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顔のシワが多い原因は?少ない人との差とシワを目立ちにくくする方法

顔のシワが気になり頬に手を添える30代後半から40代の日本人女性。「顔のシワが多い原因は?少ない人との差とシワを目立ちにくくする方法」というタイトルの入った美容医療コラムのメインビジュアル。

この記事を読んでわかること

  • 顔のシワをセルフケアでなくせるのか
  • 顔にできるシワの種類と見分け方
  • シワが多い人と少ない人の差
  • 若いのに顔のシワが目立つ原因
  • 顔のシワを改善するセルフケアと美容医療

顔のシワを目立ちにくくするには、まず乾燥小じわ、表情ジワ、たるみによる溝など、シワの種類を見分けることが大切です。

乾燥による細かなシワは、保湿や紫外線対策によって目立ちにくくなることがあります。一方、無表情のときにも残る深いシワや、表情筋の動きによってできる表情ジワは、セルフケアだけでなく美容医療が選択肢となります。

また、同じ年齢でもシワが多い人と少ない人がいるのは、肌質だけでなく、紫外線を浴びてきた量、表情の癖、皮膚の厚さ、骨格や脂肪の変化などに差があるためです。

今回は、顔のシワが多くなる原因と、自分でできる対策、美容医療での改善方法をシワの種類別に解説していきます。

顔のシワをなくすには、まず種類と原因を見分ける

顔のシワの種類や原因を確認するように頬へ手を添える40代の日本人女性。

顔のシワを目立ちにくくするには、まずシワの種類と原因を見極めることが大切です。
まずは、気になっているシワがどの状態に近いかを確認してみましょう。

シワの状態主な原因セルフケア美容医療の例
乾燥時に細かく見える肌の水分・油分不足摩擦を避けながら保湿するスキンバイブ(ボライトXC)などの肌育注射
表情を作ると現れる表情筋の強い収縮乾燥・紫外線対策ボトックス
無表情でも線が残る紫外線、加齢、表情筋による皮膚の折り畳みが繰り返されたこと進行を防ぐケアが中心ボトックス、ヒアルロン酸注入など、肌状態に合わせた治療
ほうれい線などの深い溝たるみ、脂肪、骨格によるものセルフケアのみでは限界があるヒアルロン酸注入など

この表はあくまで目安です。実際には、乾燥小じわと表情じわが重なっていたり、たるみによる溝の周囲に細かなシワができていたりすることもあります。

ここからは、それぞれの特徴を詳しく見ていきます。

乾燥による小じわ・ちりめんじわ

目元や口元に現れる細かな線は、肌の乾燥による小じわの可能性があります。「ちりめんじわ」とも呼ばれるこのシワは、乾燥によって肌の表面のなめらかさが低下することで目立ちやすくなります。

目元は頬に比べると皮膚が薄く、皮脂が少ないため、乾燥の影響を受けやすい部分です。洗顔後や空気が乾燥する季節に目立ち、保湿すると一時的に薄く見える場合は、肌の水分や油分の不足が関係していると考えられます。

乾燥小じわには、化粧水で水分を補うだけでなく、乳液やクリームを重ねて水分の蒸発を防ぐことが大切です。

筋肉の動きによる表情じわ

表情じわは、笑う、眉を寄せる、目を細めるといった顔の動きに合わせて現れるシワです。

笑ったときの目尻、眉を上げたときの額、眉を寄せたときの眉間などに現れます。若い方にも見られますが、肌のハリや弾力が十分な場合は表情が動いたときのみ現れるため、さほど気にならないことが多いです。

しかし、長年肌が折りたたまれる状態が繰り返されたり、肌のハリが低下していたりすると、折り目が刻まれていき、無表情のときにも線が残るようになることがあります。

無表情でも残る刻まれたシワ

表情ジワが長期間繰り返されたり、紫外線の影響で肌の弾力が低下したり、加齢によって肌の土台が崩れていたりすると、皮膚が元の状態へ戻りにくくなります。その結果、表情を動かしていないときにも、額や眉間、目尻などに線が残るようになります。

