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黒ずみを解消して自信UP!VIOの美白ケアで輝く素肌を取り戻そう

黒ずみを解消して自信UP!VIOの美白ケアで輝く素肌を取り戻そう

この記事を読んでわかること

  • VIOの黒ずみの主な原因は、下着や衣類による摩擦、ムダ毛処理や炎症、生理時のかぶれなどが影響します。黒ずみがコンプレックスとなり、自己肯定感の低下を招くこともあります。また、放置することで新たな肌トラブルを招く可能性もあります。
  • 黒ずみ予防の方法には、正しい洗浄法や衣類の選び方、生活習慣の改善などが重要になります。
  •  自宅でのケアは自宅で気軽に継続可能というメリットがありますが、深層のメラニンには時間がかかります。また、ケア中に新たな摩擦で、さらなる黒ずみが生じるリスクもあるため注意が必要です。
  •  クリニックでの治療はケミカルピーリングやレーザートーニングでターンオーバーを促進します。信頼できるクリニックでカウンセリングを受けることが重要です。

VIOの黒ずみで悩んでいる人は多いと思います。VIOの黒ずみは、下着や衣服の締め付けや摩擦、生理用品などによる蒸れやかぶれが関係しています。VIOの黒ずみをケアする方法は、時間がかかりますが自宅での美白ケアや、より短期間で綺麗を実感できる美容治療などがあります。何が自分に合っているのか、自宅でのケアにはどのような成分が配合されたクリームが効果的なのかなどを詳しく解説します。
VIOの黒ずみケアのツールのひとつとして活用ください。

VIOの黒ずみケアが必要な理由

VIOの黒ずみケアが必要な理由

VIOとは、デリケートゾーンのことを指しますが、この部分の黒ずみケアが必要な理由について解説します。

VIOの黒ずみの原因とは

VIOの黒ずみの主な原因は、下着や衣類による摩擦です。この他にも、かぶれやムダ毛の処理による炎症なども原因として挙げられます。
体を締め付けるような下着を着用していたり、普段の生活の中でVIOは摩擦を受けやすかったりします。摩擦によって肌は炎症を繰り返し、その炎症から細胞を守ろうとしてメラニン色素を生成します。本来であれば、ターンオーバーによってメラニン色素は排出されていきますが、VIOは日常的に摩擦を受けやすい部分であり、炎症がしっかりと治まる前に次の刺激を受けメラニンを生成するという循環を繰り返しやすい部分でもあります。そのため、メラニン色素が蓄積しやすく、黒ずみとなって残りやすいのが特徴です。
生理によってかぶれを繰り返すことや、ムダ毛の処理を繰り返すことも同様に、肌に炎症が起きることで黒ずみが蓄積していきます。
黒ずみを解消するためには、これらの刺激をできるだけ低減したり、しっかりと肌を守ったりすることが重要になります。

黒ずみが心理的に与える影響

VIOは普段は人目につく部分ではありませんが、夏場に水着を着るシーンや、パートナーとの大事な時間を過ごすシーンなどでは、黒ずみが気になることがあります。
黒ずみを気にすることで、パートナーとの親密な関係に消極的になる方も少なくありません。これが長期的なストレスやコンプレックスへと繋がり、精神的な負担となる可能性があります。

また、セルフケアへの意欲低下や、他人と比べて「自分は劣っているのではないか」といった否定的な感情を引き起こす場合もあります。

さらに、黒ずみの原因が摩擦や過度な刺激による場合、「ケアが足りていない」という罪悪感を抱くこともあり、自己肯定感が低下してしまう原因になります。しかし、これらは多くの方が抱える悩みであり、適切なケアや美容治療などのアプローチによって解消できるものです。

放置するとどうなるのか

黒ずみを放置することで、見た目だけでなく、健康や衛生面にも影響を及ぼす可能性があります。
黒ずみを放置すると、色素沈着がさらに進行する可能性があります。デリケートゾーンは皮膚が薄く刺激を受けやすくなるため、黒ずみを放置したままにするとさらに悪化してしまう恐れがあります。また、年齢を重ねてから黒ずみのケアをしようと思っても、なかなか上手く進まない可能性もあります。

