医療脱毛で顔の産毛をなくしたい場合の回数って難しいですよね。一般的には、医療脱毛では5回もしくは6回のコースが多いと思います。
顔の医療脱毛でも5回や6回で契約することはできますが、最終的に目指したいゴールによって、必要な回数は変わります。
今回は、医療脱毛で顔の産毛をなくすために必要な回数について解説いたします。
医療脱毛を顔にするなら回数は？期間や頻度など効果的な通い方
医療脱毛を顔にする時の目安回数
医療脱毛の場合、顔の脱毛でかかる回数は5回から8回が目安と言われることが多いです。では、5回から8回で本当に効果があるのでしょうか？
目指すゴールごとの、必要な回数の目安は以下の通りです。
- 目立つ産毛を目立たないぐらいにしたい：5回
- 産毛がほぼないツルツル状態を目指したい：8回から10回
- 生えている産毛を徹底的に無くしたい： 10回以上
ムダ毛の濃さや毛質は人それぞれですが、ムダ毛をどの程度気にするかも個人差が大きいところです。
実際、産毛を完全になくすのは難しく、標準的な5回コースだと、目立つ産毛が目立たなくなる程度の効果であることが多いです。
しっかりと脱毛したい方には8回から10回の脱毛をお勧めしますが、それでも完全に産毛がゼロになるのは難しいかもしれません。
産毛を徹底的になくしたいという方は10回以上の照射が必要になると思っておいた方が良いでしょう。
通う頻度は1ヶ月～2ヶ月が目安
体毛には毛周期というものがあります。毛周期というのは生え変わりのサイクルのことで、毛根が休んでいるときに脱毛の施術をしても効果が得られません。
脱毛は、2ヶ月から3ヶ月のサイクルで何度も繰り返すことで徐々に毛を少なくしていくという仕組みになっています。顔は体より毛周期が短いので1ヶ月から2ヶ月程度の頻度で照射をするのが目安となります。
2週間おきに通えるとうたっているクリニックやエステもありますが、毛周期を無視して詰めて照射しても、脱毛が早く終わるわけではありません。むしろ脱毛の効率が大幅に落ちてしまうため、もったいない通い方だと言えます。
脱毛に通ううちに、毛が生えてくるのが遅くなってくるのが実感できるでしょう。毛の量自体が減ってきてだんだん生えなくなってきたら、通う間隔をあけたほうが、ムダなく効率的に脱毛ができます。
初めは1ヶ月おきに通っていたとしても、毛が生えてくるのが遅くなってきたら2ヶ月ほど間隔をあけます。 最後の2～3回は3ヶ月や4ヶ月あけても良いでしょう。
毛がどの程度残っているか様子を見ながら、通う頻度を決めていくといいですよ。
顔脱毛にかかる期間は半年～2年程度が目安
医療脱毛では顔の脱毛に半年から2年程度の時間がかかります。たとえば1～2か月の間隔で5回通うなら、半年程度で完了します。
ただ前述の通り、実際には規則正しい頻度で通うよりも、毛の残量を見ながら少しずつ間隔を空けていく方が効率よく脱毛できます。
徐々に間隔をあけることも踏まえると、5回コースでも1年程度の期間を見ておくと良いでしょう。10回通うとしたら、2年もしくは3年近くかかることもあります。
とても長い期間かかるように思えますが、実際には3～4回終わった頃には目に見えて毛が減って自己処理も不要になっていくので、1年後ぐらいにはほとんど気にならない状態になりますよ。
まとめ
医療脱毛は医療用の脱毛器を使うため顔の脱毛でもしっかりと効果を出すことができます。
必要となる回数は目指すゴールによって異なりますが、目立っている産毛を目立たなくさせる程度であれば5回、しっかり脱毛したいのであれば8回～10回程度となります。
脱毛は毛周期に合わせて通うことも重要なので、必要な回数を契約したら、あとは毛周期に合わせてしっかりと間隔を開けながら照射を続けていきましょう。
間隔をあけて通うとそれだけ脱毛が終わるまでの期間が長くなってしまいますが、はじめの3～4回程度でかなり毛は目立たなくなりますので安心してくださいね。
なお、少しでも早く脱毛を始めたほうが、それだけ脱毛の完了時期も早くなりますよ。
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- この記事の監修医師
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医療法人社団 育麗会 理事長
椿クリニック 総院長田邊 俊成
