ハイフとボトックス、順番はどちらから先に受けるべき？効果的な施術で持続期間アップ！ 最終更新日： 2023.11.15

ハイフとボトックス、どちらを先に? 効果的な施術の順番を解説

ハイフもボトックスもどちらもよく聞く施術ですよね。両方ともやりたいと思っている方は多いはず！効率の良い方法をお伝えします。

ハイフとボトックスの基本的な違い

まずはハイフとボトックスの違いについて説明します。ハイフ（高密度焦点式超音波治療）は主にたるみ治療に使用される施術です。簡単に言うと皮膚の深い層に熱を加えて内側から引き締めていく治療です。また引き締めることによってリフトアップすることができ、またコラーゲンの生成を促進していきます。
ボトックス注射はシワ治療です。主に表情筋によって作られるシワ（眉間・額・目尻・うめぼししわなど）にボツリヌストキシンの注射を打つことで筋肉を弱めしわを寄りにくくします。他にもエラや脚・肩にボトックスを注入することもできます。

各施術の目的と最適なタイミング

ハイフは主に年齢によるたるみでほうれい線やフェイスラインが気になる方におすすめです。施術は３〜４か月に１回の治療をすることで維持されやすくなります。
ボトックス注射は眉間や額など寄せる癖がある方や、よく笑う方で目尻に力の入る方などは要注意で、放置しておくと段々深いしわになります。表情じわは刻まれてからでは遅いです。そのため若いうちから予防することで20年後30年後シワのお悩みはかなり軽減します。ボトックスは薬剤の種類によって最適なタイミングは変わりますが、日本で一番使用されているアラガン社のボトックスビスタの場合は4〜6ヶ月に1回のペースがおすすめです。

椿クリニックでの推奨する順番とその理由

　推奨する順番は「ハイフからボトックス」です。よく患者様から同時にはできないの？と聞かれますが可能です。理由はとても簡単でボトックスは熱に弱いからです。ハイフは皮膚の深い層に熱を加えていく治療とお伝えしました。ハイフで加えられた熱がボトックスの効果を弱めてしまいます。ということは、せっかくボトックス注射を打っても効果が出にくくなるため、最大限にどちらの効果も発揮させたい場合はハイフを先に行いその後ボトックス注射を行いましょう。もし先にボトックス注射を行った場合は最低２週間空けましょう。

30代女性の美の悩み解決！椿クリニックが提案するアンチエイジングのステップ

２０代は何とか若さで何とか乗り越えられたと思いますが、３０代はそうとはいきません。３０代でどれだけアンチエイジングについて向き合えるかで４０代以降の肌が大きく変わります。ではどんなことを行っていくとよいのでしょうか？

シミ・シワにアプローチする治療法

　女性の方で多いのが妊娠中また子育てで外に出ることが多くなってからシミが気になる方は多いのではないでしょうか？シミに対してはIPL（フォトフェイシャル）とシミ取りレーザー（YAG）がとてもおすすめです。IPLは光治療でダウンタイムが少なく、月１回で５回程度行うと表面上にあるシミは大体取れてきます。またそれ以外にもハリ感が出たり、化粧乗りが良くなったり、赤みが薄くなったりとオールマイティーに効いてきます。
しわは深くはないけどだんだんたるみが気になり、ほうれい線や眉間・額のしわが気になり始める方が多いのが３０代のシワ事情です。たるみ治療でよく用いられるのはハイフです。また表面によるたるみや乾燥によるちりめんジワにはマッサージピールもおすすめです。実はマッサージピールは２０代後半の方にもおすすめの治療です。ハリ感・つや感・くすみ軽減・コラーゲン生成促進と肌質改善できます。また表情しわに関してはボトックス注射が一番です。表情筋が原因のシワのためいくら表面をよくしても根本的にはよくなりません。また表情しわは一度刻まれたら改善は難しいとされています。そのため気になり始めたらボトックス注射を行って早期に治療していきましょう。

疲れ顔とフェイスラインのたるみの解消法

　まず疲れ顔とは顔色が悪かったり、目元のクマがあったり、全体的にたるみがあり疲れたように見える顔のことを言います。目元のクマに関しては血行不良が原因の場合はホットタオルなどを使用して血行促進すると軽減します。しかしくすみや色素沈着があることでクマに見えたり、全体的に顔色が悪く見えている場合はターンオーバーを促進させていくピーリングなどの治療を行い、くすみ感を取っていきます。
また内側からのケアで白玉点滴を行うことで高濃度のグルタチオンを摂取し、体全体の透明感を取り戻すことができます。
フェイスラインのたるみ・もたつきが気になる方は、やはりハイフはおすすめの治療です。顔のたるみ治療と同時に気を付けていただきたいことは「首」です。フェイスラインのたるみが気になる方はぜひ自分の首を見てください。若い時よりもたるんでいたり横線が入っていたりしていませんか？顔と首はつながっています。そのためフェイスラインが気になる方はハイフを行うとき顔と首を同時に行ってください。そうすることでよりフェイスラインがきれいになります。