刻まれたシワは、保湿によって肌表面を整えることで多少目立ちにくくはなりますが、根本的な改善にはなりません。そのため、刻まれたシワは、原因を見極め適切な治療を選択することが大切です。

たるみによって深く見える溝

ほうれい線や口角から下へ伸びるマリオネットラインは、一般的に「シワ」と呼ばれますが、顔の構造上できてしまう溝です。そのため、若い方でも見られることがありますが、年齢を重ね、皮膚弾力の低下や脂肪の下垂、骨格の変化などによってさらに濃く見えることがあります。

これらの溝は、単純な保湿ケアや表情筋トレーニングのみでは改善が難しく、原因に合わせたアプローチが必要です。そのため、しっかりと医師に原因を見てもらい、適切な治療を提案してもらうようにしましょう。

シワが多い人と少ない人の差は何?

左で目元や頬のシワを気にし、右で自然な肌印象を見せる40代の日本人女性の比較イメージ。

同じ年齢でも、顔にシワが多い人と少ない人がいますが、その差はスキンケアだけが原因ではありません。今までに浴びてきた紫外線の量や皮膚の厚み、表情のくせや骨格、喫煙習慣や食生活などによっても左右されます。

そのため、「シワが多いのはケアを怠ったから」と考える必要はありません。変えることが難しい部分と、これから対策できる部分を分けて考えていきましょう。

紫外線を浴びてきた量と乾燥しやすさの違い

シワの多さに関係する要因のひとつが、これまでに浴びてきた紫外線の量です。

長期間にわたって紫外線を浴びることで生じる皮膚の変化は、「光老化」と呼ばれます。紫外線によって肌の内部がダメージを受けると、肌のハリの維持に関係するコラーゲンやエラスチンが減少・劣化しやすくなります。これにより、シワが目立ちやすくなったりたるみにつながったりします。

紫外線が肌の表面と内部へ影響し、バリア機能の低下による乾燥とコラーゲン・エラスチンのダメージによって小ジワが生じる流れを示した肌構造の図解イラスト。

また、紫外線を浴びた肌は角質層のバリア機能が低下しやすく、肌の水分が逃げやすくなります。これにより肌の乾燥が進んでしまうと、目元や口元の細かなシワが目立ちやすい状況になってしまいます。

参照元:Molecular basis of skin photoaging and therapeutic interventions by plant-derived natural product ingredients: A comprehensive review – PMC

表情のくせや筋肉の動かし方の違い

普段の笑い方や眉の動かし方など、表情が動くときに働く表情筋の強さもシワの現れ方に関係します。

例えば

  • 目を開くときに眉を上げるくせがある
  • 考え事をするときに眉を寄せる
  • 笑ったときに目尻がくしゃっとなる

このような表情のくせや無意識の行動は、気づかないうちに肌にシワを刻んでしまう原因となっています。ただし、シワを作らないために笑わないようにする必要はありません。
気をつけたいのは、スマートフォンやパソコンの画面を見るときなどに、無意識に顔に力が入っている場合です。ふとしたときに眉間や額へ力が入っていないか確認し、気づいたら顔の力を抜くようにしましょう。

皮膚の厚さや骨格・脂肪のつき方の違い

皮膚の厚さ、骨格、脂肪のつき方によっても、シワのできにくさが変わります。

特に目元は皮膚が薄く、乾燥や表情の動きによる折れ目が目立ちやすい部分です。もともと皮膚が薄い方や目元がくぼみやすい方は、光の当たり方による影も加わり、実際よりシワが深く見えることがあります。

