なぜダイエットをしても綺麗なフェイスラインを手に入れることが難しいのでしょうか。ただダイエットをするだけでは、綺麗なフェイスラインを得ることができない原因があるからです。顔を大きく見せている原因を知り、それぞれの原因に合った正しい対処を知ることが、フェイスライン痩せへの近道となります。この記事でわかりやすく解説していきます。
ダイエットをしてもフェイスラインが痩せないのはどうして?フェイスライン痩せを叶える椿クリニックのアプローチをご紹介

この記事を読んでわかること
- 顔が大きく見える原因はいくつかあり、丸顔、フェイスラインのぼやけ、エラ張り、遺伝、筋肉の衰え、むくみなどがあります。
- フェイスラインを整える方法としては、塩分の調整をし、むくみを軽減する事や顔の筋肉を鍛える事、生活習慣の改善などが必要になります。
- 美容皮膚科で受けられる美容施術として、エラボトックス、脂肪溶解注射、医療ハイフがあります。それぞれエラ張りの解消、脂肪の溶解、たるみをひきしめるアプローチでフェイスライン痩せをサポートしていきます。
- 肩こりが顔の輪郭に影響する可能性も考えられます。肩こり改善のためのボトックス施術も検討してみましょう。
目次
顔が太って見える原因とは

顔が太って見える原因はいくつかあります。まずは自分がどれに当てはまるのか確認してみてください。
輪郭が丸い
美しい輪郭の縦横のバランスは「顔の横幅:髪の生え際〜あご先」=「1:1.46」と言われています。これは黄金比と言われ、丸顔の人はこの横幅が広くなることで、顔が大きく見えてしまうことが原因です。
輪郭が丸く見えてしまう原因としては、元々の骨格が影響していたり、むくみによるものだったりします。脂肪が多くついている場合も丸顔に見えてしまいます。
丸顔を解消するために顔をマッサージしてみても、顔の気になる部分だけピンポイントでセルフケアをして痩せることは難しいため、ダイエットをしても顔が痩せないと悩みの種になります。

フェイスラインがぼやけている
フェイスラインがぼやけている場合も、顔が大きく見えてしまう原因となります。
フェイスラインがぼやけて見えてしまう原因としては、脂肪が多くついていることはもちろんですが、皮膚のたるみによるものも考えられます。
たるみは土台である筋肉が使われなくなることでも起こってくる現象です。マスク生活で表情筋を使う機会が少なくなったり、マスクで見えないため口が開きっぱなしになって、口周りの筋肉が衰えることでもたるみにつながります。
エラが張っている
普段から奥歯を噛み締める癖のある人は、エラが張って顔が大きくなっていることが考えられます。
エラ張りは元々の骨格が原因で張っていることもあります。
無意識に奥歯を噛み締める癖のある人は、噛み締めを意識して減らすことで過剰な筋肉の使用を減らすことは可能です。しかし、食事によりエラの筋肉は使われているため、セルフケアでエラ張りを解消することは難しいでしょう。
フェイスラインが痩せにくいのはなぜ?

フェイスラインが痩せにくい原因はいくつかあります。
遺伝の可能性
親族に顔の丸い人はいませんか?遺伝的に脂肪がつきやすかったり、痩せにくかったりすることもあります。自分は遺伝だから痩せにくいと落ち込まずに、自力では解決できない悩みは、プロの手を借りることもひとつの手段です。痩せるための美容施術は、切らずにリバウンドしにくいフェイスライン痩せを叶えることも可能です。
筋肉の衰え
フェイスラインがぼやけてしまう原因として、筋肉の衰えを前述しましたが、筋肉が衰えることはたるみにもつながります。
肌は真皮層でハリや弾力を保ち、その下の脂肪層・SMAS筋膜、さらには骨までつながって肌を支えています。これらが減少したり衰えたりすることで肌のハリの低下やたるみにつながります。

意識して表情筋を使用することが大事ですが、強く収縮しすぎる表情筋はシワの原因にもなるため難しいところです。
むくみによるもの
むくみは、血管の中の水分が血管の外にある細胞の部分に漏れ出てきてしまうことで起こります。漏れ出てきた水分は自然に血管やリンパ管に再吸収されますが、吸収されずに残ってしまうことでむくみとして体に現れます。
脂肪は少なくてもむくみがあることで、顔全体が大きく見えてしまったり、目が腫れぼったく見えてしまうことがあります。
むくみはマッサージをしたり、食事内容に気を付けることで解消することができます。
細胞組織の液体(細胞間質液)と血液の浸透圧バランスが崩れ、細胞組織に水分が溜まって腫れる。浮腫発症のメカニズムとしては浸透圧の低下、血圧上昇(静脈・リンパ管の鬱滞あるいは閉塞)、血管透過性亢進などがあげられる
引用:Wikipedia – 浮腫
フェイスラインを整えるためにできること

