ケミカルピーリングは、肌の表面に薬剤を塗布して古い角質を取り除き、肌のターンオーバーを促進する美容治療です。多くの人が抱えるシミやくすみの悩みに対して、この治療はターンオーバーと共にメラニンを排出するため効果的ですが、一方で治療後の肌のケアには特に注意が必要です。なぜなら、正しいケアを怠るとシミが濃くなるリスクもあるからです。この記事では、ケミカルピーリングの基礎知識から、シミへの効果、施術後の適切なスキンケア方法までを解説し、美しい肌を目指すあなたのお手伝いをします。
ケミカルピーリングでシミは消える?濃くなる?ケミカルピーリングを徹底解説
この記事を読んでわかること
- ケミカルピーリングは、古い角質を除去し、肌のターンオーバーを促進する治療法です。
ニキビや毛穴の黒ずみ、小じわ、透明感の改善に効果的で、肌質や悩みに応じて薬剤を選択します。 - 紫外線によるシミには効果的で、メラニン色素を排出しシミを薄くする効果が期待できます。施術後は肌のバリア機能が低下するため紫外線対策が重要になります。ただし、肝斑やそばかすの場合、再発や悪化のリスクも考慮する必要があります。
- 乾燥肌や敏感肌では赤みや刺激が出やすいですが、保湿や適切なケアで軽減が可能です。
また、施術後にシミが濃く感じられるのは、成功例ではターンオーバーが促進されることによるものですが、失敗例は紫外線の影響が原因していることもあります。 - フォトフェイシャルやイオン導入との併用でシミやくすみをさらに改善しやすくします。トラネキサム酸、シナール、ユベラなどの内服薬を併用することで、美白や炎症抑制の相乗効果が期待できます。
目次
自信を取り戻す:ケミカルピーリングで変わる日常
自分の肌に自信が持てるお手伝いをしてくれるケミカルピーリング。このケミカルピーリングについて解説します。
ケミカルピーリングって何?基本から解説します
ケミカルピーリングとは、薬剤を塗布し表皮の古くなった角質を化学的に融解して剥離・除去し、肌を生まれ変わらせる治療法です。
洗顔やパックでは取れない古い角質や毛穴の汚れを溶かし出し、1回でも滑らかな肌になります。
角質が除去されることで、肌のくすみの改善や、ニキビの改善、シミや小じわの改善などが期待できます。
グリコール酸(AHA)、乳酸(AHA)、サリチル酸 (BHA)の3種類から、一人ひとりの肌状態に合ったものを使用いたします。
直後に少し赤みが出る方がいらっしゃいますが、数時間で引きます。
あらゆる方にお試しいただける治療です。
ケミカルピーリング(chemical peeling)とは、薬剤を使用して創傷の治癒に従って皮膚再生を促す施術、術式のこと[1]。美容や、治療を目的とする。酸性の薬剤を皮膚の表面に塗布し、新陳代謝の悪くなった角質層の結合を緩めることで自然に剥がす治療法である。
引用:Wikipedia – ケミカルピーリング
敏感肌でも大丈夫?椿クリニックのピーリングについて
椿クリニックでは、お客様のお肌状態やお悩みに合わせて、薬剤を選択しています。
グリコール酸ピーリング(AHA)
ニキビ・ニキビ跡などの治療に。
蓄積された古い角質を溶かし表皮の細胞を活性化させ、新しい皮膚細胞をつくる働きを促します。肌のターンオーバーを正常にして皮膚の新陳代謝を整え、健康な肌の生まれ変わるサイクルを取り戻すことを目指します。
また、コラーゲン、エラスチンの生成を促し、お肌にハリや弾力を与えます。しみ・くすみ・毛穴の黒ずみ・肌の色むらの改善・保湿の作用もあります。
乳酸ピーリング(ラクトピーリング)
比較的マイルドなピーリング。
