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糸リフトが怖い人へ|モフィウス8という選択肢とたるみ治療の選び方

40代くらいの女性が、明るく清潔感のある白基調の空間で大きな丸い鏡を見ながら、フェイスラインにそっと手を添えている。「糸リフトが怖い人へ|モフィウス8という選択肢とたるみ治療の選び方」というタイトルの入った美容医療コラムのメインビジュアル。

この記事を読んでわかること

  • 糸リフトが怖いと感じる主な理由
  • モフィウス8と糸リフトの違い
  • モフィウス8が向いている人・向かない人
  • 医師が診察で確認するたるみ治療の判断基準

たるみを改善したいけど「糸リフトはなんだか怖い」と感じている人は少なくありません。糸を皮膚の下に入れることへの抵抗感や、痛み、ひきつれ、不自然な仕上がり、ダウンタイムなどが気になり、なかなか一歩を踏み出せない方もいるでしょう。

そんな方にとって、モフィウス8は選択肢のひとつになる場合があります。モフィウス8は、針と高周波の熱エネルギーを組み合わせ、肌の引き締まりやハリ感にアプローチする治療です。糸リフトのように物理的にたるみを引き上げる施術ではありませんが、軽度のたるみやフェイスラインのもたつき、肌のゆるみが気になる方にはおすすめの治療です。

ただし、モフィウス8がすべてのたるみに合うわけではありません。たるみの原因は、皮膚のゆるみ、脂肪の量、骨格、筋膜のゆるみなどによって異なります。そのため、糸リフトが怖いからモフィウス8を選ぶ、という単純な決め方ではなく、医師の診察でまずは自分のたるみの程度や状態を知ることが大切です。

今回は、糸リフトが怖いと感じる理由から、モフィウス8との違い、向いている方・向かない方、医師が診察で確認する判断基準まで解説していきます。たるみ治療を不安なまま決めるのではなく、納得して選ぶための参考にしてください。

モフィウス8は糸リフトが怖い人の選択肢になる?

白いブラウスを着た40代くらいの女性が、明るく清潔感のある白基調の空間でフェイスラインにそっと手を添え、たるみの状態を気にするように前方を見つめている。

糸リフトが怖いと感じる方にとって、モフィウス8は選択肢のひとつになる場合があります。特に、糸を入れることに抵抗がある方や、まずは肌の引き締まりから始めたい方は、モフィウス8を検討しやすいでしょう。ただし、糸リフトとモフィウス8は同じ効果を目指す治療ではないため、違いを理解して選ぶことが大切です。

糸を入れる治療に不安がある方へ

糸リフトは、医療用の糸を皮膚の下に挿入し、たるんだ組織を直接引き上げる治療です。メスを使わずに針で行う治療ではありますが、体の中に糸を入れることに不安を感じる方もいます。

「痛そう」「糸が入っている感覚が気になりそう」「仕上がりが不自然にならないか心配」と感じるのは、決して珍しいことではありません。美容医療は、気持ちの面でも納得して進めることが大切です。不安が残ったまま施術を決めるのではなく、ほかの選択肢も含めて相談するようにしましょう。

モフィウス8で期待できること・できないこと

モフィウス8は、針と高周波の熱エネルギーを用いて、肌の引き締まりやハリ感にアプローチする治療です。

【期待できること】

  • 軽度のたるみ
  • フェイスラインのもたつき
  • 肌のゆるみ
  • 毛穴の開きなど

【できないこと】

  • 強いたるみをしっかり持ち上げる
  • 1回で大きな変化を求める

モフィウス8は、糸リフトのように皮膚や組織を物理的に引き上げる治療ではないため、1回でしっかりとたるみを引き上げたい方には物足りない可能性があります。
モフィウス8は「糸リフトの代わり」と考えるよりも、たるみの状態によって選択肢になる治療と考えるといいでしょう。

糸リフトが怖いと感じる理由

白いブラウスを着た40代くらいの女性が、明るく清潔感のある白基調の空間で頬に手を添え、糸リフトへの不安やたるみの悩みを考えているような表情をしている。

糸リフトに不安を感じる背景には、施術の仕組みやダウンタイム、仕上がりへの心配があります。怖さを感じること自体は自然なことであり、無理に我慢する必要はありません。ここでは、糸リフトが怖いと感じやすい主な理由を整理しながら、治療を検討するときに確認しておきたいポイントを解説していきます。

