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肌のざらつきをなくして滑らかな肌へ。ケミカルピーリングの実力をご紹介します

肌のざらつきをなくして滑らかな肌へ。ケミカルピーリングの実力をご紹介します
肌のざらつきが気になっている方は多いのではないでしょうか。

つるつる、すべすべとしたなめらかな手触りの肌は理想的ですよね。
肌のざらつきなど、様々な肌トラブルの改善につながるものとしてケミカルピーリングがあります。
ここでは、肌のざらつきの原因と、ピーリングが肌にもたらす効果などをお伝えしていきます。日々のスキンケアで気をつけていきたいポイントなどもありますので、ぜひチェックしてみてください。

ピーリングとは?肌のざらつきへの効果的な解決策

気になる肌のざらつきはそもそも何が原因なのか?ピーリングとは何なのか?
そしてピーリングが肌のざらつきにどのような効果をもたらすのかお伝えしていきます。

ピーリングの基本原理

ピーリングとは、薬剤である「酸」を肌に塗布することで、肌表面の角質層を柔らかくし、古くなって不要になった角質を取り除いていく方法です。これにより、肌の新陳代謝を促進し、ターンオーバーを整えます。

ターンオーバーとは一定の周期で古い皮膚がはがれ落ち、新しい皮膚に生まれ変わる仕組みのことです。このサイクルが乱れていると、古い角質が積み重なり、角質層のごわつきやざらつき、ニキビや角栓など様々な肌トラブルにつながるのです。

肌のざらつきにピーリングが効果的な理由

肌のざらつきを感じるとき、肌はどのような状態にあるのでしょうか。その原因をひとつずつ見ながら、ピーリングがどのように作用するのか見ていきましょう。

1つめは「乾燥」です。乾燥した状態のお肌は角層の水分量が低下し角質細胞の配列も乱れ、バリア機能が低下した状態です。潤いの不足した肌はざらつきや粉吹きと呼ばれる状態になります。

2つめは「ターンオーバーの乱れ」です。前述したように、ターンオーバーのサイクルが乱れて古い角質が積み重なると”角質肥厚”の状態となり、肌の柔らかさが失われ、ごわつきやざらつきを感じるのです。

そして最後3つめは「皮脂の過剰分泌による毛穴詰まり」も原因のひとつです。皮脂の過剰分泌によって古い角質や脂質、汚れなどが混ざって生じる”角栓”ができやすくなり、触るとざらつきを感じるのです。

ピーリングをすることで皮脂の毛穴詰まりを解消し、古い角質除去によりターンオーバーが整うことで、肌のざらつきの改善につながります。またアフターケアとして保湿をすることでお肌の潤いを保ち、バリア機能を整えることも大切です。

ピーリングの種類とそれぞれの特徴

では具体的に、どのような薬剤が使われるのか、それぞれの特徴をみていきます。
ケミカルピーリングに使用される薬剤は主に「グリコール酸」「サリチル酸」「トリクロロ酢酸」「乳酸」があります。その中からよく使用される3つをご説明します。
ケミカルピーリングは医師にしっかり肌を診察してもらい、お肌の状態に合わせて使い分けることが大切です。

  1. グリコール酸(AHA)
    蓄積された古い角質を溶かし表皮の細胞を活性化させ、新しい皮膚細胞をつくる働きを促します。肌のターンオーバーを正常にして皮膚の新陳代謝を整え、健康な肌の生まれ変わるサイクルを取り戻すことを目指します。また、コラーゲンやエラスチンの生成を促し、お肌にハリや弾力を与えます。
  2. 乳酸(BHA)
    天然乳酸を主成分とした比較的マイルドなもので、ラクトピーリングともよばれます。保湿・美白に有用で、皮膚への刺激が少ないタイプです。皮膚の薄い方や刺激に弱い方にもおすすめの薬剤です。
  3. サリチル酸マクロゴール
    従来のピーリングに用いられていたサリチル酸にマクロゴールという基剤を加えて安全性を高めた薬品です。サリチル酸マクロゴールは安定して角質層に留まらせることができます。施術直後から、肌がモチモチ・ツルツルします。

