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ボトックスをしわに打ち続けるとどうなる?長期効果・副作用・自然に続けるコツを解説

ボトックスをしわに打ち続けるとどうなる?長期効果・副作用・自然に続けるコツを解説

この記事を読んでわかること

  • ボトックスを継続すると表情ジワができにくくなり、明るい印象を保ちやすい。深いシワになる前の予防として有効。
  • 繰り返し施術しても安全性は基本的に問題ないが、間隔が短いと耐性ができ、効きにくくなることがある。
  • 仕上がりの満足度は医師選びが重要。技術力に加え、希望を伝えやすい(話しやすい)医師だと理想に近づきやすい。
  • 若々しい印象づくりのため併用する場合は医療ハイフ(たるみケア)とヒアルロン酸注射(深いシワケア)がおすすめ。

「ボトックスを表情ジワに打ち続けると将来どうなるの?」「ずっと続けても大丈夫?」
そんな不安や疑問を感じている方も多いのではないでしょうか。

ボトックスは定期的に受けることで、表情ジワの予防やエイジングケアをサポートする治療です。一方で、長期的に続けた場合の効果や副作用、表情が不自然にならないかといった点が気になる方も少なくありません。

このコラムでは、ボトックスを打ち続けることで期待できる長期の効果や、起こりうる副作用とその対策、自然な仕上がりを保つためのコツ、さらに治療間隔やおすすめの併用治療についてもわかりやすく解説します。
これから継続を検討している方も、すでに受けている方も、安心して判断できる材料としてお役立てください。

注:「ボトックス」とはアラガン社が開発したボツリヌス毒素製剤のブランド名であり、しわ治療の一般名ではありません。
椿クリニックではアラガン社(ボトックスビスタ®)を使用しています。
このコラムでは広く認知されているボトックスという商品名を使用しています。

ボトックスを打ち続けることで得られる効果とは?

自宅の窓辺でたたずむ女性。ナチュラルなメイクで優しく微笑んでいる。

ボトックスを長期的に打ち続けることで、将来的な深いシワを予防しやすくなります。長期的に使用するメリットや、安全性について解説します。

長期的なエイジングケアのメリット

ボトックス注射を長期的に打つことで、繰り返しできる表情じわを予防でき、将来のシワの定着を防ぐことができます。

ボトックス注射は過剰な表情筋の動きを緩和し、表情が動くことによってできる表情じわを予防します。

肌に弾力がある頃は、表情の動きによって皮膚が折りたたまれてもすぐに改善するため、「表情の豊かさ」としてプラスに働きます。

しかし、年齢を重ねて皮膚の弾力性が弱まると、折りたたまれた皮膚にどんどんと溝ができてしまい、定着ジワとして残ってしまうのです。

二人の人物とその肌の断面図が横並びになっているイラスト。一方は肌内部のハリや弾力がしっかりとしており、シワの目立たない肌。もう一方は肌内部の構造が崩れ皮膚表面にシワができている様子を表している。

定着した深いシワになってしまうと、セルフケアのみではなかなか改善できません。

そのため、年齢を重ねたときの深いシワを予防したい方には、長期的なボトックス施術はおすすめです。

繰り返し治療の安全性について

ボトックス(ボトックスビスタ)は繰り返し治療を受けても、比較的安全性の高い薬剤であると言われています。しかし、3ヶ月以内の短い間隔で治療を受けてしまうと耐性ができてしまい、効きにくくなるというリスクがあるため、医師の指示に従って治療を受けることが前提となります。

ただし、65歳以上の方は眼瞼下垂など副作用の発生リスクが高くなるため使用をおすすめできません。

年齢を重ねるにつれて、皮膚が薄くなり弾力性も低下します。皮膚がたるむことによってシワができやすくなるため、ボトックスを投与すると効きすぎてしまい、さらなるたるみを引き起こしてしまう可能性もあり得ます。

参照元:
PMDA 添付文書(ボトックスビスタ:美容適応)
Full article: Cosmetic use of botulinum toxin type A in the elderly

