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顔の脂肪溶解注射のデメリットは?副作用やリスク、失敗しない方法が知りたい!

顔の脂肪溶解注射のデメリットは?副作用やリスク、失敗しない方法が知りたい!

この記事を読んでわかること

  • 顔の脂肪溶解注射にはフェイスラインの引き締めや二重あごの改善効果が期待できますが、脂肪吸引のように1回での劇的な変化は期待できません。
  • 顔の脂肪溶解注射を受ける時は、信頼できるクリニックやドクター選びが大切です。Google口コミや情報収集、カウンセリングでもしっかり確認しましょう。
  • 椿クリニックでは、腫れや痛みを抑えつつ効果を実感できる「BNLS ultimate」と、効果が高くダウンタイムが長めの「FatXcore」という2種類の薬剤を提供しています。
顔の脂肪溶解注射を打つと顔の気になる部分の脂肪を減らすことができ、フェイスラインをすっきりさせたり、二重あごが解消できたりといった効果があります。

一方でデメリットとしては、劇的な変化は無い、副作用が出る場合がある、脂肪が減りすぎる、理想の輪郭が実現できない等のリスクがある、といったことが挙げられます。
脂肪溶解注射も美容医療の施術である以上、完全にリスクが無いということはありませんが、なるべくリスクを抑え、失敗しない方法について紹介します。

顔の脂肪溶解注射のデメリット5つ

まずは、顔の脂肪溶解注射で考えられるデメリットについて紹介します。
詳しくみていきましょう。

劇的な変化は無い

脂肪溶解注射では、脂肪吸引ほどの大きな変化は望めません。
脂肪溶解注射とは、ゆっくりと変化するのが魅力の施術です。

複数回通う中で少しずつ脂肪が減っていきます。
少しずつ痩せることで周囲にも気づかれにくいのが脂肪溶解注射の魅力なんですよ。

脂肪溶解注射は一時的な腫れやむくみ、内出血などの副作用がある

脂肪溶解注射は皮下脂肪層に薬剤を注射していくため、内出血が起こる可能性があります。
また、薬剤の反応により腫れや赤み、むくみなどの副作用も起こります。

このような副作用の現れている期間をダウンタイムと呼びますが、ダウンタイムの長さは薬剤によって変わります。
より脂肪溶解作用の強い薬剤や、脂肪溶解作用のある成分が濃く配合されている薬剤はダウンタイムが長くなりやすい傾向にあります。
大抵は、数日から2~3週間程度で治まることがほとんどですが、稀にアレルギー反応が起こっているとダウンタイムが長引くことがあるため、なかなか治まらない場合は一度医師に相談するようにしてください。

椿クリニックで取り扱っている顔用の脂肪溶解注射の薬剤は2種類あります。

BNLS UltimateFatXcore
脂肪溶解の成分デオキシコール酸0.02%デオキシコール酸1.0%
ダウンタイムの期間2~7日程度2~3週間
施術頻度1週間に1回1ヶ月に1回

脂肪溶解の成分の濃度が濃いほど副作用は出やすくなりますが、その分効果も実感しやすくなります。また、内出血の出やすさは医師の技術力とも関係してくるため、脂肪溶解注射を受ける際は医師選びも重要になります。

体調や体質により打てない場合がある

薬剤の種類にもよりますが、体調や体質により脂肪溶解注射を打てない人もいます。
たとえば、大豆の成分が配合された薬剤であれば、大豆アレルギーの方は打てません。
椿クリニックの顔用脂肪溶解注射BNLS Ultimateにはくるみの成分が含まれているため、くるみアレルギーの方はお受けいただけません。
また、妊娠中・授乳中の方も、脂肪溶解注射はお受けいただけないことになっています。
脂肪溶解注射が打てるかどうかは薬剤の種類によっても異なりますので、そのクリニックの薬剤が自分にとって問題ないかどうか、必ず事前に確認しておきましょう。

失敗すると輪郭が崩れたり頬がコケたりする

顔の脂肪溶解注射で失敗といえば、頬がコケたり、フェイスラインが崩れたりといった失敗があります。
経験の浅いドクターで腕が未熟だと、脂肪がきれいに減らずに左右のバランスが崩れたり、脂肪の減り方が思い通りにいかない場合があるのです。
脂肪溶解注射はどこのクリニックでもいいというわけではありませんので、よく相談し、ドクターが信頼できるかどうか判断してから受けることにしましょう。