整ったフェイスラインは女性の憧れですよね。綺麗なフェイスラインのために、自宅でできるセルフケアを紹介していきます。
塩分の摂り過ぎに気を付ける
塩分の摂り過ぎはむくみにつながります。塩分を控えた食事を心がけつつ、余分な塩分を排出しやすくしてくれる「カリウム」を積極的に摂るように心がけましょう。
- きゅうり、長いも、ほうれん草など
- バナナ、メロンなど
- エリンギ、ひじきなど
がおすすめの食材です
顔の筋肉を鍛える
顔は表情筋を意識して使うだけでも衰えを遅らせることができます。
- しっかりと口を開けて話す
- 少しオーバー目に表情を表す
- しっかりと噛んで食べる
- 口角を上げた状態をキープする
- 口を開けたままにせず、閉じるように意識する
生活習慣を整える
生活習慣を整えることは、フェイスライン痩せのみならず、心身ともに健康的な生活を送るうえで重要になってきます。
また、ストレスは老化を促進したり、細胞などにダメージを与えることがわかっています。
そのため、しっかりと睡眠をとり、塩分を控えた食事を心がけ、ストレスを溜めないように気を付けることが大事です。
慢性的なストレスは、生物学的老化の促進、慢性的な炎症の増加、酸化ストレスという細胞や遺伝子にダメージを与える2つのプロセスに関連しているのだ。
引用:Wikipedia – ストレス管理
フェイスラインが痩せる美容施術とは

フェイスラインは美容施術の力を借りることで痩せることができます。
エラ張りにはエラボトックス
奥歯を噛み締めたときにエラの部分がこんもりと盛り上がる人は、エラによってフェイスラインが太って見えるようになっていることが考えられます。
エラ張りには筋肉の働きを抑えてくれるボトックス注射がおすすめです。
施術は、筋肉の動きを和らげるボトックスを、エラ張りの原因となる咬筋(食べ物を噛むときなどに使われる筋肉で、奥歯を噛み締めたときにモコっと出てくる部分)に直接注入するというものです。注射1本打つだけなので、約5分で終了します。術後はダイエットに成功したように徐々にシャープになり、やがてほっそりとしたフェイスラインへの変化を感じられます。繰り返し注射することで持続時間が長くなり、筋肉そのものも縮小していきます。
顔の状態に合わせて位置や注入量を調整します。個人差はありますが、治療後3日〜7日目くらいで咬筋の筋力低下を感じ始めます。
筋肉の縮小の効果は約1ヶ月程度で実感できます。
ボトックスについて詳しくはこちらもご覧ください
脂肪溶解注射で理想のフェイスラインに
脂肪によりフェイスラインが太って見える人は、脂肪溶解注射のBNLS ultimateやFatX coaで脂肪細胞を減らしてあげることで、フェイスライン痩せが叶います。
脂肪溶解作用、リンパ循環作用、肌の引き締め作用により、最短で72時間(3日間)で顔やせ・小顔への変化が現れます。
注入部位の痛み・腫れ・熱感の発生がより少なくなり、ダウンタイムが少ない治療です。
脂肪細胞を減らしてくれるため、ほとんどリバウンドしない点もメリットです。
この2つの薬剤の違いは、脂肪細胞を減らす作用を持つデオキシコール酸の濃度にあります。
BNLS ultimateのデオキシコール酸の濃度が0.02%に対し、FatX coaは最大量の1.0%配合されています。フェイスラインへの脂肪溶解注射は範囲が広くなることもあるため、なるべく腫れや赤みなどの副作用を抑えたい方はBNLS ultimateを、効果的にフェイスライン痩せを叶えたい方は腫れや赤みなどの副作用が1週間ほど続くこともありますが、効果の高いFatX coaをおすすめします。
お顔の脂肪溶解注射について詳しくはこちらをご覧ください。
医療ハイフでたるみ解消
たるみによりフェイスラインがぼんやりとして見える人は、医療ハイフでたるみを解消することで、すっきりとしたフェイスラインを獲得することができます。
医療ハイフは超音波の熱エネルギーを利用し、リフトアップ効果、小顔効果をもたらすことが出来る治療です。
「皮膚の真皮層」「皮下脂肪層」「SMAS 筋膜」の3つの層にアプローチするため、筋肉のゆるみが原因のたるみにも効果を発揮します。
メスを使った切る治療とは異なり、お肌や体への負担を抑え、ダウンタイムもほとんどありません。
照射直後から効果を実感していただけますが、施術後1〜2か月かけて更にしっかり引き締まり、1回の治療でもリフトアップ効果を実感することができます。
また、エラ張りのための治療であるボトックス注射と同時施術も可能です。一緒に受けることでより小顔効果を実感することができます。
ただし、進行しすぎた強いたるみはハイフで解消することが難しいため、たるんだ皮膚を持ち上げるように注入するヒアルロン酸注射が適している場合もあります。顔にメスを入れずに治療できるたるみはあくまでも初期の段階のたるみになりますので、たるみが進行する前に予防的に治療を進めることをおすすめします。
ハイフとボトックスを同時に受けるメリットについても解説しています。
こちらの記事も参考にしてください。
フェイスラインダイエットの成功事例

