は、表情筋の衰えが原因かもしれません。

このように、自分の頬肉がどのタイプに当てはまるのかを知ることで、ケアの方向性も見えてきます。まずは簡単なセルフチェックから始めて、最適なアプローチを探ってみましょう。

姿勢崩れがフェイスラインをぼかすメカニズム

「顔のたるみは年齢のせい」と思われがちですが、実は日々の姿勢が頬肉の目立ちやフェイスラインのもたつきに深く関係しています。特に長時間のデスクワークやスマホ操作でうつむいた姿勢が続くと、頭の重みを支える首・肩まわりの筋肉がこり固まり、顔全体が下方向に引っ張られやすい状態になります。

さらに、肩が内側に巻き込まれる猫背姿勢では、首まわりのリンパの流れも滞りやすくなり、顔のむくみやぼやけたフェイスラインを助長する原因にもなります。

一見、フェイスラインのぼやけや頬肉のボリュームとは無関係に思える「姿勢」ですが、実はマスク下の頬肉が目立つ原因の根本にあることも少なくありません。デスクワークが多い人は、こまめに背筋を伸ばす意識を持ったり、1日1回は姿勢リセットのストレッチを取り入れたりするだけでも、顔の印象に変化が現れやすくなります。

顔を変えたいなら体から整えるという視点で、日常の姿勢を見直すことが、シャープなフェイスラインへの第一歩です。

20代後半の代謝変化と顔太りの関係

「最近、なんとなく顔が丸くなってきた気がする…」そんな違和感を抱きはじめるのが、20代後半のタイミングです。この時期は、見た目にはあまり変化がなくても、体の内側では“基礎代謝の低下”が静かに進行しています。10代〜20代前半の頃と比べて、1日の消費エネルギー量が少しずつ減っていくため、同じ生活を続けていても脂肪がつきやすくなるのです。

特に顔は、皮下脂肪がつきやすい部位のひとつです。代謝が下がることで、体全体に脂肪がつきやすくなり、その影響が頬やあご周りに現れると、顔の輪郭がぼやけた印象になってしまったり、マスク下での頬のボリュームに悩んだりすることが多くなります。また、運動量の低下やホルモンバランスの変化も重なり、水分代謝やリンパの流れが滞ってむくみやすくなるのも、顔太りを加速させる要因のひとつです。

この変化は一見ゆるやかですが、放っておくと年々定着しやすく、解消しにくくなるため、「なんとなく太ったかも」と感じた時がケアを始めるベストタイミングなのです。代謝を上げるために、軽い運動や入浴習慣などを取り入れるだけでも、顔まわりの印象に変化が現れやすくなります。

顔太りを年齢のせいで片づけず、「代謝の曲がり角」に早めに気づくことが、将来のフェイスライン維持につながる第一歩です。

通勤中でもOK!マスクに隠れた頬肉を鍛える表情筋エクササイズ

通勤中でもこっそりと頬肉を落とすためのアプローチができたら嬉しいですよね。周りにバレることなくできるトレーニングをご紹介します。

口角アップトレーニングで笑み筋を強化

普段からマスクをして過ごすことが多い方は特に、「フェイスラインがもたついてきた」「口元の緩みが気になり口角を持ち上げにくくなってきた」と年々感じやすくなっていませんか。表情筋を使う頻度が低下すると、頬の皮膚を支えきれず垂れやすくなり、フェイスラインのもたつきにつながります。

表情筋のゆるみが原因でフェイスラインがもたついてきた場合は、「口角アップトレーニング」で笑み筋を鍛えるのがおすすめです。やり方はとても簡単。鏡の前で、左右の口角をギュッと斜め上に持ち上げるように笑顔をつくり、5秒キープ。これを1日5〜10回繰り返すだけでも、笑顔を作るときに使われる口角挙筋や小頬骨筋、大頬骨筋や笑筋などの筋肉に刺激が入り、フェイスラインが引き締まっていきます。

最初はぎこちなく感じても、毎日続けることで筋肉が目覚め、自然な笑顔が戻ってきます。

表情筋の緩みを感じたら、できるだけ早い段階で鍛えるのがポイントです。毎日のスキンケア後や通勤中のひとときを使って、ぜひ習慣にしてみてください。

舌回しシークレットワークで二重顎対策

二重顎が気になってきたけれど、外で顔の運動をするのはちょっと恥ずかしい…そんな方にこそ試してほしいのが「舌回しトレーニング」です。これは、口の中で舌をぐるぐると回すだけの誰にもバレずにできるシークレットワーク。実はこの動き、あご下の筋肉や顔の深層筋にしっかり刺激を与える効果的なエクササイズなんです。