天然乳酸を主成分とした、医療機関専用のケミカルピーリング剤です。保湿や他の薬剤よりも漂白作用が強いため美白に有用で、皮膚への刺激が少ないタイプです。皮膚の薄い方や刺激に弱い方にもお勧めの薬剤です。
当院ではお肌の状態に合わせた治療を行なっており、ターンオーバーのサイクルに応じて複数回の治療をお勧めしています。
アルファヒドロキシ酸(AHA)[1]。これらはリンゴ酸、酒石酸(ブドウ)、クエン酸(レモンなど)、グリコール酸(サトウキビ)、乳酸のように果物に由来する[2]。乳酸は単独か、アルファヒドロキシ酸と併用され副作用が少ない[3]。合成の乳酸(l型・d型混在)より天然の乳酸(l型のみ)の方が刺激が弱い[7]。10-15%濃度以上から専門家の施術となり[8]、それ以下では一般的な家庭用の化粧品に含まれている。グリコール酸(後述)もこのグループに入るが濃度が高い場合強い剥離作用がある[2]。
引用:Wikipedia – ケミカルピーリング
サリチル酸ピーリング(サリチル酸マクロゴール)
従来のピーリングに用いられていたサリチル酸に、マクロゴールという基材を加えて安全性を高めた薬品です。
サリチル酸マクロゴールは安定して角質層に留まらせることができます。施術直後から、肌がモチモチ・ツルツルします。他の薬剤より角質軟化・皮脂抑制に優れておりニキビ治療に強いのが特徴です。
サリチル酸には、樹木の柳由来で、抗炎症性もあり、30%までの濃度では中和剤は不要である[3]。ベータヒドロキシ酸 (BHA) に属し、脂溶性であるためAHAより毛穴の汚れを除去しやすい[9]。ケミカルピーリングでは10-30%の濃度で使用される[2]。塗布後、3-5分で灼熱感がする[2]。水溶性のAHAと異なり脂溶性なので毛穴の汚れを取ることもできる[7]。2%濃度以上から専門家による施術となり[8]、それ以下では一般的な家庭用の化粧品に含まれている。
引用:Wikipedia – ケミカルピーリング
ケミカルピーリングはこんな人に最適
ケミカルピーリングは以下のお悩みの方に効果的です。
- 毛穴の開き・黒ずみが気になる
- ニキビ・ニキビ跡が気になる
- 透明感が欲しい
- ハリ感のあるキメの整った肌になりたい
- 色素沈着を薄くしたい
- 乾燥や小じわが気になる
ケミカルピーリングは使用する薬剤によって特徴が変わりますが、肌の比較的表面の悩みの改善に効果的です。
ケミカルピーリングのシミに対する効果を徹底解説
ケミカルピーリングがなぜシミに効果的なのか解説していきます。
シミにアプローチ!ケミカルピーリングのメカニズム
ケミカルピーリングは前述したように、古い角質を剥離し、肌を生まれ変わらせる治療で、肌のターンオーバーの促進をお手伝いをしてくれます。
一般的にシミと言われる老人性色素斑(日光性色素斑)は、紫外線に肌がさらされたときに、紫外線ダメージから肌を守るためメラノサイトがメラニン色素を生成します。本来であれば、肌のターンオーバーによってメラニン色素は排出されていきますが、ターンオーバーが低下していたり、メラニン色素の生成が過剰になったりすることで、シミとして肌に残ります。
ケミカルピーリングでは、乱れてしまったターンオーバーを正常に戻しつつ、メラニン色素を排出していくことでシミを少しずつ薄くしていきます。
組織レベルのターンオーバーの例として、例えばヒトの表皮細胞は基底層で形成され、約28日かけて角化し、角質細胞になり最後は垢として剥落する。組織のターンオーバーに要する時間は、一般に個体の老化とともに増大する。
引用:Wikipedia – ターンオーバー(生物)