糸を入れることへの抵抗感

糸リフトは、皮膚の下に糸を挿入する治療です。そのため、注射やレーザー治療よりも「体の中に何かを入れる」という印象が強く、抵抗感を持つ方もいます。

特に、初めて美容医療を受ける方や、異物を入れる治療に不安がある方は、糸リフトを怖いと感じやすいでしょう。この場合は、無理に糸リフトだけを検討するのではなく、モフィウス8や医療ハイフなど、機器による治療も含めて比較することが大切です。

痛みやダウンタイムへの不安

糸リフトでは、施術中や施術後に痛み、腫れ、内出血、違和感などが出ることがあります。ほとんどの場合は時間の経過とともに落ち着いていきますが、症状の出方や期間には個人差があります。

仕事や予定があり、ダウンタイムのために休みを長く取れない方にとっては、この点が大きな不安になるでしょう。カウンセリングでは、施術後どのくらい腫れや内出血が出る可能性があるのか、メイクや仕事への復帰はいつ頃から可能なのかを確認しておくと不安要素を減らすことができるでしょう。

ひきつれや不自然な仕上がりへの心配

糸リフトに対して、「顔がひきつらないか」「笑ったときに不自然にならないか」と心配する方もいます。糸で組織を直接引き上げる治療のため、引き上げ方や糸の入れ方、皮膚の状態によって仕上がりの印象が変わることがあります。

糸リフトはしっかりとたるみを引き上げることができますが、より自然さを保ちながらたるみを引き締めたい場合は、モフィウス8などでアプローチを行う方法が適しています。

モフィウス8と糸リフトの違い

白いブラウスを着た40代くらいの女性が、明るく清潔感のある美容クリニックのような空間で、左手に「モフィウス8」、右手に「糸リフト」と書かれた2冊のパンフレットを持ち、見比べるように視線を向けている。

モフィウス8と糸リフトは、どちらもたるみ治療として検討されますが、アプローチは大きく異なります。糸リフトはたるみを引き上げる治療、モフィウス8は肌の引き締まりを目指す治療です。どちらが良いかではなく、自分のたるみの原因や希望する変化に合うかどうかで考えることが大切です。

糸リフトはたるみを引き上げる治療

糸リフトは、皮膚の下に医療用の糸を挿入し、下がった組織を物理的に引き上げる治療です。そのため、強いたるみでも改善が期待できるのがメリットです。

適応が合えば変化を感じやすいですが、腫れ、内出血、痛み、ひきつれ、左右差などが起こりやすいというデメリットもあります。そのため、仕上がりへの希望だけでなく、ダウンタイムやリスクも含めて検討することが必要です。

モフィウス8は肌の引き締まりを目指す治療

モフィウス8は、マイクロニードルと高周波の熱エネルギーを組み合わせた治療です。肌の内側に熱を届けることで、皮膚の深層〜脂肪層にかけての引き締めを行い、ハリ感や肌質の改善を目指します。

モフィウス8の機器から伸びたマイクロニードルが皮膚の深層から皮下脂肪層まで到達し、RF(高周波)の熱エネルギーが広がる様子を示したイラスト。

糸リフトのようにたるみを直接引き上げる治療ではなく、肌のハリを保つコラーゲンの生成促進や、脂肪層のモデリングを行う治療になります。そのため、大きなリフトアップを期待する方には向かなかったり、たるみが強い方は変化を感じにくかったりすることがあります。

しかし、軽度のたるみや肌のゆるみ、フェイスラインのぼやけが気になる「糸リフトに抵抗のある方」には、おすすめな治療のひとつです。

参照元:PMDA「モフィウスプロ 添付文書」

たるみの状態によって適した治療は変わります

たるみ治療は、施術名だけで選ぶのではなく、たるみの状態に合わせて考えることが大切です。皮膚のゆるみや脂肪の重さ、骨格や筋膜のゆるみのように、原因に合わせて適した治療は変わります。

