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ダーマペンのダウンタイムの過ごし方!施術後の注意点やダウンタイム症状について

ダーマペンのダウンタイムの過ごし方!施術後の注意点やダウンタイム症状について

この記事を読んでわかること

  • ダーマペン施術後には赤み、腫れ、かゆみ、皮むけ、内出血などのダウンタイムがあります。ほとんどは数日から2週間以内に収まることが多いです。
  • ダーマペン4を受けた後は、保湿をしっかり行い、紫外線対策は必須です。サウナや飲酒など体温をあげる行動は控えましょう。
  • 適切なケアを行うことでダウンタイムを短縮することができます。逆に紫外線を浴びたり保湿を怠ると症状が悪化する可能性があるため注意が必要です。

ダーマペンのダウンタイムの過ごし方は、できるだけ肌に刺激を与えないことや、紫外線から肌を守ること、体温を上げないことなどが大事になります。
また、施術直後から赤みや内出血、かゆみなどが現れます。これらは、正しく対処することで悪化を防ぐことができ、快適にダウンタイム期間を過ごすことができます。
この記事では、ダーマペンのダウンタイム症状や期間、過ごし方などについて解説していきます。

ダーマペンのダウンタイム症状とは?ダウンタイムは何日続く?

ダーマペン後のダウンタイム症状としては、肌の赤みや腫れ、かゆみや内出血、発疹や皮むけなどの軽度の肌荒れなどがあります。

  • 肌の赤み
  • 腫れ
  • かゆみ
  • 内出血
  • 発疹
  • 皮むけ

ダーマペン後のダウンタイムはいずれも数日~長くても2週間以内にはおさまります
症状ごとのダウンタイム期間について解説していきます。

症状ごとのダウンタイム期間

ダーマペンのダウンタイムは、症状によって期間が異なります。

  • 施術直後
    施術直後は針で穴を開けたことによる出血や内出血が見られます。内出血は長くても2週間程度で治まっていくことが多いです。
    他にも、赤みや腫れなども施術直後から見られます。これらは数日から1週間程度で改善していきます。
  • 翌日~1週間程度
    赤みや傷がだんだんと治っていく課程で、かゆみや皮むけが起こります。また、肌のバリア機能が一時的に低下し、肌のざらつきを感じることがあります。肌が敏感な状態のため、しっかりと保湿し、熱感やかゆみを感じる場合は擦らずに冷却するようにしましょう。

ダーマペンのダウンタイムの過ごし方のポイント!施術後の注意点

ダーマペンのダウンタイムの過ごし方や注意点は、以下の4つがポイントです。

  • 保湿
  • 刺激を与えない
  • 体温を上げない
  • 人と会わない

ダーマペンの施術を受けると肌はダメージを負った状態になるので、乾燥し、刺激に弱くなっています。

そのため、保湿を心がけ、刺激を与えないようにすることが大切です。また、体温を上げないようにすることもポイントです。

赤みや腫れなどの症状が出ている場合は、見られて困る人とは会わないこともポイントですね。
また、施術直後の洗顔やメイクもNGです。

施術直後は洗顔やメイクはできない

施術直後は肌を傷つけている状態のため、洗顔やメイクは当日中はできません。
施術後当日中は肌を清潔にしておく必要があります。傷口にメイクが入ったり、汚れた水などによって施術部位が感染を起こす可能性があります。
メイクや洗顔は施術翌日から行うようにしましょう。

ダーマペン後のダウンタイムの具体的な過ごし方

ダーマペン後のダウンタイムの具体的な過ごし方

ここからはさらに詳しく、ダーマペン後のダウンタイムの過ごし方について紹介します。

  • 人と会う予定は入れない
  • 紫外線対策を徹底(屋外での予定も入れない)
  • 保湿も徹底(低刺激の化粧品を使う)
  • 運動は控える
  • 入浴やサウナも控える
  • アルコールも控えめに

以下から詳しく解説していきますね。

人と会う予定は入れない

ダーマペンの施術を受けると、顔全体が傷ついたように赤く腫れることが多いです。
すぐおさまることが多いのですが、それでも数日は見た目にわかる状態が続くことは珍しくありません。

ダーマペンの施術を受けたことを知っている家族などであれば会っても問題ないでしょうが、周囲に知られたくない場合は数日間は人と会わずに家で過ごすようにしましょう。

初めてダーマペンの施術を受けるときは特に、ダウンタイムがどれくらい続くか予想しづらいと思いますので、念のため長めにスケジュール調整しておくほうが安心できるのではないでしょうか。

紫外線対策を徹底(屋外での予定も入れない)

紫外線対策も重要です。肌がダメージを負っている状態ですので、刺激になるようなことは避けましょう。

日焼け止めをきちんと塗ることも重要ですが、帽子や日傘、大きめのサングラスなどを使って物理的に紫外線を防ぐことも大切です。

また、そもそも屋外での予定は極力入れないほうが良いでしょう。

屋外でのスポーツ観戦など、長時間屋外で過ごしていると紫外線の影響は避けられません。屋外に出るのは最低限にして、なるべく屋内で過ごすことをおすすめします。

保湿も徹底(低刺激の化粧品を使う)