2008年の日本皮膚科学会ガイドラインで、良質な証拠はないが選択肢のひとつとされているのは、ざ瘡の皮疹、小斑の日光黒子(老人性色素斑)、小じわに対する、グリコール酸とサリチル酸マクロゴールである[1]。
引用:Wikipedia – ケミカルピーリング
治療前に知っておくべきこと:ケミカルピーリングのリスクと対策
ケミカルピーリングはダウンタイムのない治療です。しかし、肌の弱い方や、肌状態があまり良くない方は、ケミカルピーリングで以下のような刺激を受けやすくなります。
- 肌の赤み
- ヒリヒリ感
- 火照り感
- 乾燥
- ニキビの増悪
乾燥肌や、肌荒れを起こしている時、肌の一番外側の角質層がダメージを受けている状態です。この角質層は、肌を紫外線などの外部刺激から守るバリア機能を持っています。しかし、乾燥や肌荒れなどによりバリア機能が低下することで、ケミカルピーリングなどの刺激を受けやすくなります。ケミカルピーリングは弱い酸の薬剤であるため、肌のバリア機能が低下していると副作用が出やすくなります。
刺激を受けやすくなる理由として、大きく以下の3つに分けられます。
- 薬剤の浸透が深くなる:肌のバリア機能が弱まっているため、薬剤が通常よりも深く肌に浸透してしまい、刺激や炎症を引き起こす可能性があります。
- 肌の防御力が低下している:乾燥や肌荒れによって肌の防御力が落ちているため、外部からの刺激に対して過敏に反応しやすくなります。
- 回復力が遅れる:健康な肌に比べて、バリア機能が低下した肌やダメージを受けた肌は修復に時間がかかるため、赤みやヒリヒリ感が長引くことがあります。
肌の赤みやヒリヒリ感をできるだけ軽減するためには、施術までにしっかりと肌を保湿し水分を与えておきましょう。
ニキビ肌の方はピーリングの刺激で一時的にニキビの増悪を感じますが、ケミカルピーリングを繰り返すことで徐々に落ち着いていきます。
そもそもそのシミはケミカルピーリングの適応?
シミに対するケミカルピーリングのアプローチを解説してきましたが、シミにもいくつか種類があります。ケミカルピーリングは、紫外線によりできたシミには効果を発揮します。しかし、肝斑やそばかすでは、効果を発揮するものの、その後のケアによって再度濃くなってしまったり、そばかすに関しては遺伝的なもののため、再発したりすることが考えられます。
肝斑 (かんぱん、Melasma, Chloasma)とは、皮膚にできる色素異常症の一つでシミの一種。顔の中心を軸に左右対称にできる。発症の平均年齢は30歳前後で女性に発生しやすく、妊娠や経口避妊薬はきっかけとなりやすいとされる[1]。また抗がん剤など一部の内服薬も原因となると言われている[2]。
引用:Wikipedia – 肝斑
外用薬では、2011年のレビューにおいてハイドロキノン、トレチノイン(ビタミンA)、アゼライン酸、コウジ酸、またグリコール酸によるケミカルピーリングに強い証拠(エビデンスIb)がある。
雀卵斑(じゃくらんはん、英: ephelis)は、皮膚にできる色素斑(しみ)の一つ。文字通りスズメの卵(卵殻)の模様に色や形が似ていることから名付けられた。一般的にはそばかす(英: freckle)と呼ぶ。
引用:Wikipedia – 雀卵斑
雀卵斑は,遺伝的素因を背景とし,紫外線暴露にて容易に再燃する疾患である.従ってケミカルピーリングで色調の改善が期待できるが,再燃する疾患であることを認識しておく必要がある3)
引用:日本皮膚科学会ケミカルピーリングガイドライン(改訂第 3 版)
ケミカルピーリング後なぜシミが濃くなるのか?原因と解決策
ケミカルピーリングをして、シミが濃くなったと感じる方が一定数います。なぜ濃くなったと感じるのかお話していきたいと思います。