リバウンドが絶対に無いわけではない

脂肪溶解注射は脂肪細胞自体を減らすことができるため、効果は半永久的で、リバウンドが無いと言われます。
たしかにそうなのですが、脂肪細胞の数は変わらなくても、脂肪細胞の大きさは変わります。
注射前に比べると太りにくくなりますが、食べ過ぎや運動不足によって脂肪細胞が大きくなれば、顔の脂肪も増えてリバウンドのようになってしまうことはあります。

椿クリニックのBNLS Ultimateのメニューはこちら
椿クリニックのFatX core(ファットエックスコア)のメニューはこちら

顔の脂肪溶解注射で失敗しない方法

では、顔の脂肪溶解注射で失敗しないためには、どうすれば良いのでしょうか?
もっとも大切なのは、信頼できるクリニック・信頼できるドクターを選ぶことです。

信頼できるクリニック・ドクターを選ぶ方法は以下の通りです。

  • 信頼できる友達に紹介してもらう
  • インターネット等で十分に情報収集をおこなう
  • カウンセリングでは不明点や不安な点を質問・相談する

信頼できる友達に紹介してもらう

すでに顔の脂肪溶解注射で成功したお友達がいれば、その友達に紹介してもらうのが一番ですよね。友達がきれいに顔やせしているのが分かっていれば安心できます。
顔の脂肪溶解注射をした人からの紹介でなくても、美容医療に詳しい友達がいれば相談してみるのも良いかもしれません。

インターネット等で十分に情報収集をおこなう

インターネットを通じて情報収集をするケースが多いと思います。公式サイトや各種SNSを見れば、美容クリニックの情報はたくさん手に入ります。
ただし、情報を鵜呑みにするのは危険です。
残念ながらインターネットの情報には、嘘の口コミがあったり、ドクターが良いことばかりを発信して悪い点を隠していたりすることもありますよね。
すべてを見抜くことはできませんが、できればネガティブな情報も正直に開示していたり、称賛以外の口コミもあったりするクリニックのほうが、信頼しやすいかと思います。

カウンセリングでは不明点や不安な点を質問・相談する

なによりも大事なのは、カウンセリングでの対応を見ることです。
せっかく勇気をだして美容クリニックのカウンセリングに行ったのに、お金の話ばかりをされたり、契約を急かされたりして怖かった、という話も聞きます。
カウンセリングは、不明点や不安な点を素直に聞いてみることをおすすめします。
丁寧に話を聞いてくれ、納得のいく返答がもらえれば、信頼できると思えるのではないでしょうか。
不安が残るうちは無理に脂肪溶解注射を受けないことが重要です。必ず納得して受けてくださいね。
カウンセリングに行ってなにもせずに帰るのはだめなのでは、と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
安心して、カウンセリングだけでも受けにきてくださいね。

水を飲んだりマッサージをしたりすると失敗しにくくなる?

顔の脂肪溶解注射で失敗しないために、水をたくさん飲んだり、マッサージをすればいい、といった話を聞くことがあります。
結論からいうと、効果を実感しやすくするためには大事なことです。
水分をしっかりと摂ることで血液循環がよくなり、溶解された脂肪細胞などの老廃物を排出しやすくなります。朝起きてすぐのコップ1杯の白湯は特に体の巡りを良くしてくれるためおすすめです。

マッサージについては、注入した薬剤を注射部位に均一に広げるために重要になります。
注射直後は腫れや痛みがあるため無理はせず、痛みが治まってきたら注射部位を優しく揉みほぐすようにマッサージを行ってください。
脂肪溶解成分の濃い薬剤は注射後、注入部位にしこりができやすくなるため、FatXcoreを注入した際には施術後4日間ほどはしっかりと注入部位を冷やし、それ以降は温めながらマッサージを行ってください。
同時にリンパを流すように顔から首、鎖骨あたりまでマッサージを行うと体内循環が良くなり効果を実感しやすくなります。

薬剤によってしこりのできやすさや、施術後の注意点などが変わることもあるため、施術したクリニックにしっかりと確認しておくといいでしょう。

椿クリニックのBNLS Ultimateのメニューはこちら
椿クリニックのFatX core(ファットエックスコア)のメニューはこちら

椿クリニックの顔の脂肪溶解注射

椿クリニックでは2種類の脂肪溶解注射の薬剤をご用意しています。
それぞれ効果や痛みが変わってきますので、解説していきます。

BNLS ultimate(顔用脂肪溶解注射)

BNLS ultimateは前述したように、脂肪溶解注射を打った後の腫れを極力抑えることができる薬剤です。
「デオキシコール酸」という脂肪を溶解する効果のある成分を含む薬剤で、この薬剤の濃度が0.02%と低い分腫れや痛みを抑えることができます。
しかし、大きな変化を感じるためには複数回の注射が必要になるため、大きな効果を感じたい人にはあまり向いていません。

