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いちご鼻の原因から改善方法まで徹底解説!ナチュラルに毛穴レスを目指すために

いちご鼻の原因から改善方法まで徹底解説!ナチュラルに毛穴レスを目指すために

この記事を読んでわかること

  • 角栓の酸化による黒ずみやメラニンの沈着、毛穴開きなどが原因で、鼻の黒ずみが目立つ状態を「いちご鼻」と呼ぶことがあります。ケアには原因を見極めた対策が必要です。
  • 角栓を無理に押し出す、毛穴パックのやりすぎ、ゴシゴシ洗顔、シートクレンジングの乱用などは肌に負担をかけ、いちご鼻を悪化させる原因になります。
  • 改善のためには、摩擦を避けた洗顔や保湿重視のスキンケア、蒸しタオルなどで毛穴を開きやすくし、肌に合う美容成分を取り入れることなどが効果的です。
  • セルフケアで改善しにくい場合は、美容施術や、栄養・睡眠・ストレス管理を見直すことも重要です。

鏡を見るたびに気になってしまう、小鼻の黒いポツポツ…「いちご鼻」。丁寧に洗顔しているのになぜか改善しない、という声は少なくありません。実はそのいちごのような黒いぽつぽつの原因は、日々のケア方法や生活習慣の中に潜んでいることも。
このコラムでは、いちご鼻の根本的な原因から、日常生活で取り入れられるナチュラルケア、さらには美容クリニックでの本格的な毛穴治療まで、幅広い改善アプローチをわかりやすく紹介します。
毛穴レスな素肌を目指して、いちご鼻との上手な付き合い方を見つけていきましょう。

いちご鼻の原因とは?目立つ理由を知ろう

いちご鼻の原因とは?目立つ理由を知ろう

いちご鼻があることで、見た目に自信を持てなかったり、メイクで隠そうとして厚化粧になってしまったりしませんか。「鼻」は小さいパーツですが、お顔の中心にあるため目立ちやすいパーツでもあります。悩みの種になりやすいいちご鼻がなぜできるのか解説していきます。

いちご鼻ってそもそもどんな状態?

いちご鼻とは、鼻の毛穴に詰まった角栓が黒くなり、まるでいちごの表面のようにポツポツと毛穴が目立って見える状態を指します。

毛穴に皮脂や古い角質、汚れが詰まることで角栓ができ、それが空気に触れて酸化すると黒くなります。これが黒ずみ毛穴と呼ばれるもので、特に皮脂分泌が多い鼻まわりに起こりやすいのが特徴です。

また、毛穴が黒ずんで見える原因は角栓だけでなく、毛穴に沿ってメラニン色素が沈着していたり、開いた毛穴によって影ができていたりすることも、原因となります。そのため、単純な洗顔だけでは改善しにくく、状態に合わせたスキンケアや医療的なアプローチが必要になることもあります。

色素のメラニンの増加によって、皮膚や爪の一部が黒ずむことである。

引用:Wikipedia – 色素沈着

なぜ毛穴が黒ずむのか仕組みを解説

毛穴の黒ずみは、毛穴を塞いでしまう角栓ができ、それが酸化し黒くなってしまうことで起こります。
角栓ができる仕組みには、いくつかの要因が複雑に関わっています。まず、肌の乾燥やホルモンバランスの乱れなどによって皮脂腺が活発に働くことで、皮脂の分泌量が増加します。そこに、古くなった角質や、落としきれなかったメイク汚れなどが混ざり合うことで、毛穴を塞ぐ角栓が出来上がります。本来であれば、適切なスキンケアや肌のターンオーバーとともに角栓は排出されますが、ターンオーバーが乱れていたり、スキンケアが効果的に働いていなかったりすると毛穴に角栓が留まってしまいます。
この状態で時間が経過すると、角栓の表面が空気に触れて酸化し、黒く変色していきます。

この黒ずみが増えることで、いわゆる「いちご鼻」と言われる黒いポツポツとした状態の鼻になってしまうのです。特に鼻は「Tゾーン」の一部で、顔の中でも皮脂分泌が盛んな部分のため、角栓ができやすい状況にあります。