ピーリングの効果とメリット

ピーリングが肌のざらつき改善への解決策であることはもちろん、他にはどのような効果やメリットがあるのか、美肌づくりの鍵をにぎるピーリングの実力をみていきましょう。

肌のキメを整える効果

まず”肌のキメ”とは、肌表面の凹凸のことです。肌のキメが細やかで整っているとなめらかな表面となり、ツヤやハリ感のある肌となります。ピーリングをすることで古い角質や毛穴汚れが除去され、肌のキメも整っていきます。

ケミカルピーリング
ケミカルピーリング(chemical peeling)とは、薬剤を使用して創傷の治癒に従って皮膚再生を促す施術、術式のこと[1]。美容や、治療を目的とする。

引用:ケミカルピーリング – Wikipedia

化粧品の浸透力向上

ケミカルピーリングにより古い角質が除去され、厚くなった角層がお手入れされることで、美容成分を吸収しやすい肌状態となります。つまり、普段より化粧品の浸透力がアップするのです。肌悩みに応じて、有効成分が配合されたスキンケア製品を使用するとより良いといえます。ただし、ピーリング後の肌は普段より敏感であるため、肌質に合わせ、刺激の強い成分を避けるなどの注意が必要です。

新陳代謝の促進

新陳代謝とは、ターンオーバーを意味します。ターンオーバーとは、前述したように、一定の周期で古い皮膚から新しい皮膚へ生まれ変わるサイクルのことです。表皮は「基底層(きていそう)」「有棘層(ゆうきょくそう)」「顆粒層(かりゅうそう)」「角質層(かくしつそう)」の4層で構成され、表皮を形成する角化細胞(ケラチノサイト)が基底層で作られると、古いケラチノサイトは上に押し出され、最終的に垢となってはがれ落ちます。このターンオーバーの周期はおよそ28日といわれてますが、加齢だけでなく、生活習慣の乱れ、不適切なスキンケア、紫外線や乾燥などにより遅くなります。ターンオーバーが遅くなると、古い角質の蓄積による角質肥厚で肌のごわつきやざらつき、くすみなどを感じます。メラニンの排出も滞り、シミやニキビ跡などの原因にもなるのです。

ピーリングにより古い角質を除去することでターンオーバー、つまり肌の新陳代謝が促進され、サイクルが整っていきます。

ピーリングの前後:期待できる変化

ピーリング前は肌のくすみや荒れ、毛穴の詰まりのようなトラブルに悩まされますが、ピーリング後は明るく滑らかな肌への変化が期待できます。ピーリングをすることで実際にどこまでの変化がみられるのか気になりますよね。具体的にみていきましょう。

ピーリングのビフォーアフター

ざらつきが感じられていたお肌は毛穴詰まり解消により、つるつる、すべすべといった感触に近づき、キメも整って、なめらかな肌になっていきます。ニキビができやすいといったお肌も、少しずつトラブルの起きにくい肌に変化していきます。

施術名
ケミカルピーリング
施術の説明
薬剤を塗布し表皮の古くなった角質を科学的に融解して剥離・除去し肌を生まれ変わらせる治療です。
施術の副作用(リスク)
発赤・熱感・かゆみ・痛み・乾燥を生じる可能性があります。
施術の価格
全顔5回 49,500円(税込)

継続的なケアで期待できる変化

ピーリングを1度するだけでも、ある程度肌への効果は感じられますが、肌トラブルの改善には継続的に行うことが大切です。約2週間~1か月といったペースで継続的にケアを行うことで、徐々に肌のターンオーバーが整い、毛穴詰まりも解消されていき、トラブルが生じにくい健康的な肌につながるのです。5回以上を目安に継続するのがおすすめです。

ピーリング後のスキンケア:美しい肌への道

ピーリングで美肌を目指すにはアフターケアが重要です。アフターケアを怠ると、効果が十分に得られないばかりか、かえって肌トラブルを招く原因となってしまいます。アフターケアで何をすればいいのか、意識すべきポイントもみていきましょう。

ピーリング後の保湿の重要性

ピーリングにより古い角質が除去されることで、肌のバリア機能が低下し、敏感であるとともに乾燥しやすい状態となります。ケアを怠りそのままの状態でいると、そこから肌トラブルを引き起こしてしまう可能性もあり、かえって逆効果になってしまうことも考えられます。ピーリングの後はしっかり保湿のケアをすることで肌の潤いを保ち、バリア機能を整えることが大切です。

