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肌の赤みはなぜ起こる?敏感肌でひりつく時の確認事項と原因別の対策

白いブラウスを着た長い暗髪の女性が、明るい白系の空間で頬に手を添え、肌の赤みを確認している。「肌の赤みはなぜ起こる?敏感肌でひりつく時の確認事項と原因別の対策」というタイトルの入った美容医療コラムのメインビジュアル

この記事を読んでわかること

  • 肌の赤みが起こる主な原因
  • 敏感肌でスキンケアがヒリつく時の確認事項
  • スキンケアを増やして赤みが悪目立ちする理由
  • 赤みの原因に合わせた美容クリニックでの治療方法
  • 日常生活やスキンケアで気をつけたい赤み対策

肌の赤みを目立ちにくくしたいと思ってスキンケアを見直したものの、化粧水や美容液を塗った時にひりつく、赤みが悪目立ちする、と感じている方もいるのではないでしょうか。敏感肌の方は、肌のバリア機能が乱れている時に、普段は問題なく使えていたスキンケアでも刺激を感じることがあります。

赤みやひりつきがある時は、やみくもにアイテムを増やすのではなく、まずは「どのタイミングでひりつくのか」「赤みがどのくらい続くのか」「かゆみや皮むけを伴うのか」を確認することが大切です。合わないスキンケアを使い続けたり、摩擦の多いケアを続けたりすると、赤みが長引くこともあります。

このコラムでは、肌の赤みが起こる主な原因に加えて、敏感肌でひりつく時の確認事項、スキンケアの見直し方、原因別に選びたい治療法まで解説していきます。

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1 肌の赤みを消したい敏感肌の方へ|スキンケアでひりつく時の確認事項

白いブラウスを着た長い暗髪の女性が、明るい白系の洗面スペースで頬に手を添え、肌の赤みを確認している。

肌の赤みを目立ちにくくしたいと思い、無理に多くのスキンケアアイテムを重ねてしまうと、特に敏感肌の方や肌のバリア機能が乱れている方は、ひりつきやほてりを感じることがあります。

その場合、「肌に合っているはずだから」と使い続けるのではなく、いつから・どの程度の・どのような症状が出ているのかを振り返ることが大切です。いつまで赤みが続くのかによっても、見直すべきポイントは変わります。

ここでは、スキンケアでひりつく時に確認したい肌の変化を解説していきます。肌の赤みを早く消したい時ほど、アイテムを増やすのではなく、まずは肌から出ているサインを確認することが重要です。

化粧水や美容液をつけた直後にひりつく場合

化粧水や美容液をつけた直後にひりひりとした刺激を感じる場合、洗顔による摩擦や、角質層の乾燥・バリア機能の乱れなどが関係している可能性があります。また、アイテムにアルコールやビタミンCなどの成分が含まれていると、いつも使っているスキンケアアイテムでも刺激を感じることがあります。

まず確認したいのは、

  • ひりつきが落ち着くまでの時間
  • 赤みや痛みを伴って続くのか

という点です。一時的な刺激ですぐに落ち着く場合でも、毎回同じアイテムで刺激を感じる場合は、肌に負担がかかっているサインかもしれません。

さらに、洗顔時やタオルで拭き取る際にごしごしと擦るくせがあったり、強くパッティングしながら化粧水を馴染ませている場合も、赤みやひりつきが出やすくなります。この場合は、成分そのものの刺激ではないため、力加減や擦らないことを意識しながら、スキンケアを行うように見直してみましょう。

ひりつきがある時は、まず新しく追加したアイテムを一度控え、シンプルな保湿に戻して様子を見ることが大切です。

スキンケア後、数時間たっても赤みやほてりが続く場合

スキンケアをした直後だけでなく、数時間たっても赤みやほてりが続く場合は、肌が繰り返し刺激を受けて敏感になっている可能性があります。

この場合は、スキンケアを行った時だけを見るのではなく、その前後の流れや普段の肌への触れ方などを確認することが大切です。たとえば、

  • クレンジングを1分以上なじませたまま放置していないか
  • 洗顔時に指が肌に直接触れていないか
  • すすぎの時に熱めのお湯(39度程度以上)を使っていないか
  • タオルで水分を拭き取る時にこすっていないか