鼻の角栓による黒ずみを予防するには、適切なケアやターンオーバーを維持する工夫が大事になります。

古い細胞や組織自体が新しく入れ替わること。

引用:Wikipedia – ターンオーバー

タイプ別に見る毛穴トラブルとその特徴

いちご鼻の代表的な原因は「角栓の黒ずみ」ですが、その他にもメラニン色素の蓄積によるものや、毛穴開きによるものなど様々です。
原因によって改善策が異なるため、自分のいちご鼻の原因がどのタイプのものなのかを知るところから始めるといいでしょう。

  • メラニン色素タイプ
    毛穴まわりに色素沈着が起き、リング状に黒く見える状態です。毛穴が炎症を起こし、それが長引いたことで色素沈着ができることが多く、ムダ毛の自己処理を頻繁に行っていたことや、ムダ毛を無理やり抜いていたことなどが原因として挙げられます。
  • 毛穴開きタイプ
    単純に毛穴が開いていたり、肌のたるみによって毛穴が引き伸ばされていたりすると、毛穴周辺に凹凸ができることで影ができやすくなります。毛穴開きタイプは、皮膚を引っ張ったり、光の当たる角度を調節することで、黒ずみが気にならなくなることが特徴としてあります。

いちご鼻になる原因にはいくつかの要因があるため、ケアの前に自分のいちご鼻の原因を知ることが、改善への近道となります。

いちご鼻を悪化させる“やりがち”習慣に注意!

いちご鼻を悪化させる“やりがち”習慣に注意!

いちご鼻を改善しようと思い行っているケアが、知らず知らずのうちに肌に負担をかけているかもしれません。

つい押したくなる…でも“手しぼり角栓”はNG!

鏡を見たときにぽつぽつと目立つ角栓。ついつい角栓を取ろうと、指や爪で角栓を押し出していませんか。実は、角栓を自分で押し出す行為は、肌や毛穴に負担をかけ、トラブルを招いてしまう原因となります。
角栓を無理に押し出すことで、毛穴周辺の皮膚にダメージを与え炎症を起こしてしまいます。炎症を起こした皮膚の内部では、その炎症から細胞を守ろうと、メラニン色素を生成します。メラニン色素の生成が過剰になり、かつ肌のターンオーバーが乱れメラニン色素の排出が遅くなってしまうと、毛穴に沿って色素沈着ができてしまうため、「いちご鼻」の状態になってしまいます。さらに、手や爪に付いた雑菌が毛穴に入り込むと、ニキビや感染症の原因にもなりかねません。

毛穴にぽつぽつとした角栓ができているのを見てしまうと、「手を使ってシンプルに済ませたい」と思いがちですが、ここはグッと我慢をしましょう。どうしても角栓が気になる場合は、スチームや蒸しタオルなどで毛穴をやわらかくしてから、丁寧に優しくケアするか、美容皮膚科でのプロによる処置を選ぶのが安心です。いちご鼻をしっかりと改善したいなら、正しいステップを踏むことが、肌への負担を軽減しつつ綺麗にするための近道です。

気持ちよさに注意!毛穴パックは“やりすぎ厳禁”

市販の毛穴パックには、剥がすタイプや洗い流すタイプ、ジェル状のタイプなど、さまざまな種類があります。特に剥がすタイプの毛穴パックを使用した瞬間、びっしりと取れた角栓に「スッキリした!」と感じた経験、ありますよね。ですがその“快感”に頼りすぎるのは要注意です。強力な粘着で角栓を無理やり引き抜く毛穴パックは、毛穴の周りの皮膚まで一緒に引っ張ってしまうことがあり、肌に大きな負担がかかっています。頻繁に使い続けると、毛穴が余計に広がってしまい、結果的にいちご鼻を悪化させる原因にもなるのです。

特にホームケアのみでいちご鼻を改善したいと思う方ほど、「毛穴汚れは取ればいい」と思いがちですが、実は「毛穴汚れを取るケア」より「肌を育てて整えるケア」の方が長期的に見ても、肌にとっても効果的です。毛穴パックは絶対にダメというわけではありませんが、肌のことを考えた時に第一選択肢としてはおすすめしません。「明日すぐに綺麗にしないといけない」などの、あくまで緊急処置として留めるのが理想です。日々のスキンケアでは、保湿やターンオーバーを整えることを意識し、必要なら美容皮膚科のウォーターピーリングやケミカルピーリングなどのケアを取り入れるのもおすすめです。

