「部分痩せを目指すなら脂肪溶解注射?それともエステ?」と迷う方は多いのではないでしょうか。
脂肪溶解注射の中でも人気の高いBNLSアルティメットは、従来の脂肪溶解注射と比べて効果や安全性が進化しており、副作用を抑えたい方に選ばれています。一方で、手軽に通えるエステにも魅力を感じる方も多いはず。このコラムでは、それぞれの施術の特徴や違いを丁寧に比較しながら、あなたに合った部分痩せの方法を見つけるヒントをご紹介します。
BNLS neoとアルティメットの違いを徹底比較!エステとの違い・4つの成分からわかる部分痩せの選び方

この記事を読んでわかること
- 脂肪溶解注射は脂肪細胞そのものを分解・排出し、リバウンドしにくい部分痩せを実現する医療施術です。
- BNLSアルティメットは従来品と比べ、新成分配合とデオキシコール酸増量により、脂肪減少効果や肌再生効果が向上しています。
- 脂肪溶解注射は医師の技術、安全な薬剤、衛生管理などにより副作用が少なく、確実性と即効性から人気の美容医療です。
- フェイスラインや頬への使用で小顔効果も期待できます。症例や口コミを確認し、カウンセリングで不安を解消することが重要です。
目次
脂肪溶解注射とは?まず知っておきたい基本情報

脂肪溶解注射とは、その名の通り「脂肪を溶解する注射」です。脂肪を溶かし体外に排出することで、リバウンドのない部分痩せが叶う美容医療ですが、その仕組みや選ばれるポイントについて解説します。
部分痩せを叶える脂肪溶解注射の仕組み
脂肪溶解注射は、薬剤によって脂肪量を決めている脂肪細胞に働きかけ、溶かしていきます。
人の体の脂肪が増えたり減ったりするのは、脂肪細胞の大きさが変化することに関係しています。そのため、ダイエットによって痩せることができるのは、一時的に脂肪細胞を小さくしているだけで脂肪細胞の数自体は変わっておらず、生活習慣や食生活が乱れたときにリバウンドをしやすいのが特徴です。
一方で、脂肪溶解注射は薬剤が脂肪細胞に直接働きかけて分解・排出を促すため、通常のダイエットでは難しい「脂肪細胞の数を減らす」ことが期待できます。脂肪細胞の数を減らすことで、リバウンドがほぼない部分痩せが期待できるのが、脂肪溶解注射の大きなメリットです。

