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黄金比の眉毛とは?医療アートメイクで自分に似合うデザインを見つけよう

黄金比の眉毛とは?医療アートメイクで自分に似合うデザインを見つけよう

この記事を読んでわかること

  • 顔全体のバランスを整える黄金比を基に、骨格や顔立ちに合う眉をデザインすることで洗練された印象になります。
  • 眉の黄金比を測る際は、アイブロウペンシルや定規などを活用し、自然光と正しい姿勢に気をつけることで、バランスの取れた眉へ導きます。
  • 面長、丸顔、卵型などそれぞれの顔に合う眉の形を取り入れることで、自然で魅力的な印象を引き出せます。
  • 医療アートメイクで骨格や色素に合う眉を再現し、時短と美しさを両立する選択肢もおすすめです。

眉毛は顔の印象を左右する大事なポイントです。少しお手入れして整えるだけであか抜けた雰囲気になります。
そんな重要パーツである眉毛に対してコンプレックスやお悩みを持っている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
「眉毛が薄くしっかり化粧しないとぼんやりした顔になる」
「毎日のメイク時間を短くしたい」
「ノーメイクに自信を持ちたい」
「ジムやプールでメイク崩れを気にしたくない」
こういったことを皆さんは一度でも考えたことはありませんか?それらの眉毛のお悩みは医療アートメイクが解決してくれます。

医療アートメイクは、“汗や水でも落ちないメイク”として近年人気が高まっています。
眉・アイライン・唇(リップ)など普段メイクする部位に施術することで、メイクしているような状態を数年保つことができます。

今回はそんな医療アートメイクについて知っていただきたい情報をまとめました。興味のある方はぜひ参考にしてください。

美しい眉毛は黄金比が大切

美しい眉毛は黄金比が大切

一般的に美しいと言われる眉毛には「黄金比」が大きく関わっています。黄金比が眉毛や顔の印象に与える影響について解説します。

黄金比が眉メイクにもたらす効果とは

顔の黄金比とは、顔にあるパーツの配置がバランスの取れた縦横比であり、一般的に見て美しいと感じるバランスになっていることを指します。黄金比に沿った眉は顔全体のバランスを整え、自然と洗練された印象を与えやすくします。人間の顔は左右非対称であることが多く、それが「なんとなく垢抜けない」「野暮ったい」印象の原因になることもあります。眉を黄金比に合わせて整えることで、目や鼻、口との距離感が最適になり、顔全体の調和が取りやすくなるのです。

ただし、地域や国によって美しいとされる顔の黄金比は、微妙に異なる傾向があります。これは人種や文化、美的感覚の違いによって生まれるもので、例えば、西洋では彫りが深く立体感のある顔立ちが好まれるため、眉山の角度も高めな眉が理想とされることが多いです。一方で、東洋、特に日本や韓国では、目元に柔らかさを出す平行眉やナチュラルな角度の眉の形が好まれやすく、「可愛らしさ」や「親しみやすさ」を感じられるパーツが美しいとされる傾向にあります。

このように、自分の顔立ちから最も理想的な眉の形や眉の位置、長さなどを調節することは、結果として、顔全体のバランスをも左右することにつながります。

美しいバランスの要素:黄金比の計算に基づく理由

顔の印象を整えるうえで、黄金比は「顔のパーツの理想的な配置」を導き出すための有力な基準となります。顔の黄金比と同じように、顔の印象を大きく左右する眉自体の黄金比も意識して整えたいポイントです。

顔に対してのパーツの配置はもちろんのこと、眉単体で見た時においても同様で、眉頭から眉山、眉尻までの位置関係がこの比率に近づくことで、左右対称で自然な美しさを引き出せます。ただし、相手に与えたい印象や、自分の顔の形や骨格などによって、調整を加えることも必要な場合があるため、黄金比を「絶対の正解」とするのではなく、あくまでも一般的な美しさの「基準」として参考にするのが理想的です。
自分の個性や目指すイメージに合わせて柔軟に取り入れることが、満足度の高い眉への近道です。

黄金比は誰にでも当てはまる?顔タイプ別への応用

黄金比は美しい顔やパーツの基準として活用されていますが、すべての人に完全に当てはまるわけではありません。
その理由として、顔の骨格や筋肉の動き、元々のパーツの配置は人それぞれだからです。すべての人に同じ黄金比を適用してしまうと、かえって不自然な印象になることもあります。そのため、黄金比は「理想的な目安」として活用しつつ、自分の顔タイプに合わせて調整することが大切です。

