医療脱毛は顔にも効果があるのでしょうか？
エステで脱毛した経験がある方なら、顔の産毛が全然脱毛できないといった経験もお持ちなのではないでしょうか？
クリニックで行なっている医療脱毛の場合は、脱毛機のパワーがエステとは全く違いますので、顔にも効果があります。
今回は、医療脱毛の顔への効果やメリット、脱毛機の種類の選び方などについて紹介いたします。
医療脱毛は顔にも効果ある？必要な回数や費用、脱毛機の選び方
目次
医療脱毛は顔にも効果あり！エステ脱毛との違いや比較
脱毛とは、特殊な光やレーザーを当てることで毛が生えないようにさせる仕組みです。基本的には、黒くてしっかりとした毛ほど効果が出やすい傾向があります。
すると顔の産毛には効果が出にくいのではないかと思いますよね。実際、エステの脱毛に通ったものの、顔の産毛には全然効果が無かったという人は少なくありません。
実は、エステでは医療行為に当たることはできませんので、毛を生えにくくさせる程度の効果しか期待できないのです。
顔の産毛のような効果が出にくいムダ毛に対しては、エステの脱毛はほとんど効果がありません。一方、医療脱毛であれば強い出力で医療行為が行えますので、顔の産毛にも効果があります。
顔脱毛の5つの効果やメリット
顔の医療脱毛には以下のような効果・メリットがあります。
- 肌がつるつるになる
- 肌のトーンが上がる
- 毛穴が引き締まってきめ細かな肌になる
- メイクのノリが良くなる
- 顔剃りによる肌トラブルから解放される
1．肌がツルツルになる
医療脱毛はエステの脱毛に比べるとはるかに効果が高く顔の産毛がなくなることで、つるっとした肌の質感になります。
2．肌のトーンが上がる
医療脱毛で顔の産毛がなくなる事によってくすみ感が減って肌のトーンも上がります。
3．毛穴が引き締まってきめ細かな肌になる
医療脱毛で顔の産毛がなくなると、毛穴が引き締まります。医療脱毛のレーザーは毛根を破壊するので、根本から毛が取り除かれます。そのため毛穴が目立たなくなるのです。
4．メイクのノリが良くなる
医療脱毛で顔の産毛がなくなると毛穴が引き締まってメイクのノリが良くなります。同時に化粧崩れも起こりにくくなりますよ。
5．顔剃りによる肌トラブルから解放される
また、顔の肌は特にデリケートなところなので、顔剃りを習慣的に行っていると、肌トラブルに悩まされがちですよね。脱毛して自己処理が不要になることで、肌トラブルからも解放されますよ。
顔脱毛のデメリット
顔脱毛のデメリットですが、デメリットと呼べるものは特にありません。しいて挙げるとすれば、脱毛するのにお金がかかることぐらいでしょうか。
また前述の通り、エステでの顔脱毛はほぼ効果がありませんので、「お金はかかったのに効果は得られなかった」となりがちなのが、エステ脱毛のデメリットではあります。
さらに、クリニックの医療脱毛でも、使用している機械が産毛に向いていなかったり、施術者の技術が未熟だったりすると、思うような効果が得られない場合があります。
クリニック選びは慎重に行うことをお勧めします。
医療脱毛、顔の効果を出すために必要な回数
医療脱毛で、顔の効果を出すために必要な回数は、5回から8回程度です。しっかりと脱毛したい人は8回以上の照射をお勧めいたします。
医療脱毛では5回から6回が標準的な回数となっていますが、効果の出方は部位によって大きく異なります。顔の産毛はどうしても、腕や足などのしっかりめの毛に比べると時間がかかりやすいです。
5回程度で満足できる人はいますが、しっかり脱毛したいと思うのであれば、初めから多めの回数で契約したほうが、料金的にもお得になることが多いですよ。
最適な脱毛機は？
脱毛に使われる脱毛器にはたくさんの種類があります。医療機関で使用している医療用脱毛機は高い機能を持つ機種です。
医療用の脱毛機にもさまざまな種類があり、それぞれ得意な毛質や肌質があるんですよ。顔の産毛に効果がある脱毛機としては、蓄熱式（SHR式）のダイオードレーザーがあります。
脱毛機は大きく分けて蓄熱式と熱破壊式があるのですが、蓄熱式の脱毛機は毛根だけではなく、バルジ領域にもアプローチできるため、顔の産毛のように薄い毛にも効果を発揮しやすくなっています。
従来の熱破壊式脱毛器と比べると痛みもかなり抑えられているため、顔のように敏感な部位の脱毛には蓄熱式の脱毛機が向いています。椿クリニックで使用しているのもこの蓄熱式の脱毛器なので顔の脱毛には最適です。