他の美容治療との組み合わせ

ボトックス注射と組み合わせるおすすめの治療は「ヒアルロン酸注入」や「医療ハイフ」です。

項目ヒアルロン酸注入医療ハイフ
どんな悩みに強い?すでに刻まれた深いシワ/ボリューム不足(こけ・溝)たるみ/フェイスラインのもたつき
ボトックスと併用するメリット「動きでできるシワ」+「定着したシワ」を同時にケアしやすい。表情ジワの出やすさを抑えつつ、溝の見え方を整えやすい「たるみ」+「表情ジワ」を別方向から補いやすい。輪郭のもたつきをケアしつつ、額・眉間などの表情ジワ対策もできて全体の印象を整えやすい
併用が向きやすい人無表情でも線が残る/ほうれい線・ゴルゴラインなど“溝”が気になるフェイスラインがぼやけた/口元のもたつきが気になるが、額・眉間のシワもケアしたい
受ける順番の目安ボトックス→ヒアルロン酸(状態により同日/別日)ハイフ→ボトックス(同日より間隔を空けることも)
注意入れすぎると不自然に見えることがあるため、量とデザインが重要肌状態や機器・出力で体感や反応が変わるため、適切な設定が重要

それぞれの美容医療による効果は異なるため、肌の悩みに合わせて複数の施術を選ぶのも良いでしょう。

よく併用される医療ハイフ・ヒアルロン酸注入については後半で詳しく解説します。

ボトックスの長期使用に伴う副作用とその対策

白を基調とした室内の窓際で、頬に優しくタオルを当て微笑んでいるナチュラルメイクの女性。

ボトックスの長期使用に伴う副作用は特になく、普段の施術と同様の痛みや内出血などのリスクがあります。

ボトックス施術で起こる主な副作用や、最小限にするための方法について見ていきましょう。

よく見られる副作用の種類

ボトックスでよく見られる副作用の種類には、下記があります。

  • 痛み
  • 腫れ
  • 内出血
  • アレルギー
  • 表情の違和感

上記の症状は数日〜10日程度で改善するため、安心してくださいね。

副作用を最小限にするための方法

ボトックス施術の副作用を最小限にするための方法は、以下のとおりです。

  • 注射部位を触ったり、こすったりしない
  • 施術当日にお酒を飲まない
  • 施術後当日のメイクはしない
  • 施術部位を温めない
  • 代謝の上がる行動や体温の上がる行動は避ける

ボトックス施術後に注射部位を揉んだり、直接温めたりすると、内出血が広がりやすくなるだけでなく、効果を感じにくくなることにもつながります。

また、お酒や激しい運動、長風呂などで血流が良くなることも、内出血や腫れを長引かせてしまう原因となるため、施術後3日間程は避けるといいでしょう。

トラブルが起きた場合の対処法

ボトックスの施術後にトラブルが起きた場合は、施術したクリニックに連絡するようにしましょう。

  • 施術部位の熱感が引かない、悪化する
  • 腫れが長引いて良くなる兆しがない
  • 表情がほとんど動かない
  • ボトックスを打ったにも関わらず今まで通り表情筋が動く

このような症状がある場合は、注射量が多かったり、注射部位を誤ったりしているかもしれません。腫れや熱感は2〜3日程度様子を見て、それでも変わらない場合はすぐに相談するようにしましょう。

ボトックスは時間が経つと効果が弱まるため、3ヶ月程度経過すると、症状が改善する可能性もあります。

ボトックスを打ち続けると表情は不自然になるのか?