ゴシゴシ洗顔が裏目に?“摩擦ケア”は逆効果

いちご鼻になってしまったとき、洗顔が足りないから黒くなってしまったんだと思い、ついごしごしと普段以上に洗ってしまうことはありませんか。「しっかり洗えば洗うほど肌がきれいになる」と思いがちですが、実は肌への負担を大きくし、いちご鼻を改善するどころか、肌を痛めてしまうことになりかねません。
いちご鼻を改善・予防したい場合、肌への負担を軽減しながら洗顔を行うことが重要になります。特に、泡を使った洗顔は、肌の皮脂を洗い流してしまうため、できれば顔に付着した汚れやメイクを落とす目的で夜のみにするといいでしょう。肌の保湿に必要な皮脂まで洗い流してしまうと、肌はバリア機能を維持しようとして過剰に皮脂を分泌してしまいます。これが、結果としていちご鼻の原因である角栓を作りやすくしてしまうため、注意するようにしましょう。

洗顔の際も、ごしごしと擦ってしまうことは肌への負担になるため、しっかりと泡立てた濃密な泡を使用しましょう。泡を顔全体につけた後は擦らずに、優しく抑えるようにするだけで、泡が毛穴の汚れをかき出してくれます。洗い流す際も、手ですくったぬるま湯や水を、優しく顔にかけるように、できれば手がお顔に触れないように気をつけることで、摩擦を防ぎ肌への負担を軽減できます。

肌への摩擦は、いちご鼻だけでなく、お顔のくすみや赤みにもつながります。毎日行うケアだからこそ、意識して肌への負担を減らす工夫が必要になります。

時短の味方が肌トラブルに?“シート頼り”の落とし穴

忙しい日の夜や外出先では便利なメイク落としシートですが、日常的に使用することはお勧めできません。シートで肌をこするという行為自体が摩擦を生み、肌を傷つける原因になります。
最近のメイク落としシートは、毛穴の中の汚れまで落とせるような工夫が施されていますが、使用した後そのまま放置してしまうと、シートの成分によって毛穴がダメージを受けやすくなります。また、シートの成分が毛穴に残ることで毛穴詰まりを起こしやすくなったり、ニキビの原因になったりすることもあります。
メイク落としシートは忙しい日の時短ケアとして便利ですが、使用後は毛穴にシートの成分やメイク汚れなどが残ってしまわないよう、洗顔を行うことがおすすめです。

メイクを落とせる程の成分が含まれているという事は、それだけ肌への負担も大きくかかってしまうことを忘れないようにしましょう。

今すぐ始める!いちご鼻改善につながる簡単ケア方法

今すぐ始める!いちご鼻改善につながる簡単ケア方法

いちご鼻を効果的に改善するためには、肌に優しいケア方法を実践することが重要です。以下では、自宅でできる効果的なケア方法をステップバイステップでご紹介します。

クレンジングと洗顔で押さえるべきコツとは?

いちご鼻ケアの基本は、適切なクレンジングと洗顔から始まります。押さえるべきポイントは、「摩擦しないこと」「短時間のクレンジング」「使用するクレンジング剤のタイプ」を意識しましょう。

クレンジング剤にはいくつかのタイプがありますが、いちご鼻が気になる時は「オイルタイプ」か「バームタイプ」を使用するといいでしょう。
これらの成分は毛穴の汚れをかき出しやすく、オイル成分が強いためメイク汚れも落としやすくなります。
オイル成分が強いと、なぜメイク汚れを落としやすくなるのか疑問を持つ方も多いと思います。例えば油性ペンで書いた文字を落とそうと思った時、水ではなかなか落ちずクレンジングオイルや油を使用して落としたという経験はありませんか。これは「油は油で落とす」という性質を活かした仕組みです。メイクもこれと同じで、特に皮脂やファンデーションがしっかり肌に密着しているときは、オイルタイプやバームタイプのクレンジングで優しく浮かせて落とすのが効果的なんです。

特に小鼻の周辺は、クルクルと優しく円を描きながら、指先で肌に馴染ませていきましょう。力を入れすぎたり、長時間こするのは肌への負担を大きくしてしまうため避けるようにしましょう。クレンジング剤に含まれる界面活性剤などの化学成分が、肌へダメージを与えてしまうため、肌にのせてから長くても1分以内には洗い流すようにしましょう。