美容医療分野で活用される安全性のポイント
BNLSシリーズの脂肪溶解注射が、美容医療の分野で広く活用されている背景には、安全性の高い成分が使用されている事や、技術の持った医師による施術であることなどが挙げられます。
- 厚生労働省やFDAなどの認可成分の使用
BNLSシリーズの脂肪溶解注射に使用される薬剤には、アメリカのFDA(食品医薬品局)に認可された胆汁酸の一種の「デオキシコール酸」が主成分として配合されています。この成分が、脂肪溶解作用を担っていますが、臨床試験での安全性と効果が確認されており、信頼性のある成分として使われているため、安心して治療を受けることができます。 - 医師による適切な診断と注入技術
脂肪溶解注射は、皮膚の状態や脂肪量、希望に応じた部位や薬剤の注入深度の調整が必要です。美容医療の専門知識をもつ医師が施術を行うことで、副作用や合併症のリスクを最小限に抑えることができます。 - 繰り返しの施術にも配慮された薬剤
腫れや赤みを抑え、よりダウンタイムが短くなるように配合が調節された薬剤であるため、安全性もより高いとして、多くのクリニックで採用されています。 - 衛生管理とアフターケア体制
美容クリニックでは、滅菌処理や使い捨て針の使用、施術後の腫れや内出血への対処など、衛生管理が徹底されています。また、万が一のトラブルにも対応できるアフターケア体制が整っているクリニックを選ぶことで、より安心して施術を受けられます。
このように、医療機関でのみ取り扱いが可能な薬剤であることや、薬剤自体が体への負担を軽減するように作られている点などから、安全に部分痩せ治療を受けることができるポイントになっています。
アメリカ食品医薬品局(アメリカしょくひんいやくひんきょく、英語: Food and Drug Administration[4]、略称: FDA)は、アメリカ合衆国保健福祉省(Department of Health and Human Services, HHS)配下の政府機関。連邦食品・医薬品・化粧品法を根拠とし、医療品規制、食の安全を責務とする。
引用:Wikipedia – アメリカ食品医薬品局
デオキシコール酸(デオキシコールさん、英: Deoxycholic acid)は、胆汁酸の一種であり、腸内の細菌の代謝によって生成される二次胆汁酸の一つである。
引用:Wikipedia – デオキシコール酸
なぜエステではなく脂肪溶解注射が選ばれるのか
脂肪ケアといえば痩身エステも選択肢のひとつですが、より確実な変化を求める人の間で脂肪溶解注射が選ばれる理由は、いくつかの明確な違いにあります。
まず、エステの施術は主にマッサージやラジオ波などで脂肪を柔らかくしたり、老廃物の排出を促したりする「一時的な代謝サポート」が中心です。一方、脂肪溶解注射は薬剤が脂肪細胞に直接アプローチして分解を促す医療行為であり、脂肪細胞の数自体を減らせるという大きな特徴があります。
さらに、エステは効果が出るまでに回数が必要で、結果には個人差が大きいのに対し、脂肪溶解注射は比較的少ない施術回数で変化を実感することができ、部分痩せには特に効果を発揮します。自己流のダイエットで「何度もリバウンドを繰り返してきた」「限界を感じている」人にとって、確実性とスピード感のあるアプローチとして脂肪溶解注射が選ばれる傾向にあります。
加えて、脂肪溶解注射は医師が個人の体質や目的に合わせて注入量を調整するため、リスク管理や効果の最適化が図れる点でも安心感があるのです。結果重視で効率よく部分痩せを行いたい方にとって、脂肪溶解注射は魅力的な施術だといえるでしょう。
BNLSのneoとアルティメットの違い

当院で使用している「BNLSアルティメット注射」は、メスを使わずに注射のみで施術がおこなえる脂肪溶解注射です。
従来のBNLSneo注射に新規成分を複数配合した製剤であり、期待する効果を実感しやすいうえにダウンタイムが少なく、安全性の高い方法です。
BNLSアルティメットの成分について、以下で詳しくご紹介します。
BNLSアルティメットで追加された特徴的な4つの成分とは
BNLSアルティメット注射には、4つの成分が新規配合されています。
脂肪燃焼成分
- アーティチョーク
スーパーフードとして知られているアーティチョークは脂肪の分解に関わっている胆汁の分泌を促進し、脂肪を燃焼しやすい状態へと導きます。
また、分解された脂肪を体外へと排出しやすくする利用作用もあります。
- L-カルニチン
L-カルニチンは、脂肪の代謝に関与するアミノ酸の一種です。
ミトコンドリアに脂肪成分を運ぶことで脂肪を燃焼させ、体にとって必要なエネルギーを作り出します。
肌の再生・老化防止成分
- コエンザイムQ10
優れた抗酸化作用によって肌の再生や老化防止に関与しています。
エネルギーを作り出すための補酵素としての働きもあります。
- カテキン
ポリフェノールの一種であるカテキンは、抗酸化作用によって肌の再生や老化防止に関与しています。
脂肪をエネルギーとして消費することで、体脂肪の減少を手助けします。
BNLSアルティメットで増量された成分とは
脂肪溶解成分
- デオキシコール酸
デオキシコール酸は、脂肪細胞を破壊して脂肪細胞の数を減少させる働きをもつ成分です。
脂肪の乳化を促進して体外へと排出しやすくする働きもあります。
BNLSアルティメット注射では、BNLSneo注射よりもデオキシコール酸を約20倍増量して配合されています。
このように、新規で追加された成分や増量された成分によってBNLSアルティメット注射では、BNLSneoよりも痩身効果が15%アップしています。
従来の脂肪溶解注射よりも、さらに脂肪燃焼・脂肪溶解・肌の再生・老化防止といった総合的な働きも期待できるのがBNLSアルティメット注射の大きな特徴と言えます。
BNLS脂肪溶解注射が人気な理由とは?