明るい自宅で手鏡を持ち、おでこの様子を確認する女性。おでこに優しく触れながら、満足そうにやわらかく微笑んでいる。

毎回適切な量を注入していれば、ボトックスを打ち続けても表情が不自然になる可能性は低いのです。

自然な表情を保つポイントや無理なくボトックスを続ける治療間隔について解説します。

自然な表情を保つためのポイント

ボトックス施術で自然な表情を保つためのポイントは、医師のスキルと注入量・注射部位です。

  • 適切な部位に注入できる
  • 表情筋の収縮具合に応じた注入量
  • 部分的ではなく顔全体のバランスを見ながら注入部位を選択できる

これらを押さえて施術を行うことができると、「不自然に眉間だけシワがない」「顔の左右差が不自然なくらい大きい」といった違和感を防ぐことができます。

医師のスキルを見極めるには、施術実績が多く、症例写真を見せてもらえるクリニックを選びましょう。

医師とのコミュニケーションの重要性

ボトックス施術で良い仕上がりにするには、医師とのコミュニケーションが欠かせません。

「普段どの表情筋をよく使うのか」「周りから指摘される無意識のクセ」「ボトックス施術を行ったことが周りにバレても大丈夫かどうか」など、ボトックス治療を選択した経緯や、どのような仕上がりを目指したいのかなどを細かく医師に伝えられると、満足のある仕上がりになります。

このコミュニケーションが上手くいかないと、医師は良かれと思ってしたことが、「やりすぎたかも」という結果につながることもあるため、事前のカウンセリングや診察で、自分の希望をしっかりと伝えられる医師を選択しましょう。

無理なく続ける治療の頻度

ボトックス施術を無理なく続けるには、同部位に関しては最低3ヶ月経過を見ましょう。それ以降で気になる状態に戻ったら次の施術を検討するのがおすすめです。

ボトックスの効果は、施術後1〜2週間で最大になり、約3〜4ヶ月続きます。普段からよく使う表情筋や、無意識のうちに使う筋肉などは、元の状態に戻るのが比較的早くなりますが、3ヶ月以内の再施術は抗体を作ってしまう可能性が高くなるため、3〜4ヶ月以上の間隔が良いタイミングです。

ただし、治療間隔には個人差があるため医師に相談し、診察を受けてから施術間隔をどうするのか決めましょう。

参照元:ボトックスビスタ「患者向医薬品ガイド」

ボトックスの効果を持続させるためのアフターケア

ベッドの枕元に座り、サイドテーブルの明かりを消そうとしている人物の顔から下の描写。サイドテーブルの上には他にも、水の入ったコップやクリームが置かれている。

ボトックスの効果を長持ちさせるには、スキンケアや日常生活で気をつけたいポイントを押さえておきましょう。

効果を長持ちさせるスキンケア方法

ボトックスの効果を長持ちさせるには、施術後2〜3日は施術部位を強く揉んだり、施術部位の筋肉を無理に動かしたりしないようにスキンケアを行いましょう。

表情筋を無理に動かすと、ボトックスで収縮を抑えている筋肉が動こうとして、効果が早期に切れてしまう可能性があります。また、効き始める前に揉んだりマッサージしたりしてしまうと、薬剤が想定していない部位まで広がり、効果が弱まる、不自然な仕上がりになるなど、効果を感じにくくなってしまうのです。

ボトックス注射による筋肉の変化を「収縮した状態の筋肉」と「リラックスした状態の筋肉」で表したイラスト。神経からの伝達物質であるアセチルコリンをボツリヌス菌がブロックすることで筋肉がリラックスする様子が描かれている。

この他にも、保湿や紫外線対策もしっかりと行うようにしましょう。

直接的にボトックスの効果を弱めてしまうことはありませんが、乾燥した肌や紫外線による影響は、シワを作りやすい環境にしてしまいます。ボトックスでシワのできにくい状態を作っているのに、皮膚自体がシワを作りやすい環境にさらされてしまっていては元も子もありません。

より綺麗な状態を維持するためには、保湿や紫外線対策も忘れずに行うようにしましょう。

ボトックスと他のエイジングケア治療の併用効果

テーブルに並べられた複数の美容医療のパンフレット。そのうちのひとつを手に取り眺めている女性の後ろ姿の描写。

ボトックス施術は表情ジワの改善に期待できますが、他の施術と併用すると、さらに若々しい印象を叶えることができます。

この章では、ボトックスとの併用でおすすめの「医療ハイフ」「ヒアルロン酸注入」を解説します。

医療ハイフとの相性について

医療ハイフは超音波の熱刺激によって、肌のハリの回復やたるみの引き締めを行ってくれるため、ボトックスでシワの作りにくい肌にして、さらに肌自体のハリを回復させることでより若々しい状態を維持しやすくなります。