肌トーンがアップするため
ケミカルピーリングを繰り返していくと、段々と肌全体のトーンがアップしてきます。
シミのある部分も、それ以外の部分も同じようにメラニンが排出されていきますが、シミの部分は肌の奥深くからメラニン色素が積み重なっています。そのため、シミ以外の部分と比べると色味が薄くなる(肌トーンがアップする)速度がゆっくりとなり、元々あったシミとの境界線がはっきりとしてくることで、シミが濃くなったと感じることがあります。
施術直後に紫外線を浴びた
ケミカルピーリングは、肌のバリア機能を司る角質層へアプローチするため、施術後は肌のバリア機能が低下している状態です。その状態の肌に強い紫外線が降りかかることで、普段の肌よりも紫外線のダメージを受けやすくなります。ケミカルピーリングの治療中は、普段よりも紫外線対策を徹底するようにしましょう。
角質層は紫外線から皮膚を守る働きを担っています。ケミカルピーリングでは角質層をはがすことにより紫外線が皮膚を通過しやすい状態となっています。紫外線は、しみや皮膚老化の原因となりますので、毎日必ずサンスクリーン剤(紫外線散乱剤を使用した低刺激性・低アレルギー性のSPF18、PA++程度のもの)による遮光に留意してください。
引用:公益社団法人日本皮膚科学会 皮膚科Q&A
シミが消える前兆の可能性
肌のターンオーバーが整うと少しずつシミが表の方に上がってきます。その過程で、消える前のシミは一時的に濃く見えることがあります。この状態でシミ治療を終了してしまうと濃いままで終わってしまうため、もう数回治療を続けることでシミを排出することができます。
シミじゃなくて肝斑かも
肝斑ができる原因は、はっきりとはわかっていませんが、炎症やホルモンバランスが原因であると言われています。
もし、肝斑であればケミカルピーリングで治療はできますが、肝斑自体が炎症により悪化する可能性のあるもののため、ケミカルピーリングの炎症が強く出たり、刺激が強かったりすると悪化してしまう可能性があります。
ケミカルピーリングで肝斑の治療はできますが、イオン導入やトラネキサム酸の内服などと併用していくことが重要です。また、より短期間で治療を行いたい場合は、レーザートーニングなど、他の治療を検討することも必要です。
原因ははっきりと分かっていないとされるが、肝臓の機能は無関係である。
引用:Wikipedia – 肝斑
妊娠・経口避妊薬が誘引になったり、更年期にピルを内服中にあらわれることがある。閉経すると自然に治ることも多いことから、プロゲステロンなどの女性ホルモンが影響するといわれている。また、摩擦により憎悪する傾向があるとされ、顔をさわるクセのある人に出やすいとされる。洗顔やスキンケア、マッサージなどで顔を強く擦らないように注意したほうがよい。
ケミカルピーリング後のケア方法:シミを防ぐためのスキンケア
ケミカルピーリングの後は、肌が非常に乾燥しやすい状態になります。そのため、しっかりと保湿し、肌の水分と油分のバランスを整え、バリア機能を高めるように心がけましょう。また、施術後3ヶ月間は紫外線対策を徹底してください。日焼け止めを定期的に塗り直し、日傘や帽子などを使用するなどして、物理的にも紫外線を防御するようにしましょう。
肝斑に関しては、炎症によって悪化することもあると前述しました。そのため、スキンケアやお化粧をする際はなるべくこすらないように心がけることも大事です。
ケミカルピーリング+αでシミ悩みを改善へ
ケミカルピーリングのみでも十分効果を実感していただけますが、さらに輝く肌へ導いてくれる椿クリニックのメニューをご紹介します。
相乗効果でワンランク上の白雪美肌をゲット!