また、骨格や頬の脂肪量、脂肪の位置によっても、ほうれい線などの見え方は変わります。

骨格や皮膚の厚さ、脂肪量などは、スキンケアの有無によって決まるものではありません。生まれ持った特徴も関係しているため、無理にマッサージで変えようとせず、気になる場合は医師の診察を受け、何が原因でシワや溝ができているのかをを確認することがおすすめです。

喫煙や睡眠など生活習慣の違い

喫煙や睡眠不足、偏った食生活なども、肌の健康に影響する要因です。

【喫煙】

  • コラーゲンの分解が進みやすくなる
  • 肌へ酸素や栄養が届きにくくなる
  • 肌の修復力が低下しやすくなる
  • 口をすぼめる動作によって口周りに小じわができやすくなる

【睡眠不足】

  • 肌の修復が追いつきにくくなる

【偏った食生活】

  • 肌を作る材料が不足しやすくなる
  • 過度な食事制限もシワを目立たせることがある

ただし、「特定の食品を食べればシワが消える」「睡眠時間を増やせば深いシワがなくなる」というものではありません。
今の生活習慣の中で、肌に悪影響を与えているものを少しずつ減らしていくという意識を持つようにしましょう。

若いのに顔のシワが多いのはなぜ?

目尻の細かなシワを指で確認する日本人女性の目元アップ。

シワは加齢によって増えるイメージがありますが、20代や30代でも目立つことがあります。

若い人でもシワが多い場合、乾燥や表情の癖、紫外線、摩擦などが関係している可能性があります。また、生まれつきの皮膚の薄さや骨格によって、シワのような影が見えやすい方もいます。

「若いのにシワが多い」と感じても、必ずしも肌の老化が早く進んでいるとは限りません。シワが現れるタイミングや、保湿後に見え方が変わるかを確認してみましょう。

乾燥や紫外線によって細かなシワが目立っている

若くてシワが目立っている場合、

  • 洗浄力の強いクレンジングや洗顔料を使用する
  • 熱いお湯で顔を洗う
  • 洗顔した後、保湿までの時間が空く
  • 紫外線を長期間浴びてきた

このような習慣や過去のダメージが重なり、肌の水分や油分が失われやすい状態になっている可能性があります。

また、肌がベタつくからといって乳液やクリームを使用しないと、表面は皮脂が多くても、目元や口元だけ乾燥することがあります。

表情のくせによって同じ場所に線が寄っている

若い人でも、笑ったときや驚いたときにシワが現れるのは自然なことです。
ただし、目を開くときに額の筋肉を強く使う、スマートフォンを見るときに眉間へ力を入れるといったくせが続くと、いつも同じ場所に皮膚の折れ目ができます。

鏡を見るときは表情を作っていることが多いため、普段のくせには気づきにくいものです。話している様子を動画で確認したり、他人から指摘されて気づくことも。

シワをなくそうとして表情筋トレーニングを繰り返すと、部位によっては筋肉の動きが増え、かえって表情じわが目立つ可能性があります。表情の動きによってシワが目立っている場合は、まずは自分の表情のくせを確認することから始めてみましょう。

骨格や皮膚の薄さでシワが深く見えている

若いのにシワが多く見える方の中には、生まれつきの骨格や皮膚の特徴が関係している場合があります。

たとえば、目元がくぼみやすい方は、光の当たり方によって目の下に影ができ、細かなシワが深く見えることがあります。また、皮膚が薄い方は、表情を動かしたときの折れ目が目立ちやすいでしょう。

このような見え方は、スキンケアを怠ったために起きているわけではありません。

保湿を続けても変化がなく、無表情のときにもシワやくぼみが目立つ場合は、皮膚の乾燥以外が原因となっている可能性があります。自己流のマッサージを続ける前に、医師へ相談してみましょう。

顔のシワを目立ちにくくするセルフケア

鏡を見ながら目元にクリームをなじませる40代の日本人女性のセルフケア風景。

セルフケアだけで深いシワを消すことは難しいですが、適切なケアを続けることで目立ちにくくすることは可能です。
高価な化粧品を増やす前に、保湿、紫外線対策、洗顔やクレンジングの方法など、毎日の基本的なケアを見直してみましょう。

