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早めが鍵!医療ハイフ治療をスタートする理想的な年齢は何歳から?

早めが鍵!医療ハイフ治療をスタートする理想的な年齢は何歳から?

医療ハイフはたるみや顔の引き締め、小顔効果があると聞くけれど、何歳から始めたらいいのかわからない人も多いと思います。
この記事では医療ハイフの解説から、医療ハイフを始める適齢期について、治療後のケア、医療ハイフと組み合わせるおすすめの治療まで解説していきます。
医療ハイフ治療に迷っている方は今の自分の肌状態と比較・確認しながら読んでみてください。

医療ハイフってどんな治療?基本から解説!

早めが鍵!医療ハイフ治療をスタートする理想的な年齢は何歳から?

医療ハイフはお顔の引き締めや小顔効果が期待できる切らないリフトアップ治療になります。

医療ハイフ治療の仕組みとは?技術的な解説

ハイフ(HIFU)とはHigh Intensity Focused Ultrasoundという正式名称で、日本語に訳すと高密度焦点式超音波法と言います。その名の通り、超音波の熱エネルギーを皮膚深層に点状に照射し、リフトアップ効果、小顔効果をもたらすことが出来る治療です。

医療ハイフがアプローチする皮膚深層とは

  • 肌の弾力を保つコラーゲンやエラスチンなどの真皮層
  • ・支持靭帯や脂肪の下垂が起きる皮下脂肪層
  • ・皮膚を支える土台となるSMAS筋膜

の3つの層です。

早めが鍵!医療ハイフ治療をスタートする理想的な年齢は何歳から?

これらの層に熱によるダメージを与え、コラーゲンやエラスチンの生成、脂肪の分解、筋膜の引き締めなどを促します。

どんな効果が期待できるのか?

医療ハイフは

  • フェイスラインや頬のもたつきの改善
  • 二重アゴの改善
  • 切らずに痛みが少ないリフトアップ
  • ほうれい線やマリオネットラインの改善
  • パンパンな頬を引き締めて小顔効果

などが期待できます。

治療時間と頻度、何回必要?

医療ハイフの施術は顔のみであれば45分ほどで終了します。
医療ハイフは治療後1ヶ月ほどかけてコラーゲンやエラスチンが生成され、3~6ヶ月ほど効果が持続します。そのため、半年に1回ほどのペースで治療を受けると効果的です。
医療ハイフ照射後は肌のハリや弾力が一時的に復活しますが、そのままにしておくとコラーゲンやエラスチンはまた自然に減っていきます。よりハリのある肌をキープしたい方は、ハリがなくなってきたなと思ったら医療ハイフを照射するベストタイミングです。
しかし、あまりにも短いスパンでの医療ハイフの照射は肌への負担が大きくなったり、頬がこけてしまったりというリスクがあるため、注意しましょう。

椿クリニックでは個人に合わせた最適な治療間隔もお伝えいたしますので、お気軽にご相談ください。

医療ハイフは何歳から始めるべき?」専門家が解説

早めが鍵!医療ハイフ治療をスタートする理想的な年齢は何歳から?

たるみやしわが気になりだしたタイミングが、医療ハイフを始める時期と言われています。

年齢別ハイフの効果

医療ハイフを受けることができる年齢にきまりはありませんが、しわやたるみが気になりだす30代くらいから医療ハイフを受けだすことが多いです。
一般的に、肌の弾力やハリを保っているコラーゲンは20代前半をピークに生成量が低下していき、その後は年齢を重ねるにつれ減少していくと言われています。
そのため、30代頃からそれまではなかった細かなしわや肌全体のハリのなさを感じることが多いようです。
また、軽度の筋膜のゆるみによる肌のたるみであれば、筋膜にも働きかけることができるため、引き締め効果も期待できます。
しかし、年齢を重ねたことによる脂肪の減少や、骨格からの皮膚のたるみに関しては医療ハイフでは改善が難しいため、外科的な手術が必要になる場合もあります。

若い肌への医療ハイフのメリット

若い年齢への医療ハイフのメリットとしては主に小顔効果が得られるという点です。
医療ハイフは脂肪を分解する効果もあるため、比較的若い年齢で脂肪によりお顔がぱんぱんな方にも適しています。
また、二重あごがたるみではなく脂肪の蓄積によるものであれば、医療ハイフにより改善が期待できます。

医療ハイフを始める最適なタイミング

医療ハイフを始める最適なタイミングとしては、「肌にハリや弾力がなくなり、しわやたるみが気になりだしてきたころ」がベストです。
たるみが進行しすぎてしまう前に、これ以上たるまないよう予防として医療ハイフを取り入れるといいでしょう。そうすることで、より長い期間若々しい肌を保つことができます。

医療ハイフと外科的手術の併用

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進行しすぎたたるみには医療ハイフでは改善が難しいこともあります。そんな場合には外科的手術との併用も可能です。

医療ハイフと糸リフトの相性とは?