最新の薬剤 FatXcore(ファットエックスコア)

FatX coreは「デオキシコール酸」が最大の1%と高濃度で配合されている薬剤です。そのため、 BNLS ultimateと比べると痛みが強く、腫れが大きく出やすくなりますが濃度が高い分効果は実感しやすくなります。
しかし、 FatX coreの前身である FatXという薬剤から改良を重ねてできた FatX coreは、高濃度の薬剤でありながら痛みや腫れによるダウンタイムは FatXの半分にまで抑えられています。さらに、適切な注入方法により痛みと腫れを抑える事が可能です。

参考:Wikipedia – デオキシコール酸

薬剤の選び方

椿クリニックでご用意している薬剤 BNLS ultimateと FatX coreをご紹介しましたが、どのように薬剤を選んでいいかわからない人もいるかと思います。
まずは自分が痛みに強いかどうかで選んでください。大きな効果を得たいがために痛みの強い方の薬剤を我慢して注入することは、痛みによるストレスにもつながります。

また、 BNLS ultimateのダウンタイムが3日~1週間程度に対し、 FatX coreは2週間ほどダウンタイムがあります。そのため、マスクで隠すことができる範囲や長期の休暇の際の注入をおすすめします。
とはいえ、 FatX coreの効果は絶大なもので、しっかりと効果を感じたい人は FatX coreがおすすめですね。

まとめ

顔の脂肪溶解注射で考えられる、5つのデメリットと失敗しない方法について紹介しました。
デメリットもよく理解した上で、顔の脂肪溶解注射を受けていただけたらと思います。
また、失敗しないためには何よりもクリニック・ドクター選びが重要ですので、しっかり情報収集した上で、カウンセリングでも不安を解消し、納得の上で施術を受けてくださいね。

よくあるご質問

脂肪溶解注射ができない人は?

椿クリニックの顔用脂肪溶解注射BNLS Ultimateにはくるみの成分が含まれているため、くるみアレルギーの方はお受けいただけません。また、妊娠中・授乳中の方も、脂肪溶解注射はお受けいただけないことになっています。

顔への脂肪溶解注射は危険ですか?

顔に薬剤を注射するので、人によっては注射跡が内出血したり、一時的に腫れやむくみが出る場合もあります。たいていは数日から1週間程度でおさまりますが、 FatXcoreは2週間ほど長引くことがあります。BNLS Ultimateという薬剤であれば長くても3日ほどでおさまることが多いと言われています。

脂肪溶解注射のメリット・デメリットは?

顔の脂肪溶解注射を打つと顔の気になる部分の脂肪を減らすことができ、フェイスラインをすっきりさせたり、二重あごが解消できたりといった効果があります。 一方でデメリットとしては、劇的な変化は無い、副作用が出る場合がある、脂肪が減りすぎる、理想の輪郭が実現できない等のリスクがある、といったことが挙げられます。

脂肪溶解注射のその後はどうなりますか?

まず注射直後の変化としては、特に何もありません。注射ですので人によっては痛みを感じることもあります。また注射したところが赤く腫れる場合もあります。いずれも長くても1日程度で収まるでしょう。早ければ3日後ぐらいには脂肪の減少や引き締まった感じが分かります。3日後から1週間後ぐらいが目安となりますよ。

脂肪溶解注射のフェイスラインの腫れはどのくらいですか?

脂肪溶解注射のダウンタイムはほぼなく当日からメイクも可能とされていますが、数日間は腫れやむくみが起こることもあります。

脂肪溶解注射のフェイスラインへの量はどれくらいですか?

顔には1回あたり1~5cc注入できますが、効果は個人差も大きいため、様子を見ながら進めていく、といった方法がとられることが多いです。

「BNLS ultimate(顔用脂肪溶解注射)」について
の詳細はこちら

「FatX core」(ファットエックスコア)について
の詳細はこちら

この記事の監修医師

この記事の監修医師

医療法人社団 育麗会 理事長
椿クリニック 総院長

田邊 俊成

1957年12月30日に埼玉県に生まれる。昭和63年に埼玉医科大学を卒業後、皮膚科医としてのキャリアをスタート。その後、都内の大手美容外科にて技術指導医を務め、美容医療分野での深い経験と専門知識を持つ。

平成19年に独立し、愛知県名古屋市に美容皮膚科「はなえクリニック」を開設。その後、銀座、名古屋、心斎橋に展開する美容皮膚科「椿クリニック」の総医院長に就任。平成25年には医療法人社団育麗会を立ち上げ、都市部を中心に先進的な美容医療を提供している。

田邊先生のプロフィールはこちら

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