筋肉で太いふくらはぎにボトックスは効く？特徴・効果・費用まで徹底解説

筋肉で太く見えるふくらはぎとは？特徴と原因

筋肉で太く見えるふくらはぎは、今までの運動やスポーツ経験、生活習慣が関係しています。
この章では、筋肉により太く見えるふくらはぎの特徴や原因について解説します。

筋肉太りタイプのふくらはぎの見分け方

筋肉太りタイプのふくらはぎを見分ける方法は、主に2つです。

• つま先立ちの際にふくらはぎが硬く盛り上がる
• 力を抜いた状態でふくらはぎをつまんだときに硬いと感じる

上記を試してどちらにも該当しない場合は、後ほど解説する「脂肪型」「むくみ型」に該当するかもしれません。

筋肉太りタイプになる理由は、運動習慣や過去のスポーツ経験、ハイヒールを履く回数が多いなどがあります。

歩き方や生活習慣で起こるふくらはぎの張り

歩き方ひとつとってもふくらはぎの張りの原因になることがあります。普段の歩き方が下記に当てはまる場合は、ふくらはぎが張りやすくなっているため注意しましょう。

• 内股　
• 足を引きずって歩く
• つま先に重心をかけている
• 踏み出しのときに足の指を使っていない

上記に当てはまる歩き方を続けると、O脚・X脚になりやすく、足の歪みに連動してふくらはぎが張った状態になり太く見えてしまうことが多いのです。

また、普段の生活習慣の中にも、ふくらはぎが張る原因が隠れていることがあります。主な要因としては下記があります。

• ハイヒールを履く機会が多い
• 消費カロリーよりも摂取カロリーが多い
• 猫背など姿勢が悪い状態で過ごしている
• 高塩分な食事や多量に水分を摂取している
• 長時間の立ち・座り仕事が続いている

特に立ち仕事や座り仕事は長時間同じ姿勢のため、血液を心臓に送り循環させるポンプ機能が弱くなり、足の血液の巡りが悪くなるため、むくみも重なり余計に足が太く見えます。

紹介した生活習慣がある方は、ふくらはぎの張りを軽減するためにも改善できるよう意識してみてくださいね。

セルフチェックでわかる筋肉型ふくらはぎ

筋肉型ふくらはぎはセルフチェックで見分けられます。ふくらはぎのセルフチェック方法や、他に太く見える脂肪型・むくみ型との違いについて見ていきましょう。

立ち方・つま先立ちで浮き出る筋肉のサイン

冒頭で解説したように、つま先立ちをした際に筋肉が盛り上がって見える場合は、筋肉が発達して太くなっているサインです。

普段の立ち方によっても、筋肉太りになるリスクが高くなり、特につま先立ちや重心が前よりの立ち方の癖があると筋肉が発達しやすくなります。その他、脂肪型やむくみ型のふくらはぎになるリスクがある立ち方は以下のようなものです。

ふくらはぎが太く見える立ち方	太く見える原因
つま先立ち	筋肉太り
かかと立ち	脂肪型
片足立ち	むくみ型

上記の立ち方が日々の癖になっている場合は、ふくらはぎを太く見せてしまうため注意してください。

筋肉太りと脂肪・むくみ型の違い

筋肉太りによってふくらはぎが太く見える場合と、脂肪型・むくみ型との違いは、触った時の質感やふくらはぎを使ったときなどの変化で判断することができます。主な判断基準としては下記のとおりです。

筋肉太り	触ったときに硬い感触があり、つま先立ちで筋肉が盛り上がる
脂肪型	ふくらはぎを触ったときに柔らかい感触がある。顔・首・腕や大腿などふくらはぎ以外の部位も太ったと感じる。
むくみ型	指で押したときに、へこんだ皮膚がすぐ戻らない。確認方法は、すねや足首の上の皮膚を指で押さえて離した後すぐに戻るか観察する。

むくみ型のふくらはぎがある場合、水分の摂り過ぎだけでなく、体内の電解質異常、なんらかの疾患による可能性も考えられます。ふくらはぎのむくみがあるときに体の不調も感じる場合は、医療機関で検査してもらいましょう。

また、上記の3つ以外にも女性は生理前のむくみによって太く感じることがあります。生理前はプロゲステロンというホルモンの分泌が増加し、体内に水分や栄養を溜めこむため、一時的に太く見えるケースがあり、セルフチェックを行う際はこのタイミングは避けると、より正確にチェックすることができるためおすすめです。

ボトックス注射でふくらはぎ痩せを目指す方法

ふくらはぎは、日常生活の中で常に使用する筋肉のため、セルフケアだけではなかなか筋肉太りは解消されないもの。しかし、美容医療のボトックス注射を利用すれば、短期間でふくらはぎ痩せを目指すことができます。

