ケミカルピーリングはニキビ跡に効果ある?ニキビ跡の種類ごとに解説 最終更新日: 2023.01.10

ケミカルピーリングはニキビ・ニキビ跡にも効果があります。でも、別の治療をチョイスしたほうが良いケースも中にはあります。
このページでは、ニキビ跡を改善したい方のために、ケミカルピーリングの効果について解説いたします。
目次
ニキビ跡には種類がある
「ニキビ跡」といっても、種類があります。
ニキビ跡のうち、ケミカルピーリングで効果があるのはおもに色素沈着と赤みです。

色素沈着は、ダメージを受けた肌にメラニン色素が定着してしまった状態です。薄い色素沈着であれば、ケミカルピーリングで改善できます。
赤みは炎症の跡です。赤みもケミカルピーリングが効果的でしょう。
肌の表面がでこぼこになってしまう「クレーター」は、ごく軽度であればケミカルピーリングで改善することもあるのですが、一定以上のクレーターはケミカルピーリングでの改善は難しいです。
ケミカルピーリングはニキビ跡の赤みや色素沈着、軽度の凹凸に効果あり

ケミカルピーリングとは、ピーリング剤によって古い角質を剥がし、肌のターンオーバーを整えることで肌を正常な状態に戻していく施術です。
ニキビ跡以外にも毛穴の黒ずみや肌のくすみなどにも効果を発揮します。
肌を正常化していく中で、軽度の色素沈着や赤みは改善されていきますし、クレーター状の凸凹もごく軽度であれば効果は見込めます。
クレーター状のニキビ跡には効果がないケースも
クレーター状のニキビ跡はケミカルピーリングでは対処できないことが多いため、別の治療を選ぶほうが良いです。
クレーター状のニキビ跡に効果を発揮するのが「ダーマペン」という施術で、椿クリニックでも実施しています。
ダーマペンはケミカルピーリングよりさらに強く肌の回復力を引き出す施術で、皮膚の深い部分までアプローチしてニキビ跡のクレーターを改善します。
軽度のニキビ跡におすすめのケミカルピーリング
ケミカルピーリングは赤みや軽度の色素沈着・クレーターを改善するのにおすすめです。
椿クリニックでは3種類のピーリング剤を揃えていますが、ニキビ跡に特におすすめなのはグリコール酸ピーリング(AHA)というものです。
グリコール酸という成分で肌の古い角質を剥がし、肌をきれいにしていきます。
グリコール酸を使ったピーリング剤は市販されていたりエステでも使われることがあるようですが、クリニック以外でのグリコール酸ピーリングはおすすめしません。
この成分は濃度の規制があり、市販のピーリング剤やエステでは非常に薄い濃度のものしか使えないからです。
ケミカルピーリングの薬剤としてはほかにも、人気の高いサリチル酸ピーリングと、効果がマイルドで刺激も少ない乳酸ピーリング(ラクトピーリング)があり、患者様のお肌に合わせたものを使用いたします。
ケミカルピーリングでニキビ跡治療におすすめの頻度・回数
ケミカルピーリングは、1週間~4週間に1回のペースで受けていただけます。
ニキビ跡治療としてケミカルピーリングを受ける場合のおすすめの頻度や回数は以下の通りです。
- はじめの3回は2週間おき
- その後は月1回のペースで3回~
上記はあくまでも目安ですので、実際のお肌の状態を見ながらペースや回数を決めていくことになります。
ケミカルピーリングは継続的に通う方もいらっしゃいますし、症状が改善したあとも、肌のメンテナンスとして受けていただくのも良いと思います。
イオン導入や注射・点滴の併用もおすすめ
ニキビ跡の改善には、肌の調子を整える治療を併用することもおすすめしています。
イオン導入や美容注射、美容点滴などです。
イオン導入は、ビタミンCやトラネキサム酸などの美容成分を微弱な電気の力で浸透させていく施術です。費用もお手頃で、続けやすい治療です。
美容点滴・注射では、美肌系のものがおすすめです。椿クリニックではマシュマロ美肌点滴という点滴があります。
ニキビ跡がクレーターになっている場合の治療方法について

前述のとおり、ニキビ跡のクレーターは、ケミカルピーリングでは改善しない場合があります。
クレーターの治療方法としてはダーマペンやレーザー治療が選択肢になるのですが、椿クリニックではダーマペンによるニキビ跡治療をおこなっています。
ダーマペンは、極細針で皮膚に無数の傷をつけることで肌の回復力を引き出すことでニキビ跡などを治療していくものです。
椿クリニックではダーマペン4という機器を使用しており、従来のダーマペンよりもさらに効果が高くなっています。
ケミカルピーリングに比べると費用がかかってしまうので、まずはケミカルピーリングを試してみるという進め方でももちろん大丈夫です。
カウンセリングでは、お肌の状態を見極めた上で最適な治療法をご提案いたします。
どの程度のクレーターであればケミカルピーリングで対応できるか、どの程度ならダーマペンが良いのかなど、なんでもお気軽に、ぜひ一度ご相談ください。
まとめ:ニキビ跡の状態の見極めはプロの目で
ニキビ跡の改善としてケミカルピーリングはおすすめの治療法です。
赤みや色素沈着を改善し、きれいな肌に戻していきます。
しかし、クレーター状の凸凹はケミカルピーリングでは対応できない場合がありますので、その場合はべつの治療法も検討することになります。
ニキビ跡がクレーターになっているかどうか、ケミカルピーリングが適応するかどうかは、椿クリニックで相談していただければと思います。
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