などを見直してみましょう。

赤みやほてりが続く時は、「どのアイテムが刺激になっているのか」だけでなく、肌に触れる回数や汚れを落とすケアまで含めて確認すると、赤みが悪目立ちするきっかけに気づきやすくなります。

翌朝も赤み・かゆみ・皮むけが残る場合

スキンケアをした翌朝になっても赤み、かゆみ、皮むけ、ひりつきが残っている場合は、肌に負担がかかっている状態が続いている可能性があります。

翌朝まで症状が残る時は、赤みを隠そうとしてメイクを重ねるよりも、まずは肌を休ませることを優先しましょう。外出時の肌の保護も、ウォータープルーフなどの落としにくいケア用品は避け、肌に優しく落としやすいものを選び、帰宅後はこすらずに落とすことが大切です。

また、赤みやかゆみ、皮むけが続く場合は、自己判断でスキンケアを増やさないようにしましょう。症状が強い場合や、数日たっても落ち着かない場合は、すぐに医師に相談することをおすすめします。

相談する際は、

  • いつから赤みが出たのか
  • どの化粧品を使った後に症状が出たのか
  • 翌朝に残った症状は何か

などを整理しておくと診察時に伝えやすくなります。使用した化粧品の名前や成分表示が分かるものを持参すると、肌状態に合った対処法を考えやすくなります。

肌の赤みの原因とは

白いブラウスを着た長い暗髪の女性が、明るい白系の洗面スペースで鏡を見ながら頬の赤みを指で確認している。

肌の赤みの原因には、毛細血管が関係しているものや繰り返す炎症によるものなど様々です。そのため、原因に合った治療法やケアは異なるため、自分の赤みがどのタイプに近いのかを知ることが改善への近道になります。

血管の拡張による赤ら顔とは

赤ら顔とは、毛細血管が拡張して血管が肌の表面に赤く浮き上がってしまう症状のこと。毛細血管拡張症ともいいます。
人によって毛細血管拡張症のタイプは異なり、血管が確認できない程度の方もいれば、肌表面に血管が線状に浮き出て見えるタイプの方もいます。毛細血管が多くある鼻や頬周りで、症状を認められることが多いです。
毛細血管が拡張する主な原因は、繰り返す炎症によるものです。炎症が起こると、免疫細胞の移動の促進や、損傷した組織の修復に必要な栄養素と酸素を供給するために、血管が拡張します。体の防御メカニズムのひとつで自然な反応ですが、炎症が繰り返されることで、赤ら顔としての印象が強くなりやすくなります。
毛細血管拡張症は、色白の人や皮膚が薄い人に表れやすく、生まれつきの要因があることも特徴です。また、温度差や精神的影響によっても赤みがでるので、緊張していたり飲酒していたりするとより症状が強く出る傾向があります。

参照元:尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン 2023

ニキビ跡から生じる赤み

ニキビができると毛穴の中や周辺で炎症が起こり、その部分を修復しようとして毛細血管が集まりやすくなります。その影響で、ニキビが治った後でも赤みが残ってしまうことがあり、これが「ニキビ跡の赤み」の原因です。

ニキビができて炎症が起きると、そのダメージから皮膚を守るために毛細血管がニキビ跡に集中して、うっ血することがあります。
また、ニキビ跡によっては、まだ炎症していることで赤みが続いていることもあります。
ニキビ跡の赤みを残さない・長引かせないためには、ニキビの悪化を抑えることが重要ですが、ニキビのできにくい肌に整えることも大切です。

摩擦や乾燥、合わないスキンケアによる赤み

肌の赤みは、摩擦や乾燥、肌に合わないスキンケアによって目立つこともあります。特に敏感肌の方は、肌を守るバリア機能が乱れやすく、普段は問題なく使えていた化粧水や美容液でもひりつきを感じる場合があります。

洗顔時にこする、クレンジングを長くなじませる、熱いお湯ですすぐ、化粧水を何度も重ねづけするといった習慣は、肌への刺激につながることがあります。赤みを早く消したいと思ってスキンケアを増やしても、肌に触れる回数が増えることで、かえって赤みが悪目立ちしてしまうこともあります。

このような赤みは、毛細血管拡張症やニキビ跡の赤みとは異なり、日々のケア方法が影響しているケースも少なくありません。赤みやひりつきが続く場合は、使用しているアイテムだけでなく、洗い方・塗り方・肌に触れる回数まで見直すことが大切です。