やり方はシンプルで、口を閉じたまま、舌先で歯の表面をなぞるようにゆっくり回すだけ。右回り・左回りそれぞれ10回ずつ行います。たったこれだけで、普段あまり使われていない「舌筋」や「オトガイ筋」が活性化され、二重顎やフェイスラインのたるみにアプローチできます。

舌を動かすことで表情筋の土台が鍛えられるので、口角や頬の引き上げにも良い影響を与えてくれます。テレビを見ながら、通勤中、マスクの下など“ながら美容”として続けやすいのも大きなメリットです。

美容医療で一気に解決!頬肉を落とす3大アプローチ

頬肉を落とすためのセルフケアでは満足できない、より早く頬肉を改善したいといった場合には、美容医療の力を借りるのもおすすめです。

脂肪溶解注射でスピード分解&リバウンド対策

脂肪の厚みによって頬肉が気になる場合、脂肪溶解注射がおすすめです。
脂肪溶解注射は、デオキシコール酸という胆汁酸の一種を主成分とし、脂肪細胞を溶解し排出する効果が期待できます。脂肪の厚みを左右している脂肪細胞自体を溶かし減らしていくため、狙った部分のみの部分痩せが叶うのが特徴です。

この脂肪溶解注射を頬肉の気になる部分に注射することで、最短で3ヶ月程でその効果を実感することができます。

ダイエットではなかなか頬肉を落とせなかった人や、すぐに頬肉を落としてシャープな印象の顔になりたい場合は、脂肪溶解注射を試してみるのもいいですね。

医療ハイフで深部からタイトニング&引き上げ

表情筋の緩みや脂肪の量によって頬肉が気になる方には、肌の奥深くから緩みを引き締めてくれる医療ハイフがおすすめです。

医療ハイフは、高密度の超音波エネルギーを利用して、皮膚の内部に熱刺激を与えます。これにより、加齢によって緩んでしまった「SMAS筋膜の引き締め」、厚みのある「皮下脂肪の減少」、紫外線や加齢などによって減少してしまった「コラーゲンの生成促進」などが期待できます。

医療ハイフでは、1回の施術で肌内部の3層にアプローチが可能なため、頬の脂肪の多さを解消しつつフェイスラインのもたつきを改善する、なんてことも可能です。

筋膜レベルでたるみが起きている人に医療ハイフは最適です。

インモードで脂肪燃焼と肌引き締めを同時に実現

インモードとは、ラジオ波の熱エネルギーを利用して、脂肪層や真皮層のコラーゲンなどにアプローチする施術です。これにより、真皮層では肌のハリや弾力に必要なコラーゲンやエラスチンの活性化、脂肪層では余分な脂肪細胞の破壊が期待でき、頬肉の多さにお悩みの方やフェイスラインのもたつきが気になる方におすすめの治療です。

医療ハイフも同じように真皮層や脂肪層にアプローチしますが、より脂肪への効果が高いのがインモードです。そのため、筋膜のゆるみよりも脂肪が気になる頬肉にはインモードがおすすめです。反対に、SMAS筋膜レベルでの皮膚のゆるみによる頬肉には医療ハイフがおすすめなため、自分の頬肉の傾向を知り、最適な治療を選択することが頬肉を落とすための近道です。

やりすぎ注意?頬肉を落としすぎたときのデメリット

頬肉を落とすことでシャープな印象を手に入れることができますが、落としすぎることは皮膚のたるみなどのデメリットを生むこともあります。

頬がこけて老け見えするリスクとは

「頬の肉を落としてすっきり見せたい」そう思って施術を重ねる中で注意したいのが「頬がこける」現象です。一見、顔がシャープになるのは理想的に思えますが、頬のボリュームが必要以上に減ってしまうと、実年齢より老けて見える原因になることがあります。