その他にも、肌のバリア機能が弱まり、乾燥やかゆみ、炎症といった肌トラブルが発生しやすくなります。特に、摩擦や乾燥が原因の黒ずみは、肌の潤いが不足することで角質が厚くなり、弾力性が低下し、さらにくすんだ印象を与えることがあります。

VIOの黒ずみを予防する方法

VIOの黒ずみを予防する方法

VIOは黒ずみができやすい部分ですが、予防する方法もあります。少しの工夫で黒ずみを予防することが可能なため、その方法について解説します。

正しい洗浄方法と頻度

VIOは非常にデリケートなため、洗浄のし過ぎや洗う時の強さに注意しましょう。
VIOを洗浄する際は、優しく触れるようにし、できれば体を洗うナイロンタオルなどの使用は避け、手で洗うことをおすすめします。

VIOそれぞれに適した洗い方は以下のようになります。

・Vライン

よく泡立てた洗浄剤で、指の腹を使って優しくくるくると洗っていきます。毛の生えている場合は、毛をかき分けるようにして洗うことでしっかりと洗浄することができます。

・Iライン

Iラインは色素沈着を最も起こしやすく、大陰唇と小陰唇の間の溝は汚れが溜まりやすい部分でもあります。汚れが残ることで異臭の原因にもなるため、しっかりと溝の中まで洗う必要がありますが、ごしごしと擦らずに指1本でなでるように洗いましょう。外側の大陰唇の部分はくるくると円を描くように洗います。

・Oライン

Oラインは肛門の周りの部分にあたりますが、この部分は一番最後に洗うようにしましょう。肛門の周りを円を描くように優しく洗います。

IOの洗浄の際に気をつけたいのは、膣の中は洗わないようにするということです。膣には自浄作用が備わっており、外部から洗浄剤で洗浄してしまうことで膣内の善玉菌のバランスが崩れてしまう恐れがあります。
また、洗浄剤を洗い流す際はぬるめのお湯でシャワーが直接当たらないように気をつけることでも、黒ずみの改善や予防に効果的です。

衣類選びのポイント

衣類でも特に下着は一番VIOと接しており、その時間も長くなります。そのため、下着の素材は、肌への刺激が少ない綿素材やシルク素材などを選ぶといいでしょう。合成繊維は肌へ刺激を与え、痒みの原因となります。また、肌に食い込むようなきつめの下着は避けるようにしましょう。肌に食い込むことで赤みや炎症を起こしやすく、その状態で体を動かすことでさらに摩擦が強くなってしまいます。
同じように、普段からズボンをはく習慣のある人は、きつすぎないサイズのものを意識して履くようにしましょう。

日常生活での注意点

日常生活では、できるだけ摩擦を避けるように意識した生活を送りましょう。
特にVIOを拭き取る時は、擦らずに優しく押さえるように拭き取るといいでしょう。ウォシュレットを活用するのもおすすめです。
また、バランスの良い食生活や十分な睡眠を取る、適度な運動を行うなど、健康的な生活習慣を心がけることも重要です。

  • 食生活:肌のターンオーバーを促進するために、ビタミンCやビタミンE、亜鉛を多く含む食材を摂りましょう。
  • 睡眠:睡眠不足は肌の新陳代謝を妨げ、黒ずみが改善しにくくなる原因となります。
  • 運動:運動は血行を良くし、新陳代謝を活性化するため、肌のくすみ改善に効果的です。

ストレスも肌のターンオーバーを乱す原因となるため、リラックスできる環境を作るように心がけましょう。

他にも、長時間の湿気を避けることも重要です。特に生理期間中はナプキンによって蒸れやすくなります。蒸れた環境は黒ずみの原因となるため、定期的にナプキンを取り換えるなどして、VIOを清潔な状態で保てるように意識しましょう。

