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脂肪溶解注射の種類?BNLS注射のneoとアルティメットはどう違うの?

脂肪溶解注射の種類?BNLS注射のneoとアルティメットはどう違うの?
脂肪溶解注射として代表的な製剤であるBNLS注射には、いくつかの種類があります。
ここでは、従来よく使われていたBNLSneo注射と、当院で取り扱っているBNLSアルティメット注射の違いについて紹介します。
BNLS注射について詳しく知りたいなら、ぜひ今回の内容を参考にしてください。

BNLSのneoとアルティメットの違い

当院で使用している「BNLSアルティメット注射」は、メスを使わずに注射のみで施術がおこなえる脂肪溶解注射です。
従来のBNLSneo注射に新規成分を複数配合した製剤であり、期待する効果を実感しやすいうえにダウンタイムが少なく、安全性の高い方法です。

BNLSアルティメットの成分について、以下で詳しくご紹介します。

BNLSアルティメットで追加された特徴的な4つの成分とは

BNLSアルティメット注射には、4つの成分が新規配合されています。

脂肪燃焼成分

  • アーティチョーク
    スーパーフードとして知られているアーティチョークは脂肪の分解に関わっている胆汁の分泌を促進し、脂肪を燃焼しやすい状態へと導きます。
    また、分解された脂肪を体外へと排出しやすくする利用作用もあります。
  • L-カルニチン
    L-カルニチンは、脂肪の代謝に関与するアミノ酸の一種です。
    ミトコンドリアに脂肪成分を運ぶことで脂肪を燃焼させ、体にとって必要なエネルギーを作り出します。

肌の再生・老化防止成分

  • コエンザイムQ10
    優れた抗酸化作用によって肌の再生や老化防止に関与しています。
    エネルギーを作り出すための補酵素としての働きもあります。
  • カテキン
    ポリフェノールの一種であるカテキンは、抗酸化作用によって肌の再生や老化防止に関与しています。
    脂肪をエネルギーとして消費することで、体脂肪の減少を手助けします。

BNLSアルティメットで増量された成分とは

脂肪溶解成分

  • デオキシコール酸
    デオキシコール酸は、脂肪細胞を破壊して脂肪細胞の数を減少させる働きをもつ成分です。
    脂肪の乳化を促進して体外へと排出しやすくする働きもあります。
    BNLSアルティメット注射では、BNLSneo注射よりもデオキシコール酸を約20倍増量して配合されています。

このように、新規で追加された成分や増量された成分によってBNLSアルティメット注射では、BNLSneoよりも痩身効果が15%アップしています。
従来の脂肪溶解注射よりも、さらに脂肪燃焼・脂肪溶解・肌の再生・老化防止といった総合的な働きも期待できるのがBNLSアルティメット注射の大きな特徴と言えます。

従来の脂肪溶解注射とBNLSアルティメットとの違い

BNLSneo注射のような従来の脂肪注射と比べると、BNLSアルティメット注射ではデオキシコール酸を豊富に含有していることから、脂肪の分解作用が高くなっています。
また、天然植物由来の成分を配合しているため、施術後の痛み、腫れ、赤み、熱感などの症状が起こりにくくなっています。
そのため、従来の脂肪溶解注射とは異なりダウンタイムに必要な時間はほとんどなく、施術直後からメイクもおこなえます。
(※ダウンタイムには個人差があるため、むくみ、腫れ、内出血が起こることもあります。)

部分痩せにはBNLSアルティメットがオススメ

従来の脂肪溶解注射では、施術後の効果を実感するまで数週間かかることもありました。
BNLSアルティメット注射は、脂肪を溶解する働きをもつデオキシコール酸を豊富に配合しているため、効果を実感するまで最短3日という短期間ダイエットだけでは減少が難しいような鼻・あご下・フェイスライン・頬などの部分痩せの働きも期待できます。
とくに気になるパーツがあるときには、BNLSneoよりもBNLSアルティメット注射がオススメです。

まとめ

当院では、BNLSアルティメット注射という脂肪溶解注射を使っています。
今回ご紹介したように、従来の脂肪溶解注射よりも効果を実感しやすく、ダウンタイムの少ない施術が期待できる薬剤です。
ダイエットしても痩せにくいような鼻・あご下・フェイスライン・頬などの気になる部分があるときにはいつでも当院までご相談ください。

よくあるご質問

FatX CoreとBNLSのどっちがいいの?

FatX Coreは1.0%のデオキシコール酸を含むため高い効果が期待できることや、顎下やほほのような顔の広範囲の脂肪を溶解する場合に適しています。BNLS Ultimateはデオキシコール酸は0.02%と高くないため痛みが少なく、鼻の脂肪溶解やダウンタイムを避けたい方、細かな部位での使用が適しています。目的個所に応じて使い分けがおすすめです。

脂肪溶解注射で一番効果があるのはどれですか?

一般的に高濃度のデオキシコール酸が含まれていると効果が高いとされています。デオキシコール酸が脂肪細胞を破壊するためです。FatX Coreはデオキシコール酸が1.0%、BNLSUltimate(0.02%)、カベリン(0.5%)と他の薬剤と比べても濃度が高いことがわかります。

脂肪が溶ける注射はあるの?

脂肪溶解注射と呼ばれる美容施術があります。脂肪溶解注射はデオキシコール酸を主成分として作られており脂肪細胞を分解し、体外に排出していきます。
デオキシコール酸は、胆のうから分泌される胆汁酸の一種で、分解された脂肪は静脈やリンパ管を通じて尿として排出されていきます。

FatX Coreとカベリンの違いは何ですか?

FatX Coreとカベリンの主な違いはデオキシコールの濃度とダウンタイムの痛みになります。FatX Coreは1.0%のデオキシコール酸を含みますが、カベリンは0.5%のデオキシコール酸になります。デオキシコール酸の濃度が高いほど施術後の痛み・腫れ・熱感は強まります。どちらも脂肪溶解注射として人気がありますので用途に応じて使い分けるとよいでしょう。

「BNLS ultimate(顔用脂肪溶解注射)」について
の詳細はこちら

「FatX core(ファットエックスコア)」について
の詳細はこちら

この記事の監修医師

この記事の監修医師

医療法人社団 育麗会 理事長
椿クリニック 総院長

田邊 俊成

1957年12月30日に埼玉県に生まれる。昭和63年に埼玉医科大学を卒業後、皮膚科医としてのキャリアをスタート。その後、都内の大手美容外科にて技術指導医を務め、美容医療分野での深い経験と専門知識を持つ。

平成19年に独立し、愛知県名古屋市に美容皮膚科「はなえクリニック」を開設。その後、銀座、名古屋、心斎橋に展開する美容皮膚科「椿クリニック」の総医院長に就任。平成25年には医療法人社団育麗会を立ち上げ、都市部を中心に先進的な美容医療を提供している。

田邊先生のプロフィールはこちら

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