人の顔は、適度なふくらみや丸みがあることで若々しい印象を保っていますが、必要以上に頬の肉が減ってしまい頬がこけると、顔全体が平面的になってしまいます。これにより、骨格が目立って頬の影が強調されてしまうため、疲れて見えたり老けて見えたりします。特に、もともと痩せ型の方や皮膚が薄いタイプの方は、脂肪や筋肉の減りがそのまま顔立ちの印象に直結しやすい傾向があります。

また、脂肪を落としすぎることで、皮膚がたるみやすくなるため、加齢によるコラーゲンの減少と相まって、輪郭がもたつく原因にもなります。

「スッキリさせたい」が行きすぎると「貧相に見える」「老けて見える」といった別の悩みを生むこともあるのです。

頬肉を落とすケアをする際は、やみくもに「脂肪を減らす」のではなく、「引き締めながら立体感を残す」ことが大切です。脂肪を減らす施術だけでなく、肌の引き締めやハリの向上も視野に入れることで、バランスのとれた若々しいフェイスラインを保つことができます。

バランスを整えるために必要なリカバリーケア

頬肉を落としてスッキリさせると、それだけで満足してしまいがちですが、実はその後のリカバリーケアこそが、見た目年齢を左右する重要なステップです。脂肪やむくみが減ることで顔がスッキリする反面、ハリ感や皮膚の支えが減少すると、こけた印象やしわ・たるみといった新たな悩みに発展する可能性もあります。

リカバリーケアの第一歩は、肌のハリを保つケアを取り入れることです。具体的には、コラーゲン生成を促したり、筋膜を引き締めたりする医療ハイフや、真皮層のコラーゲンやエラスチンを立て直しハリを回復するインモードなど、肌を内側からふっくら持ち上げる施術がおすすめです。

さらに、表情筋の再トレーニングも忘れてはいけません。脂肪を落とすことで支えが少なくなった頬には、筋肉でハリを補う必要があります。口角をしっかり上げるトレーニングや、舌回しなどを習慣化することで、フェイスラインの崩れを防ぐことができます。

見た目の美しさは「引き算」と「足し算」のバランス。脂肪を落とす“引き算”のあとに、肌や筋肉のケアという“足し算”を重ねることで、立体感のある若々しい印象を保つことができるのです。施術やセルフケアの後こそ、丁寧なリカバリーを意識して、理想的な頬やフェイスラインを維持していきましょう。

まとめ

マスクの下で目立つ頬肉の原因には、脂肪の厚さやたるみなどが関係しています。たるみに対しては、表情筋のトレーニングや医療ハイフなどで筋膜を引き締める方法がおすすめです。脂肪の量が関係している場合には、ダイエットで少しずつ脂肪を減らしていくのもいいですが、より手っ取り早く解消したい場合は脂肪溶解注射やインモードなどで脂肪に直接アプローチする方法がおすすめです。

ただし、頬肉を落とし過ぎると頬のこけや老けた印象につながってしまうため、脂肪を落としすぎないことやハリを維持するためのアプローチを同時に行っていきましょう。

頬肉の原因をしっかりと見極め、適切なケアや施術を選択することが、シャープな輪郭を得るためには重要になります。頬肉でお悩みの方は、椿クリニックにご相談ください。

「マスクをしているとなんだか頬の肉がマスクからはみ出てる」そんな経験ありませんか。マスクをしてても気になる頬肉の原因は実はひとつではないんです。その原因を知り、適切なアプローチを行う準備をしましょう。

むくみ・脂肪・筋力低下をセルフチェック

頬肉が目立つ原因は、見た目では一見わかりづらくても、「むくみ」「脂肪」「筋力低下」という3つのタイプに分けて考えると、自分の状態が見えてきます。まずは鏡の前に立って、顔全体の輪郭と左右差、肌の質感を観察してみましょう。

むくみが原因の場合は、朝と夕方でフェイスラインが変わる、頬を指で押すとゆっくり戻る、といった特徴が見られます。塩分の多い食事や水分不足、長時間同じ姿勢をとる生活が影響していることもあります。

脂肪によるボリューム感が目立つ人は、常に頬がふっくらしていて、触れるとやわらかいのが特徴です。笑ったときにボリュームのある頬に押されて、目が閉じてしまいやすくなるのも特徴です。体全体の体脂肪率も高めで、ダイエットと連動して頬の印象が変わる場合が多いです。運動不足や高カロリーの食生活が積み重なると、顔に脂肪がつきやすくなります。

