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フォトフェイシャルのデメリットは?効果は?M22の特徴まとめ

フォトフェイシャルのデメリットは?効果は?M22の特徴まとめ

この記事を読んでわかること

  • 肝斑の悪化などフォトフェイシャルのデメリット
  • 様々な肌悩みに対応するフォトフェイシャルの効果
  • 肝斑にも対応可能なフォトフェイシャルM22の特徴
  • フォトフェイシャルのデメリットを軽減する方法

フォトフェイシャルは美容医療では定番の施術ですが、デメリットはないのか、気になりますよね。今回は、フォトフェイシャルのメリット・デメリットを紹介します。
椿クリニックで採用しているフォトフェイシャルはルミナス社製のM22で、その特徴についても詳しく紹介しますね。
ほかの光治療機器でも基本的な効果やリスクは同じなので、ぜひ参考にされてください。

フォトフェイシャルのデメリット(リスクやダウンタイム)

フォトフェイシャルのデメリットは?効果は?M22の特徴まとめ

フォトフェイシャルのデメリットとしては、以下のものが挙げられます。

  • 肝斑を悪化させる
  • 一時的にシミが濃くなる
  • 赤み・腫れ・かゆみなどが出ることがある
  • 日焼けしている肌にはNG
  • トレチノイン・ハイドロキノンは併用NG
  • 施術時の痛み
  • 複数回通う必要がある

詳しくみていきましょう。

肝斑を悪化させる

フォトフェイシャルはシミ・そばかすの改善には効果を発揮しますが、肝斑についてはかえって悪化させてしまうリスクがあります。
理由として、シミやそばかすはメラニン色素の蓄積が原因であるため、フォトフェイシャルの効果で表に浮き上がらせることが可能です。しかし、肝斑は原因が不明であり、主に刺激による炎症や女性ホルモンの影響によるものと言われています。
そのため、フォトフェイシャルによる強い刺激は肝斑を悪化させてしまうことにつながるのです。
フォトフェイシャルを受ける前には、肝斑があるかどうかを必ず診察してもらいましょう。肝斑がある場合は肝斑の治療を優先するのがおすすめです。
なお、後述しますが、M22であれば「肝斑モード」があるため、肝斑がある方でもフォトフェイシャルの施術を受けていただけます。

参考:Wikipedia – 肝斑

一時的にシミが濃くなる

フォトフェイシャルの施術を受けると、直後から数日間、シミが濃くなります。照射後にメラニン色素が浮き出てくるからです。

フォトフェイシャルのデメリットは?効果は?M22の特徴まとめ

浮き出てきたシミは1週間程度で剥がれて落ち着きますが、一時的にシミが濃くなることはご理解ください。

フォトフェイシャルの経過動画

赤み・腫れ・かゆみなどが出ることがある

フォトフェイシャルはダウンタイムがほぼない施術だと言われますが、強い光で肌の内部に熱を与えるため、赤み・腫れ・かゆみなどが出ることはあります。
長くても数日でおさまりますが、施術後数日間は大事な予定は入れないほうが良いでしょう。

日焼けしている肌にはNG

日焼けしている肌は全体的にメラニン色素が増え、本来であればシミなどの局所的にメラニン色素が多い部分のみに作用するところ、肌全体に必要以上の熱が加わってしまいます。そのため、フォトフェイシャルは、日焼けしている肌には施術できません。ヤケドのリスクが上がってしまいます。
施術後の日焼けもNGですので、フォトフェイシャルを受ける前後は紫外線対策を徹底してください。

トレチノイン(レチノイン酸)・ハイドロキノンは併用NG

フォトフェイシャルの施術前は、トレチノイン(レチノイン酸)・ハイドロキノンの塗布を控えていただく必要があります。
椿クリニックでは、トレチノイン(レチノイン酸)は1週間前、ハイドロキノンは3日前から塗布を中止していただいています。

施術時の痛み

フォトフェイシャルの施術には、軽い痛みがあります。「輪ゴムを弾くような軽い痛み」と表現されることが多いです。
IPLという特殊な光を照射する際の痛みで、麻酔を使用するほどの痛みではありませんので安心してくださいね。