理想的なスキンケア製品の選び方

ピーリング後はしっかりと化粧水や乳液、クリームなどで保湿することが大切です。肌が敏感な状態ですので、低刺激なもの、保湿力の高いアイテムを選ぶと良いでしょう。
椿クリニックではドクターセレクトのプラセンタシリーズを取り扱っています。肌に負担をかけることなく保湿をしっかり行うことができるのでピーリング後の肌に最適です。

紫外線対策の必要性とその方法

ピーリング後の肌は、前述したように古い角質除去によりバリア機能が低下し敏感な状態です。そのまま紫外線を浴びてしまうことは、シワやたるみの原因となるUVA波、シミやくすみの原因となるUVB波をより吸収してしまう状態にあり、肌の老化を加速させてしまう一因になりかねません。このことから、紫外線対策は非常に重要であるといえるのです。

具体的な紫外線対策としては、日焼け止めを塗ること、UVカット効果のある帽子や日傘を活用していくことです。紫外線は室内にいても窓から降り注ぐため、外出しない時も欠かさず使用することがおすすめです。ピーリング後の肌状態も考慮し、できる限り肌負担の少ないアイテムを選びましょう。

ピーリング後の肌の変化:正しい対応法

ピーリング後はどのような変化が起こるのでしょうか?皮がむける?乾燥するの?赤くなる?ダウンタイムを知ることで不安にならず治療を受けれますよね。ダウンタイムの期間や症状を知り正しい対処法も見ていきましょう。

ピーリング後の一時的な肌の反応

 ピーリング後は個人差はありますが、赤みや乾燥感、ひりつき感、ほてり感がみられますが、およそ当日~2,3日程度で落ち着きます。また人によっては薄く皮むけの状態になることもあります。一時的なニキビの悪化や肌荒れが起こることもあり、こちらはターンオーバーの正常化とともにみられる好転反応ともいわれます。ピーリング後の保湿ケアをしっかり行っていくことが大切です。

ざらざらになった時の注意点

肌のざらつきの大きな要因となるのは”角栓”と”乾燥”です。汚れを落そうと過剰なクレンジングや洗顔をしていないか、以下のことに注意していきましょう。

  • クレンジングで肌をゴシゴシこする
    クレンジングはメイクとなじむと指のすべりが良くなります。つい必要以上になじませてしまい、肌に負担をかけてしまうことが多いため気をつけましょう。また、肌をゴシゴシ強くこすると、乾燥しやすくなりますので力加減に注意しましょう。
  • 必要以上に何度も洗顔をする
    皮脂のベタつきが気になるからといって1日に何度も洗顔すると、必要なうるおいまで奪われてしまいます。肌がうるおいを守ろうとはたらくことで、皮脂分泌が過剰になることがあるので注意しましょう。
  • 角栓を押し出す
    無理やり指で角栓を押し出そうとすると、肌を傷め、さらには毛穴が開いてしまう原因になります。開いた毛穴には皮脂が余計につまりやすくなります。押し出すのはやめましょう。

これらの過剰なケアに注意するとともに、保湿ケアをしっかりすることが大切です。

参考資料:資生堂watashi+

ピーリングの効果を最大化する治療前のコツ

ピーリングをする際、角質が傷ついている状態だと、薬剤が必要以上に作用してしまい赤みや刺激感が強く出やすくなってしまいます。効果的に治療が実施できない可能性や、かえってトラブルにつながることもあります。治療するからには安全に、少しでも効果を得ていきたいですよね。ピーリング施術をする前に、以下のことに注意しましょう。

  • 過度な日焼けをしない
  • スクラブや剃毛、パックなど、刺激となることは前日には避ける
  • アダパレン、レチノイン酸、ベピオなど外用薬を使用している方は1週間前から中止する
  • ハイドロキノンは3日前より中止する

また、肌が荒れている状態や乾燥が強い場合にも薬剤の反応が強くでてしまうため、施術前からの保湿ケアがおすすめです。

アダパレン
アダパレン(英語: Adapalene)とは、レチノイド様の作用を有するナフトエ酸(ナフタレンカルボン酸)誘導体である。皮膚刺激性を改良した第三世代レチノイド[1]。日本では尋常性痤瘡(ニキビ)の外用薬としての推奨度は高い[2]。商品名ディフェリンは日本で2008年に承認。処方箋医薬品[3]。