筋力低下タイプは、年齢にかかわらず、表情を動かす習慣が少ない人に多く見られます。笑顔をつくっても頬がうまく持ち上がらなかったり、口角が下がりがちだったりする場合は、表情筋の衰えが原因かもしれません。

このように、自分の頬肉がどのタイプに当てはまるのかを知ることで、ケアの方向性も見えてきます。まずは簡単なセルフチェックから始めて、最適なアプローチを探ってみましょう。

姿勢崩れがフェイスラインをぼかすメカニズム

「顔のたるみは年齢のせい」と思われがちですが、実は日々の姿勢が頬肉の目立ちやフェイスラインのもたつきに深く関係しています。特に長時間のデスクワークやスマホ操作でうつむいた姿勢が続くと、頭の重みを支える首・肩まわりの筋肉がこり固まり、顔全体が下方向に引っ張られやすい状態になります。

さらに、肩が内側に巻き込まれる猫背姿勢では、首まわりのリンパの流れも滞りやすくなり、顔のむくみやぼやけたフェイスラインを助長する原因にもなります。

一見、フェイスラインのぼやけや頬肉のボリュームとは無関係に思える「姿勢」ですが、実はマスク下の頬肉が目立つ原因の根本にあることも少なくありません。デスクワークが多い人は、こまめに背筋を伸ばす意識を持ったり、1日1回は姿勢リセットのストレッチを取り入れたりするだけでも、顔の印象に変化が現れやすくなります。

顔を変えたいなら体から整えるという視点で、日常の姿勢を見直すことが、シャープなフェイスラインへの第一歩です。

20代後半の代謝変化と顔太りの関係

「最近、なんとなく顔が丸くなってきた気がする…」そんな違和感を抱きはじめるのが、20代後半のタイミングです。この時期は、見た目にはあまり変化がなくても、体の内側では“基礎代謝の低下”が静かに進行しています。10代〜20代前半の頃と比べて、1日の消費エネルギー量が少しずつ減っていくため、同じ生活を続けていても脂肪がつきやすくなるのです。

特に顔は、皮下脂肪がつきやすい部位のひとつです。代謝が下がることで、体全体に脂肪がつきやすくなり、その影響が頬やあご周りに現れると、顔の輪郭がぼやけた印象になってしまったり、マスク下での頬のボリュームに悩んだりすることが多くなります。また、運動量の低下やホルモンバランスの変化も重なり、水分代謝やリンパの流れが滞ってむくみやすくなるのも、顔太りを加速させる要因のひとつです。

この変化は一見ゆるやかですが、放っておくと年々定着しやすく、解消しにくくなるため、「なんとなく太ったかも」と感じた時がケアを始めるベストタイミングなのです。代謝を上げるために、軽い運動や入浴習慣などを取り入れるだけでも、顔まわりの印象に変化が現れやすくなります。

顔太りを年齢のせいで片づけず、「代謝の曲がり角」に早めに気づくことが、将来のフェイスライン維持につながる第一歩です。

通勤中でもOK!マスクに隠れた頬肉を鍛える表情筋エクササイズ

通勤中でもOK!マスクに隠れた頬肉を鍛える表情筋エクササイズ

通勤中でもこっそりと頬肉を落とすためのアプローチができたら嬉しいですよね。周りにバレることなくできるトレーニングをご紹介します。

口角アップトレーニングで笑み筋を強化

普段からマスクをして過ごすことが多い方は特に、「フェイスラインがもたついてきた」「口元の緩みが気になり口角を持ち上げにくくなってきた」と年々感じやすくなっていませんか。表情筋を使う頻度が低下すると、頬の皮膚を支えきれず垂れやすくなり、フェイスラインのもたつきにつながります。

表情筋のゆるみが原因でフェイスラインがもたついてきた場合は、「口角アップトレーニング」で笑み筋を鍛えるのがおすすめです。やり方はとても簡単。鏡の前で、左右の口角をギュッと斜め上に持ち上げるように笑顔をつくり、5秒キープ。これを1日5〜10回繰り返すだけでも、笑顔を作るときに使われる口角挙筋や小頬骨筋、大頬骨筋や笑筋などの筋肉に刺激が入り、フェイスラインが引き締まっていきます。