複数回通う必要がある

フォトフェイシャルは1回だけでも効果はありますが、十分な効果を得るためには複数回通っていただく必要があります。
フォトフェイシャルは肌のターンオーバーに合わせて治療を進めていくため、少なくとも3回以上、できれば5回以上月に1回のペースで通っていただくと、十分な効果が期待できます。1回では劇的に変わることはありませんので、複数回続けるつもりで始めるのが良いでしょう。

椿クリニックのフォトフェイシャルのメニューはこちら

フォトフェイシャルのメリット(効果)

フォトフェイシャルのデメリットは?効果は?M22の特徴まとめ

フォトフェイシャルのメリット(効果)としては、以下のものが挙げられます。

  • シミ・そばかすを全体的に薄くすることができる
  • しわやニキビ、くすみ等、お肌の悩み全般にアプローチできる
  • ダウンタイムはほぼなく当日からメイクや入浴OK
  • リーズナブルな値段
  • 終わりのある施術(永遠に通う必要なし)
  • 併用治療で効果アップもできる

詳しく見ていきましょう。

シミ・そばかすを全体的に薄くすることができる

フォトフェイシャルのメリットは、シミ・そばかす全体にアプローチできることです。たくさんシミ・そばかすがあっても、一度の施術で一気に照射できるのが、フォトフェイシャルの魅力といえます。
一方で、ピンポイントで特定のシミをとりたい場合は、レーザーもおすすめです。椿クリニックではQスイッチヤグレーザーを使用したシミ取りもおこなっています。

しわやニキビ、くすみ等、お肌の悩み全般にアプローチできる

フォトフェイシャルというとシミ・そばかすの治療として知られますが、幅広い波長の光を照射することができるためほかのお肌の悩みに対しても効果を発揮します。

  • フォトフェイシャルの光による熱が肌内部に与えられることで、肌のハリや弾力が復活し、しわや小じわの改善が期待できます。また、ハリが回復することで開いていた毛穴が引き締まり、開き毛穴の改善も期待できます。
  • ニキビの原因であるアクネ菌や皮脂腺の働きを弱めるため、それまで過剰に出ていた皮脂を抑制することができ、ニキビの改善につながります。
  • 毛細血管の拡張が原因の赤ら顔に対しては、フォトフェイシャルの光が毛細血管の拡張を抑えるため、赤ら顔を少しずつ改善することができます。
  • 肌のくすみは古くなった角質が肌に停滞することが原因ですが、フォトフェイシャルで肌のターンオーバーが整えられるため、くすみのない透き通る肌が期待できます。

しわ、ニキビ、毛穴の開き、くすみ、小じわ、赤ら顔などにも効果があるため、さまざまなお悩みが出てくる年齢肌におすすめです。複数の悩みに一度でアプローチできる、コスパの良い施術だと言えるでしょう。

ダウンタイムはほぼなく当日からメイクや入浴OK

フォトフェイシャルはダウンタイムがほぼありません。人によっては赤み・腫れ・かゆみといった症状が少し出ることがありますが、基本的にはすぐに落ち着きます。
当日からメイクや入浴もできるので私生活への影響がほとんどないのがメリットです。

リーズナブルな値段

フォトフェイシャルは、値段がリーズナブルであることも魅力です。使用する機種によっても異なりますが、1回あたり2~3万円が相場といえるでしょう。
フォトフェイシャルは、エステ並の値段で医療レベルの効果が得られる、コスパの良い施術なのです。

終わりのある施術(永遠に通う必要なし)

フォトフェイシャルは、終わりのある施術という点でも優れています。月1回程度の頻度で5回ほど通えばシミは薄くなります
永遠に通う必要はありません。「とりあえず通い始めたけれど、いつまで通えばいいんだろう」といった不安がないのは良いことですね。
しかし肌の特性上、紫外線を浴びるとどうしてもシミはできてしまうため、一度治療が終わった後でも定期的にメンテナンスという形でフォトフェイシャルを受けることで、より理想的な肌をキープしやすくなります。

併用治療で効果アップもできる

フォトフェイシャルは制約の少ない施術なので、ほかのメニューとの併用治療ができるのも魅力です。イオン導入やケミカルピーリングといった併用治療で、気になる症状にさらにアプローチできます。
それぞれの施術の効果をより引き出すことができる併用治療については、医師と相談の上、計画を立てると良いですよ。