肌の赤みの原因別治療

白いブラウスを着た長い暗髪の女性が、白衣の医師と向かい合ってテーブルに座り、タブレットに表示された肌の画像を見ながら説明を受けている。

赤みの原因がわかったところで、ここからは赤みに対する治療方法について、原因別に解説していきます。

赤ら顔に対する治療法

毛細血管が拡張することで皮膚が赤く見えてしまう赤ら顔への治療方法としては、フォトフェイシャルがおすすめです。
フォトフェイシャルは、顔の表面に広がった余分な毛細血管を破壊し、縮小させることができるので、肌表面の赤みを目立ちにくくする効果が期待できます。

フォトフェイシャルによる毛細血管拡張の改善の様子を表した肌の断面のイラスト。

また、イオン導入をフォトフェイシャル後に併用することもおすすめです。肌のバリア機能により塗るだけでは肌の深部まで届かない有効成分を、皮膚の深部に浸透させることができるため、より美肌への効果が期待できます。

美容液が角質層までの浸透に対し、イオン導入は真皮にまで浸透することを表している肌の断面のイラスト。

フォトフェイシャルについて詳しくはこちら
イオン導入について詳しくはこちら

ニキビ跡の赤みに対する治療

赤みの残ったニキビ跡は、ターンオーバーとともに少しずつ改善していきますが、より早く改善を目指したい場合は、ビタミンCのイオン導入やケミカルピーリングなどがおすすめです。

軽度のニキビ跡の場合、ビタミンCのイオン導入により毛細血管拡張症を抑えて皮膚の血流を整えたり、過剰な皮脂分泌を抑え新しくできるニキビを予防したりするアプローチによって、赤みが強くなるのを抑えます。また、肌のターンオーバーを整えるケミカルピーリングも、今あるニキビ跡の改善のみならず、ニキビのできにくい肌に整えることも期待できます。

炎症が深い場合や、炎症を繰り返している場合には、治った後にでこぼこのクレーターができてしまったり、自然には治らない赤みが残ってしまったりする可能性もあるため、早期に対策していくことが重要になります。

参照元:Easy as PIE (Postinflammatory Erythema) | JCAD – The Journal of Clinical and Aesthetic Dermatology

炎症による肌の赤みへの治療アプローチ

炎症による肌の赤みはニキビだけに限らず、掻き傷や強い摩擦などによっても起こります。この場合、まずは今起きている炎症を抑えることから始めましょう。
肌に強い刺激が続いている状態では、美容治療より先に、皮膚科で処方される塗り薬や内服で炎症のコントロールが必要になることがあります。
そのうえで、身体の内面からアプローチするビタミン剤や美肌の点滴などを検討するといいでしょう。

赤みやひりつきが強い時は治療前に肌状態の確認が必要

赤みやひりつきが強く出ている時は、すぐに美容治療を受けるのではなく、まず現在の肌状態を確認することが大切です。肌に炎症が起きている状態で刺激のある施術を行うと、赤みや乾燥、ひりつきがさらに強くなってしまう可能性があります。

特に、

  • スキンケアがしみる
  • 赤みが広がっている
  • かゆみや皮むけを伴う
  • 熱感がある

といった場合は、肌が敏感になっているサインかもしれません。このような状態では、アクティブな治療よりも先に、炎症を落ち着かせる守りのケアが必要です。
肌の赤みを早く改善したいと思う時ほど、焦って施術を受けるのではなく、今の肌に合った順番で対処していくことが大切です。
特に、敏感肌や普段から赤みやひりつきがでやすい方は、カウンセリング時に症状が出やすいタイミングや、どのようなスキンケアで刺激を感じるのかを伝えると、より肌状態に合った治療を提案してもらいやすくなります。

日常生活でできる肌の赤みケア

白いブラウスを着た長い暗髪の女性が、明るい白系の洗面スペースで手のひらに化粧水を出している。

肌の赤みは普段の生活によって目立ちやすくなることもあれば、少し意識してケアするだけで目立ちにくくすることもできます。
赤みを改善したいときは治療だけでなく、日常生活の中で肌に負担をかけないことも大切です。
ここでは、ストレスや睡眠、洗顔と保湿、紫外線や温度変化など、毎日意識したいポイントをご紹介していきます。