洗顔料は泡立てネットなどを使い、きめ細かくしっかり泡立ててから使用することで、肌への摩擦や負担を軽減することができます。泡のクッションでやさしく肌を包み、こすらずに洗いましょう。すすぎはぬるま湯(34〜36度程度)を手ですくってやさしくかけ流すように行うのが理想です。シャワーを直接顔に当てると、刺激になる場合があるため注意しましょう。すすぎ終わったら、清潔なタオルでこすらずに軽く押さえるように水分を拭き取ってください。

クレンジングと洗顔を意識するだけで、肌質は少しずつ変わっていきます。肌への負担を軽減することをポイントに適切なクレンジング・洗顔でいちご鼻を解消していきましょう。

日常生活でできる基本的な毛穴ケア習慣

いちご鼻のような毛穴トラブルを防ぐためには、特別なケアよりも、まず日々の習慣を整えることが基本になります。洗顔やクレンジングはもちろんのこと、枕カバーなどの寝具類や、タオルの清潔さ、メイク道具の清潔さなども重要です。

皮脂やホコリが溜まりやすいこれらのアイテムは、毛穴に汚れを運ぶ原因にもなるため、こまめに交換したり洗浄したりすることも大切です。
毎日のケアに蒸しタオルやフェイススチーマーを取り入れることもおすすめです。蒸気によって肌が温まると毛穴が開きやすくなり、毛穴の中の汚れや角栓を取り除きやすくなります。洗顔前に取り入れることでより毛穴汚れを効果的に洗い出します。また、スキンケアの前に取り入れることで、化粧水の浸透を良くする効果が期待できます。
肌がごわごわするなと感じる時や、いちご鼻が気になる時、小鼻に白い角栓が目立つなと感じる時などに取り入れるのがおすすめです。

毎日のちょっとした心がけが、毛穴の詰まりや黒ずみを予防し、いちご鼻のないつるんとした素肌への第一歩になります。

化粧水の使い方次第で変わる肌の印象

化粧水は「なんとなくつけている」「とりあえずたっぷりつけている」だけでは、その効果を十分に引き出せていないかもしれません。スキンケアの基礎とも言える化粧水は、実は、使い方ひとつで肌の印象をガラリと変えることもあるんです。
いちご鼻の原因である角栓ができる元をたどると、そこには皮脂の過剰分泌があります。皮脂の過剰分泌は、保湿が不足し、肌が乾燥することで起こり、毛穴詰まりやいちご鼻につながりやすくなります。また、肌が乾燥しターンオーバーが乱れることで、色素沈着も改善しにくい状態になってしまいます。だからこそ、洗顔後すぐのタイミングで、水分をたっぷり補い、肌をしっかり整えることが大切です。

手のひらで温めてから優しくハンドプレスし、肌に「押し込む」イメージで丁寧につけましょう。このとき、一度にたっぷりとつけるよりも、2〜3回に分けて少しずつ浸透させる方が、化粧水の浸透率は高くなりやすいです。また、セラミドやヒアルロン酸など、保湿力の高い成分を含む化粧水を使用するのもおすすめです。
肌がしっとりと整えば、毛穴もふっくらと目立ちにくくなり、ナチュラルで健やかな印象に導くことができます。日々のケアこそ、毛穴レスな肌づくりのカギです。

いちご鼻に効果的な美容成分

いちご鼻のケアには、皮脂の分泌を調整しやすくしてくれる成分や、古くなった角質を除去しやすくしてくれる成分などを取り入れることがおすすめです。

  • サリチル酸:毛穴の奥の汚れや角栓を溶かし出す効果がある
  • グリコール酸:角質を柔らかくし、古い角質を除去する
  • ビタミンC誘導体:抗酸化作用があり、メラニン色素の生成を抑える
  • ナイアシンアミド:皮脂分泌を調整し、毛穴を引き締める効果がある
  • セラミド:肌のバリア機能を高め、適切な水分バランスを保つ

これらの成分が配合された化粧水や美容液などのケア用品を選ぶことで、いちご鼻の改善に一歩近づきやすくなります。ただし、肌質や体質によって合わない場合があるため、自分の肌の状態を確認しながら使用することが大切です。