保湿で乾燥小じわを防ぐ

洗顔後や肌が乾燥したときに目立ち、保湿すると薄く見える細かなシワには、肌の水分と油分を補いバランスを整えるケアが向いています。

洗顔後は、できるだけ早く(理想としては5分以内に)化粧水で水分を補うようにしましょう。そのあとはすぐに、乳液やクリームで水分が蒸発しないように蓋をするように心がけましょう。

ただし、顔全体へ同じ量を塗る必要はありません。皮脂が出やすい額や鼻は油分は少なめにし水分をしっかりと、反対に乾燥しやすい目元や口元には水分・油分ともに丁寧になじませるなど、部位によって調整しましょう。

Tゾーンと乾燥しやすい目元・口元を色分けし、水分と油分の塗り分け方を示した顔のスキンケア図解イラスト。

ただし、丁寧にスキンケアをしても深いシワまでなくすことは難しく、保湿を続けても線が残る場合は、乾燥以外の原因が関係している可能性があります。

参照元:皮膚生理機能におよぼす気温,湿度,季節,および洗顔の影響

日焼け止めで紫外線による光老化を防ぐ

紫外線による光老化を防ぐには、日常的な紫外線対策が欠かせません。

外出時や屋外で活動をするときはもちろんのこと、通勤や買い物、洗濯物を干す時間など、短時間の外出でもしっかりと紫外線対策を行いましょう。屋内の窓際で作業する時も、窓ガラスを通過して入ってくる紫外線もあるため、紫外線対策は欠かせません。

過ごし方に合った日焼け止めを選び、汗をかいたときやタオルで拭いた後は塗り直すように意識しましょう。

生活シーン別にまとめた日焼け止めの選び方を表したイラスト。

日焼け止めに加えて、帽子や日傘、サングラスやUVカット機能の衣類などを組み合わせることも、肌へ届く紫外線を減らす方法のひとつです。

すでにできた深いシワが日焼け止めだけで改善するわけではありませんが、これからシワを増やさないためにも、光老化を予防することが大切です。

洗顔やクレンジングの摩擦を減らす

洗顔やクレンジングの摩擦を減らすことも、肌の乾燥や刺激を防ぐために大切です。

  • メイクを落とすときに強くこする
  • クレンジング剤を長時間肌へ乗せる、
  • タオルで水分を拭き取るときに擦る

このような動作はできるだけ避けるようにしましょう。

目元がかゆく、どうしてもこすってしまう場合や、赤みなどが続くときは、肌への触れ方を意識しつつ、まずは皮膚科へ相談することも大切です。

顔のシワを改善する美容医療

顔のシワについて医師から説明を受け、頬に手を添えながら相談する40代の日本人女性。

セルフケアを続けてもシワが残る場合は、美容医療による治療が選択肢となります。

施術・治療方法向いているシワ・悩み主な作用
ボトックス額・眉間・目尻など、表情を作ったときに現れるシワ表情筋の強い収縮を抑え、皮膚の折れ込みを弱める
ヒアルロン酸注入無表情でも残る深いシワ、ほうれい線、マリオネットライン、顔のボリューム不足へこみやボリューム不足を内側から補い、溝を目立ちにくくする
ボライトXC乾燥小じわ、肌のハリ不足、顔や首の細かなシワ皮膚の保水性や弾力性を高め、小じわなどの表面のへこみを改善する
組み合わせ治療表情筋の動き、深い折り目、乾燥、たるみなど複数の原因が重なるシワ原因ごとに異なる施術を組み合わせ、顔全体のバランスを整える