椿クリニックの美肌・美白治療についてはこちら

フォトフェイシャルM22なら8種類のフィルターで肝斑にも対応可

フォトフェイシャルのデメリットは?効果は?M22の特徴まとめ

フォトフェイシャルM22は、フォトフェイシャルの代名詞的存在の有名機種です。椿クリニックでも採用しています。
フォトフェイシャルM22は、厚生労働省の薬事承認があり、さまざまな肌悩みに対してアプローチできるという特長があるのです。

また、肝斑モードがあるため、肝斑がある方でも施術を受けることができます。2010年に発売され実績が豊富な機種であるため、症例が豊富な点も魅力ですよ。

椿クリニックのフォトフェイシャルのメニューはこちら

フォトフェイシャルのデメリットを最小限にするためにできること

フォトフェイシャルのデメリットは?効果は?M22の特徴まとめ

一時的に濃くなるシミへのケア

フォトフェイシャルの後は一時的にシミが濃くなることをお話ししました。
前述したように、濃くなったシミはその後何回か照射を繰り返すことでアカが落ちるように消えていくことがほとんどです。
しかし、注意していただきたいのが、濃くなったシミに紫外線を当てないということです。
フォトフェイシャルの治療中は肌のバリア機能が弱まるため、紫外線の影響を受けやすくなります。さらに、紫外線は黒いものに吸収されやすくなるため、濃くなったシミは格好の的です。
フォトフェイシャルの効果を十分に得るためには、フォトフェイシャルの治療中は日焼け止めや日傘、帽子などを活用し、紫外線対策を徹底してください。
また、濃くなったシミは気になって剥がそうと触ってしまいがちですが、無理に剥がしてしまうと剥がれた部分が炎症を起こし、色素沈着につながるのでやめましょう。

赤み・腫れ・痒みなどのケア

赤みや腫れ、痒みなどが出るのは肌内部に熱がこもっているためです。
気になる場合は冷やすようにして、長風呂やサウナ、刺激の強いスクラブなどの使用は避けるようにしましょう。
肌へ水分を与えてあげることも大事です。しっかりと化粧水やクリームで保湿するようにしてください。
長くても1週間程で治まることがほとんどですが、長引く場合は医師にご相談ください。

まとめ

フォトフェイシャルはメリットが多く、特にM22は人気がありますよ。一方で、もちろんデメリットはあります。
肝斑の場合は注意が必要ですし、一時的にシミが濃くなったり、照射直後は赤みやかゆみが出ることもあるでしょう。
とはいえ、総合的にみるとメリットが多い施術なので、シミそばかすが気になる方は特に、気軽に受けてみられると良いと思います。
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よくあるご質問

フォトフェイシャルはヒリヒリしますか?

施術後から、赤み・腫れ・熱感・かゆみが出ることもございます。個人差はございますが、通常は当日〜1週間程度で軽快していきます。

フォトフェイシャルとトーニングどっちがいいですか?

フォトフェイシャルかトーニングの選択は、肌の状態や目的によって異なります。肝斑・肌の色ムラ改善・肌質改善の治療が目的ならトーニング、シミ・そばかす・しわ・ニキビの治療が目的ならフォトフェイシャルが適しています。

光フォトフェイシャルは痛みはありますか?

フォトフェイシャルの施術には、軽い痛みがあります。「輪ゴムを弾くような軽い痛み」と表現されることが多いです。

フォトフェイシャルm22はヒリヒリしますか?

フォトフェイシャルの施術時に刺激を強く感じる方は、施術後も少しヒリヒリとした痛みを感じることもあります。個人差はありますが、ほとんどの場合当日から数日で軽快していきます。

「フォトフェイシャル」について
の詳細はこちら

この記事の監修医師

この記事の監修医師

医療法人社団 育麗会 理事長
椿クリニック 総院長

田邊 俊成

1957年12月30日に埼玉県に生まれる。昭和63年に埼玉医科大学を卒業後、皮膚科医としてのキャリアをスタート。その後、都内の大手美容外科にて技術指導医を務め、美容医療分野での深い経験と専門知識を持つ。

平成19年に独立し、愛知県名古屋市に美容皮膚科「はなえクリニック」を開設。その後、銀座、名古屋、心斎橋に展開する美容皮膚科「椿クリニック」の総医院長に就任。平成25年には医療法人社団育麗会を立ち上げ、都市部を中心に先進的な美容医療を提供している。

田邊先生のプロフィールはこちら

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