最初はぎこちなく感じても、毎日続けることで筋肉が目覚め、自然な笑顔が戻ってきます。

表情筋の緩みを感じたら、できるだけ早い段階で鍛えるのがポイントです。毎日のスキンケア後や通勤中のひとときを使って、ぜひ習慣にしてみてください。

舌回しシークレットワークで二重顎対策

二重顎が気になってきたけれど、外で顔の運動をするのはちょっと恥ずかしい…そんな方にこそ試してほしいのが「舌回しトレーニング」です。これは、口の中で舌をぐるぐると回すだけの誰にもバレずにできるシークレットワーク。実はこの動き、あご下の筋肉や顔の深層筋にしっかり刺激を与える効果的なエクササイズなんです。

やり方はシンプルで、口を閉じたまま、舌先で歯の表面をなぞるようにゆっくり回すだけ。右回り・左回りそれぞれ10回ずつ行います。たったこれだけで、普段あまり使われていない「舌筋」や「オトガイ筋」が活性化され、二重顎やフェイスラインのたるみにアプローチできます。

舌を動かすことで表情筋の土台が鍛えられるので、口角や頬の引き上げにも良い影響を与えてくれます。テレビを見ながら、通勤中、マスクの下など“ながら美容”として続けやすいのも大きなメリットです。

美容医療で一気に解決!頬肉を落とす3大アプローチ

美容医療で一気に解決!頬肉を落とす3大アプローチ

頬肉を落とすためのセルフケアでは満足できない、より早く頬肉を改善したいといった場合には、美容医療の力を借りるのもおすすめです。

脂肪溶解注射でスピード分解&リバウンド対策

脂肪の厚みによって頬肉が気になる場合、脂肪溶解注射がおすすめです。
脂肪溶解注射は、デオキシコール酸という胆汁酸の一種を主成分とし、脂肪細胞を溶解し排出する効果が期待できます。脂肪の厚みを左右している脂肪細胞自体を溶かし減らしていくため、狙った部分のみの部分痩せが叶うのが特徴です。

この脂肪溶解注射を頬肉の気になる部分に注射することで、最短で3ヶ月程でその効果を実感することができます。

ダイエットではなかなか頬肉を落とせなかった人や、すぐに頬肉を落としてシャープな印象の顔になりたい場合は、脂肪溶解注射を試してみるのもいいですね。

医療ハイフで深部からタイトニング&引き上げ

表情筋の緩みや脂肪の量によって頬肉が気になる方には、肌の奥深くから緩みを引き締めてくれる医療ハイフがおすすめです。

医療ハイフは、高密度の超音波エネルギーを利用して、皮膚の内部に熱刺激を与えます。これにより、加齢によって緩んでしまった「SMAS筋膜の引き締め」、厚みのある「皮下脂肪の減少」、紫外線や加齢などによって減少してしまった「コラーゲンの生成促進」などが期待できます。

医療ハイフでは、1回の施術で肌内部の3層にアプローチが可能なため、頬の脂肪の多さを解消しつつフェイスラインのもたつきを改善する、なんてことも可能です。

筋膜レベルでたるみが起きている人に医療ハイフは最適です。

インモードで脂肪燃焼と肌引き締めを同時に実現

インモードとは、ラジオ波の熱エネルギーを利用して、脂肪層や真皮層のコラーゲンなどにアプローチする施術です。これにより、真皮層では肌のハリや弾力に必要なコラーゲンやエラスチンの活性化、脂肪層では余分な脂肪細胞の破壊が期待でき、頬肉の多さにお悩みの方やフェイスラインのもたつきが気になる方におすすめの治療です。

医療ハイフも同じように真皮層や脂肪層にアプローチしますが、より脂肪への効果が高いのがインモードです。そのため、筋膜のゆるみよりも脂肪が気になる頬肉にはインモードがおすすめです。反対に、SMAS筋膜レベルでの皮膚のゆるみによる頬肉には医療ハイフがおすすめなため、自分の頬肉の傾向を知り、最適な治療を選択することが頬肉を落とすための近道です。

やりすぎ注意?頬肉を落としすぎたときのデメリット

やりすぎ注意?頬肉を落としすぎたときのデメリット

頬肉を落とすことでシャープな印象を手に入れることができますが、落としすぎることは皮膚のたるみなどのデメリットを生むこともあります。

頬がこけて老け見えするリスクとは

「頬の肉を落としてすっきり見せたい」そう思って施術を重ねる中で注意したいのが「頬がこける」現象です。一見、顔がシャープになるのは理想的に思えますが、頬のボリュームが必要以上に減ってしまうと、実年齢より老けて見える原因になることがあります。