ストレスと睡眠の影響について

ストレスや睡眠不足などによって、赤みを帯びた肌の修復が上手く進まなかったり、新たな赤みの原因を作り出したりしてしまいます。

私たちの体は、何らかのストレスを受けると、その事態に対処しようと交感神経を優位に切り替えます。それに伴って血管の収縮や覚醒反応が起こり、さらにその状態が続くと免疫機能の低下なども起こります。肌の生まれ変わり(ターンオーバー)も不調になり、すこやかな肌を保ちにくくなってしまうのです。

また、ストレスによってホルモンバランスが崩れると、皮脂の分泌を促す作用が強くなり、皮脂量が増加しやすくなります。これにより、ニキビが繰り返しできてしまうことで、炎症も繰り返され、結果治りにくい赤みのあるニキビ跡として残ってしまうのです。

ストレス管理と同じように睡眠の質を整えることも重要で、肌の修復を行う成長ホルモンは入眠から3時間前後の間に最も分泌されると言われ、このタイミングにどれだけ深い睡眠が取れているかが重要になります。

就寝の2時間前にはスマホなどのブルーライトを浴びないようにして、寝室を暗くする、触り心地の良い寝具を用意するなど、熟睡できる就寝環境を整えるようにしましょう。良質な睡眠はストレスの軽減にも効果的なため、一度就寝の環境を見直してみるといいでしょう。

赤みがある時に見直したい落とすケア

肌の赤みが気になる時は、化粧水や美容液などの「与えるケア」だけでなく、クレンジングや洗顔などの「落とすケア」も見直すことが大切です。肌に合うスキンケアを使っていても、落とす時の摩擦やすすぎ方によって、赤みやヒリつきが目立ちやすくなることがあります。

特に見直したいのは、

  • クレンジングは1分以内で流せているか
  • 濃密な泡で洗顔できているか
  • 洗顔時に手のひらや指で肌をこすっていないか
  • 39度以上の熱いお湯ですすいでいないか
  • シャワーを直接肌に当てていないか
  • タオルで強く拭いていないか

といった習慣です。

赤みを早く消したいと思って「丁寧に」ではなく「しっかりと」洗っていると、肌にとっては刺激になっている可能性があります。
赤みのある時こそ、肌へ刺激を与えないように「丁寧に」、濃密な泡で肌を包み込み、泡で肌を押さえるイメージで洗顔しましょう。クレンジングの際も、普段よりも少し多めのクレンジング剤で肌を包み込むように、小鼻の周りは優しく指の腹でくるくると馴染ませるようにして、1分以内で流すようにしましょう。肌への負担が少ないミルクタイプのクレンジングをチョイスするのもおすすめです。

スキンケアを増やして赤みが悪目立ちする理由

肌の赤みを消したいと思って、化粧水、美容液、乳液、クリーム、シートマスクなど、つい多くのアイテムを重ねたくなる方もいるでしょう。しかし、敏感肌の方や赤みが出ている時の肌は刺激を受けやすく、スキンケアを増やすことでかえって赤みが悪目立ちしてしまうことがあります。

また、スキンケアのアイテム数が増えるほど、敏感になっている肌に触れる頻度も高まるため、それがさらなる刺激に繋がって、赤みが目立ってしまうこともあります。

そのため、赤みがある時は「保湿成分をさらに足す」よりも「刺激になっているものを減らす」という考え方が大事になります。まずは洗顔、保湿、紫外線対策を基本にし、摩擦をへらすために肌に触れる回数や、塗る量が少なすぎていないかなどを見直してみましょう。

スキンケアをシンプルにすることで、肌が落ち着きやすくなる場合もあります。

ひりつく時の保湿ケアと塗り方

スキンケアでひりつきを感じる時は、保湿をやめるのではなく、肌に刺激を与えにくい方法で保湿することが大切です。
化粧水の量を減らす必要はなく、温めた手のひらで肌を包み込むように、擦らずに入れ込む意識を持ちましょう。理想は一度でたっぷりの化粧水を入れ込むのではなく、二度に分けて入れ込むことが乾燥対策には効果的です。
化粧水の後のクリームも、手のひらに伸ばした状態で、肌を包み込むように塗布すると摩擦を防ぎながら保湿を行うことができます。