消炎鎮痛作用、皮膚の角質軟化作用があり医薬品としてはイボコロリやウオノメコロリで知られ[3]、洗顔料などにも配合される[4]。

引用:Wikipedia – サリチル酸

皮膚に使用すると、グリコール酸は表皮の上層と反応し死んだ皮膚細胞の脂質の結合力を弱める。これにより新しい皮膚細胞が露わになることになる。

引用:Wikipedia – グリコール酸

色素沈着抑制[2]、ニキビなどに使用される。

引用:Wikipedia – ビタミンC誘導体

色素のメラニンを生成する酵素のチロシナーゼを阻害するのではなく、メラノソーム転移を35% – 68%阻害して色素沈着を減少させる[18]。

引用:Wikipedia – ニコチンアミド

セラミドは、コレステロールや飽和脂肪酸とともに、水を通さず乾燥による過度の水分喪失を防ぐほか、微生物の侵入を防ぐバリア機能を形成する。

引用:Wikipedia – セラミド

プロに任せる!美容クリニックの施術でいちご鼻を改善

プロに任せる!美容クリニックの施術でいちご鼻を改善

セルフケアだけでは改善が難しい場合や、より効果的な方法を求める場合は、美容クリニックでの治療も検討してみましょう。セルフケアでは得られない効果が期待できます。

ダーマペンで毛穴を引き締めいちご鼻を根本から改善

ダーマペンは髪の毛よりさらに細くなった超極細針を使用し、お肌の表面にとても小さな穴を一時的につくって、お肌の自然治癒力を向上させる治療です。

肌が本来持っている、傷を修復させる作用の過程で、コラーゲンやエラスチンなどを生成する線維芽細胞が活性化され、ハリの改善や毛穴の引き締め、ニキビ跡の改善などが期待できます。さらに、ダーマペン施術時に潤滑剤として使用する美容液のヒアルロン酸が、保湿作用に優れているため、肌のバリア機能を高め修復を促してくれます。

椿クリニックで採用しているダーマペン4は先端に16本の超極細針がついており、深度は0.2mmから3.0mmまで調整可能になったことで、従来のダーマペン3に比べてよりいっそう有効成分を浸透させやすくなりました。また、効果は向上しながらも治療時間は短縮され、お客様の負担を軽減できるようになりました。

毛穴が引き締まることで毛穴の目立ちが改善されると同時に、毛穴に詰まっていた角栓の排出も期待できるため、角栓が詰まったタイプのいちご鼻を改善したい時におすすめです。

詳しくは椿クリニックのダーマペン施術をご覧ください。

ケミカルピーリングで古い角質をオフ

ケミカルピーリングは、酸性の薬剤を肌に塗布し、古い角質を除去する施術です。肌のターンオーバーを促進し、毛穴の詰まりや角栓を改善する効果があります。

いちご鼻の原因である、毛穴の黒ずみや詰まりを引き起こす要因のひとつが、肌表面に蓄積した古い角質です。これをやさしく取り除いてくれるのがケミカルピーリングです。専用の薬剤を使って角質層をやわらかくし、不要な角質を除去することで、肌のターンオーバーを促し、毛穴の詰まりを改善していきます。また、ターンオーバーが促進されることで、毛穴に沿ってできた色素沈着の改善も期待できます。

とくにサリチル酸や乳酸を使ったマイルドなピーリングは、肌への刺激が少なく、初めての方でも取り入れやすいのが魅力です。ケミカルピーリング後は、肌がつるんとなめらかになります。さらに、古い角質が取れることでスキンケアの浸透力も高まり、普段の保湿や美容液の効果をより感じやすくなるという嬉しい効果もあります。
ケミカルピーリングは、毛穴に詰まった角栓を解消しつつ、毛穴詰まりを起こしにくい肌への改善、さらには、色素沈着タイプのいちご鼻の改善にまで働きます。

ナチュラルケアだけでは物足りなさを感じていた方にこそ、美容皮膚科でのピーリングはおすすめです。定期的な施術で、いちご鼻のないクリアな素肌を目指しましょう。

椿クリニックでは、お客様の肌状態に合わせた最適なピーリング剤を選択し、安全かつ効果的な施術を提供しています。医療機関ならではの高濃度の薬剤で、自宅ケアでは得られない効果が期待できます。