例えば、丸顔の方は緩やかなカーブのついた形の眉にすることで、バランスよくフィットし、丸顔特有の可愛らしさを引き立ててくれます。また、面長の方はあまり角度をつけずに、平行気味の眉にすることで縦長の印象を和らげる効果があります。

このように、黄金比は「美しさの基準」として捉え、顔のタイプに応じた調整を加えることで、より自然で自分らしい眉メイクが実現できます。

眉毛の黄金比を測る際に必要なアイテムとポイント

眉毛の黄金比を測る際に必要なアイテムとポイント

眉毛の黄金比をしっかりと確認したい場合は、いくつかのツールをそろえたり、正しい角度から眉を確認したりすることが大事になります。

使用するツール:ペンシル、定規、マーカーなどの選び方

眉毛の黄金比を正確に測るには、使用するツールの選び方も重要なポイントになります。適切なツールを使うことで計測の精度が高まり、理想の眉のラインを描きやすくなります。
まず基本となるのは、滑らかに描けるアイブロウペンシルです。芯が硬すぎず柔らかすぎないものを選び、シャープナーで細く整えることで細かいラインもブレずに描けます。失敗しても、すぐに書き直せるところも、ペンシルのメリットです。次に必要なのが、眉毛専用の黄金比定規やスケーラーです。眉頭・眉山・眉尻の3点を正しく結び、左右差をなくすのに便利です。そして、ガイドラインを明確にしたいときは、肌にやさしいフェイス用マーカーもおすすめです。洗い落とせるタイプなら修正も簡単です。
とはいえ、専用のツールをすべて揃えるのはハードルが高いという方も多いと思います。そんなときは、自分が持っているもので代用することも可能です。例えば、定規の代わりに細めの綿棒やメイクブラシの柄を使って眉の3点を確認する方法もおすすめです。また、フェイスマーカーがない場合は、薄く色がつくリップライナーやアイライナーを活用すると、ガイドラインを軽く描いておくのに便利です。
工夫次第で、手持ちのコスメでも十分に黄金比の測定や調整ができるので、気軽にチャレンジしてみてください。

鏡の位置と自然光の重要性について

眉毛の黄金比を正しく測るためには、鏡の位置や光の当たり方も意外と重要になってきます。それは、顔の角度や影の入り方によって見える形が変わり、左右差やバランスのズレを見落としやすくなるからです。最も理想的なのは、自然光が正面からしっかりと顔に当たる日中の窓際で、鏡を顔の正面に置いた状態でチェックすることです。これにより、影ができにくく、肌の色や輪郭が自然な状態で見えるため、左右対称かどうかも判断しやすくなります。
また、小さな卓上ミラーではなく、少し離れた位置から顔全体を映せる鏡を使うと、顔のバランスを客観的に見ることができて、眉の黄金比の確認にも役立ちます。光と視点を意識するだけで、セルフメイクの精度は格段にアップします。

正しい姿勢で失敗を防ぐ方法

眉毛の黄金比を測るときに見落としがちなのが、鏡を見る時の自分の姿勢です。実は、頭や体が傾いた状態で鏡を見ると、眉の位置関係が歪んで見えてしまい、左右差が生まれる大きな原因になります。そのため、できれば椅子に座って背筋を伸ばし、顔を正面に向けた状態で鏡を見るのが基本です。あごを引きすぎたり、逆に上げすぎたりすると、眉の角度が実際よりも上下して見えることがあります。また、目を見開いた状態では、眉を動かす表情筋に力が入り、眉の位置が変わってしまうことがあります。そのため、目線は鏡の中心にまっすぐ向け、リラックスした状態で確認するのがポイントです。また、片手でツールを使う際も、もう一方の手で顔を支えたり安定させたりするとブレを防げます。こうした小さな工夫を積み重ねることで、左右対称で自然な眉のバランスを再現しやすくなり、仕上がりの美しさにも大きな差が出てきます。

初心者必見!簡単にできる眉毛黄金比の測り方ステップガイド

初心者必見!簡単にできる眉毛黄金比の測り方ステップガイド

普段眉毛を整えたことがない人や、眉毛を整えるのが苦手な人でも、簡単に黄金比の眉に近づけられる方法について解説します。

「3つのポイント」を見つける手順(眉頭、眉山、眉尻)