自宅でできるVIOの黒ずみケア方法

自宅でできるVIOの黒ずみケア方法

できてしまった黒ずみは、できれば自宅のセルフケアで改善していきたいですよね。その方法について解説します。

天然成分を使ったケア

デリケートなVIOの黒ずみをケアする際には、刺激が少なく安全性が高い天然成分を使用することが重要です。

  • アロエベラ
    アロエベラは、保湿効果と抗炎症作用を持ち、黒ずみの原因となる乾燥や刺激を軽減します。特に肌を柔らかくする効果があり、摩擦や刺激による色素沈着を防ぐのに適しています。
  • 甘草エキス(グリチルリチン酸)
    甘草由来の成分であるグリチルリチン酸には、肌の炎症を抑える作用とメラニンの生成を抑制する働きがあります。肌トラブルを予防しつつ、黒ずみを和らげる効果が期待できます。
  • 米ぬかエキス
    米ぬかには、ビタミンEやオリザノールといった美白効果が期待できる成分が含まれており、肌を柔らかくしながら色素沈着を緩和します。
  • 天然エモリエント成分
    シア脂、アーモンド油、ダイズ油、パーム油、アブラナ種子油などは、肌のバリア機能を保護し、乾燥や摩擦によるくすみを防ぎます。
  • コウジ酸
    コウジ酸は、メラニンの生成を抑制する美白効果が期待される成分です。肌に透明感を与え、色素沈着を防ぐ働きがあります。

このような天然由来の成分が配合されたケア用品が、黒ずみを改善し、肌を柔らかくするため、VIOのケアにおすすめです。

自宅ケアのメリット

自宅での黒ずみケアのメリットは、自分の肌状態を確認しながら、毎日ケアできることが特徴です。
クリニックなどに足を運ぶことなく自宅のみで完結するため、忙しい人や、クリニックに足を運びづらいという人などには効果的です。また、美容治療では施術が難しい、Iラインのぎりぎりの部分までケアできるという点も自宅ケアのメリットです。
ただし、VIOは刺激を受けやすいため、ケア用品を使う前には必ずパッチテストを行い、肌に合っているか確認してから使用するようにしましょう。

自宅ケアのデメリット

自宅での黒ずみのケアには、限界があるというところが自宅ケアのデメリットになります。
化粧品などのケア用品が浸透するのは角質層までになります。それよりも奥へは、肌のバリア機能があり浸透することができません。そのため、角質層よりも奥からメラニン色素が蓄積している場合、自宅ケアのみでは長い時間がかかってしまいます。

また、ケアしている最中も摩擦などによって新たにメラニン色素が生成され続けている場合、いたちごっことなりなかなか黒ずみを薄くすることができなくなる場合もあります。

クリニックでの黒ずみケア

クリニックでの黒ずみケア

自宅での黒ずみケアで限界を感じた方や、より早く綺麗に黒ずみを改善したい場合は、クリニックの黒ずみケアの治療がおすすめです。

ケミカルピーリング

ケミカルピーリングは、薬剤を肌に塗り古くなった角質を溶かすことで、肌のターンオーバーを改善する治療です。
黒ずみの原因は、ターンオーバーが乱れることで効率的に排出できなくなったメラニン色素が蓄積することで起こります。そのターンオーバーを、ケミカルピーリングが整える作用を持っているため、メラニン色素の排出が効果的に行われるようになります。

ただし、ケミカルピーリングは酸の薬剤を使用するため、粘膜の近くは施術を行うことができません。そのため、セルフケアと併用して黒ずみを改善していく方法がおすすめです。
椿クリニックでは鼠径部とVラインの施術を提供しています。

レーザートーニング

レーザートーニングは、メラニンが蓄積した黒ずみに直接アプローチします。
レーザートーニングで使用する機器は、QスイッチYAGレーザーという特定の色素のみに反応し吸収される性質を持つレーザーです。非常に弱いパワーで照射し、肌に余計な刺激や負担を与えることなく、肌の中に蓄積したメラニンを少しずつ減らしていきます。これにより、黒ずみを少しずつ改善していきます。
椿クリニックでは、鼠径部の施術を行っていますが、黒ずみが強いほどバチバチとした刺激を受けやすくなります。できるだけ刺激を避けたい場合や、刺激に弱い場合はケミカルピーリングを選択するといいでしょう。