BNLSシリーズの脂肪溶解注射が人気な理由は、効率の良さや副作用の少なさにあります。
効率よく引き締め効果を得られる秘密
BNLSneo注射のような従来の脂肪溶解注射と比べると、BNLSアルティメット注射ではデオキシコール酸を豊富に含有していることから、脂肪細胞の分解作用が高くなっています。
また、天然植物由来の成分を配合しているため、施術後の痛み、腫れ、赤み、熱感などの症状が起こりにくくなっています。
そのため、従来の脂肪溶解注射とは異なりダウンタイムに必要な時間はほとんどなく、早い段階で引き締め効果を感じることができます。また、針を刺した部分を避ければ、施術直後からメイクが可能な点もメリットです。
(※ダウンタイムには個人差があるため、むくみ、腫れ、内出血が起こることもあります。)
リバウンドを起こしづらいと言われる根拠とは
脂肪溶解注射がリバウンドを起こしづらいと言われる根拠は、脂肪量を左右する脂肪細胞そのものの数を減らすことができるという、一般的なダイエットやエステとは異なるメカニズムが関係しています。
通常のダイエットや運動では、脂肪細胞が小さくなることで見た目がスリムになりますが、脂肪細胞の数自体は変わりません。そのため、生活習慣が乱れれば再び脂肪細胞が大きくなり、リバウンドを引き起こしやすくなります。
一方で脂肪溶解注射は、デオキシコール酸による脂肪細胞の分解や、老廃物の排出促進などの有効成分により、脂肪細胞が体外へ排出され、脂肪細胞そのものを減少させることができるのです。
また、リバウンドしづらい土台を整えられることもポイントです。
脂肪細胞が物理的に減ると、そもそも「太りやすい土台」が少なくなるため、生活が少し乱れても以前のような体型に戻りにくくなるという特徴があります。もちろん、暴飲暴食を続ければ残った脂肪細胞が肥大化し、新たな脂肪がつく可能性はありますが、脂肪細胞が少ない分、脂肪がつきにくい体質に一歩近づくともいえます。
他と比較して痛みや副作用が少ない理由
BNLSシリーズの脂肪溶解注射による施術が、他の痩身治療と比べて痛みや副作用が少ないと言われる理由は、使用される薬剤や施術方法などが大きく関係しています。
従来の脂肪溶解注射(フォスファチジルコリン主体)は、薬剤の反応による痛みが強く、赤みや腫れが課題でした。しかし、BNLSシリーズの脂肪溶解注射は、「デオキシコール酸」や「植物由来成分」を配合し、腫れや熱感などの炎症反応を抑えた設計になったことで、ダウンタイムも最小限に抑えられるようになりました。
また、脂肪吸引などの外科的手術と違い、脂肪溶解注射は注射器のみで施術を行うことができ、施術による大きなリスクを減らし、回復も早いのが特徴です。一人ひとりの体型や希望に合わせて注入する量や部位をきめ細かく調整できるため、過剰な反応やトラブルを防ぎやすいという点でも安全性が高くなっています。
このように、薬剤や施術方法、施術技術など安心して治療を受けることができる要素がそろっていることが、脂肪溶解注射が「痛みが少なく、副作用も起きにくい施術」として選ばれている理由です。
顔に使う脂肪溶解注射の部位別おすすめ活用法

脂肪溶解注射を顔に使用する場合のおすすめの活用方法について解説します。
フェイスライン・あご下に脂肪溶解注射が効果的な理由とは?
従来の脂肪溶解注射では、施術後の効果を実感するまで数週間かかることもありました。
BNLSアルティメット注射は、脂肪を溶解する働きをもつデオキシコール酸を豊富に配合しているため、効果を実感するまで最短3日という短期間ダイエットだけでは減少が難しいような鼻・あご下・フェイスライン・頬などの部分痩せの働きも期待できます。
特に気になるパーツがあるときには、BNLSneoよりもBNLSアルティメット注射がオススメです。
頬まわりのたるみにアプローチする注射の効果とは?
頬まわりのもたつきは、ほうれい線を形成してしまうひとつの要因となります。そのため、脂肪溶解注射による脂肪の減少が、アンチエイジングとして働くことがあります。