長持ちする美肌の維持方法

　せっかく美容治療を行っても維持していかなければもったいないですよね。
「とりあえず１回だけ」と言われる方は多いですが、美肌を作っていく上では何事も継続が必要です。そのため適切な治療間隔で施術をすることでより良い状態をキープするだけではなく、大きな変化は1回目より少ないですが確実に少しずつ肌は改善されていきます。
また美容皮膚科で行う治療以外にも、患者様にはホームケアを適切に行っていくことも綺麗な肌を保つためには重要です。その中で「クレンジング」と「保湿」は重要なポイントです。保湿はよく聞くためお分かりの方も多いと思いますが、クレンジングをおろそかにしているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私自身もお酒を飲んだ後や、疲れた時、遅く帰ってきた日などはクレンジングを簡単に済ませてしまうことがあります。その日の汚れ・メイクはその日のうちに綺麗に落とすようにし、肌を清潔に保つことで美肌キープを維持する第一歩だと考えています。
大切なクレンジングですが、洗浄力が強すぎて肌へ負担になっていませんか？逆に摩擦レスを意識しすぎてメイク・日焼け止めがしっかり落とせていますか？今一度ご自身のクレンジングとクレンジング方法を見直してみてください。

効果を実感！椿クリニックおすすめのトリートメント

皆さん美肌治療に求めるものは何ですか？ほとんどの方が効果とお答えすると思います。美容皮膚科で行うことは治療です。エステサロンとは違います。副作用ももちろんありますが、効果が認められているから治療なのです。椿クリニックの中でも多くの患者様から効果を実感していただいている治療をご紹介します。

ハイフの効果と適応

　まずハイフは効果の出やすい方と、効果が分かりにくい方がいらっしゃいます。気を付けていただきたい方は以下の通りです。

1. 顔の脂肪が少ない⇒全体的に引き締められるため脂肪が少ないとコケて見えてしまいます。
2. 若くてたるみがない⇒そもそも筋膜層のたるみがないため効果が出ない。
3. しわがかなり深い⇒たるみがしっかりあって法令線やマリオネットラインが深い方は効果がわかりにくい可能性が高いです。そのためハイフよりもヒアルロン酸を注入する方が効果的です。全体的にバランスよく注入していくため若々しく見えたり持続力もあります。
   またすべての治療に共通することですが、肌トラブル（ケロイドや重度のアトピー性皮膚炎など）がある方や日焼け直後の方は施術ができなくなっております。
   ハイフの効果は超音波によって肌が引き締められリフトアップされることです。またそれ以外にもコラーゲンの生成されることによってハリ感のある肌が作られます。

ボトックスを活用した顔の若返り

　ボトックス注射は様々な部位で使用されます。多くはシワ治療で使われますが、顔に関してはエラやあごにもボトックス注射は使用されます。エラボトックスは小顔効果があるため、咬筋がしっかりある方は2〜3回行うとかなり顔がすっきりします。また年齢とともに骨が収縮するためあごのボトックスをするとフェイスラインがすっきりして小顔に見えます。ボトックスは若いうちからできるアンチエイジングです。30代からでも遅くありません。将来のため早めの対策をしておきましょう。

美肌治療で自信を取り戻す

　人間誰もがコンプレックスはあると思います。昔ニキビがあり今クレーターになっている方・シミができやすい方・ニキビ肌の方と様々あります。しかし肌は治療をすれば少しずつですが綺麗になっていきます。肌がきれいになると気持ちも明るくなります。なかなかすぐに効果は出ずもどかしさはあるかもしれませんが、継続して行うことが一番の近道です。美容皮膚科はそれをお手伝いする場所です。なかなか踏み入れがたい場所と思う方は多いとは思いますがまずは自分にはどの治療が必要なのかカウンセリングだけ受けてみてはいかがでしょうか♪

美容初心者も安心！カウンセリングからアフターケアまでの流れ

美容皮膚科が初めての方でも安心してご来院いただけるように椿クリニックでの治療の流れを説明していきます。

初めての方へのカウンセリング方法

　ご来院いただくとまず初めに問診票のご記入をしていただきます。過去にどのような施術を受けられたのか、今治療や内服しているものはあるか、肌悩みは何かなどの項目があります。こちらはカウンセリングの際とても重要なものになりますのでしっかり書いていただけるとスムーズにカウンセリングや医師の診察を行うことができますのでご協力お願いします。記入後カウンセラーよりヒアリングやカウンセリング・治療についての説明をし、最後に医師による診察と施術を行う場合は同意書の確認をしていきます。