1回の施術は約30分と短時間で済みますが、効果は最大6ヶ月続くためタイムパフォーマンスのよい美容医療といえます。

この章では、ボトックスでふくらはぎ痩せができる仕組みや効果が出るまでの時間、ダウンタイムやリスクを解説するので参考にしてください。

ふくらはぎボトックスの仕組みと期待できる効果

ふくらはぎボトックスは筋肉の収縮を減少させることで萎縮させて、足を細く見せる効果に期待できます。

ボトックスに含まれるボツリヌス菌から生成されたたんぱく質は、筋肉を収縮させる働きがある「アセチルコリン」と呼ばれる神経伝達物質を阻害します。

筋肉が収縮しなくなれば、使わなくなった筋肉は徐々にやせ細っていくため、結果としてふくらはぎ痩せにつながるのです。

ボトックスの効果は約3〜6ヶ月持続しますが、効果が切れた後は筋肉が徐々に元の動きに戻っていくため、ふくらはぎの太さも元通りになる可能性が高いです。

医薬品としては筋肉を収縮させないよう働く作用を利用して、痙縮の緩和や美容に用いられる。

引用：Wikipedia　ボツリヌストキシン

効果が出るまでの期間と持続時間の目安

ふくらはぎにボトックス施術をしてから効果が出るまでには、約1〜2週間必要です。

ただし、すぐに変化が見られるわけではなく、ここから少しずつ筋肉がやせ細っていくため、効果が最大になる約1ヶ月後くらいに変化を実感することが多いです。持続期間は個人差がありますが3〜6ヶ月です。

痛み・ダウンタイム・副作用リスクについて

施術中の痛みについては、注射をする際にチクッと痛みがあります。施術前にしっかりとクーリングを行い、感覚を鈍くしてから注射を行うため、針による痛みは軽減されますが、薬剤が注入される際に人によっては「こむら返りを起こしたような痛み」や「圧迫されるような痛み」を感じることがあります。ほとんどの場合我慢できる程度の痛みですが、ふくらはぎに複数回注射を行うため、痛みに弱い方や心配な方は事前に相談していただくことで、休憩を挟みながら施術を進めたり、クーリングを適宜行ったりすることが可能です。

ダウンタイムは特にありませんが、施術後は筋肉が動かしづらくなることで歩きにくさを感じることがあります。

副作用のリスクについては、痛みや内出血、腫れ、むくみ、足の筋肉に違和感が生じる可能性があります。副作用は通常数日で治まります。長引くときは施術したクリニックへご相談ください。

ボトックス施術の流れと回数・費用感

「ボトックス施術の効果はわかったけど実際の流れを知りたい」と考える方に向けて、カウンセリングから注射までの流れ、相場料金をお伝えします。

カウンセリングから注射までの一般的な流れ

ふくらはぎボトックスのカウンセリングから注射までの流れは、下記のとおりです。

1. 看護師によるヒアリングの後、医師の診察を受けて、ふくらはぎの筋肉の張りや大きさを確認し、使用する薬剤や量を決定する
2. 施術室へ移動し施術前の準備を行う
3. ふくらはぎの注射する場所にマーキングを行う
4. うつ伏せになりクーリング剤で注射部位を冷やす
5. マーキングした部位に注射する

施術時間は約30分のため、時間をかけたくない方も短時間で利用できます。

回数・間隔の目安と相場料金

ふくらはぎボトックスは1回の施術で効果に期待できる施術です。椿クリニックのふくらはぎボトックス料金と相場料金は、以下のとおりです。

ふくらはぎ痩せボトックス	単位	椿クリニック料金	相場料金
ボトックスビスタ(厚生労働省認可)	100単位	¥80,300	¥20,000 ～¥154,000
	150単位	¥108,000
韓国製ボツリヌストキシン	100単位	¥29,800	¥15,000 ～¥108,300
	150単位	¥38,500

施術間隔は6ヶ月に1回のペースで実施すると、効果を持続できます。

6ヶ月に1回で効果が持続するため、忙しい方も施術を受けやすい点が嬉しいですね。

ふくらはぎボトックスの施術料金は、クリニックによって大きく異なるため、事前に確認しましょう。また、基本的にボトックスの単位数によって料金が変わるため、ホームページに単位数が記載されていない場合は、単位によってどれくらい変わるのか確認しておきましょう。