たるみの状態考えられる原因検討しやすい治療確認したいポイント
軽度のフェイスラインのもたつき皮膚のゆるみ、肌のハリ不足モフィウス8肌の引き締まりで変化が見込める状態か
頬や口元の下がりが気になる皮膚のゆるみや脂肪の下垂糸リフト、医療ハイフ、モフィウス8などどの程度の引き上げが必要か
肌のハリ不足や毛穴のゆるみも気になる真皮層の弾力低下、肌質の変化モフィウス8たるみだけでなく肌質も一緒に改善したいかどうか
あご下やフェイスラインに脂肪の重さがある皮下脂肪の量、脂肪の下垂医療ハイフ、脂肪にアプローチする治療、モフィウス8脂肪への治療が必要か
皮膚の余りや強いたるみがある加齢による皮膚の余り、組織の下垂糸リフト、外科的治療、ほかのたるみ治療モフィウス8だけで対応できる範囲か

軽度のゆるみや肌のハリ不足であれば、モフィウス8が選択肢になることがあります。反対に、しっかり引き上げたい場合や、たるみの下垂が強い場合は、糸リフトやほかの治療を検討した方が良いこともあります。自己判断では分かりにくいため、医師の診察で状態を確認しましょう。

モフィウス8が向いている人・向かない人

白いブラウスを着た40代くらいの女性が、美容クリニックのカウンセリングで手鏡を持ちながらフェイスラインに手を添えている。

モフィウス8は、糸リフトが怖い方にとって選択肢になりやすい治療ですが、誰にでも合うわけではありません。肌のゆるみや軽度のたるみには向いていますが、皮膚の余りや脂肪の重さ・下垂などが強い場合は、別の治療の方が適していることもあります。

ここでは、モフィウス8が向いている肌悩みの方と注意が必要な方について解説します。

軽いたるみやフェイスラインのもたつきが気になる方

モフィウス8は、軽度のたるみやフェイスラインのもたつきが気になる方に適しています。「大きく顔を変えたいわけではないけれど、輪郭のぼやけが気になる」という方にはおすすめの治療です。

また、糸リフトに抵抗がある方や、初めての美容医療でまずは機器による治療から始めたい方にも向いています。たるみが進行する前に、肌の引き締まりを目指したい方にもおすすめの治療です。

肌のハリ不足や毛穴のゆるみも気になる方

モフィウス8は針と熱エネルギーを用いて、肌のハリを維持するコラーゲンの生成を促します。そのため、たるみだけでなく、肌のハリ不足や、ハリの低下による毛穴のゆるみが気になる方にもおすすめです。

糸リフトは主にたるみを引き上げる治療ですが、モフィウス8は肌のハリの回復によって質感も改善しやすい点が特徴です。フェイスラインのもたつきと同時に、毛穴やハリ不足も気になっている方は、モフィウス8が向いているでしょう。

皮膚の余りや脂肪の重さが強い方は注意が必要です

過去に急激に痩せたことで皮膚の余りが強かったり、脂肪量が多く、その重さや下垂によってフェイスラインが大きく崩れていたりする方は、モフィウス8だけでは十分な変化を感じにくい場合があります。モフィウス8は皮下脂肪層のモデリングも期待できますが、大きく脂肪を減少させたり、余った皮膚を縮めたりする治療ではありません。

このような場合は、医療ハイフや脂肪にアプローチする治療(脂肪溶解注射など)を検討した方が変化を感じやすくなることもあります。
自分では単純なたるみだと思っても、実際には複数の原因が重なっている場合もあるため、診察での判断が大切です。

モフィウス8を受ける前に知っておきたい痛み・ダウンタイム

白いブラウスを着た40代くらいの女性が、明るく清潔感のある美容クリニックで医師の診察を受けている。

モフィウス8は、糸リフトが怖い方にとって検討しやすい治療ですが、痛みやダウンタイムがまったくないわけではありません。施術後には赤み、腫れ、内出血、乾燥、かさぶた、色素沈着などが起こることがあります。施術前に経過や注意点を知っておくことで、必要以上に不安を感じず、落ち着いて治療を受けやすくなります。

施術中の痛みと麻酔について

モフィウス8は針を使用し、皮膚に熱エネルギーを届ける治療のため、施術中に痛みや熱さを感じることがあります。そのため、多くのクリニックで施術前に麻酔クリームの塗布を導入しています。

しかし、痛みの感じ方には個人差があり、施術部位や出力、肌状態によっても変わります。
例えば、骨に近い部分や皮膚の薄い部分では、熱を感じやすくなったり、肌が乾燥した状態では刺激を感じやすくなったりします。