引用:アダパレン – Wikipedia

レチノイン酸
レチノイン酸(レチノインさん、英: retinoic acid)は、ビタミンA(レチノール(英語版))の代謝物質で、成長や発達に必要なビタミンAの機能を媒介する。

引用:レチノイン酸 – Wikipedia

過酸化ベンゾイル
尋常性痤瘡(ニキビ)の治療に承認されている。21世紀になって抗菌薬(抗生物質)の長期使用による薬剤耐性菌の出現が問題となり、薬剤耐性の心配のない過酸化ベンゾイルの使用が推奨されるようになった[1]
2015年に、過酸化ベンゾイルのみのベピオ、抗菌薬クリンダマイシンとの合剤デュアックが日本で販売された[1]。もっとも欧米では、1960年代からニキビの治療に使用されていた[3]。また2016年にアダパレンと合剤のエピデュオが承認された[4]。

引用:過酸化ベンゾイル – Wikipedia

ピーリングのリスクと注意点

ピーリングには嬉しいメリットもたくさんありますが、薬剤を使用するため、それなりにリスクもあります。リスクも理解したうえで、施術を受けることが大切です。注意点もみていきましょう。

ピーリングのリスクと様々な肌質への適応性

ピーリング後の一時的変化として前述したように、治療後は赤み、ヒリつき、乾燥、熱感がみられることもあります。肌質や体質により、これらの症状が過度に出現してしまうこともあります。また水泡やかさぶたが生じるリスクもあるのです。

敏感肌や乾燥肌の方は、こういったリスクが生じやすく、かえって肌トラブルになりかねないため、注意が必要です。医師の診察をしっかり受け、適応性を判断してもらうことが大切です。

ピーリング後の肌の敏感さ

ピーリングで古い角質を剥がすと、バリア機能も低下するため、少しの刺激で赤みやかゆみが生じやすいといった敏感な状態になります。できる限り低刺激なアイテムでケアを行い、摩擦も極力避け、保護的に肌に触れるのが好ましいです。

ピーリングの過剰使用の影響と適切な頻度

ピーリングを過剰にしてしまうと、古い角質だけでなく必要な細胞までもが剥がれてしまい、かえって肌トラブルを招いてしまいます。ターンオーバーは過度に促進され、未熟な肌細胞が押し上げられてしまい、外的刺激に弱い敏感肌や水分保持力のない乾燥肌につながってしまいます。

ピーリングは2週間~1か月程度の頻度が適切です。自己判断せず、医師の指示に従って治療をすすめていくと良いでしょう。

肌のざらつきの原因と予防策

どうして肌のざらつきが出てきてしまうのか?その原因を知り、日々のケアで予防できるといいですよね。ここではポイントとなる生活習慣やスキンケアをあげていきます。

肌のざらつきが起こる主な理由

肌のざらつきが起こる主な理由は、前述したとおり”乾燥””ターンオーバーの乱れ””皮脂の過剰分泌による毛穴詰まり”です。

紫外線などの外的刺激や、偏った食生活による栄養不足、睡眠不足などは肌のターンオーバーにの乱れに大きく影響します。また、洗顔のしすぎやホルモンバランスの乱れ、糖質や脂質の過剰摂取は皮脂の過剰分泌につながります。

生活習慣による肌への影響

どれだけスキンケアを入念にしても、生活習慣が乱れているとなかなか肌トラブルは改善しません。生活習慣は健康だけでなく、美容にも大きく影響するのです。生活習慣がどう影響するのか、また美肌づくりのために、どのようなポイントを意識していけば良いのかみていきましょう。

睡眠

肌を作る細胞は睡眠中に作られます。とくに眠りに落ちた最初の3時間の間に訪れる”ノンレム睡眠(深い睡眠)”の時に、成長ホルモンが十分に分泌されると、肌のターンオーバーが活性化され、肌に良い影響をもたらします。深くぐっすり眠るために、睡眠の質を意識すると良いでしょう。具体的には、眠る1~2時間前に入浴する、肌触りの良いパジャマや寝具を使用する、寝る直前の飲食やテレビ・スマホなどの光を発する機器の使用を控えるなどです。