詳しくは椿クリニックのケミカルピーリングをご覧ください。

ウォーターピーリングで詰まった角栓を取り除く

ウォーターピーリングとは、水流の力を利用して、肌の角質の除去や毛穴の洗浄ができるピーリング施術です。
椿クリニックのウォーターピーリングでは、渦巻状の水流を作り、強力な水流で水素とピーリング剤を噴射し、余分な皮脂や角質、汚れを徹底的に洗浄します。

美容成分を多く含んだ水流で肌をケアしながら、毛穴の奥の汚れや古い角質などの老廃物を除去します。仕上げに保湿成分などを含む複数の美容液を肌に浸透させ、すこやかな肌に整えることが可能です。
ウォーターピーリングがケミカルピーリングと異なる点は、薬剤を使用しないため肌が弱い方や敏感肌の方でも治療を受けやすいというところです。また、ケミカルピーリングがあくまでも肌表面のみへの作用であることに対し、ウォーターピーリングは水流という物理的な力で毛穴の奥に入り込み、詰まった角栓や皮脂汚れをやさしく浮かせて取り除くことができます。そのため、毛穴詰まりタイプのいちご鼻のような「毛穴内部の汚れ」にアプローチしたい場合には、ウォーターピーリングのほうが効果的とされるケースもあります。さらに、肌への刺激が少なく、乾燥しにくいのもウォーターピーリングのメリットです。ナチュラルなケアを求める方にも適した選択肢と言えるでしょう。

詳しくは椿クリニックのウォーターピーリングをご覧ください。

食事と生活習慣も重要!肌質を改善するライフスタイルヒント

食事と生活習慣も重要!肌質を改善するライフスタイルヒント

いちご鼻の改善には、スキンケアだけでなく、日々の生活習慣や食事も重要な役割を果たします。内側からのケアを意識することで、より効果的に美肌を目指すことができます。

毛穴も体調管理から、内側から改善する食事術

毛穴の悩みというと外側からのスキンケアばかりに目が向きがちですが、実は食生活や体調管理と深く関係しています。とくに皮脂の分泌量やターンオーバーの乱れは、日々の食事内容によって大きく左右されるものです。肌を内側から整えるには、毛穴に関係する栄養素を意識して摂ることが大切です。

たとえば、皮脂のコントロールにはビタミンB2やB6、抗酸化作用のあるビタミンCやEは黒ずみ予防にも効果的です。緑黄色野菜やナッツ類、レモンやキウイなどを意識して取り入れてみましょう。さらに、腸内環境を整える発酵食品や食物繊維も、肌荒れを防ぎ毛穴詰まりを起こしにくい肌づくりに貢献します。

  • ビタミンB2:皮脂の分泌を調整する働きがある(レバー、バナナ、牛乳など)
  • ビタミンB6:皮脂の質を整える(バナナ、ささみ、鮭など)
  • ビタミンC:コラーゲンの生成を助け、肌のハリや弾力を保ったり、メラニンの生成を抑制し、色素沈着を予防する(赤ピーマン、レモンなどの柑橘類、ブロッコリーなど)
  • ビタミンE:皮脂バランスを整える働きがあり、ビタミンCと一緒に摂取することで相乗効果が期待できる(アボカド、アーモンドなどのナッツ類、うなぎなど)
  • 食物繊維:腸内環境を整え体内の老廃物を排出しやすくする(海藻類、野菜、きのこ類など)
  • 発酵食品:腸内環境を整え免疫力をアップさせることで、揺らぎにくい健やかな肌に導く(納豆、味噌、チーズなど)

糖質や脂質を摂取しすぎると皮脂の過剰分泌につながりやすく、毛穴詰まりやニキビの原因になるため注意が必要です。バランスの取れた食事こそが、いちご鼻対策の“ナチュラルケア”の一部と言えるのです。肌の調子が気になるときこそ、スキンケアだけでなく食生活を見直してみてくださいね。

甲状腺の正常な活性の維持や、皮膚、爪あるいは頭髪をはじめ体全体の正常な健康状態の維持に不可欠であり、不足すると口内炎や舌炎、皮膚炎、てんかん発作などの症状を生じる。

引用:Wikipedia – リボフラビン(ビタミンB2)

ビタミンB6の供給源には、牛乳、鶏肉、豆、バナナ、魚、果物、野菜などが含まれる。

引用:Wikipedia – ビタミンB6

ビタミンCは、コラーゲンの合成に深く関与している[4]。

引用:Wikipedia – ビタミンC

ビタミンEは、フリーラジカルを消失させることにより自らがビタミンEラジカルとなり、フリーラジカルによる脂質の連鎖的酸化を阻止する。発生したビタミンEラジカルは、ビタミンCなどの抗酸化物質によりビタミンEに再生される[3]

引用:Wikipedia – ビタミンE

野菜や穀類、豆類等に含まれている不溶性食物繊維は、大腸の蠕動運動を促す。

引用:Wikipedia – 食物繊維

睡眠不足やストレスが与える肌への影響とは?