施術ごとに適したシワや作用が異なるため、まずはシワの原因を確認することが大切です。ここからは、それぞれの治療について詳しく解説していきます。

表情ジワにはボトックス

ボトックス注射は、筋肉の動きによって現れる表情ジワの改善を目指す治療です。

額や眉間、目尻などへ注入し、表情筋の強い収縮を一時的にゆるめます。表情筋が動くことによって生まれる皮膚の折り畳みも軽減されるため、表情を作ったときのシワが目立ちにくくなります。注入する位置や量が適切であれば、表情が作りにくくなるということはありません。

ただし、注入量が多すぎたり、注入する位置が適切でなかったりすると、表情の違和感や左右差、眉やまぶたの重さを感じることがあるため、信頼できる医師に施術を任せることが大切になります。

施術後には、赤み、腫れ、痛み、内出血などが生じる可能性がありますが、ほとんどの場合1〜2週間ほどで自然に軽減します。顔全体の表情筋の動きを確認し、自然な表情を残せるように施術してもらうようにしましょう。

参照元:・A型ボツリヌス毒素製剤の使用にあたっての留意事項について(◆平成22年10月27日薬食審査発第1027001号)

深いシワや溝にはヒアルロン酸注入

ヒアルロン酸注入は、皮膚のへこみや顔のボリューム不足を補う治療です。そのため、無表情のときにも残る刻まれた深いシワや、ほうれい線、マリオネットラインなどに適しています。

シワのへこみ自体をヒアルロン酸で平らに持ち上げる方法から、ボリュームを失ったことで皮膚がたるみ溝ができている場合のボリュームの補充まで、シワの原因に合わせて使い分けます。そのため、ほうれい線があるからといって、溝の部分だけへ注入すればよいとは限らず、顔全体のバランスを見ながら注入位置を決めることが重要になります。

ほうれい線のへこみを平らに持ち上げる注入と、こめかみや頬のボリューム補充によって顔全体のバランスを整える注入の違いを、1つの顔で左右比較した美容医療の図解イラスト。

施術後には、赤み、腫れ、痛み、内出血、むくみ、凹凸などが生じることがあります。また、ヒアルロン酸製剤は血管内へ誤って入ると、血管閉塞、虚血、組織障害などにつながる可能性があります。

知識と経験のある医師のもとで施術を受け、強い痛みや皮膚の色の変化が見られた場合は、すぐにクリニックへ連絡するようにしましょう。

乾燥小じわや肌のハリ不足には肌育治療

肌育治療にはいくつか種類がありますが、肌の保水性や弾力性の改善、小じわなどの表面のなめらかさの回復などを目的として、皮膚へアプローチする製剤です。

治療主な成分・施術方法向いている悩み治療の特徴
スキンバイブ(ボライトXC)柔らかいヒアルロン酸製剤を皮膚の浅い層へ注入乾燥、小じわ、毛穴の開き、ハリ・艶不足、首の横ジワ肌の保水性や弾力を高め、内側から潤いやキメを整える肌質改善治療
スネコス注射非架橋ヒアルロン酸とアミノ酸を皮膚の浅い層へ注入目元や口元の小じわ、ハリ・弾力不足、乾燥、目の下のクマコラーゲンやエラスチンの生成を促し、顔を大きく膨らませずに自然なハリを目指す治療
ジャルプロスーパーハイドロヒアルロン酸・アミノ酸・ペプチドを、肌を支える部分へ注入頬やフェイスラインのたるみ、口元のもたつき、ハリ・弾力不足、小じわ真皮層や肌を支えるリガメントへ働きかけ、肌の土台から引き締めや立体感を整える治療
マッサージピールTCA、低濃度過酸化水素、コウジ酸を含む製剤を、マッサージしながら塗布ちりめんジワ、ハリ・弾力不足、毛穴、くすみ、首や手のシワ注射を使わず、皮膚を大きく剥離させずにコラーゲンの生成を促す治療

同じ小じわやハリ不足でも、乾燥が強いのか、皮膚の弾力が低下しているのか、たるみが重なっているのかによって、適した治療は異なります。肌の状態や希望する仕上がりを医師に相談し、自分に合った方法を選ぶことが大切です。