医療レーザー脱毛はダイオードレーザー、アレキサンドライトレーザー、YAGレーザーの3種類のレーザーが定番です。
- ダイオードレーザーは幅広く使用されているレーザーで、蓄熱式の脱毛機にも採用されています。
- アレキサンドライトレーザーは濃い毛の脱毛が得意なレーザーですが、産毛は苦手です。
- ヤグレーザーは波長が長く、日焼けした肌や色素沈着のある肌への照射がの脱毛が得意なレーザーです。
このようにレーザーの種類ごとにも得意不得意があります。ちなみに蓄熱式脱毛機になると、熱破壊式では苦手だった色素沈着のある肌の照射もできるようになっています。
一般に使われている脱毛機の中では、蓄熱式ダイオードレーザーが最もオールマイティに使える機種だと言えるでしょう。
医療脱毛で顔の脱毛にかかる費用
医療脱毛は自由診療なので、クリニックごとに値段が大きく異なります。
一概にいくらとは言えないのですが、だいたい、5回の料金が10万円程度であれば格安な料金設定だと言えます。逆に安すぎる場合も、効果が期待できない場合があるので注意が必要です。
医療脱毛は脱毛機に高額な投資が必要なため、料金が安すぎるクリニックでは、機械への投資を行わず古い脱毛器を使い続けていたり、メンテナンスが適切に行われていないこともあります。
脱毛料金は安いほうがうれしいとは思いますが、あまり安すぎても効果が期待できない場合があるので注意してくださいね。
椿クリニックの医療脱毛料金はこちら
https://tsubaki-grp.com/menu/depi/parts-choice/
また、医療脱毛は値段が高いと思われがちですが実はそうでもありません。
一見安いように見えるエステの脱毛料金ですが、脱毛の効果を出すまでに必要な回数は医療脱毛の2倍以上あります。顔の脱毛に関してはほぼ効果は見込めませんので、いくら安くても無駄遣いになってしまいますよね。
顔の脱毛に関しては特に、産毛への効果がしっかり出せる医療脱毛をおすすめします。
まとめ
医療脱毛なら顔の産毛にも効果があります。
産毛の脱毛はエステの弱い脱毛器では効果が得られませんし、医療脱毛でも使用している脱毛機の種類によっては十分な効果が得られにくい場合があります。
顔の医療脱毛をする際には、そのクリニックが使用している脱毛機の種類を確認した上で契約を決めると良いですよ。
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よくあるご質問
顔脱毛を1回したら効果ありますか？
顔脱毛は1回だけでは効果を実感できません。顔の毛は産毛しか生えていないため、1回でも効果を実感できそうと考えがちですが、効果を感じるには複数回通う必要があります。
顔脱毛してよかったことは何ですか？
顔脱毛をすることで自己処理の回数が減るので、乾燥やニキビなど肌トラブルのリスクを減らすことができます。
毛がなくなる分、メイクのノリが良くなり、化粧崩れもしにくくなります。
顔の脱毛は良くない？
顔脱毛をすると、一時的に毛が濃くなる硬毛化や、ニキビのような発疹ができる毛嚢炎になるリスクがあります。
顔の毛はうぶ毛が多く、細い上に色が薄い場合が多いので、レーザーのエネルギーが吸収されにくいです。そのため、体の脱毛から比べて効果が出にくい面があります。
ただし、脱毛機とクリニックをしっかりと選び、日焼け対策、保湿、シェービングをすることで脱毛効果を高めることができます。顔脱毛で効果が出るとメイクのりが良くなったり美肌につながります。
顔脱毛でどこまで綺麗になれる？
顔脱毛では、一般的に眉毛の上、眉間、額（おでこ）、頬、もみあげ、顎、フェイスライン、小鼻、耳が照射できる範囲です。
顔脱毛の効果が出るまでにかかる回数は、医療脱毛で8～10回、ツルツル肌になるまでには11～14回です。
ほかの部位よりも顔脱毛に時間がかかる理由は、医療脱毛はメラニン色素が豊富な太くて濃い毛の脱毛に適しており、メラニン色素が少ない顔の産毛に対しては脱毛効果の実感までに時間が必要なためです。
- この記事の監修医師
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医療法人社団 育麗会 理事長
椿クリニック 総院長田邊 俊成