頬の最も高い部分の脂肪は、顔のたるみを予防するために必要ですが、頬の下の部分のほうれい線上に乗っかる脂肪に関しては、減らすことでほうれい線の濃さを緩和できるため、頬まわりがもたついているなと感じる人は、脂肪溶解注射を試してみてはいかがでしょうか。
輪郭の印象が変わる!顔用脂肪溶解注射で得られる変化とは?
脂肪溶解注射によって、あご下やフェイスラインの脂肪を減らすことで、小顔効果や二重あごの改善などの変化を得ることができます。
あご下やフェイスラインなどは、ダイエットではなかなか脂肪を落とせない部分であるため、脂肪溶解注射を利用することで効率の良い部分痩せが可能となります。そのため、激しい運動や厳しい食事制限の必要がなく、ストレスフリーでのダイエットが叶う点が魅力です。

症例概要
総額
毎回頬2本、フェイスライン2本 合計4本×4回(合計16本) 88,000円(税込)
施術回数
4回
部位
頬とフェイスライン
年代
20代女性
症例No.11121
※お問い合わせの際は、こちらの番号をお伝えください。
リスク
疼痛・腫れ・内出血・アレルギー・感染・硬結を生じる可能性があります。
医師の解説
こちらの患者様は頬の脂肪をすっきりさせたい、顎のラインをシャープにしたいというご希望でした。4回施術後はほっそりしたシャープなラインになりました。
脂肪溶解注射とエステはどう違う?メリット・デメリット徹底比較

脂肪溶解注射と、痩身のエステではどのように違いがあるのでしょうか。効果や、向き不向きなどについて比較していきます。
必要回数や即効性にはどんな違いがある?
脂肪溶解注射の大きなメリットは、少ない回数で確実に脂肪を減らすことができるという点です。
元々の脂肪量や施術部位によっても変わりますが、ほとんどの場合1週間に1回のペース、3〜5回程度の施術で脂肪の減少や輪郭の変化を感じることができます。また、分解して排出した脂肪細胞が復活することはほとんどなく、リバウンドもほぼないため、確実に部分痩せしたい方におすすめです。
一方で、エステでの痩身施術は痛みや副作用なくリラックス効果を得ることができますが、一時的にむくみが取れることによるすっきり感や、脂肪が柔らかくなる程度の効果で留まるため、脂肪溶解注射のような根本的な改善は叶いません。
少ない回数でしっかりと変化を得たい場合は、脂肪溶解注射を検討するといいでしょう。
向いている人・向いていない人それぞれの特徴
脂肪溶解注射は、しっかりと効果を得たい人に向いていますが、アレルギーがあったり持病があったりする場合は、受けられないことがあります。
- 18歳未満の方
- 妊娠中またはその可能性がある方、授乳中の方
- 全身性の神経接合部の障害を持つ方(筋萎縮性側索硬化症、重症筋無力症)
- 末梢動静脈の重度の病変がある方
- 重度の肝疾患のある方
- くるみアレルギーのある方
BNLSアルティメットは、くるみの成分が含まれているため、くるみアレルギーのある方や、くるみによって痒みや赤みなどが出た経験のある方は受けることができません。
また、内服している薬によっては施術を受けることができない可能性もあるため、施術前に必ず相談するようにしましょう。
初めてでも安心!脂肪溶解注射を受ける際の注意点