効果を長持ちさせるメンテナンス

ボトックスの効果を長持ちさせるためには、下記の点に注意しましょう。

• 筋トレを控える
• 施術部位を強くこすらない
• 施術後24時間は激しい運動やサウナを避ける

ボトックスを注射した後、筋肉への神経の伝達がブロックされますが、筋肉への「動け」という命令自体を止めることはできないため、施術箇所の筋肉を鍛えようとすることで命令が伝わってしまう可能性があります。そうなると、ボトックスの効果が持続しにくくなり、変化を感じられないことがあるため、施術箇所を必要以上に動かそうとすることは控えるようにしましょう。

また、ボトックスが効き始める施術後2〜3日の間は、施術部位へのマッサージは控えるといいでしょう。薬剤が拡がってしまい、効果を感じにくくなることがあります。

この他にも、ボトックスは熱に弱い性質を持っているため、施術箇所を温めることは避け、内出血や傷の治りを遅延させないために血流を良くする行動も控えるようにしましょう。

筋肉が完全に収縮をし始める前の段階、約3〜6ヶ月に1回のペースで施術を受けるとボトックスの量が少なくても、ふくらはぎ痩せの効果が期待しやすくなります。

ボトックスとあわせて行いたいセルフケア

ボトックス施術とあわせて行いたいセルフケアには、下記があります。

• 負担を減らす歩き方や姿勢の改善
• ストレッチや軽い運動
• 靴・インソール選びで筋肉の張りを予防

ふくらはぎ痩せの効果を持続するための方法について解説するので、参考にしてください。

負担を減らす歩き方や姿勢の改善

負担を減らす歩き方は、かかとを先につけるように意識してみてください。

ふくらはぎに負担をかける歩き方に、つま先を最初につける、足の外側に重心を置いているなどがあります。重心を外側にすると、ふくらはぎの筋肉を使用するため、筋肉が発達しやすく太く見える原因になります。

正しい姿勢は、横から見たときに耳・方・腰・骨盤が一直線になった状態で、背筋を伸ばして、あごを軽く引きます。

その姿勢を維持できると、ふくらはぎの筋肉の張りを軽減できるでしょう。

ストレッチや軽い運動で柔らかいラインをキープ

ストレッチや軽い運動は、血流を促進させて筋肉の張りを解消してくれます。特に、日中立ちっぱなしや座りっぱなしの姿勢が多い方は、ふくらはぎが動くことが少なく、血流が滞りがちになってしまいます。寝ながらできるストレッチを解説するので試してみてください。

ふくらはぎを膝でこする	1.片方の膝を曲げる 2.曲げた膝の上に、曲げてない足のふくらはぎを乗せる 3.ふくらはぎをこするように前後に動かしマッサージをする 4.気持ちいいと感じる強さで30秒行い、反対の足も同様に行う
足首の曲げ伸ばし	1.両足を伸ばし、つま先を天井に向ける 2.つま先以外の全身の力を抜く 3.つま先を前後に30秒曲げ伸ばしする

また、座りながらかかとを上げ下げする軽い運動も、血流を促進しやわらかいふくらはぎを保つのにおすすめです。ただし、立った状態でかかとの上げ下げ運動を行ってしまうと、筋肉太りを助長させてしまうため注意しましょう。

靴・インソール選びで筋肉の張りを予防

ボトックス施術を行ったときは、普段履く靴やインソールも変えると効果が持続しやすくなります。

足の裏全体で体重を支えられる状態になっていることが、ふくらはぎの過剰な発達を防ぐためには重要となるため、普段履いている靴やインソールを一度見直してみましょう。つま先だけで支えたり、かかとで支えた際につま先が上がったりする場合は、姿勢が悪くなり、ふくらはぎが張りやすくなってしまいます。

とくにハイヒールはつま先に体重がかかりやすくなっており、普段からハイヒールを履く方がボトックス注射をしても効果を感じにくいかもしれません。ハイヒールを履く時はインソールを入れると、足全体で支えられ、つま先にかかる体重を少なくできるため、ふくらはぎの張りが目立ちにくくなる効果に期待できるのです。

普段の生活習慣の見直しと合わせて、靴が合っているかの確認やインソールを入れてみてくださいね。

まとめ

ボトックス注射は、筋肉が発達したふくらはぎに効果がある美容医療です。筋肉が発達した状態のふくらはぎは、運動やストレッチに取り組んでも痩せるまでに時間がかかります。

ふくらはぎが太いことをコンプレックスに感じていると、ファッションの選択肢が限られたり、日々の生活で悩んだりするでしょう。

椿クリニックでは、リーズナブルにボトックス注射が受けられます。ボトックス注射の実績が豊富であり、施術後の症例写真もあるため、美容医療を受けた後のイメージがつきやすいと好評です。

無料でカウンセリングを受けられるので、ふくらはぎが太くて悩んでいる方はお気軽にお問い合わせください。

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