ダーマペンの施術を受けたあとは肌のバリア機能が低下し、乾燥しやすい状態になっているため、保湿も重要です。
こまめに保湿をおこない、肌を乾燥から守りましょう

使用するスキンケア化粧品は低刺激のものを使うほうが安心です。普段使っている化粧品でもしみたりしなければ問題ありません。

美容クリニックではドクターズコスメを扱っているところも多いため、不安な方はクリニックで扱っているスキンケア用品を購入しても良いでしょう。

気になる方は、カウンセリング時に相談するのもおすすめです。

運動は控える

体温を上げないための対策として、運動は控えるほうが安心です。体温が上がり血流が良くなることで、赤みや腫れが悪化することもあるからです。

ストレッチや軽いヨガ程度ならリラックス効果もあり良いと思いますが、ジョギングや筋力トレーニング、それから各種スポーツなど激しい運動は、ダウンタイム症状がおさまるまでは控えておくのがおすすめです。

入浴やサウナも控える

体温が上がってしまう行動としては、入浴やサウナも控えたほうが良いですね。

ダーマペンの施術を受けた当日は入浴は控えていただくようにお願いしていますが、2日目以降もダウンタイムの症状が出ているあいだは、シャワーで済ませるほうが体温が上がりにくく、肌のかゆみなども出にくいと考えられます。

サウナも体温が上がってしまいますから、控えたほうが安心です。

アルコールも控えめに

飲酒も体温を上げる行動のひとつです。ダーマペンの施術をしても飲酒は禁止ではありませんが、血行が良くなることによりかゆみや腫れが悪化することはあります。

ダウンタイム症状があるうちはなるべくアルコールも控えめにしておくほうが良いといえるでしょう。

また、深酒をして睡眠不足になったり食事が不規則になったりすると肌の回復を妨げてしまう面もありますから、なるべく規則正しい生活を心がけるようにしてください。

ダウンタイムの期間はダーマペンの目的ごとに違う

ダウンタイムの期間は数日で治まる人もいれば、2週間ほど続いてしまう人もいて、個人差も大きいです。多くの方は、数日から1週間程度でおさまることが多いですよ。

目的ごとのダーマペンのダウンタイム期間

そして、ダウンタイムの期間はダーマペンの目的によっても異なります。
皮膚は、以下のイラストのように「表皮」「真皮」「皮下組織」と層になっています。

ダーマペンのダウンタイムの過ごし方!施術後の注意点やダウンタイム症状について

ダーマペンの目的に応じて肌のどの部分にまで針を到達させるかを調整するのですが、針の深度によって、ダウンタイムも変わってきます

ダーマペンの針の深度と、ダーマペンの目的、ダウンタイムの期間の目安をまとめた表がこちらです。

対象となるお肌の悩みダウンタイムの期間目安
表皮ニキビや美白2日程度
真皮ニキビ跡や毛穴、たるみ2日~3日程度
皮下組織クレーターや傷跡4日~1週間程度

ダーマペンは目的に応じて針の深度を0.1mm単位で調整しています。

クレーターや傷跡の治療ではもっとも深くなりダウンタイムも長めになってしまいますので、あらかじめ心積もりをしていただくとよいと思います。

逆に、ニキビや美白といった目的での浅めのダーマペンであればダウンタイムも短く済むことが多いですよ。

まとめ

ダーマペンの施術を受けた後のダウンタイムは、目的によって期間が異なります。

1週間以内におさまることが多いのですが、過ごし方に気をつけることでダウンタイム症状が早めにおさまることもあります。

逆に、紫外線を浴びたり保湿を怠ったりといったことがあると症状の悪化につながる場合もありますので、過ごし方には少し気をつけていただけると、ダーマペンの効果も十分に発揮されますよ。

よくあるご質問

ダーマペンのダウンタイムを早くするにはどうしたらいいですか?

ダーマペンの施術を受けると肌はダメージを負った状態になるので、乾燥し、刺激に弱くなっています。そのため、保湿を心がけ、刺激を与えないようにすることが大切です。また、体温を上げないようにすることもポイントです。

ダーマペンのダウンタイムに禁止されていることは?

ダーマペンの施術を受けた当日は入浴は控えていただくようにお願いしていますが、2日目以降もダウンタイムの症状が出ているあいだは、シャワーで済ませるほうが体温が上がりにくく、肌のかゆみなども出にくいと考えられます。 サウナも体温が上がってしまいますから、控えたほうが安心です。

ダーマペンのダウンタイムを短くする方法はありますか?

ダーマペンの施術を受けると肌はダメージを負った状態になるので、乾燥し、刺激に弱くなっています。そのため、保湿を心がけ、刺激を与えないようにすることが大切です。また、体温を上げないようにすることもポイントです。

ダーマペンでやってはいけないことは?

運動は控える。入浴やサウナも控える。アルコールも控えめに。

「ダーマペン4」について
の詳細はこちら

この記事の監修医師

この記事の監修医師

医療法人社団 育麗会 理事長
椿クリニック 総院長

田邊 俊成

1957年12月30日に埼玉県に生まれる。昭和63年に埼玉医科大学を卒業後、皮膚科医としてのキャリアをスタート。その後、都内の大手美容外科にて技術指導医を務め、美容医療分野での深い経験と専門知識を持つ。

平成19年に独立し、愛知県名古屋市に美容皮膚科「はなえクリニック」を開設。その後、銀座、名古屋、心斎橋に展開する美容皮膚科「椿クリニック」の総医院長に就任。平成25年には医療法人社団育麗会を立ち上げ、都市部を中心に先進的な美容医療を提供している。

田邊先生のプロフィールはこちら

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