古い角質を落とし、肌をきれいにします。
でも中には、「ケミカルピーリングは効果ない」と感じる人も……。
このページではケミカルピーリングの効果が得られないケースや、ケミカルピーリングの仕組みについて解説いたします。
古い角質を落とし、肌をきれいにします。
でも中には、「ケミカルピーリングは効果ない」と感じる人も……。
このページではケミカルピーリングの効果が得られないケースや、ケミカルピーリングの仕組みについて解説いたします。
目次
ケミカルピーリングの効果がない理由として考えられるケースを紹介いたします。
まず、クリニックではなく自宅でできるセルフケミカルピーリングは、効果が感じられないケースも多いと思われます。
ケミカルピーリングに使用する薬剤と違い、自宅用のピーリング剤は濃度が低く、効果はかなりマイルドです。
適切に使えていない場合はさらに効果が落ちます。
「適切に使えていない場合」で多いのは「やりすぎ」です。使用する頻度が高すぎる、長時間放置しすぎている、などの「ケミカルピーリングをやりすぎる」ケースですね。
かえって肌荒れを起こしてしまい、「ケミカルピーリングは効果ない」と結論づけてしまうことがあります。
次に、エステでのケミカルピーリングについても考えてみましょう。
医療機関で扱える薬剤とエステで扱える薬剤はまったく異なります。
ケミカルピーリングの薬剤の中には劇物指定されて濃度が厳しく規制されているものもあります。
自宅用のピーリング剤と同様、エステでも医療レベルの薬剤は使えません。
そのため、どうしても効果は劣ります。
中には(違法ですが)高濃度のピーリング剤を使用しているエステもありますが、万が一肌トラブルが起こった場合でもエステでは治療ができません。
効果が無いどころか逆に肌がボロボロになってしまった、という事故は避けていただきたいので、やはりケミカルピーリングは、医療機関で受けるべきだと言えるでしょう。
クリニックで受けたケミカルピーリングで効果がないと感じる方もいますが、ダウンタイム症状が強めに出てしまっただけということがあります。
ケミカルピーリングは美容医療の初心者の方にもおすすめの基本的なメニューで安全性も高いのですが、赤みや熱感、ひりひり感などが出る場合があります。
たいていは数時間で落ち着くのですが、2~3日続くことも。
ダウンタイム症状が落ち着くのに時間がかかると、「ケミカルピーリングは効果ないどころか全然よくない」と考えたくなってしまうかもしれません。
ダウンタイム症状がなかなか落ち着かない場合は、施術を受けたクリニックに連絡して相談することをおすすめします。
ケミカルピーリングとは、薬剤を肌に塗ることで古い角質を取り除く治療です。
古い角質を取り除いて肌のターンオーバーを整え、肌をきれいにしていくことができます。
ニキビ・ニキビ跡・毛穴の開きや黒ずみ・軽い色素沈着・乾燥や小じわなどなど、あらゆるお肌の悩みに効果があります。
肌を整えていくのがメインのためすぐにニキビ跡が消える、といった劇的な効果はありませんが、肌自体の力を引き出すようなイメージです。
ケミカルピーリングを受けたあとは肌がツルツル・モチモチになり、ハリや透明感も出ますよ。
卵の殻をむいたような、ツルンとした肌が手に入ります。
ケミカルピーリングは使用するピーリング剤によって得られる効果が異なります。
椿クリニックでは3種類のピーリング剤を扱っており、患者様のお肌の状態に合わせた薬剤を使用しています。
グリコール酸ピーリングはピーリング剤としての歴史も古く、長く使われてきた定番の薬剤です。
グリコール酸は2016年に劇物指定されており、エステや市販の化粧品としては取り扱いがかなり難しくなりました(もちろん適切に扱えば安全です)。
ニキビ・ニキビ跡の治療にもおすすめのピーリング剤です。
ケミカルピーリングの中ではマイルドなピーリング剤ですが、保湿や美白に効果があります。
ケミカルピーリングでは肌がピリピリすることがありますが、乳酸ピーリングではピリピリ感を感じにくいです。
刺激が苦手な方や皮膚の薄い方におすすめのピーリング剤です。
サリチル酸自体は古くから使われてきましたが、「サリチル酸マクロゴール」は、マクロゴールという基材を加えることで安全性を高めたピーリング剤です。
ピーリング力は高く、施術直後から効果を実感していただけると思います。
「ピーリング」や「ピール」と呼ばれる治療はほかにもあります。
ケミカルピーリングはピーリングの一種で、ほかにも「マシンピーリング」や「浸透型ピーリング」があるのです。
ケミカルピーリング(剥離型ピーリング) | マシンピーリング | 浸透型ピーリング |
---|---|---|
薬剤で古い角質を落として肌をきれいにする | レーザーなどマシンの力を使ってピーリングをする | 薬剤を浸透させることで肌をきれいにする |
グリコール酸ピーリング乳酸ピーリングサリチル酸ピーリングなど | レーザーピーリング(カーボンピーリング)ハイドラフェイシャルなど | マッサージピールミラノピールなど |
マシンピーリングはその名の通りマシンを使ったピーリングのことで、レーザーピーリングやハイドラフェイシャルなどが該当します。
椿クリニックでは「カーボンピーリング」というレーザーピーリングをおこなっています。
ケミカルピーリングより金額は高くなってしまうのですが、効果も高いのが特徴です。微粒子のカーボンとレーザーの力で肌をきれいにします。
浸透型ピーリングとは薬剤を肌に浸透させることで肌をきれいにしていくというものです。
(これに対し、従来のケミカルピーリングは「剥離型ピーリング」とも言われます。)
浸透型ピーリングにはミラノピールやマッサージピールがあります。
椿クリニックではマッサージピールをおこなっています。
マッサージピールは、マッサージしながら薬剤を浸透させていくのでマッサージピールと呼ばれ、別名はコラーゲンピールとも言われます。
浸透型ピーリングはフェイシャルエステ感覚で受けられるため、「剥がす系」や「レーザー」などより、もっとマイルドな治療を希望する方にはおすすめです。
ピーリングにはいろんな種類があります。
ケミカルピーリングだけでも使用する薬剤によって違いがありますし、セルフケミカルピーリングやエステのピーリングまで合わせると数多くの選択肢がありますよね。
おすすめはやはりクリニックでのピーリングです。
カーボンピーリングやマッサージピールも含め、どのピーリングが合うかはぜひカウンセリングにてご相談ください。
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よくあるご質問
施術後赤み・ヒリヒリ感・ほてり感・熱感などを感じる事があります。数日後、乾燥やニキビの増悪が一時的に表れる事もありますが通常は2~3日で軽快していきます。
ケミカルピーリングはニキビに適した治療なので問題はありません。ただ、炎症が強く出ているニキビや化膿しているニキビの場合は医師の診察により、治療が受けられない場合もあります。
古い角質を取り除き、同時に毛穴の詰まりを解消していきます。またコラーゲンの生成も活発になるため肌のハリと弾力がよみがえり毛穴が目立ちにくくなります。
赤みや色素沈着の軽度のニキビ跡に効果的です。デコボコとした凹凸のあるクレーターやケロイドになっているニキビ跡には適しておらず、ダーマペン治療がおススメです。
ピーリング後の肌は乾燥しやすいため、保湿が十分でないと皮脂の分泌量が増えニキビが悪化してしまします。また、肌表面に現れれていなかったニキビがピーリングにより出てくるため、ニキビが増えたように感じる事があります。
肌の角質を取るため、1回でも手触りや化粧ノリの違いに気づく事ができますが、シミやニキビを軽減させていくためには5回前後で効果の実感をすることができます。