進行しすぎたたるみは医療ハイフでは改善しにくくなることをお話ししましたが、たるみの外科的手術として糸リフトがあります。
よくお客様から「糸リフトとハイフを一緒にしてもいいですか?」と質問を頂きます。
どちらもたるみにアプローチする治療のため、併用していただいて大丈夫ですが、注意すべきことがあります。それは、糸リフトの施術の後は、ある程度の期間医療ハイフを受けることができなくなる場合があります。
糸リフトを同時に検討している方は、先に医療ハイフの治療を終えてから糸リフトを受けるようにしましょう。

医療ハイフで避けるべき箇所とその理由

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医療ハイフはコラーゲンやエラスチンの生成を促す効果だけでなく、脂肪細胞を分解する作用も持っています。間違った部位に照射してしまうと「頬がこけた」や「余計にたるんだ」などといった失敗を引き起こす可能性もあります。

医療ハイフ使用が推奨されない部位

医療ハイフは脂肪細胞を減らす効果もあるため、元々脂肪の少ない部分や頬の下、こめかみなどは照射しない方がいいでしょう。
よく「ハイフで頬がこけた」という話を耳にすることがあります。照射する部位を間違ってしまうと、頬がこけて老けた印象になってしまうというリスクもあるため、医療ハイフを受ける際はこれらの部位に注意するようにしてください。

安全な医療ハイフ治療のためのチェックリスト

安全に医療ハイフの施術を受けるために、クリニックを選ぶ際にチェックしていただきたいこととして

  • 症例写真の記載があり、どの部位に照射したかなどの詳細な治療内容までホームページに記載されているか
  • 口コミの評価

などを是非チェックしてみてください。

医療ハイフ治療前に知っておきたいこと

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医療ハイフの治療前は特に日焼けと乾燥に注意してください。

治療前の準備は何が必要?

医療ハイフの治療前は日焼けをしないように注意しましょう。日焼け後の肌は火傷のようなダメージを受けている状態です。そんな肌に医療ハイフを照射することで、思わぬ肌トラブルを引き起こしてしまう可能性があります。

また、乾燥している肌も医療ハイフのダメージを強く受けてしまいます。医療ハイフを受けるまでにしっかりと肌を保湿し、乾燥状態を改善しておきましょう。

治療当日の流れ

椿クリニックでの医療ハイフ治療の流れを簡単にご紹介します。

医療ハイフの施術の際はお肌に何も塗っていない状態で施術をしていくため、お化粧や日焼け止めなどは施術部屋に設置してあるクレンジングにてしっかりと落としていただきます。
洗顔が終わりましたら、施術後の状態と比較するためお写真を撮らせていただきます。
写真撮影が終わりましたら、医師がお肌のチェックと出力の調整に伺いますので、お肌の状態や何か気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。

診察が終わりましたら医療ハイフの施術を開始していきます。照射する深さや、その時の肌状態などによって刺激が強くなる場合もありますので、痛みが強かったり不安なことがあったりしましたら、担当の看護師にお申し付けください。

施術が終わりましたら、お肌にトラブルが出ていないかなどしっかりとチェックし終了となります。医療ハイフの施術後はすぐにお化粧をしていただいて大丈夫ですので、パウダールームにご用意してある基礎化粧品等をご利用ください。

治療後のアフターケア方法

医療ハイフの施術後は肌内部が熱を持っている状態です。肌トラブルを防ぐためにも、当日中は長風呂や激しい運動、飲酒などの内温の上がる行為は控えるようにしてください。
また、お肌が乾燥しやすくなるためしっかりと保湿しましょう。
医療ハイフによりコラーゲンやエラスチンの生成を促しているため、これらの敵である紫外線はしっかりとブロックするように心がけてください。また、一時的にお肌のバリア機能が低下しており、シミなどが作られやすい状態にもなっているため、日傘や帽子、日焼け止めなどをしっかりと活用しましょう。