眉メイクを行う際に重要になるのが「眉頭、眉山、眉尻」の3点の位置です。この位置がずれていると上手く左右対称な眉を書くことが難しくなるため、しっかりと位置を確認するようにしましょう。

  1. 眉頭:眉の始まりを小鼻の端から延長したラインから始めることで不自然さを防げます
  2. 眉尻:小鼻と目尻をつないだ延長線上を眉尻の終点にすることで、横から見たときも洗練された印象を残しやすくします
  3. 眉山:黒目の外側の端の真上から白目の端の真上の間、「眉頭~眉山:眉山~眉尻=2:1」のバランスになるように眉山を決めましょう
  4. 眉頭と眉尻の高さ:一直線上に同じ高さになるように揃えましょう

顔立ちごとの黄金比調整法:面長・丸顔・卵型の場合

黄金比は眉メイクの基準として有効ですが、顔立ちに合わせて微調整することで、より自然で洗練された印象を引き出すことができます。

面長タイプの方
面長タイプの方は縦のラインを強調しないよう、平行眉がおすすめです。ただし、眉尻まで同じ太さで描いてしまうと、のっぺりとした印象になってしまいます。眉下は平行にし、眉上をなだらかなカーブにして、眉尻を少し細目に描いていくとバランスが整いやすくなります。

施術前と施術後の比較

症例概要

総額
【トップアーティスト】 4Dパウダーブロウ(パウダー眉) 2回セット 154,000円
施術回数
2回
部位

年代
20代女性
施術院
心斎橋院

症例No.12681
※お問い合わせの際は、こちらの番号をお伝えください。

丸顔タイプの方
丸顔さんは、なだらかなカーブをつけたアーチ眉がおすすめです。丸みを帯びた顔にカーブのついた眉を合わせることで、バランスよくフィットし、顔のパーツに立体感が生まれやすくなります。また、眉尻を少し長めにすることで、顔の余白が埋まり横幅をカバーしやすくなります。眉尻は下がり気味がおすすめですが、眉山より大幅に下げてしまうとバランスが悪くなってしまうため気をつけましょう。

施術前と施術後の比較

症例概要

総額
【トップアーティスト】 4Dパウダーブロウ(毛並み眉&パウダー眉) 2回セット 165,000円
施術回数
2回
部位

年代
20代女性
施術院
心斎橋院

症例No.12688
※お問い合わせの際は、こちらの番号をお伝えください。

卵型のタイプの方
卵型の方は比較的顔のバランスが良いため、黄金比に忠実な眉の形をベースに、優しさや強さなど、印象づくりに合わせた調整がしやすいのが特徴です。

このように、顔立ちごとの黄金比の応用は、ただ美しく見せるだけでなく、理想の印象づくりにも役立ちます。

理想の眉毛をキープする新常識:医療アートメイクという選択肢

理想の眉毛をキープする新常識:医療アートメイクという選択肢

眉は顔の印象を左右する重要なポイントです。
自分で眉を描くと、左右対称にできなかったり毎回違う仕上がりになってしまったりと、上手くいかないと思うことも多いはず。そんな時におすすめなのが、医療アートメイクです。

最も似合う眉”を再現するプロ技術とは?医療アートメイクのメリット

医療アートメイクで眉毛を施術してしまえば、常に理想の形をキープできます。
タトゥーのように「一生消えない」と心配する必要はありません。
医療アートメイクは皮膚の浅い部分に色を付けていくため、時間と共に肌のターンオーバーで薄くなっていきます。
せっかく施術するなら綺麗に整った、自分に合った形にしてもらうことで、より洗練された印象へ導いてくれます。顔の骨格や表情筋の動き方などは人それぞれ異なるため、黄金比をベースにより自分に合う眉の形や角度を決め、理想の眉に仕上げていきます。

眉毛にこだわりたい、消えない眉が欲しい、眉メイクの時間を省きたいという方はぜひプロに相談してみましょう。

施術前に確認したい!デザインカウンセリングの流れ

椿クリニックでは、ご来院後はまず問診票に記入をお願いしています。この問診票を元に、カウンセリングを進めていきます。
カウンセリングでは、希望の形や色、眉の動きや骨格などを総合的に観察し、最も似合うデザインを提案します。
実際に眉にデザインを描き、お客様と一緒に確認・微調整を繰り返して、妥協のないデザインにしていきます。
施術中の痛みや、施術後の不安・ケア方法など、わからないことはカウンセリングでしっかりと解消しておくといいでしょう。

