このようなざらつき肌は、なぜ起こってしまうのでしょうか。
今回はざらつき肌をなくして、つるすべ肌を手に入れたいすべての方に知っておいてほしい情報をまとめています。ぜひ最後までご覧ください。
ざらつき、べたつき肌にさようなら!つるすべ肌を手に入れるには
目次
ざらつき肌の原因とは
肌のざらつきや毛穴のゴワつきは、顔や頬、鼻、おでこなどに悩みをもたらします。特に、乾燥や日焼けなどによる肌の水分量の低下は、過剰な皮脂分泌やターンオーバーの乱れにつながり、滑らかな肌質を損なう原因に。
まずはざらつき肌になってしまう代表的な原因について紹介します。
水分量の低下
肌の乾燥が目立っている方は、水分量が低下しているかもしれません。
水分が適切に保たれている肌は、ふっくらとしたハリがあります。
しかし、肌の水分が少なくなると、どうしてもカサつきやゴワつきを感じやすくなってしまいます。
皮脂による毛穴の詰まり
ベタベタとしたオイリー肌が気になる方は、過剰な皮脂による毛穴の詰まりが起こっているかもしれません。
毛穴の詰まりがあると、どうしてもざらざらとした肌触りになってしまいがちです。
開いてしまった毛穴があるときには、皮脂を洗顔などで除去しても毛穴を埋めるためにさらに皮脂が分泌されてしまうかもしれません。
ターンオーバーの乱れ
季節の変わり目などにざらつき肌が目立つようなときには、肌のターンオーバーが乱れているのかもしれません。
正常なターンオーバーでは、角質といった肌の老廃物が規則正しく排出されるため、つるすべ肌を保ちやすくなります。
しかし、ターンオーバーが乱れてしまうと不規則に角質が剥がれてしまうためどうしてもざらつき肌になりやすいのです。
ざらつき肌のケア
ざらつき肌のスキンケアで重要なのは、擦らず優しく肌に触れることや、サリチル酸などの定期的な角質ケアと入念な保湿を行うことです。また、肌の健康を維持するビタミン類を摂取することなども重要になります。これにより、ざらつき肌は徐々になめらかに改善され、健やかな肌状態を取り戻せます。
肌状態が気になるときには、丁寧に肌をケアしてみましょう。
ここからは、自宅でできるオススメのスキンケアについてご紹介します。
やさしい洗顔
乾燥やオイリー肌が気になるときには、やさしい洗顔方法を試してみましょう。
- まずは洗顔料をしっかりと泡立ててから、Tゾーンや口周りなど乾燥やべたつきが気になる部分に泡をまんべんなく広げましょう。指の腹でくるくると動かすようにするとよいでしょう。
- 頬の部分は、でこぼこがないので少しの泡だけでも洗いやすい部分です。
泡をさっと広げるようにして短時間で洗うとよいでしょう。
時間をかけすぎると、肌に過度な刺激となってしまいます。頬の部分は洗いすぎないように注意しましょう。 - 洗い残しがないように、顔のラインを指で挟みフェイスラインをしっかり洗っていきましょう。
- ぬるま湯を手のひらに受けてから顔を洗っていきましょう。
タオルを使うときには、力を入れてこすらずに、軽く押さえるようにして肌についた水分を拭き取りましょう。
ビタミン類の摂取
不規則な食生活が続いているときには、サプリメントなどで不足しがちな栄養素を補給するように努めてみましょう。
ざらつき肌が気になるときには、ビタミンB2やB6などのビタミン類を積極的に摂取するのがオススメです。特にビタミンB2には肌のターンオーバーをサポートしたり肌細胞の再生を促し滑らかな整った肌を作り出してくれる働きがあります。
つるすべ肌を目指すには
自宅でのケアが面倒なときには、専門的なケアもオススメです。
当院では、お顔のピーリングはもちろん、ボディピーリングもおこなっています。
ピーリングとは
薬剤を肌に塗ることで、肌に溜まった古い角質を取り除くという施術です。
当院では、理想的なつるすべ肌を目指したい方のために気になる部分を確認したうえで、3種類の薬剤から一人ひとりに合わせた施術方法を提案しています。
ざらつき肌はもちろん、肌のくすみなど美白・美肌に興味がある方にもオススメの施術です。
マッサージピールでコラーゲンの生成も
マッサージピールはケミカルピーリングのように肌表面のくすみやざらつきを改善すると同時に、真皮層のコラーゲンを生成する部分にも働きかけるため、肌のハリも得ることができる治療です。
年齢とともに減少していくコラーゲンを補う働きもしてくれるため、ざらつきに加え肌のハリがなくなってきたなと感じる方にはマッサージピールがおすすめです。
ヒアルロン酸のボライトで肌質改善
アラガン社製のジュビダームボライトは、従来のヒアルロン酸と違い、肌のごく浅い部分に点で面を作るイメージで注入していきます。ヒアルロン酸が持っている保水力を利用し、乾燥肌の改善や毛穴・ざらつきの改善、小ジワの改善など様々な効果が期待できる治療です。
一度の治療で約9ヵ月間効果が持続します。
二の腕や太ももに多い鮫肌の原因とは
鮫肌と言われる毛孔性苔癬は二の腕や太ももなどに多く見られ、時に美容の観点では悩みの種となることもあります。そんな鮫肌について解説していきます。
どうして鮫肌になるの?