美白クリームや美容液は、有効成分が高濃度に含まれている分、肌へ刺激を起こしやすいものもあります。ひりつきがあるけどどうしても使いたい、という場合は、赤みやひりつきのないところだけに、部分的に塗り込むようにしましょう。

ただし、赤み、かゆみ、皮むけ、ほてりが続く場合は注意が必要です。無理に使い続けず、使用を控えて肌の状態を確認するようにしてください。症状が強い場合や数日たっても落ち着かない場合は、使用していた化粧品を持参して医師に相談することをおすすめします。

紫外線対策と生活習慣の見直し

肌の赤みを長引かせないためには、紫外線対策も欠かせません。紫外線は肌にダメージを与え、乾燥や炎症を招く原因のひとつとなります。赤みがある時の肌はバリア機能が低下し、刺激を受けやすいため、外出時は日焼け止めや帽子、日傘などを活用し、紫外線を浴びすぎないようにしましょう。

ただし、敏感肌で日焼け止めがヒリつく場合は、無理に使い続けないことも大切です。赤みや刺激を感じる時は、

  • 使用感がやさしいものを選ぶ
  • こすらずに塗る
  • 落としやすいものを選ぶ

など、肌への負担を減らす工夫をしましょう。日焼け止めを塗る時も、強くすり込むのではなく、少量ずつやさしく広げることがポイントです。

また、赤み対策では、睡眠やストレスに加えて、食事や飲酒、入浴時の温度なども見直してみましょう。辛い食べ物やアルコール、急な温度差、長時間の熱い入浴などは、顔の赤みやほてりを強く感じるきっかけになることがあります。すべてを避ける必要はありませんが、赤みが出やすいタイミングを知っておくと、日常生活の中で対策しやすくなります。

生活習慣の見直しで大切なのは、赤みを一度で消そうとするのではなく、肌に負担をかけにくい状態を続けることです。スキンケア、睡眠、紫外線対策、食事、入浴などを少しずつ整えることで、肌が刺激を受けにくい環境を作ることができます。赤みが繰り返し出る方は、どの場面で赤みが強くなるのかを記録しておくと、自分に合った対策を見つけやすくなるでしょう。

メイクで肌の赤みをカバーする方法

肌の赤みは、スキンケアや日常生活の見直し、美容クリニックでの治療で改善を目指せますが、変化を感じるまでには少し時間がかかります。

肌の赤みは、スキンケアや日常生活の見直し、美容クリニックでの治療で改善を目指せますが、変化を感じるまでには少し時間がかかります。そのため、赤みが気になるときに活用できるメイク方法や整え方を知っておくと安心です。

ここでは、部分的な赤みをカバーする方法と、顔全体の赤みを自然に目立ちにくくする方法をご紹介していきます。

部分的な赤みのカバー

小鼻まわりやニキビ跡など、部分的な赤みが気になるときは、グリーン系のコンシーラーを使う方法がおすすめです。
グリーンは赤の補色にあたるため、気になる部分に重ねることで、赤みを自然に目立ちにくくカバーしてくれます。
赤みが気になる部分にグリーン系のコンシーラーを点でのせ、広げるように塗っていくようにしましょう。赤みが特に気になるところは塗り込むのではなく、優しく叩き込むように塗ることでカバー力がアップします。
その後は普段使用しているファンデーションなどで肌全体を整えましょう。
赤みが気になるからと厚塗りをしてしまうと、化粧崩れに繋がったり、ムラのある仕上がりになってしまったりするため、赤みのある部分にだけ薄く重ねるように意識しましょう。

色相環を表したイラスト。

肌全体の赤みを目立ちにくくする方法

全体的な赤みが気になる方には、ベースメイクをグリーン系で整えるのがおすすめです。
赤みが気になる箇所に少しずつ薄く塗ることで赤みを抑えることができます。
グリーン系の下地で赤みを整えた後いつものファンデーションで仕上げていくといいでしょう。

メイクで肌の赤みをカバーするための補色関係について描かれたイラスト。緑色のコントロールカラーが肌の赤みの補色となっている。

敏感肌で赤みがある時のメイク落としの注意点

クレンジング剤は種類によって使用感やメイクとのなじみ方が異なります。赤みがある時は「肌にやさしそう」というイメージだけで選ぶのではなく、こすらず短時間で落とせるか、洗い上がりにヒリつきやつっぱり感が出ないかを確認しましょう。