食事

過度のダイエットや偏った食事は、健康な肌づくりに必要な栄養素が不足してしまいます。便秘を防ぐ食物繊維や、ターンオーバーの働きを助けるビタミンやミネラルを補給できる食事を心がけると良いでしょう。

  • ビタミンB2(肌や粘膜の保護、皮脂分泌の調整など)…レバー・うなぎ・卵など
  • ビタミンB6(ターンオーバーの正常化)…レバー・かつお・まぐろ・にんにくなど
  • ビタミンC(抗酸化、コラーゲンの生成)…ブロッコリー、レモンなど
  • ビタミンA(肌や粘膜を正常に保つ)…レバー・うなぎ・人参・ほうれん草など
  • ビタミンE(抗酸化、血行促進)…アーモンド、アボカド・ツナ缶など
  • 鉄分(血液の材料となり酸素を全身に運ぶ)…レバー・あさり・しじみ・ひじきなど

運動

適度な運動は、すこやかな肌を維持するために大切です。その中でもおすすめはジョギングやウォーキングなどの有酸素運動です。血液の循環を促すことで、全身に必要な栄養や酸素が行き渡り、肌のターンオーバー正常化の助けとなります。また運動によりストレスが溜まりづらく、寝つきも良くなり、健康や美肌づくりに様々な効果をもたらしてくれます。

参考資料:資生堂 – 医肌研究所|肌荒れを治したい!生活習慣やスキンケアのポイントは?

予防としての日々のスキンケア

毎日のスキンケアで大切なことは、肌のバリア機能が保持できるよう、うるおいを保つこと、過度なケアで肌に刺激や負担を与えないことです。

洗顔をする時は、洗顔料をよく泡立てて優しく洗うようにし、摩擦によって肌が傷つかないようにしましょう。クレンジングでメイクを落す際もゴシゴシしがちなので注意が必要です。また必要以上に何度も洗顔をすると乾燥につながり、肌がうるおいを守ろうと過剰に皮脂を分泌してしまうため、避けましょう。汚れが残っても毛穴詰まりにつながりますが、洗浄力が強すぎても、必要なうるおいまで奪われてしまいます。また熱いお湯で洗い流すと、肌のうるおいを守る皮脂膜までとりのぞかれてしまうため、ぬるま湯を使用しましょう。水分を拭き取る際も、清潔なタオルで押し当てるように優しく触れるのもポイントです。

そして洗顔後は時間を空けず、すぐにたっぷりの化粧水で水分補給をし、乳液やクリームなどでフタをし、保湿しましょう。
 

まとめ

肌のざらつきは、ターンオーバーの乱れ、皮脂の毛穴づまり、乾燥が大きな要因です。ケミカルピーリングで古い角質を除去することで、肌のターンオーバーが整い、肌トラブルの生じにくい健康的な肌に近づきます。2週間~1か月の頻度で5回以上の治療を目安に継続し、医師と相談しながら進めていくのが良いでしょう。保湿、紫外線対策などのアフターケアをしっかり行うことも大切です。

また毎日の睡眠・食事・運動を改善することでも、肌のターンオーバーを整えていくことにつながり、肌のざらつき予防になります。日々のスキンケアや紫外線対策も美肌づくりの鍵になるのです。

椿クリニックでは、医師の診察のもと、その方の状態に合わせて薬剤を選びながらピーリング治療をすすめています。ぜひ椿クリニックにご相談ください。

この記事の監修医師

この記事の監修医師

医療法人社団 育麗会 理事長
椿クリニック 総院長

田邊 俊成

1957年12月30日に埼玉県に生まれる。昭和63年に埼玉医科大学を卒業後、皮膚科医としてのキャリアをスタート。その後、都内の大手美容外科にて技術指導医を務め、美容医療分野での深い経験と専門知識を持つ。

平成19年に独立し、愛知県名古屋市に美容皮膚科「はなえクリニック」を開設。その後、銀座、名古屋、心斎橋に展開する美容皮膚科「椿クリニック」の総医院長に就任。平成25年には医療法人社団育麗会を立ち上げ、都市部を中心に先進的な美容医療を提供している。

田邊先生のプロフィールはこちら

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