医療ハイフ治療のリスクについて

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医療ハイフの治療後の副作用や肌の反応について解説します。

医療ハイフ治療における一般的な副作用

医療ハイフの治療後は赤みや腫れなどが起こる可能性があります。これらは数日から1週間ほどで自然に軽快していくことがほとんどです。気になる場合は冷やしていただき、万が一長引く場合は医師にご相談ください。
また、火傷や頬のこけ、非常に稀ですが神経損傷などのリスクもあります。しかし、これらのリスクはしっかりと知識を持った医師の指導の下、研修を積んだスタッフが施術を行うことで回避することができるため、椿クリニックでは安心して施術を受けていただけます。

医療ハイフと他の美容治療の組み合わせ

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医療ハイフはお顔の引き締めや小顔効果が期待できる施術ですが、他の治療と組み合わせることでより若々しい肌をキープすることができます。

医療ハイフとボライトXCでエイジングケア

医療ハイフはコラーゲンやエラスチンの生成を促進して、肌にハリや弾力を復活させる治療ですが、これらを紫外線から守り肌に潤いを与えてくれるヒアルロン酸を補ってあげることで、より若々しい肌をキープすることができます。それがボライトXCです。
ヒアルロン酸はコラーゲンやエラスチンと同じ真皮層に存在しており、コラーゲンやエラスチンの隙間を埋める役割をしています。

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また、ヒアルロン酸は1グラムで約6リットルもの水分を保持できるほど保水性に優れています。この性質を利用したボライトXCは、肌に水分を補い瑞々しい肌を維持するとともに、紫外線などの外的刺激から肌を守る役割もしてくれます。乾燥によりできた小じわやちりめんじわもボライトXCが改善してくれます。
肌への負担を考え、医療ハイフの施術後2週間ほど空けてからボライトXCの施術を受けることをおすすめします。

参考:Wikipedia – ヒアルロン酸

医療ハイフと脂肪溶解注射でさらに小顔に

医療ハイフは脂肪細胞を破壊することで、二重あごの改善や小顔効果も期待できます。そこに、脂肪溶解注射を組み合わせることでさらに顔痩せの効果が高まります。
脂肪溶解注射はその名の通り脂肪を溶かす薬剤を注射し、部分痩せを叶えるものです。脂肪溶解注射は脂肪細胞を破壊し、一度破壊された脂肪細胞は体外に排出されていきます。

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脂肪細胞の数自体は増えることがないため、リバウンドがほぼなく部分痩せが叶う点が魅力です。
こちらも肌への負担を考え、医療ハイフの治療後2週間ほど空けてから脂肪溶解注射を受けるようにしてください。

まとめ

  • 医療ハイフを始めるタイミングは「肌にハリや弾力がなくなり、しわやたるみが気になりだしてきたころ」がベスト
  • 医療ハイフは脂肪細胞を破壊する効果もあるため、比較的若い年齢の方にも適している
  • 進行したたるみには医療ハイフでは改善が難しいため、外科的手術との併用が必要な場合もある
  • 元々脂肪の少ない頬の下やこめかみなどへの照射は頬のこけやたるみを引き起こすため注意
  • 医療ハイフとボライトXCの併用でさらにアンチエイジング効果あり
  • 医療ハイフと脂肪溶解注射の併用は小顔効果アップ

この記事の監修医師

この記事の監修医師

医療法人社団 育麗会 理事長
椿クリニック 総院長

田邊 俊成

1957年12月30日に埼玉県に生まれる。昭和63年に埼玉医科大学を卒業後、皮膚科医としてのキャリアをスタート。その後、都内の大手美容外科にて技術指導医を務め、美容医療分野での深い経験と専門知識を持つ。

平成19年に独立し、愛知県名古屋市に美容皮膚科「はなえクリニック」を開設。その後、銀座、名古屋、心斎橋に展開する美容皮膚科「椿クリニック」の総医院長に就任。平成25年には医療法人社団育麗会を立ち上げ、都市部を中心に先進的な美容医療を提供している。

田邊先生のプロフィールはこちら

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