治療の流れと時間

　
当日施術がある方は、治療によりますが洗顔をしていただきます。初めての治療の場合は必ず写真を撮りカルテに保管していきますのでご了承ください。施術中にも看護師より施術後の注意点や次回施術のおすすめ日をお伝えします。施術後はパウダールームでメイク直しが可能です。（施術内容によっては不可）次回も施術希望の方は予約をして終了です。時間はカウンセリングが約30分、施術時間は内容によりますが30分〜1時間30分程度となっております。

アフターケアのポイント

　施術中やカウンセリング時にアフターケアについて説明を行います。すべての施術に共通するものは日焼けと保湿です。基本中の基本であり、必ず守っていただきたいポイントです。施術によっては様々な注意点がありますので詳しく丁寧にお伝えします。ご不明な点がありましたらお電話やLINEでいつでもお問い合わせください。（営業時間外の場合は翌営業日の返信となりますのでご了承ください。お急ぎの場合はお電話でお願いいたします。）

「かかわる方全てを笑顔に」椿クリニックの哲学とは

　椿クリニックでは「関わる方全てを笑顔に」というパーパスがあります。スタッフはそれを意識して行動しています。

パーパス（Purpose）とは、目的、目標、意図などを意味する英単語です。企業経営や企業戦略を説明する場面で使われる“パーパス”は、企業の「存在意義」や「事業の目的」などを指します。

引用元：大和総研HPより

患者様との信頼関係の構築

　椿クリニックは患者様のリピート率が高いのが特徴です。何回もご来院いただいているため患者様のちょっとした変化に気付くスタッフも多いです。また信頼関係が構築されているからこそですが、様々な相談を受けたりします。自分が悩んでいることを相談する時は信頼できる人や友人に相談しますよね。それと同じで患者様はたくさん相談してくださいます。「最近乾燥が気になるけどおすすめのケア方法とか化粧品ある？」とか「今度ボトックスやってみたいなと思っているけどどうかな？」とかなど相談は様々ですが、お肌悩みに関して相談してくださることはスタッフもとても嬉しいことなのでお気軽にご相談ください。

スタッフの研修と教育

　安心して施術を受けていただくためにスタッフの研修を行っています。特に新人さんの教育は徹底して行っています。知識はもちろんですが技術に関しては何度もスタッフ同士で研修を行い合格になるまでは患者様へ施術は致しません。また毎月美容の知識を自己学習するようにしています。美肌治療は日々進化していきます。自分で意識的に情報を吸収していかない限り患者様の肌をきれいにすることはできません。日々成長・日々前進していけるように教育をしております。

プロが教える！自宅でできるエイジングケアの秘訣

　きれいな肌を作るためには美容皮膚科で行う治療だけでは綺麗になりません。家でのケアが適当な方はいつまでたってもよくなりません。あなたのスキンケアは大丈夫ですか？今のスキンケアを一度見直してみましょう。

スキンケアの基本ステップ

　先ほどクレンジングと保湿がきれいな肌を作るポイントとお伝えしました。メイクをされる方は、メイクを落とすためにクレンジングを行っている方が多いと思いますが、クレンジングはメイクをしていない方でも洗顔前にする必要があります。クレンジングはただメイクを落とすだけではありません。一歩外に出ると肌は大気汚染や紫外線・排気ガスと様々な悪影響があります。その汚れをクレンジングによって落としていきます。正しくクレンジングを行わないと残っている汚れを餌にして菌が繁殖し肌荒れの原因になります。また汚れを落とし切れていないと化粧水やクリームが十分に浸透していきません。効率の良い保湿を行うためにまずクレンジングを正しく行いましょう。気を付けていただきたいポイントは以下の通りです。

1. まずしっかりメイクしている部分（アイメイクや唇）はポイントでメイクを落とす
2. クレンジング剤はケチらない
3. ゴシゴシ洗わない
4. 円を描くようにくるくるとクレンジング剤をなじませる。
5. ぬるま湯で洗い流す
6. 拭くときは清潔なタオルで優しく肌を押さえるように拭き上げる。
   クレンジング後の正しいスキンケアの手順は以下の通りです。
   クレンジング→洗顔→化粧水→乳液→クリーム