肌育治療に関してはこちらのコラムでも詳しく解説しておりますので、併せてご覧ください。

原因が重なる場合は組み合わせて治療する

顔のシワは、表情筋の動き、皮膚の乾燥、ボリューム不足、たるみなど、複数の原因が重なって起きていることがあります。

たとえば、眉間のシワに表情筋の強い収縮と刻まれた折れ目の両方がある場合は、ボトックスで表情筋の動きを抑えたうえで、刻まれた線に対する治療を検討することがあります。

また、ほうれい線が深く見えていても、主な原因が頬のボリューム低下やたるみであれば、溝だけを埋める治療が適しているとは限りません。

複数の施術を受ければ、必ず仕上がりがよくなるわけではありませんが、顔全体の状態を確認し、必要な治療から段階的に進めることが大切です。

まとめ

顔のシワには、乾燥による小じわ、表情筋の動きで現れる表情ジワ、無表情でも残る深いシワ、たるみやボリューム不足によって目立つ溝などがあります。
また、同じ年齢でもシワが多い人と少ない人がいるのは、今までに紫外線を浴びてきた量や肌の乾燥のしやすさ、表情のくせ、皮膚の厚さ、骨格、脂肪のつき方、生活習慣などに違いがあるためです。
若い方でも乾燥や紫外線、摩擦、表情の繰り返しによって、目元や口元の細かなシワが目立つことがあります。シワは見た目が似ていても原因は異なるため、まずは自分のシワがどの種類に当てはまるのかを見分けることが大切です。

椿クリニックでは、お客様のお顔の状態や表情の動き、肌質を確認し、シワの原因に合わせた治療をご提案しています。どの施術が合うか分からない方や、セルフケアで改善しないシワにお悩みの方も、まずはお気軽にカウンセリングでご相談ください。

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生田茜

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よくあるご質問

肌が薄い人は何が原因ですか?

肌が薄い原因には、加齢や、クレンジングやピーリングのやり過ぎ等の過剰なスキンケア、紫外線ダメージ、乾燥によるバリア機能の低下、遺伝などが考えられます。ストレスやホルモンバランスの乱れも影響を与える要因です。

皮膚の水分を増やすにはどうしたらいいですか?

皮膚の水分を増やすには、セラミドやヒアルロン酸、NMFなどの保湿成分を含むスキンケアを取り入れることが有効です。紫外線対策や水分摂取も大切です。医療では、ヒアルロン酸1グラムで約6リットルの水を保持することができるという性質を活かし、肌の保水機能をアップさせる「ボライトXC」でアプローチが可能です。

肌のキメが細かい人の特徴は?

肌のキメが細かい人は、毛穴が引き締まっており、角質層が均一に整って、水分と油分のバランスが良好な状態にあります。肌表面がなめらかで透明感があり、化粧ノリも良いのが特徴です。

顔の中で皮膚が薄いのはどの部分ですか?

顔の中で最も皮膚が薄いのは、目の周り、特にまぶたと目の下、さらに口の周りです。刺激や紫外線の影響を受けて乾燥しやすく、老化サインも出やすい部分です。

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この記事の監修医師

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医療法人社団 育麗会 理事長
椿クリニック 総院長

田邊 俊成

1957年12月30日に埼玉県に生まれる。昭和63年に埼玉医科大学を卒業後、皮膚科医としてのキャリアをスタート。その後、都内の大手美容外科にて技術指導医を務め、美容医療分野での深い経験と専門知識を持つ。

平成19年に独立し、愛知県名古屋市に美容皮膚科「はなえクリニック」を開設。その後、銀座、名古屋、心斎橋に展開する美容皮膚科「椿クリニック」の総医院長に就任。平成25年には医療法人社団育麗会を立ち上げ、都市部を中心に先進的な美容医療を提供している。

田邊先生のプロフィールはこちら

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