仕上がりを左右する重要ポイント:医療アートメイクの色素選び

仕上がりを左右する重要ポイント:医療アートメイクの色素選び

医療アートメイクではデザインと同じぐらい重要になるのが、色素選びです。色素の選択を間違ってしまうと、眉だけ浮いているように見えたり、ちぐはぐな印象になりかねません。

自然な眉色に仕上げるための色素の選び方

医療アートメイクを施すなら、パーソナルカラーに合わせた色を選ぶとより素敵な印象になるでしょう。
パーソナルカラーは大きく2つに分けると「イエローベース」と「ブルーベース」があり、どちらに属しているかで似合う髪色やメイク、服装が違ってくるとされています。これはその人が持つもともとの肌の色や、髪色、目の色など色素によって診断が可能です。

あくまで一例ですが、医療アートメイクをするうえでお客様がイエローベースの方なら「黄みがかったブラウン」、ブルーベースの方なら「赤みがかったブラウン」が似合うでしょう。
自分に似合う眉毛の色は施術者にしっかりカウンセリングしてもらって決めましょう。
違和感のない仕上がりにするためには、「骨格」や「肌の色味」を考慮した眉デザインにすることが大切です。

色素の定着と色持ちを良くするために気をつけたいこと

医療アートメイクの色素は、皮膚の浅い層に入れていくため、ターンオーバーとともに排出されていきます。そのため、色持ちを良くするために気をつけたいことは、しっかりと保湿をし、ターンオーバーを過度に促進させないこと、紫外線対策を行うことなどが重要になります。
医療アートメイク後の施術部位は傷口と同じで、とてもデリケートになっています。かさぶたができても触らないようにし、自然に取れてくるのを待ちましょう。また、施術後1週間のダウンタイム期間中は色素が排出されやすいため、この間はしっかりと保湿をするなど丁寧なアフターケアを心がけてください。
色素が定着するまでの施術後1週間ほどは特に、サウナなど新陳代謝をよくする行動は避けるようにし、ピーリングなど肌のターンオーバーを促進する施術はアートメイクの施術前後1か月は避けるようにしましょう。
紫外線にも注意してください。紫外線による刺激は、肌の乾燥につながり、痒みや必要以上に触ってしまうことにつながる恐れがあります。日傘や帽子などでしっかりと紫外線対策をするようにしましょう。

施術後の肌ケアひとつで、色素の色持ちが大きく左右されます。より綺麗な状態を長く保つためにも、しっかりとケアしていきましょう。

まとめ

医療アートメイクは毎日のメイクが楽になり、どんなシーンでもノーメイクに自信を持てるようになります。
旅行のときもメイクの時短が叶いますし、寝起きの顔に不安を覚えることも少なくなるでしょう。
医療アートメイクのプロは、もともとの肌の色や髪色などからパーソナルカラーを診断しその人にあった色素を選んでくれるだけでなく、黄金比を元に一人ひとりに合ったデザインを提案します。

顔の印象を左右する眉毛にこだわりたい方や自分に合った眉毛の黄金比が気になっている方は、医療アートメイクを取り扱うクリニックで一度カウンセリングを受けてみてください。

投稿者のプロフィール写真

この記事を書いた人

美容医療ライター

加藤みき

美容医療の看護師としてクリニックに9年間勤務。現場で得た知識と経験を活かして、美容に関する情報を発信します。

美容医療からスキンケアまで、専門的な視点を交えながらも、分かりやすく伝えることを大切にしています。美容が好きだからこそ、本当に役立つ情報をお届けしたいと思います。

筆者のプロフィールはこちら

この記事の監修医師

この記事の監修医師

医療法人社団 育麗会 理事長
椿クリニック 総院長

田邊 俊成

1957年12月30日に埼玉県に生まれる。昭和63年に埼玉医科大学を卒業後、皮膚科医としてのキャリアをスタート。その後、都内の大手美容外科にて技術指導医を務め、美容医療分野での深い経験と専門知識を持つ。

平成19年に独立し、愛知県名古屋市に美容皮膚科「はなえクリニック」を開設。その後、銀座、名古屋、心斎橋に展開する美容皮膚科「椿クリニック」の総医院長に就任。平成25年には医療法人社団育麗会を立ち上げ、都市部を中心に先進的な美容医療を提供している。

田邊先生のプロフィールはこちら

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