クリニック選びのポイント

VIOの黒ずみを改善するための美容治療をクリニックで受ける場合、クリニック選びが重要になります。
VIOは施術ができる範囲が基本的にはどのクリニックも変わらないため、より悩みに寄り添ってくれるクリニックを選ぶようにしましょう。施術前には必ずカウンセリングを受け、どの範囲までなら施術が可能か確認することをおすすめします。
VIOは非常にデリケートな部分であるため、施術によるトラブルを起こさないためにも、信用できるクリニックを見つけましょう。

VIOの黒ずみケアにおすすめの成分

VIOの黒ずみケアにおすすめの成分

美容治療と並行して行いたいのが自宅での黒ずみケアです。天然の成分はご紹介しましたが、それ以外の黒ずみケアに有効なおすすめの成分をご紹介します。

成分に注目!おすすめ成分解説

VIOの黒ずみ改善には、以下のようなメラニン色素の排出を促す成分や、美白成分を取り入れるといいでしょう。

  • プラセンタエキス
    ビタミン、ミネラル、アミノ酸などの美容成分を豊富に含み、肌の透明感を引き出します。
  • 乳酸
    肌のうるおいやバリア機能を高めるセラミドの生成をサポートし、ごわつきやすい肌をなめらかに整えます。
  • ナイアシンアミド
    ビタミンB3の一種で、水分保持力をサポートし肌のキメを整え、くすみの原因を防ぎます。
  • ビタミンC誘導体
    ビタミンCは美白に効果的な成分ですが、「皮膚に浸透しづらい・空気に触れると酸化しやすい・水に溶かすと効果が失われやすい」というデメリットがあります。そのデメリットを改良し、肌への効果を高めたものがビタミンC誘導体です。メラニンの生成過程に働きかけ、肌の黒ずみやくすみを予防・改善します。

美白クリームの選び方

VIOはデリケートなため、美白クリームを選ぶ際はデリケートゾーン専用の刺激の少ないものを選ぶようにしましょう。パラベンやエタノールフリー、石油系界面活性剤などの添加物のないものを選ぶといいでしょう。抗炎症作用のあるものは、摩擦などによる炎症を抑えることができるため、併せて確認するといいでしょう。
また、保湿効果の高いものを選ぶことで、下着などの刺激を軽減することが可能です。
特にネットで美白クリームを購入する際は、評判や口コミをしっかりとチェックしましょう。

効果的な使用方法

VIOのケア用のクリームは、体を綺麗にした入浴後に塗布するようにしましょう。

  1. デリケートゾーンを綺麗にした後、適量(100円玉大)を温めた手に取りすり合わせます。
  2. 指の腹を使い優しく肌になじませます。
  3. くすみや黒ずみが気になる部分より1cm程大きく、クルクルと円を描くようによく擦り込みます。
  4. 膣の中など粘膜には塗らずに、Vゾーン、Iゾーン、Oゾーンからお尻まで塗布していきます。鼠径部など他にも気になる部分がある場合一緒に塗り込んでいくといいでしょう。

商品によって使い方が異なる場合もあります。今記載した方法は、一般的な塗り方のため、必ず商品の説明通りに使用するようにしましょう。

まとめ

VIOの黒ずみのケアは、自宅でのセルフケアに加え、ケミカルピーリングやレーザートーニングなどの美容治療を併用するといいでしょう。
VIOは非常にデリケートな部分であるため、粘膜のケアは避けるようにし、肌トラブルを防ぐことが大事になります。
VIOの黒ずみに悩んでいる方はぜひ椿クリニックにご相談ください。

この記事の監修医師

この記事の監修医師

医療法人社団 育麗会 理事長
椿クリニック 総院長

田邊 俊成

1957年12月30日に埼玉県に生まれる。昭和63年に埼玉医科大学を卒業後、皮膚科医としてのキャリアをスタート。その後、都内の大手美容外科にて技術指導医を務め、美容医療分野での深い経験と専門知識を持つ。

平成19年に独立し、愛知県名古屋市に美容皮膚科「はなえクリニック」を開設。その後、銀座、名古屋、心斎橋に展開する美容皮膚科「椿クリニック」の総医院長に就任。平成25年には医療法人社団育麗会を立ち上げ、都市部を中心に先進的な美容医療を提供している。

田邊先生のプロフィールはこちら

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