痛みへの不安が強い方は、施術前に痛みの目安や途中で出力調整ができるかを確認しておくといいでしょう。

赤み・腫れ・内出血が出たときの経過

施術後は、赤みや腫れ、内出血、針穴のような跡が出ることがあります。多くの場合は時間の経過とともに落ち着いていきますが、症状の出方や期間には個人差があります。照射する深さや出力、施術部位、肌質、内出血の出やすさによっても、ダウンタイムの目立ち方は変わります。

そのため、施術前には「どのような症状がどのくらい続く可能性があるのか」を確認しておくことが大切です。経過の目安を知っておくことで、施術後の変化に必要以上に不安を感じずに済みます。

症状経過の目安過ごし方・相談の目安
赤み・ほてり施術直後から出ることがあり、数時間〜数日程度で落ち着くことが多いです肌をこすらず、保湿と紫外線対策を行いましょう。赤みが強くなる場合は相談が必要です
腫れ当日〜数日程度気になることがあります長時間の入浴、サウナ、飲酒、激しい運動は控えるようにしましょう
内出血出た場合は、1~2週間程度かけて徐々に目立ちにくくなります大切な予定や写真撮影がある場合は、施術時期を早めに相談しておくと安心です
針穴のような跡施術直後〜数日程度目立つことがありますメイク再開の時期はクリニックの指示に従い、刺激の強いスキンケアは避けましょう
乾燥・ざらつき数日〜1週間程度、肌のごわつきや乾燥を感じることがあります無理にこすったり、かさぶたのような部分を剥がしたりしないようにしましょう
痛み・熱感軽いヒリつきや熱感が出ることがありますが、当日中には引いていきます強い痛み、熱感の悪化、膿のような症状がある場合は、自己判断せずクリニックに相談しましょう

色素沈着や肌トラブルを避けるために

モフィウス8の施術後は、肌のバリア機能が一時的に低下し、外的刺激に敏感な状態になります。そのため、紫外線や摩擦、刺激の強いスキンケアによって、赤みや色素沈着などの肌トラブルにつながることがあります。

トラブルを避けるためにも、施術後は保湿や紫外線対策を丁寧に行うようにしましょう。ピーリング作用のある化粧品やレチノールなど、刺激になりやすい成分は、再開時期をクリニックに確認するようにしてください。

施術後のスキンケアと過ごし方

施術後は、肌をこすらず、保湿を中心としたシンプルなスキンケアを心がけましょう。洗顔やクレンジングの際も、強くこすらず、肌に負担をかけないようにすることが大切です。

また、飲酒、長時間の入浴、サウナ、激しい運動などは、赤みや腫れを強める可能性があるため、施術後2〜3日は避けると安心です。施術後の過ごし方はクリニックによって案内が異なるため、必ず医師やスタッフの説明を確認しましょう。

まとめ

糸リフトが怖いと感じる方にとって、モフィウス8はたるみ治療を考えるうえで選択肢のひとつになります。糸を入れることに抵抗がある方や、まずは肌の引き締まり、ハリ感、フェイスラインのもたつきから改善したい方には、おすすめの治療です。

ただし、モフィウス8は糸リフトと同じように強くたるみを引き上げる治療ではありません。軽度のたるみや肌のゆるみには向いていることがありますが、皮膚の余りや脂肪の下垂が強い場合は、他の治療を検討した方が良いこともあります。

たるみ治療を選ぶときは、施術名だけで判断せず、皮膚の厚み、脂肪の量、骨格、頬こけリスク、左右差、過去の美容施術歴などを医師に確認してもらうことが大切です。
まずは自分が何に不安を感じているのかを整理し、モフィウス8が合うのか、糸リフトや他の治療が必要なのかを、クリニックで相談するようにしましょう。

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この記事の監修医師

この記事の監修医師

医療法人社団 育麗会 理事長
椿クリニック 総院長

田邊 俊成

1957年12月30日に埼玉県に生まれる。昭和63年に埼玉医科大学を卒業後、皮膚科医としてのキャリアをスタート。その後、都内の大手美容外科にて技術指導医を務め、美容医療分野での深い経験と専門知識を持つ。

平成19年に独立し、愛知県名古屋市に美容皮膚科「はなえクリニック」を開設。その後、銀座、名古屋、心斎橋に展開する美容皮膚科「椿クリニック」の総医院長に就任。平成25年には医療法人社団育麗会を立ち上げ、都市部を中心に先進的な美容医療を提供している。

田邊先生のプロフィールはこちら

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