初めて脂肪溶解注射を受ける方でも、安心して受けることができるように、注意したい点を解説していきます。
クリニック選びで迷った時に確認しておくべきこと
脂肪溶解注射は、様々なクリニックで取り扱っているため、どのクリニックで受けようか迷いがちですよね。クリニック選びで迷った際にまず確認したいのは、症例写真です。
ホームページを見たときに、症例写真が掲載されていることはもちろんですが、施術の詳しい内容まで記載されているかを確認しましょう。
何回施術した後のアフター写真なのか、全部でいくらぐらいの金額がかかったのか、医師によるコメントなども掲載されていると、自分が施術を受ける際の目安やイメージがつかみやすくなります。
また、口コミを確認するのもおすすめです。実際に施術を受けた方のリアルな声を確認することができ、良い面・悪い面の両方を知ることができます。
クリニック選びに迷ったら、これらを参考に選んでみるといいでしょう。
カウンセリング時に必ず聞いておきたい内容
施術を受けるクリニックが決まったら、必ず施術前のカウンセリングを受けるようにしましょう。
カウンセリングでは実際に医師に皮膚の状態や脂肪の量を見てもらい、脂肪溶解注射が適しているのかどうかを確認してもらいましょう。
脂肪溶解注射の施術後のケア方法や、次回施術を決定する目安の肌状態などについても聞いておくと、スケジュールを立てやすくなります。
施術に向けて不安なことがある場合は、必ずカウンセリングの際に解消しておくことが大事です。
応急処置にも役立つ施術後トラブル対策
脂肪溶解注射の施術後に起こりやすいトラブルとしては、施術部位のしこりや赤みが残ることです。
赤みや腫れなどが出た場合は、保冷材などを使用して施術部位を冷やすようにしましょう。また、体を温め血流が良くなったり、施術部位を直接温めることは赤みが長引く原因となるため、気をつけるようにするといいでしょう。
また、施術後のしこりは、薬剤の注入量が多かったり、施術後のマッサージが足りなかったりすることで起こりやすくなります。顔の脂肪溶解注射は、薬剤の注入量が体に比べて多くないため、しこりが起きることはほとんどありませんが、万が一しこりができた場合は優しく馴染ませるようにマッサージを行うと改善されやすくなります。しこりができることが不安な場合は、施術後痛みが和らいだタイミングからマッサージを行うといいでしょう。
脂肪溶解注射は、ダウンタイムや副作用がほとんどない治療ですが、赤みなどが長引く場合は施術を受けたクリニックに相談するようにしましょう。
まとめ
BNLSシリーズの脂肪溶解注射は、BNLSneoやBNLSアルティメットなど、いくつか種類がありますが、薬剤によって効果の出方や副作用の出方が異なります。効果が出やすい薬剤程、副作用も出やすいことがあるため、自分に合った薬剤を選択するようにしましょう。
椿クリニックでは、BNLSアルティメット注射という脂肪溶解注射を使っています。
ダイエットしても痩せにくいような鼻・あご下・フェイスライン・頬などの気になる部分があるときにはいつでも当院までご相談ください。
よくあるご質問
FatX Coreは1.0%のデオキシコール酸を含むため高い効果が期待できることや、顎下やほほのような顔の広範囲の脂肪を溶解する場合に適しています。BNLS Ultimateはデオキシコール酸は0.02%と高くないため痛みが少なく、鼻の脂肪溶解やダウンタイムを避けたい方、細かな部位での使用が適しています。目的個所に応じて使い分けがおすすめです。
一般的に高濃度のデオキシコール酸が含まれていると効果が高いとされています。デオキシコール酸が脂肪細胞を破壊するためです。FatX Coreはデオキシコール酸が1.0%、BNLSUltimate(0.02%)、カベリン(0.5%)と他の薬剤と比べても濃度が高いことがわかります。
脂肪溶解注射と呼ばれる美容施術があります。脂肪溶解注射はデオキシコール酸を主成分として作られており脂肪細胞を分解し、体外に排出していきます。
デオキシコール酸は、胆のうから分泌される胆汁酸の一種で、分解された脂肪は静脈やリンパ管を通じて尿として排出されていきます。
FatX Coreとカベリンの主な違いはデオキシコールの濃度とダウンタイムの痛みになります。FatX Coreは1.0%のデオキシコール酸を含みますが、カベリンは0.5%のデオキシコール酸になります。デオキシコール酸の濃度が高いほど施術後の痛み・腫れ・熱感は強まります。どちらも脂肪溶解注射として人気がありますので用途に応じて使い分けるとよいでしょう。