初めてのボトックス注射!事前に注意すべきこととは? 最終更新日: 2024.02.05
とくに初めてボトックス注射の施術を受ける方は、事前に注意点を確認しておくとスムーズな施術がおこないやすくなります。
今回は、ボトックス注射の施術に関する注意点を施術前・施術当日・施術後まで、それぞれの場面ごとに分けて紹介します。
初めての方は今回ご紹介する内容をしっかり確認して、ボトックス注射の安全な施術を受けられるように努めましょう。
施術前に注意すべきこと
現在治療中の病気や使用中の薬がある方などは、ボトックス注射が受けられない場合があります。
施術前に、以下の内容に該当していないかご自身で一度確認してみましょう。
(※これ以外の状態であっても、医師の判断で施術を控えることがありますのでご了承ください)
- 妊婦、授乳婦である
- 近日中に妊娠を希望している
- 65歳以上である
- 3ヵ月以内に他の病院でボトックス注射を受けたことがある
- 以前に使ったボトックス注射でアレルギー反応が起こったことがある
- 緑内障、慢性呼吸器疾患、重度の筋力低下、筋肉の萎縮などの病気にかかっている
- 内出血が起こりやすいような薬を飲んでいる
- ボトックスと相互作用のある薬を使用中
このような内容に該当している方は、施術前に必ず医師までご相談ください。
現在服用中のお薬がある方は、薬の種類によっては施術を控えることがあります。
必ずお薬手帳や薬剤情報提供書など服用中の薬について内容が分かるものを持参してください。
また、市販のお薬を使用しているときにも、事前にご連絡ください。
施術当日以降に注意すべきこと
ボトックス注射の施術後の数日間はには、下記のような点にご注意ください。
- 激しい運動は控える
- 温泉、サウナなどは控える
- アルコールは避ける
- 施術後24時間は患部を揉んだりこすったりしない
- 洗顔時にはなるべく強く肌をこすらない
もし施術当日に上記のようなことをおこなってしまったときには、医師の判断にて施術を控えることがありますのでご了承ください。
上記以外にも、個別に注意点をお知らせすることがあります。
気になることがあれば、施術当日であっても遠慮なくご相談ください。
施術後に注意すべきこと
ボトックス注射の施術後には、とくに施術部位周辺に注意して過ごすようにしましょう。
- 施術部位や周辺部位のマッサージやエステは、施術後数日間は避けてください
- 施術後の症状を確認するために、再度ご来院をお願いする場合があります
- 施術部位に熱感、発赤、内出血、つっぱり感などの違和感が起こることがあります
施術後に気になる症状が長く続いているときや、胸の痛み・発熱・冷や汗・動悸・腫れなどの激しいアレルギー症状が出たときには、なるべくすぐに当院までご連絡ください。
まとめ
小ジワやエラが気になる時に使うボトックス注射は、筋肉を弛緩させる働きをもつ薬剤です。
昔から使われている薬剤であり安全性は高いのですが、施術前・施術当日・施術後には、それぞれの場面で注意すべきことがいくつかあります。
とくにボトックス注射を初めて受けようと考えている方は、今回の記事内容をしっかり確認して、安心・安全な施術が受けられるように心がけましょう。
今回ご紹介した以外にも、お一人おひとりの肌状態・症状・ご希望などによっては、医師の判断で施術を控えることがあります。
小ジワやエラが気になっておりボトックス注射を受けてみたいと考えているときには、まずは無料カウンセリングで現在の肌状態や体調、お悩みやご希望などの詳しい内容をご相談ください。
よくあるご質問
- ボトックスを打った日してはいけないことは?
ボトックスは熱に弱い性質のため、激しい運動や温泉、サウナ、飲酒などの体温が上がる行為は避け、施術後24時間は患部を揉んだりこすったりせず、洗顔時にもなるべく強く肌をこすらないよう気を付けましょう。薬剤が広がってしまったり、炎症や腫れのリスクがあります。
- エラボトックスの注射後の過ごし方は?
ボトックス後は効果を弱らせないためにも体温が上がる行動は避け、薬剤が広がらないよう注入部位を擦ったり圧迫しないことが大切です。仰向けで寝ることを心掛け、効果確認のため必要以上に筋肉を動かすこともやめましょう。
- ボトックスの当日禁止事項は?
注射後24時間はサウナや激しい運動など体温を上げる行為は避けるようにしてください。
感染や腫れなどの恐れがあるため、こすったり揉んだりすることは控えましょう。
- ボトックスを打った日はお風呂に入れますか?
お風呂は入っていただいて構いません。しかし、ボトックスが熱に弱い性質を持っているため、長風呂は控えていただき、顔を洗う時は注射部位やその周辺を擦ったりマッサージをしたりしないように気を付けてください。