人の顔は、適度なふくらみや丸みがあることで若々しい印象を保っていますが、必要以上に頬の肉が減ってしまい頬がこけると、顔全体が平面的になってしまいます。これにより、骨格が目立って頬の影が強調されてしまうため、疲れて見えたり老けて見えたりします。特に、もともと痩せ型の方や皮膚が薄いタイプの方は、脂肪や筋肉の減りがそのまま顔立ちの印象に直結しやすい傾向があります。

また、脂肪を落としすぎることで、皮膚がたるみやすくなるため、加齢によるコラーゲンの減少と相まって、輪郭がもたつく原因にもなります。

「スッキリさせたい」が行きすぎると「貧相に見える」「老けて見える」といった別の悩みを生むこともあるのです。

頬肉を落とすケアをする際は、やみくもに「脂肪を減らす」のではなく、「引き締めながら立体感を残す」ことが大切です。脂肪を減らす施術だけでなく、肌の引き締めやハリの向上も視野に入れることで、バランスのとれた若々しいフェイスラインを保つことができます。

バランスを整えるために必要なリカバリーケア

頬肉を落としてスッキリさせると、それだけで満足してしまいがちですが、実はその後のリカバリーケアこそが、見た目年齢を左右する重要なステップです。脂肪やむくみが減ることで顔がスッキリする反面、ハリ感や皮膚の支えが減少すると、こけた印象やしわ・たるみといった新たな悩みに発展する可能性もあります。

リカバリーケアの第一歩は、肌のハリを保つケアを取り入れることです。具体的には、コラーゲン生成を促したり、筋膜を引き締めたりする医療ハイフや、真皮層のコラーゲンやエラスチンを立て直しハリを回復するインモードなど、肌を内側からふっくら持ち上げる施術がおすすめです。

さらに、表情筋の再トレーニングも忘れてはいけません。脂肪を落とすことで支えが少なくなった頬には、筋肉でハリを補う必要があります。口角をしっかり上げるトレーニングや、舌回しなどを習慣化することで、フェイスラインの崩れを防ぐことができます。

見た目の美しさは「引き算」と「足し算」のバランス。脂肪を落とす“引き算”のあとに、肌や筋肉のケアという“足し算”を重ねることで、立体感のある若々しい印象を保つことができるのです。施術やセルフケアの後こそ、丁寧なリカバリーを意識して、理想的な頬やフェイスラインを維持していきましょう。

まとめ

マスクの下で目立つ頬肉の原因には、脂肪の厚さやたるみなどが関係しています。たるみに対しては、表情筋のトレーニングや医療ハイフなどで筋膜を引き締める方法がおすすめです。脂肪の量が関係している場合には、ダイエットで少しずつ脂肪を減らしていくのもいいですが、より手っ取り早く解消したい場合は脂肪溶解注射やインモードなどで脂肪に直接アプローチする方法がおすすめです。

ただし、頬肉を落とし過ぎると頬のこけや老けた印象につながってしまうため、脂肪を落としすぎないことやハリを維持するためのアプローチを同時に行っていきましょう。

頬肉の原因をしっかりと見極め、適切なケアや施術を選択することが、シャープな輪郭を得るためには重要になります。頬肉でお悩みの方は、椿クリニックにご相談ください。

この記事の監修医師

この記事の監修医師

医療法人社団 育麗会 理事長
椿クリニック 総院長

田邊 俊成

1957年12月30日に埼玉県に生まれる。昭和63年に埼玉医科大学を卒業後、皮膚科医としてのキャリアをスタート。その後、都内の大手美容外科にて技術指導医を務め、美容医療分野での深い経験と専門知識を持つ。

平成19年に独立し、愛知県名古屋市に美容皮膚科「はなえクリニック」を開設。その後、銀座、名古屋、心斎橋に展開する美容皮膚科「椿クリニック」の総医院長に就任。平成25年には医療法人社団育麗会を立ち上げ、都市部を中心に先進的な美容医療を提供している。

田邊先生のプロフィールはこちら

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