肌を触った時に鮫の皮のようなザラザラ・ブツブツとした感触の肌でお悩みの方も多いかと思います。
前述したざらつき肌の原因とは別に、不要な角質が毛穴に溜まることで盛り上がって凸凹した状態になる角化症の可能性があります。毛孔性苔癬や毛孔性角化症と呼ばれます。
遺伝的な皮膚の質、アトピー皮膚、乾燥肌や肥満などが関与しているとも言われています。
鮫肌を治す方法は?
鮫肌と言われる毛孔性苔癬は健康上の問題はなく、思春期で増加する傾向が見られますが、20代から快方に向かい30代ではほぼ治ることが多い皮膚症状です。しかし、美容上の観点から皮膚科で治療する人も多いと言われています。
毛孔性苔癬は不要な角質が溜まることが原因のため、ケミカルピーリングが主な治療法となります。また、不要な角質を排出するために肌のターンオーバーを正常に保つことでも軽快するため、日頃の保湿も重要です。
鮫肌は遺伝するの?
前述したように鮫肌と言われる毛孔性苔癬は遺伝によって起こる皮膚症状です。
しかし、極めてありふれた疾患のため診断は簡単で、それに対する治療もあります。
また、日常でのケアもしやすく、乾燥・摩擦に気を付けしっかりと保湿しターンオーバーを正常にしておくことで自然に治っていくこともあります。
まとめ
ざらつき肌は、主に「水分量の低下」「皮脂による毛穴の詰まり」「ターンオーバーの乱れ」が原因で起こります。
ご自宅ではやさしい洗顔やビタミン類の摂取などでケアするのがオススメです。
また、鮫肌と言われる毛孔性苔癬は自然に軽快していくことがほとんどですが、ケミカルピーリングで治療することもできます。
ご自宅では解決できないようなざらつき肌でお悩みのときには、当院でぜひボディピーリングやケミカルピーリング、ジュビダームボライトを、毛孔性苔癬にはボディーピーリングをお試しください。
よくあるご質問
美容皮膚科でのピーリングやレーザー治療、自宅でピーリング効果のある洗顔を使用することで肌のザラつきを解消させることは可能です。ターンオーバーを正常化することが大切です。
まずは丁寧な洗顔・保湿を心がけましょう。肌のバリア機能を高めターンオーバーを正常に戻すことが必要です。ターンオーバーを正常に戻すにはピーリングがおすすめです。
肌がざらつく原因はいくつかあり、原因がターをンオーバーの乱れの場合は、ピーリングなどで古い角質を除去しましょう。乾燥が原因の場合はしっかり保湿を心がけキメを整えましょう。皮脂の過剰分泌で起こる白ニキビが原因の場合はメイク落としをきちんと行い、洗顔・保湿を心掛けましょう。生活習慣の見直しも大切です。
ターンオーバーの乱れ・ホルモンバランスの乱れ・前髪などによる刺激が原因の場合は、なるべく前髪がおでこにかからないように調節する。ピーリングなどで肌のターンオーバーを整える。バランスの良い食事に気を付け生活習慣に気を付けましょう。