おすすめひとつ目は、ケミカルピーリング・フォトフェイシャル・メディカルイオン導入を同日に行うセットメニュー「スノーホワイト美白コース」です。
ケミカルピーリングで古い角質や皮脂汚れを取り除き、肌のターンオーバーをリセットします。肌自身の生まれ変わる力を助けます。
その後フォトフェイシャル(光治療)でシミ・そばかす・くすみを除去。さらに、開いた毛穴を引き締めます。
最後はメディカルイオン導入で美白成分を肌に浸透させます。微弱な電流の力でもっちりとした肌を実現します。
椿クリニックの内服セット
おすすめふたつ目は、シミや肝斑にアプローチしてくれる内服セットです。
- トラネキサム酸(炎症を抑え肝斑を抑制してくれます)
- シナール(メラニン色素の形成を抑えます)
- ユベラ(ビタミンEの抗酸化作用によるアンチエイジング)
喉の痛みや口内炎を抑制する効果があるため、市販の一般用医薬品にも配合される商品がある(例:アリナミン製薬のベンザブロック)。従来からの止血剤としては、歯茎の出血・炎症を抑えるとして、歯磨剤などにも入れられている。
引用:Wikipedia – トラネキサム酸
肝斑(シミ)の治療に内服薬のトランシーノ(第一三共ヘルスケア)が第一類医薬品として販売されている。トラネキサム酸は日本国外で色素沈着の緩和に用いられたことはなかったが、日本では肝斑が薄くなったということから適用外処方されるようになり、『今日の治療指針2007年版』にも内服薬が処方例として掲載されるようになり、臨床試験が行われ、2007年に一般用医薬品として発売された[5]。
トラネキサム酸は化粧品にも配合される。2002年に資生堂の申請で、医薬部外品の美白有効成分として承認を得た[6]。
メラニン色素の形成を抑え、皮膚の色素沈着(シミなど)の改善にも用いられます。
引用:一般社団法人 くすりの適正使用協 シナール配合錠
ヒトではD-α-トコフェロールがもっとも強い活性をもち、主に抗酸化物質として働くと考えられている。
引用:Wikipedia ビタミンE
ケミカルピーリングとセットで内服することで、ピーリングによる炎症をより早く抑えてくれたり、シナールやユベラの効果で、美白作用の相乗効果が期待できます。
まとめ
ケミカルピーリングとシミの関係について解説してきました。シミには肝斑やそばかすなどがあり、痣との区別も難しいものもあります。自分では判断しづらいため、自分のシミがケミカルピーリングの適応なのか不安な方は、カウンセリングのみでも大丈夫ですので、いつでも椿クリニックにご相談ください。
よくあるご質問
個人差がありますが、1回の施術でくすみが薄くなり、肌がつるんとした感じになります。ただし肌自身が生まれ変わろうとする力を与えたり、刺激によりそのきっかけを与えるための施術です。まずはトライアルで効果やお肌との相性をご確認いただき、ターンオーバーに合わせた複数回の治療をおすすめいたします。
妊娠中の方はお受けいただくことができません。
レチノイン酸は1週間前、ハイドロキノンは3日前から塗布を中止してください。
角質が痛んでいるとケミカルピーリングが必要以上に深くなるので、ケミカルピーリング前日の顔剃り、パック、スクラブ洗顔は避けてください。また、治療中の病気がある人や妊娠中、授乳中の人、傷あとが残りやすい人などは、ケミカルピーリング治療を受ける前にご相談ください。
はい、ピーリングでシミを薄くすることは可能です。ピーリングにより肌のターンオーバーが促進されるため、古い角質が除去され新しい肌が生成されます。それにより、より明るい肌が表面に現れ見た目が改善されることがあります。ただし、シミの種類や深さによってはピーリング治療が向かないものもあります。
ピーリング後にシミが増えたように見えるのは、肌のトーンアップと共にシミとの境界線が目立つようになったことが考えられます。また、ピーリング治療後は肌のバリア機能が低下していますので紫外線を受けると新たなシミができたり濃くなることがあります。
顔のシミを完全に「消す」ことは難しい場合もありますが、治療で薄くしたり、目立たなくすることが可能です。シミの治療はケミカルピーリング以外にも、レーザー治療・外用薬・ダーマペンなど様々な方法があります。
はい、ピーリングは色素沈着に効果的な治療のひとつです。ピーリングによって肌の角質が剥がれターンオーバーが促進されるため、色素沈着を含む古い肌細胞がなくなり新しい肌細胞が生成されます。これにより色素沈着は軽減され薄くなっていきます。