◎美容液は物によって入れるタイミングが違うことがあるため必ず確認していきましょう。また美容液を複数使用する場合は水分が多いものを先に使用しましょう。

◎洗顔終了後すぐに化粧水を塗り、優しく肌に入れ込むようなイメージで行いましょう。

効果的なホームケア商品の選び方

　まずは自分がどんな肌なのかを知りましょう。乾燥肌・脂性肌・混合肌・ニキビ肌それぞれに必要な成分があります。また年齢・季節によっても選び方は変わりますのでずっと同じ化粧品を使用することは悪いことではありませんが日々肌状態を観察して必要であれば変えていきましょう。またシミが気になるやニキビが気になるなどお悩み別でもホームケアは変わってきますので部分的に美容液などプラスしていくとよいでしょう。ただしたくさんの種類の化粧品を使うと肌への負担が多くなり逆効果になるため注意しましょう。

毎日の生活習慣で美肌をキープ

　先ほど説明した基本的なスキンケアを行うことはとても重要なことですが、３６５日気を付けていただきたいことは「紫外線対策」です。晴れの日だけではなく雨の日や家にいるときでも紫外線対策は必須です。最近では日傘を持ち歩いている方が多くなりましたが、夏場だけのものだと思っていませんか？確かに夏場よりも紫外線の量は減少しますが無くなったわけではありません。そのため春でも秋でも冬でも肌のためには日傘はとても有効的なのです。また飲む日焼け止めとの組み合わせもとても良いです。数時間だけ効果があるものではなく長期的に紫外線対策効果があるものを選んで内服していくとよいでしょう。

よくある質問：椿クリニックでの美容治療について

　椿クリニックでは様々な治療を行っています。患者様よりよくある質問をまとめましたのでご参考にしてください。

料金や治療時間に関するQ&A

　椿クリニックは脱毛以外にもIPL・ケミカルピーリング・イオン導入・ダーマペン・ハイフ・マッサージピールなど様々な美肌治療を行っています。金額は下記のURLをご参照ください。

ウルトラ4Dハイフ・ボトックス以外の料金はこちら
https://tsubaki-grp.com/price/
施術時間に関しましては患者様の肌状態や初回か２回目以降・施術部位の範囲かで前後いたしますので平均的な施術時間をお伝えします。

• フォトフェイシャル→約４５分
• ケミカルピーリング→約３０分
• ハイフ→約１時間
• ダーマペン→約１時間１５分
• レーザートーニング→約３０分
• シミ取りレーザー→約１５分
• マッサージピール→約３０分
• 表情ジワボトックス注射→約１０分
• ヒアルロン酸注入→約３０分

治療後のダウンタイムや効果の持続期間について

　どの治療も赤みや乾燥などの軽度のダウンタイムはありますが、下記の治療はダウンタイムがある施術になります。

• ダーマペン・水光注射→内出血・赤み・乾燥など１週間程度
  詳しくはこちら→https://tsubaki-grp.com/menu/skin/dermapen/
• ハイフ→腫れ・赤み・鈍痛が３～５日程度
  詳しくはこちら→https://tsubaki-grp.com/menu/skin/hifu/
• シミ取りレーザー→１週間程度薬剤塗布とテープ保護が必要
  詳しくはこちら→https://tsubaki-grp.com/menu/skin/stains/
• 脂肪溶解注射→出血・腫れ・熱感・かゆみが１～２週間程度
  詳しくはこちら→https://tsubaki-grp.com/menu/diet/mesotherapy/

効果の持続期間は施術後のアフターケアによって変動しますが平均的な期間をお伝えしていきます。
こちらの期間を目安にして次回施術を行うととても効果的です。

• フォトフェイシャル→３～４週間
• ケミカルピーリング→２～３週間
• ハイフ→３～４か月
• ダーマペン→４週間
• レーザートーニング→1〜2週間
• マッサージピール→２～３週間
• プラセンタ注射→１週間
• 表情ジワボトックス注射→４～６か月
• ヒアルロン酸注入→１年半～２年

まとめ

　今回はハイフとボトックスを中心にお伝えしました。基本的にはハイフから行う方が良いです。ただし先にボトックスを行った場合は効果を弱めないためにもしっかりと間隔を空けて安全にまた効果的に施術を行いましょう。どの美肌治療も共通して言えることは「治療を理解してから行うこと」と「治療期間は必ず医師の指示のもと空ける」ことです。なんとなく治療を受けている方は一定数いるのが事実です。カウンセリング・医師の診察はしっかりと聞き安心して施術を受けるようにしましょう。また早く効果を出したいため短期間で施術を受けられる方もいます。これは逆効果なので絶対にやめましょう。綺麗になるためにご来院いただいているため安心・安全にまた効果的に施術をして自信のある肌を作りましょう。