睡眠不足やストレスの蓄積は、日中に受けたダメージからの回復を遅延させたり、皮脂バランスを崩れやすくさせたりします。
質の良い睡眠は肌の回復に重要な役割を果たしますが、入眠から約3時間経った頃に訪れるノンレム睡眠の際に、成長ホルモンが最も分泌されると言われています。このホルモンは、体が成長していく過程で重要なホルモンであることはよく知られていますが、実は、肌の新陳代謝を促し、ダメージを受けた肌の回復にも大きく貢献しています。
また、ストレスが蓄積することで、自律神経のバランスが崩れて交感神経が優位になります。その結果、皮脂腺の働きが活発になり、皮脂分泌が過剰になることで、毛穴詰まりを起こしやすくなります。また、交感神経が優位になると血管の収縮を引き起こし、血流が悪化するため、健康な肌を維持するための栄養素が行き渡りにくくなります。これにより、肌の乾燥が顕著になりやすくなったり、ターンオーバーが乱れ角質が積み重なったりします。その結果、毛穴詰まりを起こしやすい肌状態が出来上がってしまいます。

質の良い睡眠のためには、就寝の1〜2時間前は、スマートフォンやパソコンなどのブルーライトを避け、軽いストレッチやぬるめのお風呂に浸かるなどのリラックス法を取り入れるといいでしょう。また、入眠のためのリラックス法や趣味の時間を作ることは、ストレスの緩和にもつながりやすくなります。

自分に合ったリラックス法を見つけ、質の良い睡眠やストレスの緩和に努めることが、結果として、いちご鼻の予防や改善につながりやすくなります。

毎日の積み重ねで差がつくスキンケア効果UP行動

肌は1日にして変わるものではありません。特に毛穴の黒ずみやいちご鼻といった悩みは、日々の小さな行動の積み重ねが重要になります。スキンケアの効果を高めるためには、「続けられることを丁寧に行う」姿勢が何より大切です。

日々のスキンケアに加え、週1〜2回のスペシャルケアとして酵素洗顔や美容液マスクを取り入れることで、毛穴ケアの底上げにつながります。

そのほかにも、食生活を整える、肌をこすらないなど、地道な習慣こそが美肌への近道となります。1日では変わらなくても、1ヶ月後、3ヶ月後の肌に確実な差が生まれます。今の積み重ねが、未来の自信につながると信じて、丁寧なスキンケアを楽しんでいきましょう。

まとめ

いちご鼻の治し方は、いちご鼻のタイプによって変わります。
黒ずんだ角栓が原因の場合はウォーターピーリング、色素沈着タイプにはケミカルピーリングなどのメラニン色素を減少させるアプローチ、毛穴開きタイプにはダーマペンなど肌のコラーゲン生成を促しハリを回復させるアプローチなどが重要です。
また、日々の適切なケアや正しい知識も欠かせません。過剰な洗顔や毛穴パックの使用は避け、肌に優しいクレンジングや洗顔、適切な保湿などを心がけましょう。
いちご鼻にお悩みの方は、一度椿クリニックにご相談ください。

この記事の監修医師

この記事の監修医師

医療法人社団 育麗会 理事長
椿クリニック 総院長

田邊 俊成

1957年12月30日に埼玉県に生まれる。昭和63年に埼玉医科大学を卒業後、皮膚科医としてのキャリアをスタート。その後、都内の大手美容外科にて技術指導医を務め、美容医療分野での深い経験と専門知識を持つ。

平成19年に独立し、愛知県名古屋市に美容皮膚科「はなえクリニック」を開設。その後、銀座、名古屋、心斎橋に展開する美容皮膚科「椿クリニック」の総医院長に就任。平成25年には医療法人社団育麗会を立ち上げ、都市部を中心に先進的な美容医療を提供している。

田邊先生のプロフィールはこちら

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