クレンジングの種類特徴赤み・敏感肌の時の確認ポイント
オイル・バームメイクとなじみやすいが、洗浄力が強いため、敏感肌には刺激になることもある洗い上がりのつっぱり感やひりつきがないか確認する
ミルク・クリーム肌あたりがやわらかいものが多いため、敏感肌にもおすすめ落とすのに時間がかかり、こすりすぎていないか確認する
ジェルみずみずしい使用感のものが多い肌に合うか、洗浄後の乾燥感がないか確認する
リキッドさっぱり落とせるものが多い赤みがある時に刺激を感じないか確認する
シート手軽に使えるが、洗浄剤が肌に残るため、敏感肌や刺激を受けやすい状態の肌には要注意拭き取り摩擦が起こりやすいため、日常使いには注意する

赤みがある肌には、洗浄力がマイルドなものがおすすめですが、メイクが落ちにくく、何度もこすってしまうと、かえって赤みが悪目立ちすることがあります。肌に赤みがある日は、できるだけナチュラルなメイクにし、ミルクやクリーム、ジェルタイプなどを検討するといいでしょう。

まとめ

肌の赤みは、毛細血管の拡張やニキビ跡、摩擦や乾燥、合わないスキンケアなど、さまざまな原因によって起こります。見た目には同じような赤みに見えても、原因によって適した対策や治療方法は異なるため、まずはなぜ赤みが出ているのかを確認することが大切です。

特に敏感肌の方や肌のバリア機能が乱れて赤みが出ている方は、無理にスキンケアを増やしてしまうと、逆効果になってしまう可能性があります。その際は、スキンケアの種類だけでなく、クレンジングや洗顔などの落とすケア、保湿の塗り方、メイク落としの負担、紫外線対策など、肌のケアを総合的に見直してみましょう。

美容クリニックでの治療では、赤ら顔にはフォトフェイシャル、ニキビ跡の赤みにはビタミンCのイオン導入やケミカルピーリングなど、原因に合わせたアプローチが選択肢となります。ただし、赤みやひりつきが強い時は、治療の前に肌状態を確認し、炎症を落ち着かせることを優先しましょう。

肌の赤みでお悩みの方は、一度椿クリニックにご相談ください。

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よくあるご質問

顔が赤い人は何が原因ですか?

顔の赤みの原因は、様々な原因が考えられます。血管拡張、敏感肌、酒さ、アレルギー反応、乾燥、紫外線など多岐にわたります。慢性的な赤みは「酒さ」や「脂漏性皮膚炎」の可能性もあるため、専門医の診断が重要です。

肌の赤みを早く消す方法はありますか?

肌の赤みを早く抑えるには、冷却や美容皮膚科で処方された塗り薬や内服が有効です。紫外線対策と保湿は徹底し、刺激を避けたケアを継続することで、赤みの沈静が期待できます。

顔の赤ら顔はどうやって治しますか?

赤ら顔の治療は原因に応じて異なりますが、毛細血管が拡張することで皮膚が赤く見えてしまう赤ら顔への治療方法としては、フォトフェイシャルが有効です。
フォトフェイシャルは、顔の表面に広がった余分な毛細血管を破壊し、縮小させることができるので、肌表面の赤みを目立ちにくくする効果が期待できます。

顔の赤みを隠す方法はありますか?

顔の赤みは、メイクで一時的に隠す方法があります。しかし、肌に優しい低刺激処方の化粧品を選ぶことが、悪化を防ぐうえでも重要です。

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この記事の監修医師

この記事の監修医師

医療法人社団 育麗会 理事長
椿クリニック 総院長

田邊 俊成

1957年12月30日に埼玉県に生まれる。昭和63年に埼玉医科大学を卒業後、皮膚科医としてのキャリアをスタート。その後、都内の大手美容外科にて技術指導医を務め、美容医療分野での深い経験と専門知識を持つ。

平成19年に独立し、愛知県名古屋市に美容皮膚科「はなえクリニック」を開設。その後、銀座、名古屋、心斎橋に展開する美容皮膚科「椿クリニック」の総医院長に就任。平成25年には医療法人社団育麗会を立ち上げ、都市部を中心に先進的な美容医療を提供している。

田邊先生のプロフィールはこちら

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