椿クリニックでフェイスラインのダイエットに成功した方の事例やそのコツをご紹介します。
実際の成功体験
エラボトックス施術によって、シャープなフェイスラインを手に入れた方の事例をご紹介します。

症例概要
総額
アラガン社ボトックスビスタ 96,800円(税込)
施術回数
1回
部位
エラ
年代
20代女性
リスク
痛み、内出血、腫れ、アレルギー、表情の違和感等が生じる可能性があります。
医師の解説
こちらの患者様は、咬筋(エラ)のハリが気になるとのことで、ボトックス注射を両側併せて100単位(片側50単位ずつ)注射しました。効果がしっかり見られシャープな輪郭になられました。
症例No.14892
※お問い合わせの際は、こちらの番号をお伝えください。
こちらは脂肪溶解注射によって、シャープなフェイスラインを手に入れた方の症例です。

症例概要
総額
毎回頬2本、フェイスライン2本 合計4本×4回(合計16本) 88,000円(税込)
施術回数
4回
部位
頬とフェイスライン
年代
20代女性
リスク
疼痛・腫れ・内出血・アレルギー・感染・硬結を生じる可能性があります。
医師の解説
こちらの患者様は頬の脂肪をすっきりさせたい、顎のラインをシャープにしたいというご希望でした。4回施術後はほっそりしたシャープなラインになりました。
症例No.11121
※お問い合わせの際は、こちらの番号をお伝えください。
成功者が実践した具体的な方法
フェイスラインのダイエットを成功させるためには、まず自分のエラの状態を知ることが大事です。
自分では筋肉によるエラ張りだと思っていても、実は脂肪が多いことでフェイスラインが太って見えている、なんてこともあります。
間違ったフェイスラインのダイエットは、体や肌への負担が大きくなる可能性もあるため、確実に施行させたい場合は、専門家に相談することが一番です。
成功の秘訣と継続のコツ
体のダイエットにもフェイスラインのダイエットにも言えることですが、結果がなかなか見えないと継続の意思は続きませんよね。
医療機関で受ける施術は、短い期間で効果が目に見えることがほとんどです。そのため、モチベーションが維持しやすく、効果的なフェイスラインダイエットが可能です。
エラボトックスであれば、1回の施術でも変化が目に見えることが多いです。しかし、ボトックスの効果期間が3~6ヶ月程で、効果が切れると筋肉は徐々に元の状態に戻っていきます。そのため、シャープなフェイスラインをキープするためには、繰り返し施術を行う必要がありますが、一度シャープな状態のフェイスラインを知ってしまうと、「元の状態に戻れない」と繰り返し施術を行いたいという声をよく聞きます。
また、脂肪溶解注射は3~5回程度の施術を行うことで、より変化が目に見えますが、1回のみ施術を受け、変化がわからないからとそこで終わってしまう人がいます。しかし、脂肪溶解注射は、確実に脂肪を減らすことができるため、一度しっかりと脂肪を減らしてしまえば、極端に太ることがない限りその効果を維持することができます。そのため、脂肪溶解注射でフェイスライン痩せを叶えるには、定期的に施術を受けることが重要です。
フェイスラインダイエットの注意点

フェイスラインのダイエットを行う際は、その原因にアプローチすることが最もフェイスラインを痩せるために重要なことです。
無理なダイエットのリスク
フェイスラインのダイエットのために、無理なダイエットを行うことは体にとって負担が大きくなるため、気をつけるようにしましょう。
また、フェイスラインは通常のダイエットではなかなかシャープにならない部分でもあります。そのため、上手く美容治療を取り入れることが重要です。
無理なダイエットによって、急激に脂肪を減らしてしまうと、余った皮膚がたるみ、フェイスラインのもたつきにつながります。また、栄養が偏ると、肌がボロボロに荒れてしまう可能性もあります。こういったリスクを減らすために、的確にアプローチできる美容治療を選択することをおすすめします。
継続するためのモチベーション維持方法
フェイスラインの脂肪は少なく、体重の変化が見えるほどの脂肪量はありません。また、エラボトックスも筋肉を痩せさせるのみで、体から減っていくものはありません。そのため、モチベーションを維持するためには体重の変化を期待しないことが重要です。
エラボトックスの場合は、目に見える変化が起こりやすいため、自然とモチベーションを維持しやすいことがほとんどです。
脂肪溶解注射は、1回では見た目の変化はあまりなく、モチベーションを維持することが難しいように思われます。しかし、皮膚をつまんだ時の厚みに変化がみられることが多く、脂肪溶解注射は一度施術をしてしまえば半永久的であるため、持続する脂肪減少を期待することでモチベーションを維持しやすくなります。
個々の体質に合わせたアプローチ
フェイスラインのダイエットのためには、その原因に合わせた的確なアプローチが最も重要です。悩みの原因に合わせた治療で、より効率よく効果を実感でき、モチベーションの維持にもつながりやすくなります。
そのためには、的確に原因を見極め、確かな治療を提案できる医師やクリニック選びが重要です。
施術前には必ずカウンセリングや診察を受け、医師に診てもらうようにしましょう。また、信頼できる医師やクリニックの元で施術を受けることも大事です。
実は肩こりも顔が大きく見える原因なんです