ボトックスは熱に弱い性質を持っているため、椿クリニックでは医療ハイフの後にボトックスの施術をおすすめしています。

医療ハイフと併用するときは、ハイフを受けて約1週間程度の間隔を空けてからボトックス施術を受けましょう。もしもボトックスを先に受ける場合は、約2週間空けて医療ハイフを受けるようにしましょう。ただし、肌の状態によっては間隔を空けたほうが良い場合もあるため、併用する際は必ず医師の指示に従うようにしましょう。

ヒアルロン酸注入との組み合わせ効果

ヒアルロン酸注入と組み合わせることで、表情じわが定着してしまった深いシワまで改善することができるため、より滑らかな肌を目指すことができます。

ヒアルロン酸注入によるシワの改善の様子が肌の断面から描かれたイラスト。シワの溝の部分に平らになるようにヒアルロン酸を注入している様子。

ヒアルロン酸注入と併用する場合は、ボトックス注射で表情筋の過剰な収縮を抑えた後に、表面に残ったシワを平らにするように使うのがおすすめです。

同じ部位でなければ当日に両方の施術が可能ですが、動部位の場合は2週間空けて施術を受けるようにしましょう。

ボトックスの治療間隔と最適なスケジュール

ALT:
テーブルに並べられた卓上カレンダー、スマートフォン、スケジュール帳。スケジュール帳にボールペンで予定を書き込もうとしている人物の手が写っている。

ボトックスは適切な治療間隔で施術を受けることで、より効果を感じることができます。治療間隔やスケジュールについて見ていきましょう。

効果が薄れる時期のサイン

効果が薄れてくると、無意識下で表情筋が動きやすくなったり、シワができ始めたりします。

ボトックスの効果は約3〜4ヶ月程度ですが、日々の生活習慣や元々の筋肉の大きさ・収縮具合によって変化するため、あくまでも期間は目安とし、サインが出始めて前回の施術から3ヶ月以上経っていれば、次の施術を検討する時期かもしれません。

初回のボトックス施術後の効果が薄まるサインは、今後の施術間隔の目安になるためメモしておくと良いでしょう。

定期的なメンテナンスの重要性

ボトックスの効果が切れた後は徐々に筋肉の動きが戻ってくるため、定期的にボトックス施術を受けることで効果を維持できます。

また、シワのできにくい肌を維持することで、肌自体の滑らかさの維持にもつながるため、表情じわが気になる人は定期的にメンテナンスを受けるといいでしょう。

施術を受けるスケジュールは医師とよく相談してから決めてくださいね。

まとめ

ボトックス施術は打ち続けても問題のない美容医療です。投与量や注射部位、施術間隔が問題無ければ、表情がなくなったり、問題が起きたりする可能性は低いでしょう。

ボトックスを長期間続けることで、表情じわができにくい肌を維持することができ、結果として滑らかな肌を将来的に維持しやすくなることにもつながります。

ボトックス施術を受けようか考えている方はお気軽にお問い合わせください。

椿クリニックが提供するホスピタリティ

椿クリニックは、銀座・名古屋・心斎橋の駅近で通える「切らない美容医療」専門クリニックです。
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この記事の監修医師

この記事の監修医師

医療法人社団 育麗会 理事長
椿クリニック 総院長

田邊 俊成

1957年12月30日に埼玉県に生まれる。昭和63年に埼玉医科大学を卒業後、皮膚科医としてのキャリアをスタート。その後、都内の大手美容外科にて技術指導医を務め、美容医療分野での深い経験と専門知識を持つ。

平成19年に独立し、愛知県名古屋市に美容皮膚科「はなえクリニック」を開設。その後、銀座、名古屋、心斎橋に展開する美容皮膚科「椿クリニック」の総医院長に就任。平成25年には医療法人社団育麗会を立ち上げ、都市部を中心に先進的な美容医療を提供している。

田邊先生のプロフィールはこちら

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