顔が大きく見える原因は顔だけの問題ではないんです。
肩が凝ると顔にどう影響するの?
肩がこると、肩と首の周りの筋肉が緊張します。この緊張は、顎を上向きにし、頭を前に突き出させる傾向があります。この姿勢の変化により、顔の特定の筋肉や靭帯が緩み、脂肪組織が移動し、ほうれい線を形成しやすくなったり、顔の輪郭の変化(例えばエラが張るなど)を引き起こしたりすることがあります。さらに、肩こりが長引くと、無意識に奥歯を食いしばり、顔の形が歪むことも考えられます。また、肩こりによる精神的なストレスが自律神経を乱し、顔のむくみにつながることもあります。
肩こりを解消する施術もあります
酷く肩が凝っている人は、肩こりを緩和する施術を同時に受けてみるのもいいでしょう。
椿クリニックでは、肩へのボトックス治療もご用意しています。ボトックスの作用は前述しましたが、肩の凝り固まった筋肉をゆるめて緊張をほぐすことができるため、ボトックスを肩に打つと肩こりの改善や首まわりをスッキリさせることができます。

肩へのボトックスは以下の料金でご用意しています。
ボトックスビスタ(厚生労働省認可) | 価格(税込) |
---|---|
肩こり・美肩(50単位) | ¥43,890 |
肩こり・美肩(100単位) | ¥80,300 |
肩こり・美肩(150単位) | ¥108,000 |
韓国製ボツリヌストキシン | 価格(税込) |
---|---|
肩こり・美肩(50単位) | ¥16,500 |
肩こり・美肩(100単位) | ¥28,600 |
肩こり・美肩(150単位) | ¥41,250 |
まとめ
フェイスライン痩せには、まず顔が大きく見える原因を知ることが大事です。原因に合った治療を選択することがフェイスライン痩せへの近道となります。自分がどのタイプの顔太りに当てはまるのかわからない人は、いつでも椿クリニックにご相談ください。最も適した治療をご提案いたします。
よくあるご質問
ダイエットをしても顔の脂肪は他の部位よりも代謝が遅いので、顔が痩せにくいことがあります。また、塩分の取りすぎによるむくみや表情筋の衰えによるたるみで顔が大きく見えることがあります。
一般的には自身の体重の5%~10%減少すると顔にも変化が見られます。ただし、顔の変化は骨格や男女差にもよるため個人差があります。
一般的に、ダイエットによる脂肪減少は「顔 → 上半身 → 下半身」の順が多いです。顔は脂肪が薄く、むくみによる影響も大きいので、比較的早い段階で変化が現れます。その後、腕やお腹などの上半身の脂肪が減少し、最後に太ももやお尻などの下半身が引き締まります。ただし、個人の体質や遺伝によって順番が異なる場合もあり、顔に脂肪がつきやすい人は体の他の部位より痩せにくいこともあります。
一般的には、体重の5%減少で顔が痩せたという変化が実感しやすくなります。例えば、60kgの人なら3kg減ると、顔がすっきり見えることが多いです。ただし、短期間で急激に減量をすることで身体への負担が大きくなり、健康に悪影響を与える可能性があるため、注意が必要です。
基本的に体重が減るに伴って、顔も痩せますが、顔に脂肪がつきやすい人やリンパや血流が悪い人は最後に顔瘦せをする傾向があります。また、過度なダイエットは顔の脂肪だけでなく、肌のハリや筋肉も落ちるため、老け顔になってしまわないように運動と栄養管理が重要です。
ダイエットで、最初に痩せる場所は個人差がありますが、内臓脂肪が多い人はお腹、皮下脂肪が多い人は顔や手足が先に痩せていくことが多いです。一方で、太ももやお尻などの下半身は脂肪が落ちにくく、ダイエットの後半で引き締まりを実感していきます。